教育コンサルタント山下洋輔事務所

教育コンサルタント山下洋輔事務所 社会を支える教育を創り、
教育を支える社会を創る。

「社会を支える教育、教育を支える社会。」
社会をより良くする教育を作る。教育をより良くする社会を作る。
この二つを実現するための事業を行います。
1.教育サポートセンター
2.教育事業の立ち上げ支援
3.課題解決の場つくり
4.場・組織のプロデュース
5.歴史・哲学を社会に還元する事業
6.講演・トークライブ・執筆

【「想いはある!でもお金がない!そんな時の行政連携」 〜「あなた」と行政とつなぐ方法〜 】子どもの育ちを支えたい。でも、子どもや保護者からお金を取るのは気が引ける。とはいえ、自分の生活や活動を続けるためにはお金が必要。そんな“ジレンマ”を感...
16/11/2025

【「想いはある!でもお金がない!そんな時の行政連携」 〜「あなた」と行政とつなぐ方法〜 】
子どもの育ちを支えたい。
でも、子どもや保護者からお金を取るのは気が引ける。
とはいえ、自分の生活や活動を続けるためにはお金が必要。
そんな“ジレンマ”を感じたことはありませんか?

地域で子どもたちの学び場や居場所を運営し、行政や教育委員会と協働して事業化を進めてきた大村信望さん(一般社団法人asolab代表理事)と、
教育格差を生まない形で活動を続ける方法をテーマにお話しさせていただく機会をいただきました。

有料のイベントですが、ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください。

<イベント概要> 子どもの育ちを支えたい。 でも、子どもや保護者からお金を取るのは気が引ける。 とはいえ、自分の生活や活動を続けるためにはお金が必要。   そんな&ldq... powered by Peatix : More than a ticket.

【私のロールモデルであるグルントヴィについて】坂口緑先生より『概説 グルントヴィ 近代デンマークの礎を築いた「国父」、その思想と生涯』(花伝社)ををご恵贈いただきました。グルントヴィは、19世紀デンマークにおいて、牧師として、詩人として、歴...
02/10/2024

【私のロールモデルであるグルントヴィについて】
坂口緑先生より『概説 グルントヴィ 近代デンマークの礎を築いた「国父」、その思想と生涯』(花伝社)ををご恵贈いただきました。

グルントヴィは、19世紀デンマークにおいて、牧師として、詩人として、歴史家として、教育者として、政治家として、近代国家形成に大きな影響を与え、今なお世界中に、教育や移民、途上国との連携、地域共同体、進路支援、環境問題など、現代的課題へのヒントを投げかけています。

「母語の獲得、神話や歴史の学習、詩や歌といった民衆文化の尊重、立場を越えた対話、政治的主体化の教育を通じて現代まで続く豊かな民主主義の土壌を作り上げたグルントヴィ」

社会をより良くするアクティブ・シティズンシップの育成や「生のための学校」は、まさに今、必要とされている考えです。

歴史→教育→政治の道を歩む私は、このグルントヴィの生まれ変わりではないかと思った時期もありました。
グルントヴィは、私がロールモデルに設定している一人です。※他にも数名います。

しかし、幅広い活躍をし、一つにまとめ難いグルントヴィの足跡を、わかっているようで、知らないことも多いことに気付かされます。本書は、グルントヴィを理解する上で、大いに役立ちます。

訳者の皆様や出版社に、感謝申し上げます。
坂口緑先生のご活躍はもちろん、学生時代に共に学んだ佐藤裕紀さんが訳者の一人として執筆されており、心から嬉しく思います。

教員を辞め、大学院で教育学を研究し、自分の将来を模索していた頃、グルントヴィを知り、興奮して書いた記事が出てきましたので、恥ずかしいですが、ここでご紹介いたします。
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【デンマークのフォルケホイスコーレと民主主義】
以下、『BE-COM 3月号 vol.207』(2010.3.1 BE・COMときわ通信発行)に掲載より引用

今年の6月に南アフリカで開催されるサッカーのワールドカップで、日本と同じEグループのデンマーク。この国のサッカーは、「ダニッシュ・ダイナマイト」と呼ばれ、古くから強豪として知られていた。1992年の欧州選手権では、ユーゴスラビアの出場資格取消しのため繰上げ出場し、優勝を果たしている。実は、予選敗退したデンマーク代表は、バカンスに出かけていた選手が多く、十分な準備ができないまま臨んだ大会だったという。

