12/06/2014
「でんでんむしのかなしみ」。
大好きな新美南吉さんの作品です。
自分の背中の殻には悲しみがたくさん詰まっていて
「生きていられない」と思っていたでんでんむしが、
周りに相談すると、友達もみんな悲しみを持っていることを知り、
嘆くのをやめた・・・というお話です。
1998年、美智子様のニューデリーでの基調講演で
一躍有名になった本としても
よく知られています。
以下、印象的な美智子様の言葉を
もう一度、探してみました。
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・・・
「読書は私に、悲しみや喜びにつき、
思いを巡らす機会を与えてくれました。
本の中には、様々な悲しみが描かれており、
私が自分以外の人がどれほどに深くものを感じ、
どれだけ多く傷ついているかを気づかされたのは、
本を読むことによってでした」
『人生の複雑さを学んだ』として、
「まだ小さな子供であった時に、
一匹のでんでん虫の話を聞かせてもらったことがありました。」
・・・
「生きていくということは、楽なことではない」
とお感じになりながらも、
「この話が決して嫌いではなかった」そうです。
・・・
「私にとり、子供時代の読書とは何だったのでしょう。
それは、ある時には私に根っこを与え、
ある時には翼をくれました。」
・・・
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皇后さまの心の美しさと強い信念に
溜息が出てしまいます。
当教室に来て下さった皆さんが
少しでも
本を好きになってくれたら嬉しいな、
とつくづく思う今日この頃です。