08/06/2026
【越境文学サロン(第二期)生徒募集を開始しました🔔】
母語ではない言語で書かれた文学作品は、越境文学と呼ばれています。文学とは、人が生み出すもの。そうせざるを得なかった、或いは、そう選ばれた、越境というスタイルによって、その当然のことが一層迫ってくる感覚にもなります。国を越え、またがりながら言葉を紡ぐ。そこに、その人がいる、いた。そういうことが、文学足らしめているし、その生きられた経験というものが文学性を帯びているとも思います。
一方で、文学そのものが、越境性を宿しているとも言えます。なぜなら、国や時代を越えて、翻訳や流通などを経て読み継がれていくものだからです。そして、生活人、仕事人、趣味人、子ども、親、部下、上司…と、様々な立場を往来し、ときにその狭間に立つ、私達そのものも本来、越境性を帯びている存在です。
「越境文学サロン」は、そういった文学の越境性や私達自身の越境性に着目し、読書体験を深め広めていくための機会です。気軽に、肩肘張らずに、書籍の感想とともに、それぞれの越境性も持ち寄りながら、時間を共に過ごしていきます。最終的には、越境性をテーマとした作品集を参加者の皆さんと制作します。
🔗クラスの詳細・お申し込みはプロフィールリンクより
◾️開催概要
期間:2026年7月から11月の期間で全6回
時間:18:00ー20:00
会場:目白庭園「赤鳥庵」(東京都豊島区目白3-20-18)
対象:10代から20代前半
定員:15名程度
参加費:無料
メイン講師:
アレクサンドラ・プリマック
ゲスト講師:
ジャッキー・マンルク・ユエン(Jacky Yuen/阮文略)
エヴァン・チャロプカ(Evan Chaloupka) .chaloupka
◾️昨年度の作品集を販売します
昨年開催した同クラス「越境文学サロン」に参加した生徒11名が「越境性」をテーマに執筆した詩や散文作品が掲載された作品集(写真8枚目)を授業開講日に目白庭園「赤鳥庵」にて販売します。ぜひクラスの見学がてら、会場にてお求めください。
[主催]GAKU
[共催]目白庭園パークマネジメント共同事業体
[後援]豊島区
06/06/2026
【「眺める側のコンポジション」展を開催します】
「使い手」の視点からプロダクトデザインの新たなあり方を探求してきたGAKUのクラス「眺める側のコンポジション」。
講師に「Rondade」主宰/「alter.」クリエイティブ・ディレクターの佐久間磨氏を迎えた本クラスでは、カリモクで製作される椅子の脚やソファの座面など、家具になる前の部材に着目。それらの形状を見直し、組み替え、見立てることで、既存の家具の使い方から離れ、モノと人との新たな関係性を見出す試みに取り組んできました。(授業の様子はGAKU公式Instagramのハイライトよりご覧いただけます。)
昨年11月に開催されたデザインイベント「alter. 2025」では、11名の10代が部材を組み合わせた什器のアイデアを映像作品として発表。また、授業から発展して制作された什器が会場内のショップスペースで実際に使用されました。
今回の展示は、「alter.」との共催により開催します。前回のalter.で取り組まれた「モノ(部材)をどのように扱い、組み替え、見立てるか」というテーマを出発点に、現代美術やデザインの分野で活動する2名の作家が、それぞれの制作視点を加えて新たな作品を制作。クラスを通じて昨年制作されたオブジェクトとともに展示します。
また、展示空間内には仮設のショップを設け、ゲストショップによるセレクト・販売も実施。クラスの成果をまとめた小冊子や「alter.」のアーカイブブックも販売予定です。さらに会期初日と2日目には、ゲストを招いたトークセッションも開催します。