【デンマークの魅力】
デンマークに留学経験のある後輩が、「デンマークでは、仕事は5時で終わります」と目を輝かせて語ってくれた。家族で夕飯を囲み、ゆったりと一緒に時間を過ごし、語り合う時間・空間が大切にされている。一般人が、セカンドハウスやヨットを所有するのは一般的で、個人の時間を楽しんでいる。出産のために1年間の有給休暇があり、女性の就業率は世界トップクラスである。経済力は強く、国民一人あたりのGNPは世界一である。失業率は低く、子どもの自立も早い。

福祉が充実しているが、これは国民の支持があって実現している。福祉サービスの低下を懸念し、減税の法案が反対される。税は、自己申告制だが、ごまかさないのが普通である。投票率は、90%以上。地方議員は、他に職を持つボランティアである。

【デンマークの教育】
PISAの調査では、デンマークの学力は低かった。しかし、教師は、学力よりも、目に見えない人間形成が第一と考えている。このように、試験は重視されておらず、小学校の中学年まで試験はない。

デンマークの教育は、一人ひとりを大切にする。社会制度として、学級少人数制、学費無料、親が学校を作る権利、その他の公的な保障が充実している。一人ひとりの違いを受け入れ、のんびり学んでいく。

個を重んじ、自由な校風の学校では、生徒指導ができないのでは?日本の教育者の疑問に答えるため、私の友人がデンマークのある義務教育学校で聞いた校長の話を紹介したい。

いじめ対策では、「いじめないゾーン」というメッセージの書かれたTシャツを着て、750人が手をつなぎ、市長と面会。市長、校長、生徒代表、教員が立会い、「いじめをしない」と宣言した。同時に、研修を開き、専門家も招く取組みも行っている。教師は、いじめのない環境づくりを整えている。

授業の進行を妨げる生徒には、教員が繰り返し注意し、それでも聞き入れられない場合は校長が指導する。生徒が授業を妨害する理由や生徒を取り巻く環境の問題について一緒に考える。対話によって、解決法を導く。保護者を呼ぶなど、あくまで対話を重視する。生徒指導は、行動に対する批判であり、生徒の人格に対するものではないという考えだ。

これらは、訪問先の校長の経験であり、学校によって方針は多様である。ただ、教育の考えがブレていない、という点で共通している。

【フォルケホイスコーレとグルントヴィ】
デンマークの教育には、グルントヴィの思想と彼が提唱したフォルケホイスコーレが背景にあると指摘したい。フォルケホイスコーレとは、民衆の学校と訳すことができる。語学や農業技術、デザインや音楽、演劇のワークショップなど多様な科目が用意されている。期間は、数週間から1年間と学校によって違う。試験はなく、学位や資格も与えない。全寮制であり、寝食、勉強、余暇時間をともにし、人間形成と社会的な能力を身につけることを目的としている。私も、日本の教員として、生徒ともに寮生活を送った経験があるが、民主的なプロセスや人間関係など社会的能力はもちろん、人間的な成長を楽しみにしていたことを思い出す。

宗教革命後、宗教に代わって人々を結び付けたのは「国民」という考えであった。詩人であり歴史家でもあるグルントヴィは、デンマーク国民の形成をフォルケホイスコーレの目的にすえた。カリキュラムでは、民主主義的思想とともに、デンマーク語、ことわざ、詩歌、童話や伝承を学習し、国民の意識を促進した。

この学校は、農民解放運動に支持されて、デンマーク中に広まった。地方の農民たちは、この学校で、社会意識に目覚め、政権交代の原動力となった。デンマークが豊かで、民主主義が浸透し、社会福祉が整い、弱者に優しい国になったのも、この学校によるところが大きい。そこで、グルントヴィは、近代デンマークの父と呼ばれている。

【フォルケホイスコーレから学ぶこと】
フォルケホイスコーレは、移民、途上国との連携、地域共同体、進路支援、環境問題など、現代的課題へのヒントを投げかけている。

他者との生きた言葉のコミュニケーションを大切にしたグルントヴィの思想は、自然と人間、民族や階級の対立に有効である。移民の増加に対しては、言語や生活・文化の学習の場としての役割が期待される。途上国には、学校の民主的運営や地域の自立を伝えてきた。自分との対話という意味で、悩みや人生を考える場ともなる。地域コミュニティが崩壊した現在、新たなコミュニティを築いている。

柏まちなかカレッジ学長 山下 洋輔

【千葉県議会】いじめ、不登校に関する文教委員会での議論(2023/12/12)千葉県議会文教常任委員会が開催され、その冒頭で、当面する諸問題として、いじめ、不登校の状況について、教育長から報告がありました(2023/12/12)。それを受け...
14/12/2023

