東京美学倶楽部 欧州支部

東京美学倶楽部 欧州支部

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当会は東京官学支援機構の人文知推進プロジェクトの一環です。在欧日本人の競争力を上げることを使命に、哲学の一領域である美学を推進しています。

東京美学倶楽部 欧州支部 02/06/2023

【「序章」開催のお知らせ】

第3回目の体験講座を開催します。参加費は今回も無料に据え置きます。詳細は以下をご覧ください。

https://tokyo-aesthetic.eu/invitation/

今回のテーマは明治大正の教養主義の申し子の1人、作家太宰治を通した天才の感受力について。

無頼派の代表格、太宰に関してのゴシップは膨大にありますが、今回はメジャー作品に絡んだ話を紹介します。

教科書にも載った作品で、彼がわりと落ち着いていた時期に書かれた「走れメロス」。

待つ者と待たせる者の心の葛藤、そして友情を描いた名作です。

*

ご紹介したいゴシップは太宰が執筆のために熱海の旅館にこもっていた時の話。

遊びすぎて宿泊費が払えなくなった太宰は、東京にいる奥さんに「お金を用意してくれ」と連絡します。

すると、奥さんからお金を預かった親友でもある檀一雄が熱海まで届けに来てくれました。

しかし、熱海に到着した檀に対して、太宰は「飲みに行こう」と提案。

結局、お金はすべて飲み明かして使ってしまい、今度は檀を旅館に残して、太宰自身が菊池寛にお金を借りにいくことに。

まさに走れメロスばりに、檀を「人質」に残して、ひとり東京に戻る太宰。

しかし、待てど暮らせど太宰は帰ってこず、なんとか旅館を説き伏せて東京に戻ってきた檀。

怒り心頭で太宰を探しまくり、とうとう井伏鱒二の家で発見しました。

のんびりしていた太宰に対して「あんまりじゃないか」と荒ぶる檀に、太宰が言い放った一言。

「待つ身が辛いかね、待たせる身が辛いかね」

*

まさしく人として失格のような発言ですが、この言葉の奥には実に深遠な形而上の世界観が流れています。

ただ、もう少し気の利いた言い回しもあるのではないか、とも思いました。

一方で、こうした状況は現代にも起こりうることです。

もし「美しく開きなおる言葉」を紡ぎ出せたならば、ある意味では人生最強のスキルにもなるかと。

そして、美学とはこういったスキルを体得するためにあるとも言えます。

今回の序章では、このような言葉をつむぎ出すための関数についてお話をします。ぜひふるってご参加ください。

東京美学倶楽部 欧州支部 東京官学支援機構 人文知普及プロジェクト 美学とは「いかに人はよりよく生きれるのか」という問いから誕生した哲学の一領域です。ここ欧州では人間教育の一部と

美術史と美学の違い – ストゥディウムとプンクトゥム - 東京美学倶楽部 欧州支部 23/05/2023

「美術史と美学の違い」

https://tokyo-aesthetic.eu/art_history_and_aesthetic/

最新記事をアップしました。

秀才と天才の違いとも言えそうです。

芸術を理解するには美術史を。芸術を通して在り方を変えたいのであれば美学を。

そして天才と呼ばれる人たちは、後者が照射する領域で世界を感受しています。

美術史と美学の違い – ストゥディウムとプンクトゥム - 東京美学倶楽部 欧州支部 東京官学支援機構 人文知普及プロジェクト 美術史と美学の違い ストゥディウムとプンクトゥム 美術史を知らないと芸術は理解できないのか 美術史を知らないと

東京美学倶楽部 欧州支部 13/03/2023

現代アートにいらつく人がいるのはなぜか?

https://tokyo-aesthetic.eu/contemporary_art/

最新記事をアップしました。

今の時代は「芸術家」と名乗るのは昔より簡単です。その背景にはもちろん資本主義の力があり、昔より敷居が低くなったことがあります。

かつて芸術家とは天才のみが名乗れる特権的な地位でした。しかし今の時代は天才でなくてもそう名乗れてしまいます。

さらにネットが発達したことで、自己申告制で名乗る人まででてきている始末です。

時代が移ろえば、芸術家の在り方も変わります。そういった変遷をレポ風にまとめてみました。

東京美学倶楽部 欧州支部 東京官学支援機構 人文知普及プロジェクト 美学とは「いかに人はよりよく生きれるのか」という問いから誕生した哲学の一領域です。ここ欧州では人間教育の一部と

24/02/2023

東京官学支援機構は、日本の官学アカデミズムをさまざまな形で支援しています。

当機構の人文知推進プロジェクトである「東京美学倶楽部」。その欧州支部は、伝統性と正統性に裏打ちされたコンテンツ提供により、在欧日本人の競争力を向上させることを使命としています。

序章プレ講座、受付締切28日です。
https://tokyo-aesthetic.eu/invitation/

「序章」へのご招待 - 東京美学倶楽部 欧州支部 19/02/2023

序章プレ講座の登録フォーム不具合を修正しました。ご迷惑をおかけしました。

https://tokyo-aesthetic.eu/invitation

こちらの序章、大企業コンサルなみの内容と、日本ではご好評いただいています。

ご登録おまちしております。

「序章」へのご招待 - 東京美学倶楽部 欧州支部 ※更新日: 2月19日 ご登録フォームの不具合を修正しました。 東京官学支援機構 人文知推進プロジェクト 東京

17/02/2023

【なぜ日本人はブランドを着こなせないのか?】

いわずもがな現代日本人は西洋式の装いが主流です。この源流となったのが明治期だったのは説明の必要がないでしょう。

西洋式のエリート教育を積極的に輸入した当時の潮流は、その後、数十年に渡る国家的構造の変化に迫られ、衰退していきます。つまり日本人の西洋式装いの文化は形骸化し、現在に至るということです。

