13/12/2022
2022年12月13日<中日新聞夕刊より>
豊かな自然に囲まれた愛知県瀬戸市北部にある掛川小学校。学校の北側を流れる蛇ケ洞川には特別天然記念物のオオサンショウウオが生息する。取材に訪れた際、校庭の後ろにある山などを巡るスタンプラリーに子どもたちと一緒に参加した。
「滑りやすいので気を付けて」という声に、足元を気にしながら斜面を上った。頂上で待っていたのは先生と子どもたちが手作りしたウッドデッキ。ここで動植物の授業をすると教えてもらった。夏は蛇ケ洞川で生きものを観察する。子どもたちにとって周りの自然すべてが教室だ。
同校の在校生は二十人。「大人数の学校が苦手な子どもも自由に過ごせる」とPTA会長の杉浦雅博さん(50)は掛川小の良さを語る。生き生きとした子どもたちの姿を見て、大人になってすっかり遠ざかってしまった自然との距離を縮めたくなった。