26/06/2018
神戸芸術工科大学アジアンデザイン研究所では、2018年8月8日(水)13:00時より同キャンパスの吉武記念ホールにおいて、朝鮮の民俗芸能「パンソリ」と前田憲二監督・伊福部昭音楽の長編記録映画「土俗の乱声」公演を行います。一般有料公開いたしますので、神戸映画資料館にてお申込みください。
歌い手:金美貞、尹孝珍
鼓手:張仁善
講演+パンソリとトーク:前田憲二
[パンソリ]とは
パンソリは朝鮮の代表的な民俗芸能。
東京大学やソウル大学で教鞭をとっていた李杜鉉先生の
言や「朝鮮芸能史」(東京大学出版会)によれば
十八紀初め朝鮮中部で初められた、
と一般的に考えられているが、
実際にはもう少し古い時代から
村の芸能として存在したのではと云々される。
パンソリは叙事巫歌、あるいは民間に伝承されていた
説話を歌唱化したもの。
唱者は一人、鼓手一人、「パン」とは舞台のことで
茣蓙一枚の上や、樽の上が舞台になる。
かつては男性唱歌が数多く見られたが、
いまでは女性が多く、特に全羅南北道が盛んだ。
「ソリ」とは唱い語ること。
唱者は(春香歌)(沈清歌)(興夫歌)
(水宮歌)(赤壁歌)等々歌の内容に合わせ
身ぶりを交えながら表情豊かに歌う。
全羅道高敞に在住した申在孝が、各地で語られた
パンソリを脚本化したことで、今日迄遺された。
氏の住居はいまも高敞にある。
パンソリは韓国民族固有の伝統芸能で
世界の無形文化財に指定されている。
[土俗の乱声]
主に中国、朝鮮半島、日本の民衆が
継承してきた祭事にスポットを当てる。
映画の展開は「水稲耕作に伴う殺牛祭」と
「星への信仰に伴う民間習俗」を二本の柱として構成。
「殺牛祭」は中国南部の貴州省に位置する
末開放地域にまで足をのばし苗(ミャオ)族を、
「星への習俗」は中国北部の吉林省へ取材。
さらにふたつの流れが伝承される祭事を韓国に求め、
春、夏、秋と三度に渡る取材を敢行。
当然のごとく、半島からの文化の流れは
広く深く島国日本へと浸透。
そこで日本でも幅広く各地の祭りや習俗を追っていく。
日時:2018年8月8日(水)13:00~17:00
会場:神戸芸術工科大学 吉武記念ホール
〒651-2196 神戸市西区学園西町8-1-1
定員:500名 参加費有料・前売2000円 当日2500円(学生・障がい者2000円、小学生以下1000円)
お申込み:神戸映画資料館 電話:078-754-8039(水・木曜は休館)
主催:神戸映画資料館+神戸芸術工科大学アジアンデザイン研究所+NPO法人ハヌルハウス