10代に限らず、どなたでもご来場いただけます。ぜひお立ち寄りください。
◆ 展示概要
会期:2026年6月12日(金)ー6月19日(金)
時間:13:00ー18:00
休館日:土・日曜日 ※6月13日(土)は開場
会場:KARIMOKU RESEARCH CENTER
入場:無料・予約不要
参加作家:丸山のどか、西頭慶恭
ショップ:Goods、苑ス
◆ トークセッション
🗣️「『使い手の創造性』について」
日程:2026年6月12日(金)
時間:17:30開場/18:00開始/19:00終了予定
会場:KARIMOKU RESEARCH CENTER
参加費:無料(事前予約優先)
登壇:
井上岳(建築家/GROUP共同主宰)
佐久間磨(Rondade主宰/alter.クリエイティブ・ディレクター/眺める側のコンポジション」講師)ほか
🗣️「『眺める』ことについて」
日程:2026年6月13日(土)
時間:15:30開場/16:00開始/17:00終了予定
会場:KARIMOKU RESEARCH CENTER
参加費:無料(事前予約優先)
登壇:
大野友資(DOMINO ARCHITECTS代表)
桂川大(おどり場/STUDIO大 代表)
冨田太基(FOLT)
佐久間磨(Rondade主宰/alter.クリエイティブ・ディレクター/眺める側のコンポジション」講師)ほか
[共催]alter./GAKU/Rondade
[協賛]カリモク家具株式会社
[会場構成・協力]FOLT/STUDIO大
05/06/2026
【6月の「自習室」開放スケジュール📅】
毎週木曜日は、GAKUのスペースを「自習室」として無料で開放しています。GAKUに通う生徒の方はもちろん、10代の方であればどなたでもご利用いただけます。読書や宿題、作品制作、休憩など、思い思いの方法で自由にお過ごしください。
「GAKUってどんな場所?」と興味を持ってくださっている方も大歓迎。事務局スタッフがご案内するほか、生徒のみなさんもお話をしてくれると思います。
また、自習室ではさまざまなテーマ企画も実施しています。参加は自由なので、企画に参加しても、いつも通りの過ごし方をしていただいても大丈夫です。企画の持ち込みも大歓迎。お気軽に事務局スタッフまでお声がけください。
📌2026年6月の自習室開放日
4日(木)15:00-20:00
11日(木)15:00-20:00 「作品を持ち寄る会」
18日(木)15:00-20:00 「なんでも告知会」
25日(木)15:00-20:00
※ご予約は不要です。
※渋谷PARCOの駐輪場もご利用いただけます。
🗣️「作品を持ち寄る会」
これまでGAKUのクラスの中で制作した作品や、個人的に取り組んでいる作品、まだ形になる前のアイデアなどを持ち寄り、お互いの表現に触れる機会です。表現のかたちは問いません。文章、音楽、映像、写真、デザイン、リサーチ、企画の構想など、どんなものでも歓迎です。完成している必要はありません。制作の途中経過や悩んでいること、これから作ってみたいことでも大丈夫です。
🗣️「なんでも告知会」
自分の活動や企画、展示、ライブ、募集したいことなどを自由に紹介できる機会です。「こんなことをやってみたい」という話も歓迎。聞くだけの参加も大歓迎です。チラシやポスターを持参いただければ、スペースの限りはありますがGAKUでの配架や掲示も受け付けます。
📸写真はこれまでの自習室の様子です。
05/06/2026
【メールニュース6月号を配信しました📣】
GAKUでは毎月メールニュースを配信しています。生徒募集やイベント開催のお知らせのほか、活動レポートや、巻末のトピックスではGAKU事務局からのメッセージも掲載しています。
ぜひプロフィールリンク内「SUBSCRIBE」からご登録ください!
