05/01/2023
ごあいさつ
このたび、「大阪市立デザイン教育研究所展2022(冬のデ研展)」並びに「大阪市立工芸高等学校本館オンラインツアー」を開催いたします。
今回の冬のデ研展は前年より「新しい生活様式のデザイン」というテーマを引継ぎ、オンライン展示とリアル展示を大阪市内2会場で、新型コロナウイルス感染対策をとりながら開催することにしました。
本研究所は1923年に設立された大阪市立工芸高等学校(旧5年制の大阪市立工芸学校)の継続教育機関として1988年に開設されました。以来、企業や行政機関から提示された課題に現場の声を直接聞きながら向き合い、デザインで解決できる人材の育成、とりわけものづくり産業・製造の発展に貢献できるデザイナーの育成を目指してまいりました。
2014年より継続して取り組む「プロジェクトD(わ)」は、地元の方々と関わりながら地域資産から、新しい価値を見出し、現代に即した方法で社会に発信することを学ぶプロジェクトです。来る大阪・関西万博を見据えてデザインのカで社会に発信していくことを学んでいます。
また、本年度に行った「鳥取研修旅行」では、本校の卒業生の活動を知ることで自己の進路について考える機会となりました。鳥取をテーマに制作した版画作品は、過日の「金属×版画展2022」で結実させています。その時の作品も本展で展示しておりますのでぜひご鑑賞ください。
昨年度より引き続き取り組む「商店街プロジェクト(ハロウィンイベント)」は、商店街振興を目指したプロジェクトです。東成区の今里・神路にある6つの商店街の総称「しんみちロード」で、今年度は大阪のものづくり企業とこども向けのワークショップを行い、商工連携を実現しました。
2016年より継続している「駅前ぶらりある区プロジェクト」では、大阪市内西の3 エリアの商店街に顔はめパネル、他国語メニューを制作しました。プロジェクトD (和)同様、大阪の魅力スポットとして商店街に国外の観光客を誘致し、より大阪を楽しんでもらえるデザインをつくりだしています。
さらに本年度はJR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)からご依頼をいただき、大阪市立大学と共同で「スキマモリこども隙間転落防止プロジェクト」を立ち上げました。安全に関する問題を利用者に届け、自分事と理解してもらうことを目的に様々なメディアで啓発情報を発信しています。
大阪市立工芸学校は大正区で開校され、来年で100周年を迎えることとなります。今回の「大阪市立工芸高等学校本館オンラインツアー」は、コロナの時期に自宅から参加できてこども
が楽しめる内容となっております。
最後になりますが、本展を開催するにあたりましてご後援を賜りました大阪市立デザイン教育研究所後援会並びに大阪市立工芸高等学校、大阪市立第二工芸高等学校、本展の実現のため
に日頃よりご支援いただいております大阪商工会議所各支部の皆様、Chiのわをはじめとするクライアントの皆様、特別講義講師の日本アカネ再生機構の皆様、フォーラムのワヤン上演会ゲストの皆様、その他関係者の皆様方にこの場をお借りしまして心より厚くお礼申しあげます。
2022 年1 月
主催者