04/02/2026
ウェルカムミュージック - ポピュラー音楽研究所併設
大江戸線新江古田駅から徒歩3分にあるポピュラー音楽教室です。ピアノやキーボード以外にも科目が豊富に受けられるのが特徴です。例えば音楽理論や作曲、DTMも同時に学べます。そして初心者からプロの方まで対応しています。
04/02/2026
教室のオリジナル教材2声コードの練習ドリルを初めて両手で完奏した生徒さんです。 清水晴二朗くん頑張りましたね。次は3声コードにチャレンジ!
今週9月6日に開催される第11回音楽講座はロックです。
ロックは1960年代中頃からスタイルが大きく広がりを見せました。講座では多様化したロック・スタイルを2つの視点から紐解いてご説明したいと思います。
先ずは時系列に見てロックのスタイルを遡ると、それはアパラチア山脈を中心に半径500Km以内から発生したルーツ・ミュージックとなります。その中でもアフリカ系のブルーズやヨーロッパ・スコッチアイリッシュ系のマウンテン・ミュージックがその源流と言えるでしょう。
最も簡単に説明すると1890年ごろから1950年までの間に、この異なる2つの民俗音楽が互いに混合しながら、それぞれのコミュニティーにおいて独自の音楽文化として発展したダンス・ミュージックの形態がロックの始まりとなります。講座ではこの事をもう少し詳細にアフリカ系、ヨーロッパ系の各スタイルの変遷をご説明したいと思います。
そしてこのダンス・ミュージックとしてのロック(ロックン・ロール)が1960年以降から新たなスタイルの発展を見せることになります、
次に1960年以降のスタイル発展における要因についてご説明します。この要因とはロックを形成した音楽のアイデンティティーと呼べるものと言えます。それは、
1. プロテスト精神 体制への批判
2. ダンス・ミュージック アフリカ系、ヨーロッパ系のダンス文
化
3. ルーツ・ミュージック アフリカ系、ヨーロッパ系の文化の源
流
4. 文化的ムーブメントからの影響 サンフランシスコ・ルネッサ
ンス及びポスト・モダンからの新しい表現を求めて
多様なロックスタイルはこの4つの要素が様々に混合して形成されて来たように思います。
講座へ参加をご希望の方は前日の9月5日金曜日までメールでご連絡をお願いします。
[email protected]
講座参加費:2,750円
それではよろしくお願いします。
欠田芳憲
すでに終了した音楽講座第10回アメリカのフォークについての紹介文をアップします。8/11よりログインの際の2次認証のコードが携帯に届かなくなるアクシデントで復旧した9/1までFacebookに入れませんでした。失礼しました。
今週8月16日に開催される第10回音楽講座はアメリカのフォークです。アメリカン・フォークは広義にはアパラチア山脈を中心に半径およそ500Km圏内にあるヨーロッパ系とアフリカ系及びその両方が混合している南部のルーツ・ミュージック(アメリカ民俗音楽)を言い、狭義には第一次フォーク・リバイバルと第二次フォーク・リバイバルの中から出てきたミュージシャンたちの音楽スタイルを指します。
フォーク=シンガーソングライターと言う結びつきが一般的ですがその始まりは西ヨーロッパの中世吟遊詩人の音楽に遡られます。歴史的にみるとこの吟遊詩人の音楽はアイルランドやスコットランド、イギリスの民俗音楽の中に引き継がれ、アパラチア山脈周辺地域へのアイルランド人やスコッツ・アイリッシュの移住と共に、その音楽文化はアメリカへと伝播することになりました。そしてこのような音楽がヨーロッパ系アメリカ人のルーツ・ミュージック「マウンテン・ミュージック」となり、そこからブルーグラス、カントリー、フォークなどのスタイルが生まれました。
またフォークは抒情歌や物語など「愛や自然」を歌ったバラード・スタイルと、政治的、思想的で社会批判など「自由と平等」を題材としたプロテストソング・スタイルに分けられます。この2つのスタイルの詩のテーマ性を見ると中世吟遊詩人のトルバドールやゴリアールとつながる世界観がフォークの中からは感じられます。そしてあらためて歌のテーマの普遍性を思うところです。
今回はゴリアールの歌からマウンテン・ミュージック、アメリカン・フォークの誕生と、それぞれの音楽スタイルを視聴覚資料から分析しご紹介いたします。またゴリアールのメロディーに3コードを付けてみた音源も制作いたしましたのでそちらを現代のフォークと比較しながら聴いてみたいと思います。
欠田芳憲
17/07/2025
今週7月19日に開催される第8回音楽講座はキューバの伝統音楽です。キューバは1492年コロンブスが発見した島ですがその後スペインが植民地支配をしました。やがて農業労働を担うためにアフリカからは多くのアフリカ人が輸入され、ハイチ革命後にはハイチからフランス人もキューバへと移住してきました。このことからもお分かりのようにキューバの文化はスペインとアフリカを中心にフランスも合わせた3つの文化が混合しながら形成されました。
そのキューバ音楽の特徴としては、スペインの影響としてギターの使用と2コードのパターンや情熱的なメロディーがあげられ、フランスからはコントラダンサというハバネラからタンゴの元になったダンス音楽のスタイルが、アフリカからは土着宗教のリズムやスタイルなど、これらの混合により様々な音楽が生まれてきました。そしてこの多様なスタイル形成がエネルギーに溢れたキューバ音楽の魅力と言えそうです。
講座でははじめにナイジェリアヨルバ族の土着宗教か『Obatala』の採譜を取り上げ分析と説明をいたします。神様ごとにいろいろな音楽が存在するためこの採譜曲以外の宗教儀式の映像もぜひご紹介したいと思います。アフリカの土着宗教はキューバやブラジル、ハイチでカトリックと混合してサンテリアやカンドンブレといった民間宗教が形成されました。また宗教音楽のテーマが神から世俗的なものに入れ替わることでポピュラー音楽化する現象が一般的には見られます。さらにキューバで生まれたサンテリアの音楽とオリジナルを比較してみたいと思います。
次にキューバ音楽を大きくアフリカ系とヨーロッパ系に分けてそれぞれの特徴について分析したいと思います。音楽スタイルを紹介しながらそれぞれの特徴の違いが現れている部分を取り上げて説明してみます。ここでお時間が許すようであればキューバのSonとスペイン民俗音楽のJotaを比較しながらその類似性を確認してみたいと思います。
キューバ音楽を紐解いて見るとこの音楽から派生したスタイルや周辺地域への影響の大きさがわかります。例えば合衆国では1960年代のサルサやブーガルー、ラテン・ジャズと言ったスタイルが誕生し、コントラダンサのピアノ曲は初期ジャズスタイルのラグタイムピアノとのつながりを示唆し、ハバネラからタンゴが誕生しアルゼンチンに定着したりと西インド諸島のラインは合衆国とメキシコ、そして南米までをつなぐ音楽文化の道となっていたことが見えてきます。
参加をご希望の方は前日の7月18日金曜日までメールでご連絡を入れて
ください。[email protected]
講座参加費:2,750円
それではよろしくお願いします。
欠田芳憲
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