11/06/2024
ーMaria Speaks to Parents 近日公開ー
昨年、Sweden研修の際、ふと目にしたこの本を、このほど輸入しました。
当スクールの保護者の皆様には無論のこと、一般の方にもお勧めしたくて、それを日本語に翻訳しました。
Mariaの講演はイタリア語で語られ、多くのイタリア人がそうであるように、極めてストレートに話していると思います。しかし、傍にいる通訳者が憚り、直訳ではなく婉曲的に表現されて、それを英語文として読むと、時に理解に苦しむ部分があります。
ベルガモのトレーナー:Baiba先生なら、ズバッと言ってくださるのではないかと思っています。彼女の授業はすべてが秀逸ですが、私はとりわけReadings の授業で、「この文は、どの本の何ページに書いてある理由から、こう言ってる」と解説される高い見識に驚いたものです。
あとがきに、Carolina Montessoriが書いています。「さらにここから広くモンテッソーリ教育を深めていただきますように」
私も同感です。
20/04/2024
ー志賀高原2307スキー-
朝の曇天(雨)が嘘のように、午後から快晴でした。(晴れ男伝説は健在です)
生徒の皆さんは、Amazingな上達で、ついていただいたコーチからお褒めをいただきました。
どんなことも、スタートの手ほどきや導入が上手いかどうかで、その後のモチベーションも変わりますね。
ホテルやスキー場の皆様のおかげで、どんなに素敵な時間をいただいたことか、子供たちの笑顔が語っています。
もう。それに付け加える文章が浮かびません。
あす、帰ります。来たときよりもキレイにして帰ります。
特別なお心遣いをいただいたオーナーファミリーに心から感謝いたします。
20/04/2024
ー発達障害の話-
お子様が「少し人と違っている」とお考えの方、また別にそうでもない方も、精神医学で言われるASD(Autism Spectrum Disorder)やADHD(Attention-Deficit Hyperactivity Disorder)や、心理学でのHSP(C)(Highly Sensitive Person(Child))に、少し関心をお持ちください。
外国から来た友人が、日本の電車に乗って「乗客がぜんぶ日本人ばかり」だと驚くほど単一民族の日本で、いわば「似たものどうし」の中で、少し変わったヤツは、とても目立ってしまい「仲間はずれ」になります。
Disorderというのは、誰の何のオーダーに合わないのでしょうか?
封建制度や組織社会の年功序列に合わない「変わり者」を障害者と括るのでしょうか?
モンテッソーリエレメンタリーのHistory教材に「Migration」というプレゼンがあります。
写真は、赤い塊の中に群れていた人たちが、いくつかの群れになって他の土地に移動していくさまを表しています。
アフリカに発生した人類の祖先が群れを作り、やがて新天地を求めて東のSunriseに進むものがあり、西のSunsetを追うものがあります。
集団の中では、多くの人々が、ただ群れているだけなのに対して、群れない少数の人が、人一倍の多動の力で新たな土地や住み処を見つけ、特別な感性や感覚で危険を察知し、時には仲間を救う事になったのです。
普通の人が考えないことをやる人こそ「発明家」になり、人類に変革と幸福をもたらすのです。この人と群れないで、独自の行動をする一握りの人達が、人類を発展と幸福へと導いたことは間違いありません。
それを、集団を管理する側(学校とか?)からは、手に負えないからと、勝手に「障害者扱い」するのは、とても矛盾しています。
お子様が「発達障害」とされ、扱いにくいという理由で「仲間はずれ」にされる事は、悩ましいことですが、相手にする価値はないです。もっと、電車に色んな人種の人が乗車している国へ行って、本領を発揮すべきかもしれません。「あなたは、人類歴史上の唯一無二の人材だ」と言って励ますべきです。
一方、「発達障害」に対して、普通の人を「定型発達」と呼ぶらしいですが、私は「定型」こそダメだと思っています。人が着ているから同じ服を買って、皆が右に行くから右に進むなど、申し訳ないですが、とても魅力的な方とは思えません。
誰かに決められた範囲の中で、決められたルールを守り、何も異を唱えない人こそ、使い物にならないと思いますが、いかがでしょうか?
折しも、日本は「受験シーズン」です。
多くの学校は、学力の高い、「群れ」に馴染む子をセレクトし、また高い「群れ」を作るのでしょうか?