【千葉県議会】いじめ、不登校に関する文教委員会での議論(2023/12/12)
千葉県議会文教常任委員会が開催され、その冒頭で、当面する諸問題として、いじめ、不登校の状況について、教育長から報告がありました(2023/12/12)。

それを受け、文教常任委員会では、関政幸委員、野田宏規議員、菊岡田鶴子議員が質問に取り上げ、議論されました。

児童生徒の不登校といじめに関する調査によれば、県内の小中学生の登校の主な要因は本人に関わる無気力不安が約6割で最も多く、学校でのいじめの要因はわずか0.2%。しかし、文科省のアンケートでは、小学校5年生と中学校2年生の児童生徒の約25%がいじめが要因と回答しており、学校側と不登校児童生徒側で大きな差がある。この差について県教委がどのように捉えているかについて、関委員から質問。

いじめの重大事態に対し、いじめ防止対策推進法に求められている調査や調査報告書作成が、かなり負担になると推察され、このような乖離が起こったのではないか?
先生方の多忙化や教員の不足の問題といった、環境面も少なからず影響していると考えられ、教職員の方々の働く環境面の改善を要望されました。

野田委員からは、いじめの重大事態が倍増した要因を質問され、当局からは、文科省令和2年の調査結果を非常に重く受け止め、いじめについて、しっかりと認知をするようになったことが結果に繋がってるとの答弁がありました。

菊岡委員からは、不登校児童生徒への学習支援やフリースクールについて質問がありました。学校休み始めたいと感じてから、できるだけ早く、児童生徒の状況を把握し、一人ひとりの状況に応じた支援を行うことについても話し合われました。

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以下、委員会での議論を文字起こししましたので、共有いたします。

関委員 私の方から大きく3点伺いいたしたいと思います。

まず1点目ですが、先ほど不登校の支援の話ありましたけど、不登校の要因と、いじめについてであります。令和4年度児童生徒の問題行動、登校等生徒指導上の諸課題に関する調査、まず冒頭、教育長の方から少しありましたが、県内の小中学生の不登校児童生徒数は、小学生が4600人、中学生7480人の合計1万2080人ぐらい近年増加傾向が続いているという状況であります。

不登校の要因としては、本人に関わる状況の無気力不安、これが7200人、割合にすると59.6%約6割と一番多く、学校に関わる状況のいじめ、につきましては28人割合にしてわずか0.2%とされています。もっともこの数字というのは、先生が要因を選択した調査の結果であります。

その一方でですね、文科省が、令和2年度に、小学校5年生と中学校2年生の不登校児童生徒を対象に実施したアンケート調査では、児童生徒は複数回答できるというふうになっておりますが、小学校5年生710冊、3人のうち、25.2%がいじめを回答し、また中学校2年生1303人のうち、25.5%もいじめと回答しております。

調査方法や対象が異なるにせよ、不登校の要因として、学校の先生側が掲げるいじめの割合がわずか0.2%なのに対し、不登校児童生徒側の約25%、約4分の1がいじめとなっているようで、とても大きな差が生じていると思います。

そこでですね、このような差が生じている要因を県教委としてどのように捉えているのか、まず伺いたいと思います。

井沢児童生徒安全課長 今ご指摘の通りですね、不登校児童生徒の約25%が不登校のきっかけとしていじめを挙げているという調査結果がございます。

いじめ防止対策推進法に定義されたいじめは行為を受けた児童生徒がどのように感じたかということですので、不登校児童生徒の約25%が不登校のきっかけとしていじめを挙げていることは非常に重く受け止める必要があると思っております。

中には児童生徒は抱え込んでしまっていて、これももちろん、とらえなくてはいけないんですけども、わかっていないという場合もあるでしょうし、事例の分析からはサインがあっても、教員が認知できていないという場合もございます。

重大事態は、いじめにより重大な被害が生じた疑いとなっており、疑いだからこそ調査が必要なのであり、これを正確に理解していないと認知の遅れに繋がるのではないか、というふうに思っておりますので、このあたりをしっかりと指導していかなくてはいけないなというふうに考えております。以上でございます。

関委員 ありがとうございます。いろんな要因がある中で、認知できてないものもあるじゃないかという話が出ました。冒頭の教育長のお話だと、5万2720件、令和4年度っていう形でかなり多いんですけど、まだまだ、もしかしたらあるかもしれないということも含めての趣旨だというふうに理解しております。

