無双直伝英信流居合兵法 耕山会

無双直伝英信流居合兵法 耕山会 無双直伝英信流居合兵法 耕山会 
全日本居合道連盟所属 公式FBP
現代における居合武道の意義は,
禅語の「殺人刀,活人剣」にあり. 耕山会 一門下生が担当するFBページ.
現代社会においては,刀で敵を斬ることはあり得ない.しかし,それだからこそ”斬れる”居合で無くてはならぬ...日々研鑽中!

12/08/2026

少林寺拳法に居合の修行が役に立った事例2.
前述のウレタン刀での切り下ろしを蟹脚,蜘蛛脚,前後千鳥の体捌きで捌くという修練で,切り下ろす攻者を担当したときの話です.
普段の居合の修行と同じ様に,起こりの無い切り下ろしを心掛けると,ほぼ百発百中 ,守者は殆ど避けられないのです!流石に高段位の幹部拳士は捌けていましたが,高校生相手とかだと面白い様に当たってしまいます.振り下ろしを早くしたわけでは無く,寧ろゆっくりめに振り下ろしても,起こりが無ければ捌くのは困難なのだと言うことです.
 実は,目に入ってきた情報を脳が視覚情報処理するのに約0.3秒もかかります.視覚情報によって行動を起こすのは,映像として認識するよりも少し速いのですが,それでもウレタン刀が振り下ろされる時間よりはずっと長くかかってしまうのです.つまり,ウレタン刀が動き始めるのを視認してから動こうとしても,視認したときは既に当たっていることになるのです.では,捌ける人はどうやって捌いているのかというと,振り下ろしが始まる前の微妙な予備動作ーこれを居合では起こりといいますがーを察知して,実際にウレタン刀が振り下ろされるより先に回避行動を開始するのです.ということは,この起こり無しで振り下ろせるならば,高確率で相手をヒットできることになります.
 実際,高校生の拳士が「速い,見えない,どうやってやってるんですか?」というので,「では,通常モードです」と言って速度は殆ど変えずにわざと起こりを発したところ,ほぼ100%捌けていました.逆に,「では,次は真剣モード」といって起こりを消すと(それでも残っているは思いますが),ほぼ100発100中になる.高校生の拳士は不思議だ,不思議だと言って面白がっていましたが,実際の居合の速さとは,やはり剣を振る速さでは無く,初動,起こりが無いことであると強く実感しました.この起こりを無くすことについて,形稽古は絶大な威力を発揮します.その脱力の技術は,勿論少林寺拳法にも応用可能なのです.

流派は違えども,至極真っ当な見識と拝察.私が通う道場,耕山会は 無双直伝英信流 正統会 の門派道場としてこう言う筋をきっちり守っている道場であります.この様な考え方を含めた古流の継承こそ,現代社会に於ける古武道の存在意義の一つであります.自...
11/08/2026

流派は違えども,至極真っ当な見識と拝察.
私が通う道場,耕山会は 無双直伝英信流 正統会 の門派道場としてこう言う筋をきっちり守っている道場であります.
この様な考え方を含めた古流の継承こそ,現代社会に於ける古武道の存在意義の一つであります.
自由,平等,革新,そう言うものだけが至上ではない.

(文責:工藤)

12/07/2026

(文責:工藤)
私は,少林寺拳法を併修しているのですが(実は拳歴は居合の剣歴より15年くらい長いのです😅),最近の拳法の修練の中で,明確に居合の修行のお陰で出来るようになっていることがあるな!と気がついたことがあります.
 それは,上受の衆敵闘法的な修練でした.ウレタンの棒を持って上段真っ向から振り下ろす役の攻者5人くらいが,15人くらいの守者を囲みまして,スタートの合図で適当に選んだ相手に次々とかかっていくという,一寸した遊びの要素も入った練習です.上段真っ向から斬りかかる攻者に対して,上受して突きか蹴りの攻撃を返す,ということなのですが,ウレタン棒は腕の延長の感じで,普段の手刀打ちの代わりなので,勿論のことウレタン棒を受けても良いのです.ただ,間合いが棒の分,腕より伸びるので,そのまま受けても反撃が相手に届きません.工夫して相手の間合いに飛び込んでいかないといけないのですが,私はどうしてもウレタン棒を受ける気がしなかったので,深めに入って相手の腕を止めていました.丁度「月影」の,攻者の両内小手を押さえるようなイメージ,或いは,「受け流し」の要領で攻者の裏に出て上受で梳かして崩す,そういう感じです.この<ウレタン棒でもどうしても刀に感じて避ける>というのはごく自然に,習慣として身についている感じ😅.
 それと,攻者の位置を手早く把握して其処を意識しながら次々と相手するような感覚は,まさに「四方切り」などの衆敵に対する感覚そのままでした.私は,拳法では衆敵闘法などあまりやっていなかったのですが,「居合でのいつもの仮想敵を現実に投影するような感じ」で,間合いも,意識の配分も,至極スムーズに行きました.
 面白い!居合のような仮想敵を想定した形稽古が,ここまで現実の闘法に応用できるものだとは!
 このように,居合の効能は,体幹の安定だけでなく,間合い感覚や意識の配分にも現れてくるものであります.この仮想敵相手に適切な間合いと気配りを練るという修行が,如何に役に立つものであるか!
 やはり古からの修行方法というのは凄いものなのだなと,改めて実感しました.居合の形稽古の修行は,格闘系の攻防に物凄い効果があります!

