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21/08/2016
24/07/2016

東京女子医大病院:薬16倍投与、女性死亡…14年
7月24日8時19分 毎日新聞
///東京女子医科大病院(東京都新宿区)で2014年、脳腫瘍の女性が添付文書に書かれた量の16倍の抗てんかん薬を投与され、その後に重い副作用を起こし死亡していたことが分かった。病院の依頼で調査した第三者機関は、薬の投与を「標準的な医療と言えない」と指摘したが、病院側は「患者側の希望を考慮して決めた」と過失を否定。遺族は「副作用の説明は全くなかった」と反論している。
病院側は過失を否定
 同病院では、この約半年前にも原則禁止の鎮静剤投与で幼児が死亡する事故が起き、特定機能病院の承認取り消しにつながった。院内で医薬品の不適正使用が問題化していた中で、用法・用量を逸脱した処方が行われていたことになる。
 亡くなったのは、川崎市の長浜裕美さん(当時43歳)。14年7月に同病院で脳腫瘍の再発の疑いと診断され、手術のための入院前の8月、けいれん発作を起こして錠剤の抗てんかん薬「ラミクタール」(一般名ラモトリギン)を処方された。その結果、全身の皮膚に障害が起こる中毒性表皮壊死(えし)症(TEN)を発症し、投与開始約3週間後に肺出血などを併発して死亡した。
 ラミクタールの添付文書では、別の薬も飲んでいた今回のようなケースの投与量を「2週目まで25ミリグラムを1日おき」(1日当たり12.5ミリグラム)と定め、用法・用量を超えた投与は皮膚障害が出やすくなると注意している。しかし、医療関連死の調査モデル事業としてこの件を調べた「日本医療安全調査機構」の報告書によると、担当医は16倍に当たる1日200ミリグラムを連日投与。院外薬局から量が正しいのか照会があったが、見直さなかった。
 報告書はラミクタールによるTEN発症が死因とした上で、今回の処方を「最良の選択肢とは言い難く、あえて選択するなら必要性やリスクを本人や家族に十分に説明して同意を得るのが望ましい」と指摘した。
 病院側は「患者が手術前に趣味のサンバ大会への参加を望んだため、確実な効果を期待した。リスクは話している」と主張し、代理人を通して遺族に「法的非難を受ける理由はない」との見解を伝えた。
 これに対し、遺族側代理人の安東宏三弁護士は「副作用の説明はなく、あれば処方を受けなかった」と訴える。報告書はこの点の結論を出していない。同大広報室は毎日新聞の取材に「弁護士で折衝中の事案で、コメントは控える」と回答した。【桐野耕一、伊藤直孝】
禁止鎮静剤投与事故
 2014年2月、東京女子医大病院で人工呼吸中の小児には投与してはいけない「禁忌」とされている鎮静剤「プロポフォール」を大量に投与された2歳男児が、副作用とみられる症状で死亡した。安全管理体制の不備を重く見た厚生労働省は15年6月、高度医療の提供により診療報酬が優遇される特定機能病院の承認を取り消した。///

04/06/2016

結核 世界で猛威 インド,中国で耐性菌拡大
死者150万人 エイズ抜き感染症で最多
24/05/2016 共同通信
『 【ジュネーブ共同=田中寛】日本では「過去の病気」と見られがちな結核が、世界で猛威を振るっている。2014年の死者は150万人でエイズを上回り、全ての感染症の中で最多。年間新規患者数の37%に当たる約360万人が治療を受けられずにいるとみられる一方、不適切な治療により主な薬が効かなくなる多剤耐性結核がインドや中国などで拡大し、深刻な問題となっている。

 世界保健機関(WHO)は今月12日、多剤耐性結核の発見と治療を短期間で安価に行える新たな手法を利用するよう奨励する声明を発表、危機感をにじませた。

 「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」(世界基金)の国井修(くにい・おさむ)戦略投資効果局長は「結核は、これまで考えられてきた以上に深刻との認識が世界的に高まっている。アフリカなどで多剤耐性結核の発生を防ぎながら治療を普及させていく必要がある」と話している。

 WHOによると、14年の世界の新たな結核罹患(りかん)者は推定約960万人。死者は150万人で前年から横ばいだった。14年の結核の国別新規患者数はインド220万人、インドネシア100万人、中国93万人、ナイジェリア57万人、パキスタン50万人など。15年以降も同様の傾向が続いているとみられる。

 14年の多剤耐性結核感染者は推定48万人でインド、中国、ロシアで半数以上を占める。死者は年間19万人と推定される。

 一方、かつては「死に至る病」とみられてきたエイズは治療薬の進歩でウイルス(HIV)感染者が長く生きられるようになり死者が激減。以前は結核より多かったエイズ関連の死者は14年、ピークだった04年比42%減の推計120万人となり、結核の死者を下回った。