実はこの点、私の方でいろいろ考えていく中で1点ちょっと懸念していることがありまして、不登校は30日以上の欠席というところからカウントするという形になると思います。一方で、いじめの方は、あの法律上ですね、相当な期間の欠席は30日というふうな形になってますんで、ちょっと細かい話になっちゃうんですけど、結局重大事態としてカウントすることと、不登校、いじめや要因ってのはセットでやらなくちゃいけないという形になってしまう。

つまりそういうことです。横で学校側の方として、重大事態の対処法律に求められている調査や調査報告書作成、こういったものがですね、かなり負担になる部分もあるのじゃないかなというふうに推察されます。このあたり先生側の方で、要因は無気力不安が約6割っていうですね、何とも何かちょっとコメントしにくいような、あの結果があるっていうこと。違いがですね、やっぱり現場とやっぱり実際制度と違うっていうことをですね、改めてですね、我々認識しなくちゃいけないのかなというふうに思っております。

そして重大事態に関してご質問させていただきます。県内のいじめ問題のいじめ自体の重大事態の発生状況を改めてお伺いしますとともに、対応をどのようにされているのか教えてください。

井沢児童生徒安全課長 まず令和4年度の公立学校におけるいじめ重大事態の件数ですが、小学校が24件、中学校が20件、高等学校が19件の合計63件となっております。次に重大事態を認知した場合の対応ですが、学校は直ちにいじめを止めさせ、被害児童生徒の安全を確保するとともに、教育委員会に報告をします。

県教育委員会では、県立学校から報告を受けるとすぐに指導主事、同スクールカウンセラー、スーパーバイザーを当該校に派遣し、事案の詳細を把握しながら、調査を行う組織や調査方法、スケジュール等について、被害児童生徒と保護者の意向を踏まえながら、迅速に調査に着手できるよう指導助言しているところでございます。以上です。

関委員 チーム対応して解消に向けて、いろいろあるということで、これ調査結果報告書というのを作成しなくちゃいけない形になってると思うんですけど、実際これまでどれぐらい作られてきたのかってわかる数字ですけど、ちょっと教えてください。

井沢児童生徒安全課長 報告書の数でございますけども、ちょっと確認をしますのでお時間いただければと思います

関委員 報告書は、今後のいじめ防止対策にも生かすべきものとしても意味があると思いますので、しっかりとですね作成するように指導していただいて、生かしていただきたいと思います。

改めて、今度の公立小中学校や市町村教委への指導助言を重大事態に対してどのようにされているのか教えてください。

井沢課長 県教育委員会では、平成28年度から令和2年度までの5年間に、いじめ重大事態の認知報告がされた事案について個別に分析を行っております。

その中で初期対応に問題があり、当初軽微であった者が重大事態となってしまうことや、いじめ重大対する通しての対応すべきものが組織として共有されず、対応くれてしまうことなど、複数の事案で共通した課題があることを把握しています。

これらに対して対応のポイント等をまとめたパンフレットを作成し、市町村立学校の管理職や生徒主事、生徒指導主事等を対象とした研修会で具体的な事例を示しながら指導助言しているところでございます。以上でございます。

関委員 あの初期対応のポイントというふうにおっしゃいました。確かにそうなんですね、ケースによると、きっと悪化して、結果的に重大事態に行ってしまうケースを含めて、やはりその初期対応すごく大事なんだなと思います。

やっぱり保護者の方と学校との距離とかっていうことによって、子供が学校に行きづらくなるケースというのも聞いております。こういった先ほどの重大な報告書の話ありましたけど、しっかりノウハウ蓄積していただいて、早期解消に向けてですね、生かしていただきたいと思います。

冒頭のあの話になりますけど、約25%がいじめというふうに当てはめてしまうと、不登校、小中学生ですけど、1万2000名のうち約3000人もいるんじゃないかというようなことすら言えてしまうと思うんですけど、ただ大事なのは、やはりその数字がどうかじゃなくて、いかに子供が安心して学校に行けるかっていうそれを解決だと思います。

そういった意味でですね、しっかりやっていただきたいと思いますまとめます。県教育委員会として、いじめの早期発見解消と、重大事態への発展抑止への尽力そして、法に則った重大事態の対処を適切に行う必要があることを改めて整理確認し、いじめ防止対策に進んで取り組んでください。

特にですね、本県のいじめ防止対策推進条例では、県のいじめ防止基本方針について、条例第11条3項で、いじめに関する状況の変化を勘案し、対策に関する評価を踏まえ、方針検討を加えて必要に応じた変更を求めているところであります。