結果、パリの星付きレストランに行こうものなら、ホール隅やトイレ横のテーブルに案内されるという話を耳にすることもよくあります。

私の知人はそれは人種差別ではないと言い切ります。

「それはむしろファッションによる振るいにかけられたのであり、『お店的に』相応しいのかどうかを瞬時に判別されているということだ」と。

もちろん、私たち日本人が、ここ欧州で長い時をかけて醸成されてきた文化を瞬時に体得するには無理があります。

が、いくつかのポイントを抑え、心構えを最適化することで少なくとも星付きレストランでもっと良いテーブルには案内してもらえるようになる。

こういったポイントや心構えを、東京でエグゼクティブに装いのコンサルティングをしている知人監修のもとまとめました。

https://tokyo-aesthetic.eu/fashion/

17/02/2023

【序章プレ講座へのご招待】

東京官学支援機構です。

当機構の人文知推進プロジェクトである「東京美学倶楽部」、その欧州支部のキックオフ的位置づけとなる「序章」プレ講座の応募を開始しました(無料です)。

参加ご希望の方は、お手数ですが下記のページをよくお読みの上、ご登録をお待ちしております:

https://tokyo-aesthetic.eu/invitation/

なお、こちらのプレ講座は定期的に開催予定です。3月が難しい方は、またのご案内をさせていただきます。

引き続きよろしくお願い申し上げます。

東京官学支援機構 理事
東京美学倶楽部 欧州支部長
水嶋 崇博

流線形の秘密 - 東京美学倶楽部 欧州支部 29/01/2023

【流線形の美の謎に迫る3人のドイツ人哲学者】

ドイツ哲学といえば構造的なメタ分析がお家芸です。18世紀の哲学者イマニュエル・カントを始めとする認識論の哲学でも独特のアプローチで、世界的にも大きな影響を与えました。

そのカントは美学研究でも有名であり、ドイツ思想に1つの系譜を作り、現代まで脈々と受け継がれています。

今回は、その美学の中で有名な問いの1つ「私たちはなぜ流線形を美しいと感じるのか」について、3人のドイツ人哲学者の解答をご紹介します。

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私たち人間は流線形を美しいと感じるようにできています。それは先天的な特性であり、従ってこの世界における優越は、いかに美しく流線形をまとうかによって決められているとも言えます。

ここで1つの問いが浮上します。

美しいものや人を見て、美しいと感じる気持ちは、私たちが主観的に感受するものです。しかし、同時に、この世界ではこの「美しさ」が競われ判定されています。すなわち、客観的に「判断されるもの」でもあります。

そして、この世界において勝ち残るものは、普遍的な美しさをまとったものや人であるのは、歴史が証明してます。

が、この主観と客観とは水と油のような交わることのない相対的なもののように感じます。知覚で受け取った美的な感受を、概念的に判断(思考)し、説明しえるのは人間ならではの特性であり、それは謎とも言えるでしょう。

この謎を解明することこそが美学の役割です。美学はすべての国によって保護され、研究施されている分野でもあります。

日本の伝統美学は西洋美学に比べて、ある意味より大胆で超越的なものでした。しかし、文明開化期のドイツ美学との邂逅によって、その概念は構造的に洗練されより立体的になりました。

今回は、そのドイツ美学について、「なにゆえ私たちは流線形を美しいと感じるのか」という有名な問いに対する解答をご紹介します。

流線形の秘密 - 東京美学倶楽部 欧州支部 なぜ私たちは流線形を美しいと感じるのか?

東京美学倶楽部 欧州支部 - 東京美学倶楽部 欧州支部 19/01/2023

【在欧邦人の競争力向上計画】

欧州に住む日本人の競争力を上げるために美学を実装する。

これが東京美学倶楽部 欧州支部から皆さまへの提案です。

1.現代における美学の重要性

美学的教養の重要性は、先進国の中では昨今ますます高まっています。価値が多様化したことで複雑性が増し、競争社会の中で突き抜けるには「在り方」そのものが問われるようになったからです。

この在り方を司るのが美学です。

欧州のビジネス界では美学的教養は実装するものです。欧州のエリート帝王学では、現代思想、哲学、地政学、寄付学と並ぶ学問として、美学が存在します。

美学は人生を豊かにするだけでなく、ビジネス観点からも身につける価値が高いのです。

2.世界から高く賞賛されつづける日本の美学

欧州に住む日本人の代表として、欧州式に媚びるのではなく、日本人としての佇まいを身につける。これが日本人の競争力を上げる源だと考えています。

そんな欧州に通用する日本の美学を学べる大人の学び場サロンを作る、これが東京美学倶楽部 欧州支部が創設された経緯です。

3.東京美学倶楽部 欧州支部の成り立ち

当活動は東京官学支援機構の人文知普及推進プロジェクトの一環です。

同機構は「国とともに、人文知を守る」という理念の下、様々な公的支援活動を推進しています。支援先も政官学という公的領域にフォーカスしており、民間とは一線を画した存在であります。

4.ご登録案内
当会のビジョンにご賛同いただけ、情報をご希望の方はぜひご登録ください(無料)。優先的にご案内いたします。

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