11/01/2024
ー通知表ー
年末の放課後、地下鉄駅のホームで電車を待っていると、何組かの中学生の親子が降りてきました。
皆さん一様に、暗いオーラに包まれています。
少し不機嫌なママと、その後ろをトボトボと付いていく娘。母の背中は明らかに見捨てた感を背負っています。
また、ホームに着くやいなや、泣き出す娘の横で、オロオロと肩を抱く父親も。手を焼いて困っています。
『通信簿もらいの日かな?』
私も、これで良い思い出は無いですね。
全校で、満足して帰れるのは、たった一人1番の子だけです。後は全員何らかの劣等感を抱いて帰ることになるのです。
日本の若者は「自己肯定感が低い」と言われますが、原因はここではないですか?
マラソンの途中順位など、後の結果にどんな意味があるのでしょうか?
マリア・モンテッソーリは言っています。
Education is not competition
一方で、東京モンテッソーリスクールの親子は、何とまぁ明るかったことでしょう?
通知表などありません。
子供自身が親の前で普段の内容をプレゼンするペアレンツデーがあるからです。
特に今タームは、お子様全員がcompleteなプレゼンテーションだったようで、本人は大満足。「カンペキでした!」と根拠のない自信に溢れていました。(^^)
それこそ、自己肯定感は100%です。
だから、皆んな学校が大好きですよね。
皆さん、ご自分の学生時代を振り返ってください。小学校や中学校の通信簿が、どれほど人生に影響しましたか?
どんな客観的な判断で子供を「3」とか「2」と断定できるのでしょうか?
今でも、そんなお役所仕事(子供をミカンの選定のように評価してラベルをつける)が続いているなら、そんな学校は、子供を育てる場ではないでしょう。
評価は自分自身がすることで、他人に言われることではないからです。
『宿題』もありません。「するな」とは言っていません。宿題や復習は先生から与えられるものではなく、必要な人が自分でやるべき事だからです。
31/12/2023
本年の年頭の言葉は『品格』です。
昨年よりも高みを目指します。
29/12/2023
ー売れるお菓子作りー
「クッキー焼いて美味しかったです」という趣味のレベルではなく、「お金をいただけるものを作ろう」と子供たちに伝えてプロジェクトをスタートしました。
たかがケーキですが、「売れる」レベルにまで完成させるのは如何に大変なことか・・・を体験しました。
本を3冊、ネットも利用して何度も試作してきました。製作中に失敗をして、涙を流す経験もしていただきました。これは良い涙です。高い意識があるという証拠です。
「失敗はイイんだよ。うんと失敗しなさい!」
「お金をいただく」という事は、どういう過程を経て、何を工夫すべきかを勉強します。実際に近くのケーキ屋さん、クッキーショップにも出かけて調査しました。
制作過程で、トヨタのKANBAN方式を取り入れ、誰がメンバーになっても製品が変わらないように工夫しました。
ケーキ班、クッキー班各リーダーは日毎に「職人」の顔になり、製作だけでなく、片付けや掃除も上手くなりました。そして、ようやく今月8日に製品化しました。
※写真は、焼けたクッキーの選別をしているところ。コゲ、ヒビ、ワレ、キズは売れません。
19/12/2023
ーモネ展-
本日、モネ展を無事に鑑賞してきました。
https://www.monet2023.jp/artworks/
「連作」というテーマがあっての展示でしたので、Focus Pointができて良かったと思います。子供たちの今後に何かヒントになれば良いと思います。
既に20万人の来場者数を超えたとかで、多くの人の中で、迷惑そうに扱われた小学生達でしたが、低学年の子供たちが、120年前にモネが描いた絵の前を通り過ぎていく光景に、私は涙が出てきました。
どんなに邪険に扱われようと、子供たちが後にこの1シーンを思い出し、世界的に有名な画伯になるかも知れません。画伯ならずとも、大人になって再び同じ絵に出会った懐かしさや感動は、音楽も同様ですが、より深い感銘となって残ることと思います。
音楽や絵画などは、First Contactができるだけ本物であるべきだと私は考えます。
それは、理解できる・できないに関わらず、記憶のベースになるものであるからです。本物で無ければ得られない、何物にも代えがたいオーラに包まれる経験を、今後もすべきだと思います。
鑑賞の後。外に出ると、銀杏の葉が地面を染め、さながらモネの世界のようでした。そこで、朝、各自で自作したサンドイッチを頂きました。
30/10/2023
ーBead Decanomialー
十進数を、これほど見事に可視化した教材はないでしょう。
私のDiploma実技試験のプレゼンテーションだったので、あの日を思い出します。
これをすべて積み上げると、幼稚園でやったピンクタワーになることが感動の瞬間ですね。
27/10/2023
ー実りの予感-
スェーデンの圧倒的なFarmには、逆立しても到底及びませんが、「生き物を育てる」「日々目をかける」という根本的なコンセプトには変わりがありません。
バルコニーのわずかな陽だまりに、若い葉が喜んで手を広げているようです。
水菜・法蓮草・イチゴのポットたちです。