法の施行から現在に至るまでの運用自体状況これを受けて、いじめの重大事態への対応に関する部分、現在の基本方針だと32ページ以下になると思いますけど、検討をですね、ぜひやっていただきたいというふうに思います。

また先の文科省調査ではですね、不登校要因として、教職員との関係を巡る問題を、約3割の子供が挙げています。教職員との関係を巡る問題です。一方で、問題行動調査ではわずか1.1%と、乖離してるんですね。

そもそも問題行動調査では、先生の選択で、不登校要因が無気力不安の回答が6割になってしまうという背景なんですね。先生方の多忙化とか、そういうことありました教員の不足の問題といった、環境面というのもやっぱ少なからず影響しているんじゃないかと思います。

その意味でもですね、教職員の方々の働く環境面、改善も図っていただきたいと要望いたします。

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野田委員 はい。よろしくお願いいたします。私からは大きく3点の項目について伺いたいと思います。一点目が、教育長の方から冒頭ありましたいじめの重大事態について伺いたいと思います。

5万2000720件中63件が重大事態ということで、あの数が5万分中の60なので、統計的にどうだ、有意なのかって話もあるとは思うんですけれども、いずれにしても、2倍以上というのは大きなつまり前年度の33件に比べて2倍以上というのは、とてもびっくりじゃなくて30件に対して2倍以上というのはびっくりだなというふうに思っております。

そこでこちらについて3点ございます。1点目としては率直にこれ理由は何だというふうに、教育委員会としては持ってらっしゃるのか。2点目として、重大事態の認知漏れがないか点検を行うよう行うよう繰り返し周知しているということは存じ上げてはいるんですけども、前からやってたのかなと思うんですけども、いつ頃からやってらっしゃったのか、今年特に去年当該年度特に力を得たのか、その辺を聞きたい。

2点目です。3点目、他県の状況と比べてどうなのか、どこの県でも今年は多かったという話なのか、内訳が多いのか、わかれば聞きたいと、この3点をよろしくお願いいたします。

井沢児童児童生徒安全課長 まず倍増倍以上に増えてる理由でございますけども、この部分に関しては、先ほど関委員のお話もございましたけどもしっかりと認知をするようにということを周知していくというのがですね、やっぱりこの結果に繋がってるのではないかとそこが一番大きな要因だというふうに捉えております。

あと、いつから留意するようにということを言ってるかということなんですけども、こちらに関しましてはですね、やっぱりちょっと曖昧な言い方ですけど、やっぱここ数年ですね文科省の令和2年の調査結果出まして、これを我々も非常に重く受け止めておりましてやっぱり結果を見ながらですね、集中して行っているというところが事実でございます。

他県の状況はどうかということなんですけども、本件のように倍増したというところは非常に少ないと思います。これは先ほど申し上げた通りですね、やはり本県の方が重大事態ではしっかり認知するようにということで、その周知の方取り組みを始めたのが、やっぱりあの全体から見ると早いのかなというふうには捉えております。以上でございます。

野田委員 はいわかりました。私も正直申し上げて重大事態の件数が増えたこと自体の主要因は認知が進んでいたことなのかなと思っておりますけれども、そうではないことも大いに容易に想定もできますので、十分に配慮いただきたいというふうに思います。

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菊岡委員 はい、よろしくお願いします。不登校のことについてまず初めにお聞きしたいと思います。令和2年度文科省による不登校児童生徒の実態調査で、小学校6年生と中学2年生を対象に行ったアンケート結果によると、最初に学校に行きづらいと感じ始めたきっかけは、先生のことっていうおっしゃっているお子さんが、小学生が30%中学生が28%生活のリズムの乱れというのが小学校26%、中学校も26%友達のことを言っているのが小学校が25%、中学校26%などと特定のきっかけに偏っていない結果ではありますが、この三つのそれぞれの対応をどんなことをされているのかまずお聞かせください。

井沢児童生徒安全課長 はい。対応でございますけども、必然の場合もですね、まずは児童生徒の様子にですね変化があった場合には、そこを個別面談ですとかスクールカウンセラーによる教育相談等でじっくりと聞き取って、その内容に基づいてですね対応していくということになりますけども、特にですね、一つの要因その子にとって一つだけじゃなくて複合的ということが非常に多くございますので、まず状況聞き取りながら、支援の体制を整えていくというところが、取りかかりということになってございます。以上でございます。

