ワマル株式会社

ワマル株式会社 ホテル・旅館・飲食業の「人と組織」を変えるホスピタリティコンサルタント。現場を知るからこそできる、現場が動く支援を行っています。人材育成研修・組織開発・キャリア支援。札幌を拠点に全国対応。

「その日は予約が埋まっています」愛犬のトリミング予約でLINEのやり取りをしていたら、そんな返信が届きました。これまではペットホテルのトリミングを利用していたのですが、年齢を重ねて、体にブツブツができたり、咳が増えたり。何かあったときにすぐ...
25/08/2026

「その日は予約が埋まっています」

愛犬のトリミング予約でLINEのやり取りをしていたら、そんな返信が届きました。

これまではペットホテルのトリミングを利用していたのですが、年齢を重ねて、体にブツブツができたり、咳が増えたり。
何かあったときにすぐ診てもらえる病院のほうが安心だな、と思い、動物病院にお願いすることにしたのです。

「では、○日はどうでしょう?」
「そちらも埋まっています」
「一番早く空いている日はいつですか?」
ここで、ようやく空いている日を教えてもらえました。

一つひとつの返信は、もちろん丁寧です。
でも、最初に希望日が埋まっていると分かった時点で、
「○日は埋まっていますが、△日でしたら空いています」
と返ってきたら、私は次の質問をしなくて済みました。

これって、仕事でも同じだなと思います。

聞かれたことに、正確に答える。
もちろん大切です。

でも、
その先で相手が何を知りたいのか、
何に困るのか、
と一歩考えてみる。

たった一言の違いですが、相手の手間は変わります。

ホテルや飲食店の仕事でも、
こういう小さな積み重ねがサービスの印象をつくっていく。

犬のトリミングの予約をしながら、
改めてそんなことを考えました。

「聞かれる前に、もう一歩。」

これ、やっぱり大事だな。

#ホスピタリティ  #仕事観  #気配りの一言

「今の若い人は」で、終わらせていませんか?そんな言葉を耳にすることがあります。管理職や上の世代の方たちが、ハラスメントという言葉に身構えているように感じることがあります。けれど、実際に若い人たち一人ひとりと話してみると、考え方は本当に様々で...
11/08/2026

「今の若い人は」で、終わらせていませんか?

そんな言葉を耳にすることがあります。管理職や上の世代の方たちが、ハラスメントという言葉に身構えているように感じることがあります。

けれど、実際に若い人たち一人ひとりと話してみると、考え方は本当に様々です。

例えば、飲み会ひとつとってもそう。 「誘わない方が配慮になる」と考える人もいれば、一方で「声をかけてもらえたら嬉しかった」と感じる人もいます。

どちらが正解、という話ではありません。10人いれば、10通りの受け止め方があります。

だからこそ、指導も、ハラスメントへの向き合い方も、一般論ではなく、目の前の一人ひとりを見ることが大切だと感じます。

背景には、世代による教育の違いもあります。上の世代は、コーチングや面談など、対話の手法を学ぶ機会が少なかった世代です。今の若手は、学校で自分の考えを伝え、対話する経験を多く積んできています。ズレがあるのは、ある意味自然なことです。

責めるより、まずは話してみる。 決めつけるより、まずは聞いてみる。 それだけで防げるすれ違いや誤解は、きっとたくさんあります。

あなたの職場では、「今の若い人は」で終わらせず、話し合えていますか?

#対話の力 #決めつけない組織づくり #人材育成

「ホテルの仕事=フロント」だと思っていました。大学を卒業して、ホテル業界に入るまでのイメージです。実際に働き始めると、まったく違いました。先日、そのことを思い出す出来事がありました。高校向けの観光ビジネス講座のスライドを、4つのテーマで作る...
04/08/2026

「ホテルの仕事=フロント」だと思っていました。
大学を卒業して、ホテル業界に入るまでのイメージです。
実際に働き始めると、まったく違いました。

先日、そのことを思い出す出来事がありました。
高校向けの観光ビジネス講座のスライドを、
4つのテーマで作る機会がありました。
まだ、どの高校で話すかは決まっていません。