👀 過去のニュースレターは、プロフィールリンク内「NEWSLETTER」よりいつでもお読みいただけます。
🏫今月号のトピックス
「偶発性教育」と「無意図的教育」
哲学者の鶴見俊輔という人の言葉に鼓舞されることが多いのですが、例えば次のようなフレーズもずっと噛み締めているところがあります。「子どもと大人の関係というのは、もっともうまく行った場合、理想として、その偶発性教育であること(「家の中の広場」より)」というものです。学んでいるつもりがないのに学んでいた。教えているつもりがないのに教えていた。そういう教育の場って面白い。そう思います。そうしたときに、「無意図的教育」という言葉にも出会いました。
教育学者の大田堯による「地域の中で教育を問う」では、「日本で言えば主として明治以後、ヨーロッパで言えば近代以降、意図的で計画的な教育制度というものが成立する」が、「その意図的で計画的な教育に対して、無意図的教育というような言葉が教育学で戦前から使われています」とされています。偶然性や想定外というものをことさらに排除してきた傾向から、それらを味方につけるあり様というものが着目される傾向が高まっていると感じる近年において、「無意図的教育」というものは本来、耳目を集めるべきコンセプトであるはずです。
だって、教育という営みが意図や計画で充満しすぎていたら息苦しいでしょう。もし教育の場というものが、誰かの意図や計画に反したら、即、落第したり失格したり退場しないといけないってなったらツラい。そう思います。なんですけど、「無意図的教育」の意味や価値を担保するための計画や意図は必要だし、「偶発性教育」が生まれるために意識しないといけないことだってあるし...と、ジタバタしています。
30/05/2026
【「新しい演劇のつくり方」成果公演・特別編「『ほんとぜんぶ光る』のつづき」を開催します】
◾️開催概要
『ほんとぜんぶ光る』のつづき
作・出演:菊池祐輝、渡邉拓彦
作・出演・演出:今野裕一郎(バストリオ)
日程:2026年7月20日(月/祝)
時間:開場 14:30/開演 15:00
会場:とをが(小金井市前原町5-8-3 丸田ストアー2階) .g
定員:30名程度(事前予約優先)
料金:1000円(税込)
[主催]GAKU
🔗詳細・ご予約はプロフィールリンクより
◾️まえがき
持ち寄られて成り立っているものは、始まりも終わりも曖昧になってくるように思います。でも、だからこそ、ほんとが顔をのぞかせるし、光っているのだなとも感じます。
10代向けクリエイティブスクールGAKU設立の初期から発足された「新しい演劇のつくり方」と題された取り組み。総合ディレクターに、岡田利規さん(演劇作家/小説家/チェルフィッチュ主宰) 、アドバイザーに徳永京子さん(演劇ジャーナリスト) 、4期目となる2025年度のクラスのメイン講師に今野裕一郎さん(映画監督/演出家/バストリオ主宰) を迎えることが叶いました。「ほんとぜんぶ光る」とは、11名の10代、今野さん、さらにバストリオのメンバーが、感性や経験を持ち寄ることで数カ月にわたって進めてきたクリエーション成果のタイトルです。感性や経験を持ち寄る。さまざまな人が集まる。今野さんは、まさにそのことの可能性を問い応えているように思います。
2026年3月末に公演された「ほんとぜんぶ光る」の後、数ヶ月を経て「『ほんとぜんぶ光る』のつづき」が公演される運びとなりました。
その運びには、ジレンマがエネルギーに転じて流れていくようなものを感じます。なぜなら、この新しい公演はその過日の公演本番において、とある不本意な(という感情が生まれる)状況を前にしたときに、「だからこそ、また演る意味がある」「リベンジのようにして発表をしてはならない」「また、やろう」という応答が生まれ、結ばれた約束が果たされるものだからです。それは突発的な出来事ではありましたが、これまでの生きられた時間という、ほんとが顔をのぞかせた瞬間のひとつでもありました。そして、それを駆動力として「また演る」という機会がほんとに実現します。
