15/08/2026
最近、大東流に関する本を2冊購入した。
1冊は、高橋賢氏の「佐川幸義伝大東流合気剣術」。
もう1冊は野本禎氏の堀川幸道伝大東流秘伝「合気とは何か」。
高橋氏は、歴史的考証などから佐川先生がまとめられた唯一の大東流合気剣術として紹介している。
その中で武田時宗宗家(故人)の剣術についても記載があった。「大東流合気剣術が伝えられなかったことは残念である」とあるが、私が大東館の指導部長であった有沢先生(故人)から教わった剣術には、笹森順造先生の小野派一刀流の技法とは異なるものがあった。更に、大太刀、小太刀の型ではない異なる突きや体捌き、体術を組み合わせた技なども教わっていた。当時は、これらは惣角先生の実践技としか認識していなかった。この本を読んで、武田時宗宗家先生から有沢先生に伝えられた剣術についても、できる範囲で整理し、大東館系の剣術として残していきたいと思うきっかけを作ってくれた本です。
もう一冊は、大変失礼な言い方であるが、当初、書店でこの本を見たときは、また、幸道会系統と合気について技の種類を書かれたものと勝手に決めつけていた。
購入後、読んでみると、手の握り方や肘の使い方などかなりの部分が、大東会で教えている手法と同じか類似しているものであった。
また、その解説部分は非常にわかりやすく書かれており、こうゆう表現手法もあるのかと再発見させてもらった。歴史考察についても、新しい見方を示されており、非常に興味ある見解であった。
じっくり読ましてもらう楽しみな本の一冊であった。