北海道中の高校が対象なので、
偏差値も、
地域も、
学校の雰囲気も分かりません。

だから今回は、
まだ会ったことのない高校生を思い描きながら作りました。

手がかりは、
自分の高校時代の記憶、
去年実際に高校で出会った生徒たちの表情、
そして日頃目にする高校生たちの姿。

きっと、
今の高校生が観光業に抱いているイメージも、
あの頃の私とそう変わらないはず。

そう思いながら、
少しずつ組み立てていきました。

本番では、
生徒たちの反応を見ながら伝え方を変えていくと思います。

資料は事前に作れる。
でも、
本当に伝わるかどうかは、
目の前の相手と向き合ってから決まる。

それが、
私が講座づくりで大切にしていることです。

#講座づくり #伝え方

先日、JIET北海道支部の情報交換会で、講師を務めました。講座のあと、ふと担当の方に聞いてみました。「今回、ご依頼いただいた理由を教えていただけますか。もしかして、氷河期世代向けEラーニングを担当された講師全員にお声がけされたのでしょうか。...
28/07/2026

先日、JIET北海道支部の情報交換会で、講師を務めました。

講座のあと、ふと担当の方に聞いてみました。
「今回、ご依頼いただいた理由を教えていただけますか。もしかして、氷河期世代向けEラーニングを担当された講師全員にお声がけされたのでしょうか。」

返ってきた答えは、想像とは違っていました。
定例の情報交換会で、参加者に役立つ話をしてくれる人として、私を推薦してくださったこと。

そして、当時の担当講師全員ではなく、キャリアコンサルタントとして面談や研修を担当していた際のやり取りで印象に残っていた私ともうお一方に、直接声をかけてくださったということでした。

あの仕事から、もう4〜5年が経っています。
正直、驚きました。

私は、目の前の仕事に、誠実に、真面目に向き合ってきました。
その姿勢を、覚えていてくださった。
そして今回のご依頼につながりました。

とても嬉しく、ありがたい気持ちになりました。
仕事の成果は、その場で終わるものだと思いがちです。

けれど、本当に積み重なっていくのは、数字だけではなく、「この人にお願いしたい」と思っていただける信頼なのかもしれません。

今日の仕事は、未来の信頼につながっている。
そんなことを、改めて感じた出来事でした。

#キャリアコンサルタント #信頼

去年、東京へ出張した時の話。宿泊したのは、誰もが知るようなホテルだった。チェックインは自動化されていて、人手不足が続く今、その流れは自然なことだと感じている。自動化そのものに、違和感はない。ただ、少しだけ気になった。ロビーに入ると、「チェッ...
21/07/2026

去年、東京へ出張した時の話。

宿泊したのは、誰もが知るようなホテルだった。
チェックインは自動化されていて、人手不足が続く今、その流れは自然なことだと感じている。自動化そのものに、違和感はない。
ただ、少しだけ気になった。

ロビーに入ると、「チェックインはあちらです」と、自動チェックイン機を案内された。
画面を見ながら操作したが、その間、スタッフの方から声がかかることはなかった。
困っている人がいないか、気に留めている様子も、私には感じられなかった。

チェックアウトの時も同じだった。
フロントに人はいたが、自動チェックアウト機を使う人を気づかう様子は感じられなかった。
滞在中、ずっとそんな感じを受けた。

私は、そのホテルのDXに違和感を覚えたわけではない。
ただ、人の気配が感じられなかったことが、少し寂しかった。

「操作は大丈夫ですか?」
そんな一言があるだけで、受け取る印象は違っていたかもしれない。

仕事でも、同じことを感じる。
マニュアル通りに動けるようになっても、目の前の人の小さな変化に気づけるようになるとは限らない。

DXが進むほど、その力の価値は、むしろ高まっていくのではないだろうか。
DXは、人を減らすためではない。

人にしかできない価値を届ける時間を生み出すためにある。

あなたの職場では、
その時間を生み出せているだろうか。

#ホスピタリティ #人にしかできないこと

最近、耳にする言葉を聞いていると、「私が古いのかな」と思うことがあります。もちろん、日本語の正しさも大切です。でも、私がもっと大切だと思っているのは、相手に、自分が伝えたいことがきちんと伝わること。ホテルでマーケティングを担当していた頃、料...
14/07/2026