それを前にして、これは演劇なのか?という問いはあまり意味を持たなくなって来るように思ってしまう一方で、それは必要だったか?となると、はっきりと「そうだ」と言える確信があります。きっと演る側にとっても観る側にとっても。そして、それがこれからの手がかりになるとも感じます。ご来場を心よりお待ちしています。
熊井晃史(GAKU事務局長/とをが主宰)
◾️インフォメーション
「新しい演劇のつくり方」
多様な演劇の作り手の方々を講師に迎え、経験を問わず様々な10代が集まる機会を大切にしながら、「新しい演劇のつくり方」を探求しています。(総合ディレクター:岡田利規、アドバイザー:徳永京子)
「ほんとぜんぶ光る」
演劇のクラス「新しい演劇のつくり方(第4期)」の成果公演は『ほんとぜんぶ光る』と名付けられ、多くのご来場を頂くことが叶いました。
「『ほんとぜんぶ光る』ふりかえりトーク:変形と寄合の演劇教育」
6月19日(金)開催!公演をふりかえることで、演劇と教育についての議論を深め広げることを試みます。トークの詳細・参加予約はプロフィールリンクより。
29/05/2026
【「新しい演劇のつくり方(第4期)」第13回授業レポート📝】
GAKUが2020年より開講している演劇のクラス「新しい演劇のつくり方」。これまで3期にわたり、多様な演劇の作り手の方々を講師に迎え、経験の有無を問わず様々な10代が集まる機会を大切にしながら、「新しい演劇のつくり方」を探求してきました。
今期は、バストリオ主宰で、映画監督、演出家の今野裕一郎さん を講師に迎え、11名の10代とともに授業を展開。それぞれの日々の生活や授業の中での体験、ふとした心の動きなどを同じ場に持ち寄り開いていくことを「発表」として、繰り返し実践を重ねています。
3月8日(日)に行われた第13回目の授業では、前回ペアで六本木を散歩した体験をもとにした発表を実施。スーパーを巡って集めた数種類の焼き芋、片面だけ色を塗ったコップなど、それぞれの発表に登場するものにも、熱量や工夫が感じられます。また、生徒の発案から制作が始まっていたオリジナルソングの歌詞の続きも、みんなで完成させていきました。
✍️このクラスでは、文章やイラストや写真など、形式を問わずに生徒の皆さんの持ち回りで順番にリフレクションノートを提供してもらっています
🔗リフレクションノートを含むレポート全文はプロフィールリンク「REPORT」より
【「新しい演劇のつくり方」関連トークイベントを開催します🗣️】
演劇クラス「新しい演劇のつくり方(第4期)」の成果発表の機会として、11名の10代とメイン講師の今野裕一郎さん(映画監督/演出家/バストリオ主宰)によって上演された『ほんとぜんぶ光る』とその創作プロセスを振り返るトークイベントを開催します。
GAKUとして、演劇と教育についての議論を深め広げていきたい。そこで、このトークイベントでは、そのプロセスも含めて『ほんとぜんぶ光る』を振り返ることで、その考察を成り立たせたいと思います。なお、この公演をご覧になっていない方とも、是非、この機会を共有したいと考えています。軽食や飲み物を囲みながら、お話を進めていきたいと思います。皆様のご来場をお待ちしています(飲食物の持ち寄り・差し入れ大歓迎です)。
◾️開催概要
「『ほんとぜんぶ光る』ふりかえりトーク:変形と寄合の演劇教育」
日時:2026年6月19日(金)19:00-21:00
会場:GAKU(渋谷パルコ9階)
料金:1000円(軽飲食・資料代として)
対象:広く一般
定員:30名程度(事前予約優先)
登壇:岡田利規(演劇作家/小説家/チェルフィッチュ主宰) 、徳永京子(演劇ジャーナリスト) 、今野裕一郎(映画監督/演出家/バストリオ主宰)
進行:熊井晃史(GAKU事務局長) .akifumi
🔗詳細・ご予約はプロフィールリンクより
28/05/2026
【「新しい演劇のつくり方(第4期)」第12回授業レポート📝】
GAKUが2020年より開講している演劇のクラス「新しい演劇のつくり方」。これまで3期にわたり、多様な演劇の作り手の方々を講師に迎え、経験の有無を問わず様々な10代が集まる機会を大切にしながら、「新しい演劇のつくり方」を探求してきました。
