03/08/2026
保護者の皆様へ
日頃より、若葉会の方針にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
夏休みに入り、子どもたちも生活のリズムに慣れてきました。その一方で、毎日のように子ども同士のトラブルも起こっています。
今回は、若葉会でトラブルが起きた際に大切にしている考え方について、保護者の皆様にも知っていただきたいと思い、お伝えします。
若葉会では、子ども同士のトラブルが起きた際、関係する子どもたちを集めて話し合いを行います。その際、子どもたちを向かい合わせにはせず、できるだけ横並びに座ってもらいます。
それは、この話し合いが「相手を責める場」ではなく、「自分に起きたことを大人に説明し、一緒に整理する場」だからです。
まずは、一人ひとりに何が起きたのかを話してもらいます。話を聞いていくと、お互いの勘違いや思い込み、覚えていないこと、悪気がなかったことなどが分かることも少なくありません。私たちは、その一つ一つを整理しながら、事実を確認していきます。
そのうえで、私たちが子どもたちに問いかけるのは、ただ一つです。
「自分は、どうすればよかったと思う?」
「相手が悪い」「相手が先だった」という話ではありません。
若葉会には複数の部屋があり、誰と遊ぶか、どこで過ごすかを自分で選ぶことができます。その場を離れることも、違う場所で遊ぶこともできる環境です。
だからこそ、「自分にはどんな選択ができただろう」「次はどう行動しようか」と、自分自身の行動に目を向けてもらいたいと考えています。
私たちは、「相手は変えられない。でも、自分は変えられる。」ということを、子どもたちに伝え続けたいと思っています。
課題の原因がいつまでも自分以外に向いているうちは、なかなか成長にはつながりません。自分の行動を振り返り、次に生かそうと考えられるようになったとき、子どもは大きく成長していきます。
そこで、保護者の皆様にもお願いがあります。
お子さんが帰宅し、「○○が悪かった」「だって○○がしたんだもん」と話すことは、とても自然なことです。その気持ちは、まず受け止めてあげてください。
そのうえで、
「そうだったんだね。じゃあ、あなたはどうしたらよかったと思う?」
そんな一言を添えていただけると嬉しく思います。
もちろん、「だからあなたが悪い」「あなたが悪かっただけでしょう」と責めていただきたいわけではありません。
責めることが目的ではなく、自分で考え、自分の次の行動につなげることが目的です。
私たちは、自分の子どもも相手の子どもも責めることなく、一つひとつの出来事を子どもたちが成長する機会に変えていきたいと考えています。
そのためには、ご家庭での声かけも大きな力になります。
若葉会とご家庭が同じ方向を向き、子どもたちの成長を支えていければ幸いです。
今後とも、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。