13/06/2026
【不安な夜の呼吸法】
夜になると、不安が大きく感じられることがあります。
仕事のこと
お金のこと
家族のこと
将来のこと…
不安には、それぞれに理由があるものです。
ただ、少し思い出してみると…
同じ心配事なのに
今日はとても苦しい日もあれば、
少し落ち着いて見られる日もあったりします。
それは問題が変わったからではなく、自分の内側の状態が変わったから。
例えば脳科学では
私たちはまず身体の状態や感覚を受け取り、その後で脳が意味づけや解釈を行うことが知られています。
このことを十四式瞑想心理学では
「感覚が先で意味は後」
とお伝えしています。
身体が緊張したり強張ると
私たちの心はその理由を探し始めます。
すると、この感覚が不安をさらに大きく感じさせ、その思考は同じところをぐるぐる回り続けるようになるのです。
釈尊は、こうした心の動きに対して
考え続けることよりも、
まず呼吸に気づくことを大切に教えました。
ここで、呼吸を見つめる体験をしてみましょう。
【30秒呼吸法】
・まず息を吐いてから
・鼻から3秒吸う
・口から6秒吐く
・吐き終わった後の静かな余韻を感じる
これを3回行います。
ここでは、何かを解決しようとする必要はありません。
ただ呼吸と共にあること
ゆっくり吐く息とともに
身体は少しずつ安心を思い出していきます。
安心の感覚が戻ると
同じ出来事でも
少し違った見え方が生まれてきます。
問題を無くすのではなく
問題との向き合い方が変わり始めるのです。
大切なのは
意味を変えようとする前に、呼吸を整えること。
すると心は本来の静けさを思い出し
まだ見ぬ未来への不安から
今ここにある安らぎへと戻っていきます。
そして、ひらめきや新しい道筋は
力んで考えている時よりも
深くリラックスし
心が静かになった時に訪れることが少なくありません。
今夜はぜひ、
3・6呼吸で心と身体に小さな休息を…
穏やかな夜をお過ごしください。
十四式瞑想心理学