今期は、バストリオ主宰で、映画監督、演出家の今野裕一郎さんを講師に迎え、11名の10代とともに授業を展開。それぞれの日常や授業の中での出来事、ふとした心の動きなどを同じ場に持ち寄り、「発表」としてひらいていく実践を重ねています。
3月1日(日)に行われた第12回授業では、生徒が手がけた公演のチラシが完成。どんな場所に置きたいか、誰に届けたいか——そんなイメージを広げながら、今回もペアでの創作を進めていきました。
同じ街を歩きながらも、それぞれ異なる感覚を持ち寄ることで発表づくりが進んでいきます。1時間半の散歩では、行列ができているクレープ屋に並んだり、いつもは通らない裏道を歩いたり。
今野さんの「お互いの歩幅も、お互いの向かう一歩目も、当たり前に違うことを良いこととして受け止めること」という言葉を下地に、グループごとにも、その中でも、多様なコミュニケーションが重ねられていきました。
✍️このクラスでは、文章やイラストや写真など、形式を問わずに生徒の皆さんの持ち回りで順番にリフレクションノートを提供してもらっています
🔗リフレクションノートを含むレポート全文はプロフィールリンク「REPORT」より
【「新しい演劇のつくり方」関連トークイベントを開催します🗣️】
演劇クラス「新しい演劇のつくり方(第4期)」の成果発表の機会として、11名の10代とメイン講師の今野裕一郎さん(映画監督/演出家/バストリオ主宰)によって上演された『ほんとぜんぶ光る』とその創作プロセスを振り返るトークイベントを開催します。
GAKUとして、演劇と教育についての議論を深め広げていきたい。そこで、このトークイベントでは、そのプロセスも含めて『ほんとぜんぶ光る』を振り返ることで、その考察を成り立たせたいと思います。なお、この公演をご覧になっていない方とも、是非、この機会を共有したいと考えています。軽食や飲み物を囲みながら、お話を進めていきたいと思います。皆様のご来場をお待ちしています(飲食物の持ち寄り・差し入れ大歓迎です)。
◾️開催概要
「『ほんとぜんぶ光る』ふりかえりトーク:変形と寄合の演劇教育」
日時:2026年6月19日(金)19:00-21:00
会場:GAKU(渋谷パルコ9階)
料金:1000円(軽飲食・資料代として)
対象:広く一般
定員:30名程度(事前予約優先)
登壇:岡田利規(演劇作家/小説家/チェルフィッチュ主宰)、徳永京子(演劇ジャーナリスト)、今野裕一郎(映画監督/演出家/バストリオ主宰)
進行:熊井晃史(GAKU事務局長)
🔗詳細・ご予約はプロフィールリンクより
25/05/2026
【「都市映像群」第3回授業を開講しました🎬】
「都市映像群」は、都市を舞台に視覚表現を探求するプロジェクト「都市へのユーモア」の一つとして実施している映像表現のクラス。講師に映像作家の斎藤玲児さんを迎え、日本橋の街を拠点に映像表現を学び、実践していきます。
街でのフィールドワークも経て、個々での作品制作がスタートした前回。それから約3週間の間、「名付けられないもの」をテーマに、それぞれの日常の中で映像を撮影し、日記の朗読を組み合わせながら作品を制作してきました。
今回の授業は、生徒の皆さんの作品をみんなで鑑賞し、感想を交わし合う時間に。「友達が見た風景を自分も観れたということが純粋に嬉しい」「最初は恥ずかしかったけど、見てもらえて嬉しくなった」といった言葉も。誰かの人生の一部としての「風景」、その表れとして作品を受け止めていくと、3分ほどの映像が途方もない質量として感じられていき、とても印象的でした。
「失敗やエラーにこそ創作の面白さや個性がある。むしろそれが貴重だとも思います」と、斎藤さん。「今は機材やソフトがすごく便利で、間違わないように綺麗につくれてしまうけど、それに依存してしまうと個人の面白さがどんどんなくなって、みんな同じような作品になっちゃう。でも今回のみんなの作品はそれに全然頼ってなかった。本当にすごいと思う。このままどんどんつくっていきましょう」と、次回に向けたエールの言葉で、授業が締めくくられました。
23/05/2026
【「都市へのユーモア」成果作品展を開催します】
ユーモアには、想像力や創造力がある。自由や批評眼がある。余白と参加がある。都市でユーモアは可能か?