最近、耳にする言葉を聞いていると、
「私が古いのかな」
と思うことがあります。

もちろん、日本語の正しさも大切です。
でも、私がもっと大切だと思っているのは、
相手に、自分が伝えたいことがきちんと伝わること。

ホテルでマーケティングを担当していた頃、料理長やマネージャー、スタッフの想いを、パンフレットや案内文として伝える仕事もしていました。

でも実際に文章にしてみると、同じ想いでも、言葉の選び方ひとつで伝わり方が変わってしまうことがありました。

言葉は、ボタンの掛け違いに似ています。
少しズレただけで、まったく違う意味になる。
それに気づいてから、私は言葉を大事にするようになりました。

会話でも、あいまいな表現があると、納得できるまで確認してしまいます。
面倒に思われることもあるかもしれません。
でも、それは揚げ足を取りたいからではなく、相手が本当に伝えたかったことを理解したいから。

現場でも同じでした。
お客様との会話でも、
スタッフ同士のやり取りでも、
言葉ひとつで安心が生まれ、言葉ひとつで不安も生まれる場面を、何度も見てきました。

正しい日本語は、時代とともに変わっていくのだと思います。
でも、「伝えよう」とする姿勢や、相手を思いやる気持ちは変わらない。

だから私は、これからも、
「正しい言葉」より、
「伝わる言葉」を
大切にしたいと思っています。

#伝わる言葉 #言葉の選び方 #ホスピタリティ

名刺交換をすると、時々聞かれます。「ワマルって、どういう意味ですか?」私の座右の銘は「川の流れのように」。人とのご縁や想いも、水のように巡るものだと思っています。雨が降り、川になり、海へ流れ、また空へ昇って雨になる。そんな「巡る」という姿に...
07/07/2026

名刺交換をすると、時々聞かれます。
「ワマルって、どういう意味ですか?」

私の座右の銘は「川の流れのように」。
人とのご縁や想いも、水のように巡るものだと思っています。
雨が降り、川になり、海へ流れ、また空へ昇って雨になる。
そんな「巡る」という姿に、惹かれるのです。

ホテルに勤めていた頃、マーケティング部門で機関誌やPOPなど、お客様へ届ける販促物を作る仕事をしていました。
その時、先輩にこう言われたことを、今もずっと覚えています。
「俺たちは、お客様へラブレターを届けているんだ」
その日から、「誰に届けるのか」を考えるようになりました。

その後、大阪に赴任した時も、
伊東温泉で旅館の開業に関わった時も、
私を助けてくれたのはいつも「人」でした。

一人で心細かった時に声をかけてくれた人。
そこから広がった、思いがけない出会い。
地域の方々とのつながり。
人に助けられ、人から学んだこと。
今度は、それを私が誰かへ手渡したい。
振り返ると、今の私を作ってくれたのは、いつも人とのつながりでした。

だから社名を「ワマル」にしました。
「ワマル」という名前には、
心が和む「和」。
人と人がつながる「輪」。
想いが巡る「環」。
この3つの「ワ」を大切にしたい、
そんな願いを込めました。

そして「マル」には、
何事にも、まず「○」をつけられる人でありたい。
そんな願いを込めました。
私自身、つい「×」を探してしまうことがあります。
だからこそ、この名前は、私自身への戒めでもあります。

今、キャリア相談で人の話に耳を傾ける時も、
研修やワークショップで現場の方たちと向き合う時も、
あの時受け取った想いを、
今度は私が手渡したいと思いながら仕事をしています。

まだ道半ばですが、振り返りシートを読んでいると、少しずつ届いているのかな、と感じる瞬間があります。

そんな想いが、また誰かへ巡っていく。

それが、
私が「ワマル」という名前に込めた願いです。

あなたの中にも、
誰かから受け取った「想い」はありますか?

#ワマル #人とのつながり #川の流れのように

研修をやったからといって、すぐに現場が変わるわけではない。そう感じたことはないだろうか。知識は入る。情報も入る。でも日常業務に戻った途端、研修で学んだことが、どこかへ消えていく。「研修して終わり」、現場でよく見る光景だ。問題は、研修の内容で...
30/06/2026

