26/09/2016
Singapore round trip2
〜シンガポール チーム〜
今まで沢山のスペシャリストたちがこの展覧会を支え、応援してくださいましたが、忘れてはいけないのがローカルの協力者。展示品を返却するついでにご家族のお話や、ご自宅に保管される家族写真を見せてていただきました!
展示でお借りした結婚式写真は、友人の曽祖父母の写真だったそうです。そしてそのおばあさま(曽祖母)の作ったビーズ刺繍サンダルは今はもう手に入らないガラスでできたビーズを使っていました。このようなお話を伺い、改めて大変貴重なものをお貸ししてくださったと、感謝するばかりです。
また、別のお宅では新年のお祝いに食べる寒天でできたゼリーをわざわざ作っていただきました。プラナカンのお菓子の型で、うさぎやブドウ、魚、鳥などがデザインされています。(写真でご覧になれますか?)プラナカン風生春巻きのようなホピアもご馳走になりました。具材をぎゅうぎゅうに詰め、さらにそれを端から一口で食べる!…恵方巻きを食べているのかと錯覚。ここはシンガポールで、食べたのはプラナカン料理のはずです笑
こうしてプラナカンが一般庶民の中にどのような形で残っているのか、シンガポールチームのおもてなしを受けながら、アイデンティティとして見え隠れするプラナカンの意識やその理解について触れることができました。滅多にできない体験だったと思います。
一つ、各ご家庭から学んだことは、プラナカン文化は女性たちの誇り、ということです。プラナカン文化は女性が中心となって発展させたものだと理解していたのですが、おばあさまが取り仕切る家庭内の様子は常に愛情があったのだと思います。家を守る、家庭を守る、皆の未来を守る、と高い意識を持って、豊かだった頃から戦争のあった時代まで柔軟に社会と合わせながらこの美しい文化を伝えていったのです。
一部、現代社会にも通じる難しい局面もあるように感じたプラナカン文化。それが単なる一時の見栄だけでなく、現代にも伝わる文化として残る様子は守りたい家族のため懸命に頑張る女性たちの努力の賜物です。
シンガポールチームの皆、時差や時間の限られた中でやれることを続けてきてくれたおかげで、プラナカン文化展は形になりました!
本当にありがとう。ご家族の皆様にも、お忙しい中、ご協力してくださったこと、心から感謝しております。
そして改めて、ニョニャはすごい!!
〜THE END〜