 結核への世界的な取り組みはエイズやマラリアと同様、国連ミレニアム・サミットが開かれた00年ごろから本格化。しかし新規の感染症として高い関心を集めたエイズに比べ、古くからある病気で相対的に注目度が低かった結核は新薬の開発もそれほど進まなかった。

 日本でも毎年新たに約2万人の患者が発生し年に2千人以上が死亡。厚生労働省は「日本はまだ結核の低まん延国といえない」と警告している。

 ※結核

 結核菌が原因の感染症。初期症状は風邪に似ているが、悪化すると体のだるさや胸の痛み、吐血などの症状が出る。せきやくしゃみによって空気感染することもある。複数の薬を6~9カ月間服用するのが一般的な治療法だが、途中で服用をやめると多剤耐性菌が出現しやすい。日本でも主要な感染症の一つと位置付けられている。(ジュネーブ共同)』

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13/05/2016

実験中に火傷で中学生徒重体。
14/05/2016 共同通信
///12日午後2時45分ごろ、浜松市南区の市立南陽中の理科室で、炎色反応を見る実験中に2年の男子生徒(13)が顔や手にやけどを負った。浜松東署によると、体の表面の10~20%をやけどする重傷だが、命に別条はないという。同署が詳しい状況を調べている。

 同署によると、引火する危険性が高いメタノールが入った容器(直径5センチ)に洗剤や金属化合物を入れて、炎の色が変わる様子を観察する実験をしていた。男子生徒は容器にアルコールを補充しようとして、やけどを負ったという。

 50代の男性教諭が約10分後に119番し、男子生徒は病院に運ばれた。学校側は警察に通報しておらず、同署は消防からの連絡で約1時間半後に事故があったことを知ったという。///

 高柳正幸(たかやなぎ・まさゆき)校長は、教頭を通じて「まだ調査中で答えられないが、生徒がけがをしているのは事実。一日も早い回復を祈っている」とコメントしている。

08/05/2016

海女さん:血管11歳若く 水圧や水中運動が動脈硬化抑える? 産総研「予防法に活用」
07/05/2016 毎日新聞
///海女さん:血管11歳若く 水圧や水中運動が動脈硬化抑える? 産総研「予防法に活用」

 ベテランの海女は、動脈硬化の程度を反映する「血管年齢」が同じ年代の女性より10歳以上若いとの研究結果を、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などのチームが発表した。水泳など有酸素運動が有効であることは知られているが、チームは「呼吸を止める潜水では、水圧の影響など別のメカニズムが働いている可能性がある」と指摘している。

 チームは、三重県志摩・鳥羽地区と千葉県南房総市で、海女115人(40~70代、平均経験38年)と同年代の一般女性83人の計198人を対象に、動脈の壁の硬さを計測。年齢ごとに、両グループそれぞれを健康な日本人5000人以上の平均データと比較した。

 その結果、海女は約11歳若い人と同程度だった。一般女性のうちウオーキングなど日常的に有酸素運動をしている33人も平均約8歳若かった。

 水中では末梢(まっしょう)血管に圧力がかかるため多量の血液が心臓に戻り、心臓が1回の拍動で送り出す血液の量も増える。

 チームの菅原順・同研究所主任研究員(体育科学)は「こうした影響が加齢に伴う動脈硬化の進行を抑え、海女の血管年齢を引き下げている可能性がある。水圧や水中運動が血管に与える影響などを明らかにし、効果的な動脈硬化の予防法を構築したい」と話している。【大場あい】///

07/05/2016

脳動脈の治療器具開発 国立循環器病研究センター
07/05/2016 朝日新聞
///破裂するとくも膜下出血などを引き起こす「脳動脈瘤(りゅう)」の新しい治療器具を開発したと、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)が6日、発表した。患者12人を対象に治験を始め、早ければ2022年に医療保険の適用をめざすという。

 くも膜下出血は年3万~4万人が発症し、3分の2が死亡するか重い後遺症が残る。瘤(こぶ)の根元をクリップでとめる方法や、瘤にコイルを詰める方法などがあるが、開頭手術による後遺症や再発の恐れがある。

佐藤徹・脳神経外科医長らは、微小な穴が規則的にあいたポリウレタン製の膜で包まれたステント(筒)を作製。瘤の近くの血管内に置くと、筒が血管の壁となって瘤への血流を止める。筒は足の付け根からカテーテル(管)を使って運ぶ。

 海外の企業が開発した同様の器具は、国内では昨年10月に保険適用された。今回作った器具は、血の塊が生じにくく、患部に配置しやすいのが特徴で、イヌやウサギによる実験で効果を確認したという。

 治験の対象は、首の内頸(ないけい)動脈と椎骨(ついこつ)脳底動脈に7ミリ以上の瘤があり、従来の方法では治療が難しい患者。佐藤さんは「安全でより簡単に治療ができるようになれば、脳動脈瘤の第三の治療法になるのではないか」と話している。(石倉徹也)///

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