研修をやったからといって、
すぐに現場が変わるわけではない。
そう感じたことはないだろうか。

知識は入る。情報も入る。
でも日常業務に戻った途端、研修で学んだことが、どこかへ消えていく。
「研修して終わり」、現場でよく見る光景だ。

問題は、研修の内容ではないことが多い。
機能する職場と、そうでない職場。
その差は、ルールやマニュアルの質ではない。
研修を、現場で使える形にしているかどうか。

大阪のホテルに勤務していた頃、
CS研修に取り組んだことがある。
外部講師を招いて、研修を重ねた。

講師が残した課題に取り組みながら、
スタッフと話し合い、
自分たちの言葉でホテルの魅力をまとめた小冊子を作った。

CSコンセプトや、お客様に提供できる価値、ソムリエの人数や立地の利便性、ホテルが建つ土地の歴史なども、自分たちで調べて言葉にした。
サイズも喧々諤々話し合い、名刺入れにも入れられるジャバラ式にした。

お客様に聞かれても、自信を持って答えられるようになった。
自分たちのホテルに、誇りが持てるようになった。

変わったのは、冊子があったからだけではない。
作る過程で話し合い、言葉にし、形にした。
その時間があったからだと思う。

研修も、マニュアルも、ルールも同じ。
それでも結果が違うのは、内容の差ではない。
現場で使える形にしているかどうか。
そのひと手間が、職場を変えるのかもしれない。

#研修 #現場改善 #ホスピタリティ

「これで、みんな育っているのかな?」昔、そんな違和感を抱えながら働いていた時期がありました。周りは楽しそうだったし、結果も出ていた。だからこそ、自分の感じている違和感を言葉にできなかったのかもしれません。上司が率先して動いて、部下も一緒にな...
23/06/2026

「これで、みんな育っているのかな?」
昔、そんな違和感を抱えながら働いていた時期がありました。
周りは楽しそうだったし、結果も出ていた。

だからこそ、
自分の感じている違和感を
言葉にできなかったのかもしれません。

上司が率先して動いて、
部下も一緒になって盛り上がる。
周りから見れば、うまくいっている職場に見えた。

でも、成長という意味では、何かが物足りなかった。
今ならわかります。
「楽しい職場」と「育つ職場」は、
同じではないということ。
上司の判断力や行動力に頼る場面が多いと、
部下は考えなくてもいい状態になっていく。

でも、これは上司が悪いのではない。
「部下に考えさせる」
という経験を、
誰かに教わる機会が
なかっただけかもしれない。

先日、
ご支援先のスタッフから
報告をもらいました。

ワークショップで一緒に決めたことを現場で実践したら、
お客様との会話がスムーズになって
「ありがとう」と言ってもらえた、と。

嬉しかったのは、褒められたことだけじゃない。

スタッフが
「自分たちで考えたことが、お客様に届いた」
と実感できた瞬間があったから。

人が成長する瞬間は、
こういう時なのかもしれない。

あらためて、
そんなことを感じた出来事でした。

#ホスピタリティ #人材育成

ホテル勤務時代。大阪赴任直後のことです。住む部屋の準備がまだ整わず、ホテルのラウンジで一人、お酒を飲みながら時間を潰していた時期がありました。ある日、ラウンジ&バーのマネージャーが、一階のカフェラウンジのマネージャーにこう声をかけてくれたそ...
21/06/2026

ホテル勤務時代。
大阪赴任直後のことです。

住む部屋の準備がまだ整わず、ホテルのラウンジで一人、お酒を飲みながら時間を潰していた時期がありました。

ある日、ラウンジ&バーのマネージャーが、一階のカフェラウンジのマネージャーにこう声をかけてくれたそうです。
「谷藤さん、いつも一人で来てるよ。声かけてあげたら?」
それがきっかけで、女性マネージャーが話しかけてくれるようになりました。
何度か話すうち、ご飯に行く関係になり、少しずつ大阪のホテルの人たちとの繋がりが広がっていきました。

レストランの人たちは、毎日お客様と向き合っているからか、とっつきやすくて、自然と受け入れてくれる空気がありました。

その繋がりの中から、宴会場でエアー遊具や屋台を使ったお祭り企画も生まれました。
一人ではできなかったことです。

静岡で旅館開業に関わった時も同じでした。
休憩室での雑談から本音が出てきて、少しずつ現場が変わっていく。
良い宿づくりの土台も、結局は「人との関係性」だったのだと思います。

困っている人ほど、自分からは言えないことがあります。
だからこそ、
「どうした?」
「最近どう?」
そんな一言が、誰かを救うことがある。

私の原点は、大阪でかけてもらった、
あの一言です。

#ホスピタリティ #人との関係性 #声かけの力

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