菊岡委員 はい。また最初のきっかけとは別に、学校に行きづらくなる理由については、勉強がわからないという子供が小学校で31%、中学生42%との高い割合でした。やっぱり勉強がわからないと勉強することが楽しいと思えないというのは推察するところなので、こういう子供たちに対して学習支援をどのように行っているのかお聞かせください。

井沢児童生徒安全課長 不登校児童生徒への学習支援でございますけども、ちょっと先ほど申し上げた教室からの事業のライブ配信などを行うでもございますが、これに参加できない場合などは、市町村の教育支援センターにおいて個々の状況に応じた学習指導を行ってあげるとか、あとは訪問相談担当教員等がですね家庭訪問をして、教材を届け、学習指導するというようなことを取り組んでるとこでございます。

菊岡委員 はい、また学校休みたいと感じ始めてから実際に休む休み始めるまでの期間の6割程度が1ヶ月から半年程度で休み始めている。ということなので、本当に初期の対応が何よりも大切で、早くに学校の先生始め、家庭でも気づいてあげることが重要なことだと思います。そこで、早期に児童生徒の変化に気がつく学校の体制は必要だと考えてますがどのように行っているでしょうか?

井沢児童生徒安全課長 はい。委員ご指摘の通りですね、学校休み始めたいと感じてから実際に明日までの間、この間にできるだけ早くですね、児童生徒の方、状況を把握し、1人1人の状況に応じた支援を行うことは大変重要だと考えております。

県ではですね、千葉県版不登校児童生徒の支援資料集に示したチェックシートを活用して、またですね、定期的な個人面談ですとかスクールカウンセラーに相談等を実施して状況の方を把握し、必要な支援を行ってるところでございます。

また県立学校、県立高等学校においてはですね、ウェブ上でのストレスチェックも実施しておりまして、引き続き児童生徒の変化を早期に把握できる体制作りを推進してまいりたいと考えております。以上でございます。

菊岡委員 はい。子供たちにとって、大人が正面に向き合って話を聞いてくれること、それが自分は大切にされている感がとても伝わるのでしっかりと1人1人のお子さんの絵を見て話していただきたいと思います。

また不登校になっているけれども、学校に戻りたいと思っているお子さんがいると思うんですね。だけれどもその休んでる間に、勉強がより一層進んでわからなくなってしまってる。だから行けないってお子さんもいると思うのでその戻り戻るためには、個別に勉強を教えてもらって、遅れを取り戻すというところにもサポートが必要だと思う、思います。子供たちの中でも個別に勉強を教え、教えてもらえることが学校に戻りやすくなるっておっしゃっているお子さんが小学生が11%、中学生13%と一定の割合を占めているということなので、この学習支援の重要性がとても大事だと思います。不登校になる前の勉強がわからない子もそうですけれども、登校になっているというその今の子供たちにも、適正な指導をしていただきたいと思います。

学校に行くところだけが全てじゃなく、あのフリースクール等で学習するという形も大切だと思うんですが、フリースクールの中には、やはりいろいろな必要があるように感じられるんですね。子供のために適正に指導をして学校に戻るためとか、また居場所を作るためとか、しているところがあれば、またそうではないところもあるように感じられるんです。やはりそこに予算がつくので、そういうところをきちっと見極めて学校と繋がって、しっかり教育できる環境っていうのが必要だと思うんですけれども、そういうフリースクールの質というものも、どのように調べたり担保しているのかお聞かせください。

井沢児童生徒安全課長 フリースクールでございますけども、県の方でですねフリースクールを紹介するようなパンフレットの方も作成しておりまして、教育事務所等を通じて実際に訪問して状況を確認しているところでございます。

フリースクールも様々ございますけども、不登校の段階に応じて、まずは家から出るときに必要なフリースクールであったりですとか、あとは学習支援が必要になってきてまた変わってくるということもございますので、様々なリスクをですね、個々の状況に応じてまたご紹介していくということも重要なのかなというふうに考えております。以上でございます。

菊岡委員 はい。子供の居場所の受け皿としてとても大事なものであるとは承知しているのでしっかりそこのところを見極めて繋げていってほしいと思います。今学校現場は教員不足で、1人1人に寄り添う時間の確保、先生方も困難であると思います。でもその中でも先生方の努力には感謝します。人は誰でも成功体験や周囲からの良い評価で自信をつけていくので、自信がつけば次のステップに挑戦する勇気をもらえますので、学校が全ての子供の本来持つ姿を発見して、長所を見つけ出して、よりよい成長に結びつけられる場でありますよう要望いたしますよろしくお願いいたします。

