『製品含有化学物質』とは、完成品として売買されるものに含まれる化学物質の事です。
最近は少なくなりましたが、『家の建材に含まれている化学物質で気分がわるくなった。』というニュースや報道を見たり聞いたリされたことがある方は多いと思います。これも、『製品含有化学物質』の影響と言えます。
一般に、建材や食料品、医療品などは、厳しく法律で規制されていることが知られていますが、身近な家電やOA機器については、一般消費者の関心が薄くあまり知られていません。
しかし、ヨーロッパ(EU)で『RoHS指令』による規制が始まると、国内の大手電機メーカーを中心に『製品含有化学物質』への対応が本格化し、いまではRoHS指令に対応していない部品は買ってもらえない状況となっています。
『RoHS指令』は、廃棄される電子機器に含まれる有害な化学物質(鉛、カドミウム、水銀、六価クロムなど6種類)を規制値を設けて減らそうという指令(法律ではなくEUのガイドライン的なもの)です。
例えば、鉛は、2004年くらいまでは、あらゆる電気製品のはんだ付けに大量に使われていました。これらが廃棄物として埋め立て処分されると、大量の鉛が狭い範囲に集中します。雨水によって、この鉛が溶け出し河川に流入することもあります。もちろん、鉛が大量に溶けた水を飲めば人体にも有害です。
残念ながら電気製品の環境対応は、『トクホ(特定保健用食品)』のように『環境に良い商品だからそれ以外の商品より価値(値段)が高い』という構図になっておらず、企業の方の自主努力で対応しているのが現状です。
このような状況から、効率的に化学物質の情報を収集する仕組みが必要となり、大手電機メーカーは、主に2種類の情報伝達ツールを用いてきました。その一つが、JAMP AIS/MSDSplusです。
弊社は、これら『製品含有化学物質』についての動向を解説する『入門セミナー』や実際に
JAMP AIS/MSDSplusという情報伝達ツールの使い方を習得する『JAMP公認 実務者講座』等を開催しています。
電機や自動車業界の部品メーカー様、装置メーカー様、計測機器メーカー様などを中心に、幅広い業界のお客様がご参加されています。
なお、『入門セミナー』には、chemSHERPAに対応したものもあり、たいへん好評です。
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