「都市へのユーモア」は、そのような問いから始まったプロジェクトです。映像のクラス「都市映像群」と、グラフィックデザインのクラス「グラフィックデザインの拡張」の2クラスを通して、視覚表現を都市に展開し、クリエーションを都市に活けていくという実践を試みています。
6月13日(日)より開催する本作品展では、日本橋エリアの複数拠点を会場に、2クラスの作品展示を行います。授業会場となったビルの一室には、生徒一人ひとりによる映像作品やグラフィックデザインを展示。また、東京メトロ銀座線三越前駅直結のサイネージには、モーショングラフィックが掲載される予定です。
さらに、会期最終日の6月21日(日)には、本プロジェクト講師の小池アイ子さん、斎藤玲児さんをお迎えし、トークセッションを開催します。詳細は一つ前の投稿をご覧ください。
◾️開催概要
会期:2026年6月13日(土)ー6月21日(日)
時間:平日16:00ー20:00|土日13:00ー20:00
*初日13日(土)16:00開場
*最終日21日(日)16:00閉場
場所:
📍宮永ビル1階特設会場(東京都中央区日本橋室町1-10-1)
📍江戸桜通り地下歩道サイネージ(東京メトロ銀座線三越前駅改札前)
対象:どなたでも観覧無料/予約不要
◾️展示作品
「都市映像群」
映像作品
作品のためのというよりも、「生きる」ための撮影を。街なかや個々の生活の中でカメラを回し続けながら、ときに日記にも取り組みながら、そこに写ったものや映らなかったもの、書けたことや書けなかったことにも想いを向けながら、映像を作品化していくプロセスを体験しました。
展示生徒:長内椛香、河口颯佑、との、タイタイ、TAGAKI YUDAI、星、望月楓、諸橋壮太、矢澤杏朱、山下鼓夏、葉、lilcache (for) maid、渡辺こころ
「グラフィックデザインの拡張」
ZINE、モーショングラフィック、タイポグラフィ
授業は、全員で「しりとり」するところから始まりました。しりとり中に出てきた単語を一人ひとりが引き受けて、日本橋の風景やそれぞれの身近なものを素材にしながらグラフィックデザインを制作し、様々な形でまとめました。
また、「新しいユーモア」をテーマに、全員でモーショングラフィックを制作。一人ひとりが制作してきたグラフィックデザインから見えてくる「こびりついたもの」を活かしながら、意味を持つものから意味を剥がしたり、意味がないものに意味を託したりする試みをモーションとして表現しています。
展示生徒:飯味和真、井上木鼓、上野茶子、太田紗倉、おらごん、北澤樹雨、小林仁南、城代胡桃、菅生愛鈴、長島由佳、渡辺タカラ、渡邉拓彦
👁️本展ビジュアルは、講師の小池アイ子さんがデザイン。生徒の皆さんの作品の一部も使用されています。
🔗展示詳細はプロフィールリンクより
23/05/2026
【「都市へのユーモア」トークセッションを開催します】
6月13日(日)より日本橋エリアで開催する「都市へのユーモア」作品展。会期最終日の21日(日)には、講師としてお迎えした小池アイ子さん(グラフィックデザイナー・アートディレクター)・斎藤玲児さん(映像作家)とそれらの実践を振り返り、これからの都市文化やクリエーションを探求するトークセッション「都市へのユーモアは可能か?を問い応えることについて」を開催します。
講師の小池さんと斎藤さんは、クラス開講にあたって、それぞれ次のようなキーフレーズをあげていました。「自分が見た風景は自分のもの」「散歩中の思いがけないひらめきや偶然と、自分にこびりついている今までの蓄積を合わせて、誰にも気を使わずに、2秒で、見たことのないものを作りましょう」
これらの言葉は、実際の授業や制作のなかで、どのように実践されていったのでしょうか。そして、その過程から、これからの都市文化やクリエーションについて何を見出すことができるのでしょうか。このトークセッションでは、お二人と共に各クラスでの実践を振り返りながら、その意味や意義を考えます。
グラフィックデザインや映像制作を実践されている方、これから学んでみたい方、またGAKUの取り組みに関心を寄せてくださっている方など、どなたでもご参加いただけます。ご予約の上、ぜひご来場ください。
◾️開催概要
日時:2026年6月21日(日)
開場 16:00|開始 16:30|終了 19:00(予定)
場所:+NARU NIHONBASHI
登壇:小池アイ子(グラフィックデザイナー・アートディレクター)/斎藤玲児(映像作家)
聞き手:熊井晃史(GAKU事務局長)
対象:どなたでも参加無料/事前予約優先
🔗作品展・トークイベントの詳細・お申し込みはプロフィールリンクより
🚶写真は「都市映像群」「グラフィックデザインの拡張」の授業風景です。