11/12/2023

【「小学校の算数に塾講師を活用し学力向上を検証」の報道を受け、千葉県教育委員会と話し合いました】
明日、千葉県議会の文教常任委員会です。
ぜひ、皆さんのご意見をお聞かせください。

「小学校の算数 塾講師活用で学力向上 検証/千葉県」の報道を受け、多くの教育関係者から多数のご意見をいただきました。私自身、千葉県議会文教常任委員会の委員でもあり、千葉県教育委員会に確認いたしました。現状での内容をここに共有いたします。

【1 報道とその反響】
千葉県の民間人材(塾講師)による専科指導研究事業の導入校の一つである流山市立江戸川台小学校の授業が、2023年11月27日に報道陣に公開され、報道されたものです。

これを受けて、以下のようなご意見をいただきました。
•ワックスがけ、フィルター掃除、プール清掃、プールの水管理、タブレット管理、会計処理、校内点検、草刈り、アンケートなどはアウトソーシングしてほしいが、授業は奪わないでほしい。
•多忙化で教員から授業準備の時間を奪った上で、学力低下を教員のせいにして、塾講師を代わりに教室に招くのはおかしい。
•そのうち、大手予備校のようなカリスマ教師のビデオ授業にとってかわられるのでは。

公設民営学校、教育バウチャー制度、学校選択制、ICT教育、正規教員の削減、標準•スタンダードと説明責任•アカウンタビリティ、学力テストとテスト対策、地方教育行政での首長の権限強化など、アメリカの新自由主義改革の流れと重なる部分もあるとのご指摘も。

一方で、保護者などからは、塾講師に授業を教えてもらえるのはありがたい、ちゃんと算数を教えられていない教員もいる、そんな声も聞こえてきました。

【2 「小学校の算数 塾講師活用で学力向上」、実際の内容】
◾️報道された取り組みは、千葉県の民間人材(塾講師)による専科指導研究事業です。

◾️その趣旨は、小学校算数科の専科指導に外部人材として塾講師を活用し、児童の学力向上への効果を検証するととも に、塾講師の指導力の状況や外部人材の導入上の課題等を調査研究するものです。
授業をビデオ撮影し、 児童などにもインタビューやアンケート調査を実施します。

◾️流山市、佐倉市、市原市の公立小学校に、民間の進学塾の講師が1名ずつ配置され、1学期(6、7月)と2学期(11、12月)にそれぞれ20日間程度、小学5年生の算数を教えます。
※この自治体の選定は、応募したものではなく、千葉県教育委員会から依頼したとのことです。

◾️プロポーザル方式(企画競争入札)により、株式会社市進ホールディングスに決定。応募は1件でした。
今年(令和5年)2月に情報が公開され、説明会などを経て今年3月に決定しました。
業務の委託期間 契約締結日から令和6年2月29日まで。

◾️業務の委託金額 5,050千円以内(消費税及び地方消費税込)

【3 千葉大学と提携し、小学校の教員に対する調査も実施】
報道されていない内容として、千葉大学と提携し、小学校の教員の授業についても、授業をビデオ撮影し、 児童などにもインタビューやアンケート調査を実施します。
こちらの学校は非公表です。

塾講師と比較し、塾講師の授業から取り入れるべき点をまとめながら、学校の教員ならではの優れた部分も検証していきたいとの、千葉県教育委員会の思いをお聞きしました。

【4 今後の行方】
学校の意義、教員の存在価値を問い直す時期にさしかかっています。
今回の実証実験は、今後の方向性を左右するものではないかという懸念もあります。

◾️民営化の懸念
教員不足が深刻です。いま、学校では担任の先生が長期お休みし、代理の先生が補充されず、教頭先生や他の先生が交代で対応され、さらに多忙となり、教員の成り手が減るという悪循環。一人ひとりの児童生徒に目が行き届かず、子どもたちの影響も深刻です。そんな状況の中で、弥縫策として、塾講師に頼るのは仕方ないとなりかねません。
教育関係者からは、否定的な意見をいただく一方で、保護者の方からは、評価する声もお聞きしました。

◾️授業スタイルと学力観の逆行
学力とは何か?
その考え方が変わってきました。
AIの時代、知識を多く身につけ、早く正確に処理する学力から、
深く考えたり、他者との相互理解を深め、諦めずに取り組み続けるなど多様な力が求められるようになりました。
授業は、画一的な一斉授業から、対話し、探究を深める学びに移行しようとしています。タブレットなども配布されたこともあり、知識を習得するためには、一人ひとりに合わせた個別最適化の学習が進められています。