濃州堂さんから、会の居合刀届きました。凄く嬉しいです。二尺四寸直刃です。私のセレクトの居合刀です。目抜きは、山椒、美濃の金具レブリカ、縁頭は土方,です。(文責: 舩瀨 恭一)
25/05/2026

濃州堂さんから、会の居合刀届きました。凄く嬉しいです。二尺四寸直刃です。私のセレクトの居合刀です。
目抜きは、山椒、美濃の金具レブリカ、縁頭は土方,です。

(文責: 舩瀨 恭一)

第42回多田神社奉納演武会を執り行いました.少し日が経ってしまいましたが,ここに掲載します!多田神社奉納居合演武会は今回で四十二回目を迎える伝統ある演武会です.例年建国記念日の開催でしたが,今回は先代会長 末松満先生の命月である4月に「末松...
09/05/2026

第42回多田神社奉納演武会を執り行いました.
少し日が経ってしまいましたが,ここに掲載します!
多田神社奉納居合演武会は今回で四十二回目を迎える伝統ある演武会です.例年建国記念日の開催でしたが,今回は先代会長 末松満先生の命月である4月に「末松満先生を偲ぶ会 」として開催し,今後は毎年 昭和の日 に開催することになりました.また,先般御逝去なさった錬正館の奥田良雄館長の追悼の意も込めました.清和源氏発祥の地である多田神社の政所殿に,全日本居合道連盟所属の七道場から,約三十名の剣士が集い,居合演武を奉納しました.
 演武会に先だって,多田神社拝殿にて昇殿参拝しました.例年は耕山会のみでの昇殿参拝だったのですが,今回から参加剣士全員での参拝としました.政所殿を出て多田神社拝殿へ向かう道の向こうには,酒呑童子の首を洗ったという鬼首洗池が見えました.多田神社は清和源氏の祖である源満仲公が創建した,源氏発祥の地である由緒ある神社で,元々この地に源氏武士団の政所があったと伝えられています.多田神社の宝物殿には源家の名刀「鬼切丸」も伝わっており,御刀との縁の深い神社でもあります.
 昇殿参拝から戻っての開会式では,耕山会新会長・舩瀨恭一 七段 が四方祓いを行いました.演武場正面には,林崎居合大神と先代会長 末松満 先師の御刀,舩瀨 恭一 現会長の御刀と,開創の奥野 耕山 先生から歴代の会長の御写真を御祀りして,耕山会の伝統を示しました.
 今回の奉納演武会に込めました思いは,「古きを温ねて新しきを智る」で,伝統の再確認と新生耕山会の壮行ということでした.以前の演武会では,度々他武道の表演や剣舞の披露などがありましたので,原点回帰ということで今回は門人が併修している少林寺拳法披露を行おうということになり,不肖,私,工藤が親子で少林寺拳法を披露させていただきました.
 その後,本丸である居合の奉納演武を行いました.多田神社政所殿は,ほのかにヒノキの香りが漂う,気品ある道場で,ここでの演武は本当に気が引き締まります.集った剣士は悠然と刀を振るい,その道場に満ちた武の気をかしこみて多田之大神に奉納致しました.
 奉納演武会終了後,神事の後に神と食事を共にして日常へ戻るという意味のある直会を,神社社務所にて行いました.直会では,5月の全国大会での昇段審査を受審する剣士の所信表明,錬成館の新館長の御挨拶があり,和やかな中にも活気ある空気感で宴が進みました.そして,原点回帰という意味で大きかったのは,元々同じ奥野耕山先生の道場から出自した滋賀居合道友会様との縁が改めて深まったことを皆で祝ったということでした.それは先師・末松満先生の思いでもあり,その意味で末松先生を偲ぶ会として相応しい会となりました.
 無双直伝英信流第二十代宗家 河野百錬先生主催の英信流居合兵法指導会の一員としての道場から始まった耕山会,開創の奥野耕山先生が残された一首に
「又逢いて 宗家愛弟子 稽古かな」
というものがあります.当時の無双直伝英信流宗家と御宗家が立ち上げられた全日本居合道連盟と「ともにあった」耕山会のイメージがよく伝わってくると思います.全居連と共に居合道継承の道を歩んできた耕山会のあり方を改めて皆様と共有できた1日であったと思います.
原点回帰で伝統を再確認し,新たな営みへと繋げる,今後の耕山会の方向性を示す意味でも,意義深い演武会となりました.
この奉納演武会に御参集下り,素晴らしい演武を御奉納下さった皆様に,心から感謝申し上げます.
剣一筋のお付き合い,これからも何卒宜しくお願い致します.

(文責:工藤)

16/02/2026

無双直伝英信流居合兵法 耕山会 会長が, 第四代 舩瀨 恭一に代替わりしまして数ヶ月,漸く体制整って参りました.ぼちぼち情報発信など活性化していきたいと思っております.何卒宜しくお願い致します🙇

住所

Kawanishi-shi, Hyogo
666-0127

営業時間

09:30 - 12:45

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