24/07/2020
<ミャンマー教育省のホームページに私の写真が・・>
いよいよミャンマー語による授業の撮影がスタートします
先日、在日のミャンマー人の友人から、教えてもらいました。ミャンマー教育省(Ministry of Education)のサイトに私の写真が載っていると。
掲載して頂いて感謝です。
CAMELのメンバーが、教育省を訪問したのは、今年の1月17日ですから、かれこれ半年前。この写真はだいぶ前から掲載されていたのかも知れませんね。(笑)
ちょうど中国の習近平国家主席の訪緬の日に重なってしまい、ミャンマー在住の日本人からは、「会ってくれないよ。延期になるよ」と言われ、私も半分諦め状態でした。
そこへ、「午前8時からなら会える」との返信が来たものだから、もうびっくり。教育省の業務の始まる前の1時間を、わざわざ会談に割いて下さったのです。
教育大臣 Myo Thein Gyi(ミョ-・テイン・ジー)博士の他、各局長達がCAMELの活動に興味を示して下さいました。
「ミャンマーのスマホ普及率は105%。ミャンマーの子ども達(小・中・高)全員に、スマホ(タブレット・PCでも可)を通して、最高レベルの教育を、無償で届けたい。特に、家庭の経済的事情で教育を受けられない子ども達のために、CAMELが教育のセイフティーネットになりたい」
と、誠心誠意申し上げたところ、賛同を頂きました。
JETROの2016年1月のレポートによると、
1)「ミャンマーの小学校で学ぶ人数は517万人(その他、お寺の僧院学校が21.9万人)、
2)中学校は254万人(僧院学校は約7万人)、
3)高等学校は73万人(僧院学校は約5500人)となっています。
学齢が上がるにつれ学びを諦める子どもが多いとのこと。教育省の調査によれば、「ミャンマーの5歳から16歳までの子どものうち、270万人が学校に通っていないか、早期に退学している」そうです。
たとえ、一度、学校からドロップアウトした子どもであっても、働きながらネットで学びが継続できて、再入学も可能になったら、すてきではありませんか。
嬉しいことに、この度、CAMELは「住友商事の100周年記念の社会貢献事業」に選んでもらいました。
ゼロから外国の教育の支援を始めるのは大変ですが、スタートに当たり、現地に詳しい住商が協力してくれるのは頼もしい限りです。
一部の映像授業制作費(ミャンマーの小学校5学年の3科目:ミャンマー語・英語・算数)を援助して下さるとのこと。
お陰で、スタートダッシュが楽になりました。
小学校の他の科目や、中学・高校の授業の映像も、引き続き、他の日系企業やミャンマー人の有志の援助を得て、着実に制作・配信して行きたいと思います。
「ALL JAPAN」とミャンマー人有志による学習支援プロジェクト。いよいよ、秋以降、撮影が本格化します。
ご存知のように、ミャンマーは親日国であり、開放政策のお陰で、多くの日系企業もぞくぞく進出している国。
長く軍政が続き、経済的には鎖国状態だったこの国は、幕末から明治の初期、懸命に「坂の上の雲」を目指し、欧米を追いかけ始めた頃の日本に似ています。
幕末と明治をリードした人物には、西郷隆盛に代表されるように、下級武士や幼少期に貧しかった者が多かったことは、よく知られています。
幕末、吉田松陰の開いた松下村塾には、様々な若者が集いましたが、こんな開明的な塾でも、身分が低く貧しい家の者は教室には入れませんでした。戸外で立ったまま授業を聴講しなければいけませんでした。
伊藤俊輔(後の初代内閣総理大臣・博文)もその中の1人。
中に入れないのは、ある意味、屈辱的かも知れませんが、彼らの向学心が羞恥心を上回ったため、漏れ聞こえる授業に耳を傾け続けたのです。
逆に、そんな彼らだからこそ、新しい国家を作り出せたとも言えます。出自や貧富の差に関係なく、前例主義に縛られることもなく、ただ、勉強をして自らを磨き、実力を認められた者がリーダーになれるという新しい国家を、違和感無く作り出すことができたのでしょう。
どんな環境の子どもにも、等しく、教育の機会が与えられるべきです。これはミャンマーの国益にも合致します。
少数民族自治区の薄暗い教室で、目を輝かせながら授業を受けていた子ども達の姿を、忘れることができません。
孤児院や僧院学校も含めたミャンマーの全ての子ども達が、最高レベルの教育と教育の機会均等が与えられて、将来のミャンマーの国造りを支える人材に成長して欲しいと、切に願っています。
★Ministry of Education, The Republic of the Union of Myanmar. のサイトはこちら。
http://www.moe.gov.mm/?q=content%2F%E1%80%95%E1%80%8A%E1%80%AC%E1%80%9B%E1%80%B1%E1%80%B8%E1%80%9D%E1%80%94%E1%80%BA%E1%80%80%E1%80%BC%E1%80%AE%E1%80%B8%E1%80%8C%E1%80%AC%E1%80%94-%E1%80%95%E1%80%BC%E1%80%8A%E1%80%BA%E1%80%91%E1%80%B1%E1%80%AC%E1%80%84%E1%80%BA%E1%80%85%E1%80%AF%E1%80%9D%E1%80%94%E1%80%BA%E1%80%80%E1%80%BC%E1%80%AE%E1%80%B8%E1%80%94%E1%80%BE%E1%80%84%E1%80%B7%E1%80%BA%E1%80%A1%E1%80%96%E1%80%BD%E1%80%B2%E1%80%B7-japan-media-education-coltd&fbclid=IwAR0zyZXIQDhUnvKKVKkkvw5re8R5ZHhtuFMy1P1PtjRnf5r_brcVsILUwbo