そんな中で、報道では、一斉授業のスタイルで実施され、従来の学力テストでの成果が期待できるような説明やコメントが紹介されています。算数というのも気になるとこっろです。
千葉県の教育は、今後どのように考えているのか、千葉県議会で問い質していきます。

◾️教員免許状の緩和
本事業の仕様書に、「塾講師が教員免許状を有していない場合は、特別免許状交付申請を行うことができる」とあります。
こうした特別免許状交付が緩和されていくことにもつながるのではないかと懸念しています。

ぜひ、ご意見やご感想をいただけると助かります。
報道や千葉県の資料など参考情報は、ブログにまとめ、コメント欄に貼っています。

興味深いです。
09/10/2023

興味深いです。

『数学者たちの黒板』
ジェシカ・ワイン著 、徳田功訳(草思社)

授業ではプロジェクターで投影され、タブレットで勉強できる今日、あらためて黒板の魅力を実感します。

算楽塾に、常設の教室があれば、ホワイトボードではなく、黒板にしたいです。
まずは、携帯できる黒板を持って、街や公園、山や海など、いろんなところで授業してみたいですね。

手作り科学館Exedraと研究部の活動が紹介されています!古びたアパートが開く「未知の世界」 手作り科学館に白衣の小中生:朝日新聞デジタル
06/10/2023

手作り科学館Exedraと研究部の活動が紹介されています!

古びたアパートが開く「未知の世界」 手作り科学館に白衣の小中生:朝日新聞デジタル

 木造の古びたアパート。その一室で、白衣を着た子どもたちが試験管をのぞき込み、生き物を解剖する。千葉県柏市にある「手作り科学館Exedra(エクセドラ)」。市民が運営する小さな科学館で、未来の科学者た…

佐藤隆之『市民を育てる学校 アメリカ進歩主義教育の実験』勁草書房ついに入手!デューイの思想、キルパトリックのプロジェクト•メソッド、ホーレスマン•スクールでの教育について。「シティズンシップ教育」の源流に迫る著作を読むことができ、興奮してい...
03/08/2023

佐藤隆之『市民を育てる学校 アメリカ進歩主義教育の実験』勁草書房

ついに入手!

デューイの思想、キルパトリックのプロジェクト•メソッド、ホーレスマン•スクールでの教育について。

「シティズンシップ教育」の源流に迫る著作を読むことができ、興奮しています。

スポーツの「指導」から教育を考える昨日、一般社団法人305 Basketball のクリニック『Fundling133』を見学しました。TTC(公益財団法人吉田記念テニス研修センター)の吉部紳介さんもご見学頂き、305の沼田泰朋副理事や齋藤...
18/10/2022

スポーツの「指導」から教育を考える

昨日、一般社団法人305 Basketball のクリニック『Fundling133』を見学しました。

TTC(公益財団法人吉田記念テニス研修センター)の吉部紳介さんもご見学頂き、305の沼田泰朋副理事や齋藤純徳コーチも交えて、意見交換できました。

一般社団法人305 Basketball のクリニック『Fundling133』を見学。 FUNDAMENTALとHANDLINGを重要視しながら、100%の力でプレイをし、3×3(スリーエ

  南柏  #62 、流山  #48真剣にPCに向き合ったり、遊んだり、仲間で教え合ったり、本を読んだり、それぞれがイキイキと取り組んでいます。先生が「やりなさい」と指導したり、注意したりするわけでなく、自律的に学んでいるのが素敵です。メン...
09/10/2022

南柏 #62 、流山 #48
真剣にPCに向き合ったり、遊んだり、仲間で教え合ったり、本を読んだり、それぞれがイキイキと取り組んでいます。
先生が「やりなさい」と指導したり、注意したりするわけでなく、自律的に学んでいるのが素敵です。
メンターの坂田さん、いつもありがとうございます!

向井和美『読書会という幸福』(岩波新書)『プリズン•ブック•サークル』という本が素晴らしく、その訳者の向井和美さんのご著者ということで、手に取りました。これまでのワークショップや対話で、「魂の交流」ができていたかどうか、反省させられます。と...
06/10/2022

向井和美『読書会という幸福』(岩波新書)
『プリズン•ブック•サークル』という本が素晴らしく、その訳者の向井和美さんのご著者ということで、手に取りました。
これまでのワークショップや対話で、「魂の交流」ができていたかどうか、反省させられます。
とにかく読むべき本です。

住所

3-7-21kashiwa, , Shiina Building 407
Kashiwa-shi, Chiba
277-0005

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