11/12/2018
12月11日の鹿児島県民交流センターであった、石坂団十郎(チェロ)小菅優(ピアノ)のデュオ・リサイタル「ベートーヴェン詣」は会場にお越し下さったお客様全ての方が「言葉もない!」ほどの感動に包まれた夜だったと言っても言い過ぎではないでしょう。聴衆を惹き付け、2時間があっという間に過ぎた。
「石坂さんのチェロは美しい響ですが、なぜあのような音が出せるのでしょう」と、思わず尋ねられたあるお客様に対し、「それは、ベートーヴェンがそうさせるのですよ」と答えた石坂さん。そのたった一行の詩(だと思う)にどんな世界があっての言葉であるか、立ち止まって考える楽しさが、ある。
500席ある会場が多くのお客様で埋められた様子を後ろから見てはじめて、私は自分の小ささを知った。
これは大きな発見です。
音楽よ、ありがとう。世界の小菅優、そして石坂団十郎が鹿児島を愛してくれたよ。演奏を通して、会場の多くの皆さんがそのことを感じてくださったことだろう。
ベートーヴェン詣に行って来たのです、わたしたちは、しばし。