02/02/2016
中国が資本規制を導入か?
2016年の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)会議で日銀の黒田東彦総裁は「中国は金融安定のために資本規制を導入するのも選択肢」と提案した。
以下はその有力な理由である。
中国の外貨準備高は世界最大だが、人民元を防衛するには十分でなく、同国は恐らく資本規制に頼らなければならないだろう。フランスの銀行ソシエテ・ジェネラルがこう指摘した。
同行のアジア通貨戦略責任者、ジェーソン・ドー氏はシンガポールでのインタビューで、中国の全人口の約5%に相当する6500万人がそれぞれ国内から上限5万ドルを引き出した場合、3兆3000億ドル(約398兆円)に上る外貨準備が消えうせてしまうと説明。
国際通貨基金(IMF)の方法に基づくソシエテの試算によれば、中国が国際収支の危機に対処するには少なくとも2兆8000億ドルの外貨準備が必要となる。
ソシエテのグローバルストラテジスト、キット・ジャックス氏は同じインタビューで、「世界最大の外貨準備高を持っているからといって、速いペースで外貨準備を取り崩すという国内金融面の影響を過小評価すべきではない」と指摘した上で、「中国には明確な選択肢がある。資本勘定を厳格化するか、より速いペースでの元下落を容認するかだ」と話した。
ソシエテのドー氏と中国担当チーフエコノミストの姚煒氏のリポートによると、資本流出が加速した場合、今年の人民元は対ドルで最大12%下落する可能性がある。同行は顧客に中国資産を当面避けるよう助言している。
なお、事情通の間では「中国政府はいざとなったらベンチャー企業市場の創業板などの市場を休眠または閉鎖する事もあり得る」との話がささやかれている。その情報源は2016年1月号の情報誌「選択」だ。
ご判断はお任せするが、草食投資隊も中国の株価はバブルが崩壊して下落がまだ進行中との見方だ。
「波乱相場で絶好の仕込み場がやってきた 大転換点を迎え個別銘柄の戦いが始まる」
東洋経済オンライン 草食投資隊:渋澤健、中野晴啓、藤野英人
http://toyokeizai.net/articles/-/102556?display=b
この様に中国がらみの投資は、まだ行うには早すぎるだろう。
リスクが読み切れず、相場調整がまだ終わっていないからだ。
正直な話、金でも買った方がましだろう。
今回は、以上になります。
グローバル資産形成学院フェローの中山耕一からでした。
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