日本大学生物資源科学部博物館

日本大学生物資源科学部博物館 日本大学生物資源科学部附属の博物館です。 日本大学生物資源科学部キャンパス内にある博物館です。
家畜骨格・蝶類・サメ等の標本をはじめとする等学部関連資料を収集・展示しています。
どなたでもご自由に見学出来ます。
企画展示や年に数回セミナーも開催しています。

★ヒバリのさえずり 大学のある台地上の南側や東側には、広い畑があって、朝の静かな時間帯にはヒバリのさえずりが聞かれます。ヒバリはスズメより一回り大きな小鳥です。飛びながら空中の一点に留まり(ホバリング)長時間さえずることが有名です。10分以...
24/04/2026

★ヒバリのさえずり

 大学のある台地上の南側や東側には、広い畑があって、朝の静かな時間帯にはヒバリのさえずりが聞かれます。
ヒバリはスズメより一回り大きな小鳥です。
飛びながら空中の一点に留まり(ホバリング)長時間さえずることが有名です。10分以上、鳴き続けることもしばしばです。

https://youtu.be/cjf0z6vTUSw

 この激しい運動で息切れをしないことが不思議ですが、鳥は肺の周囲に気嚢(きのう)という空気を循環させる袋がいくつかあり、この働きにより肺が常に新鮮な空気で満たされます。
哺乳類の私たちは、息を吐いた時に古い空気が肺に残りますが、鳥は気嚢をしぼませて口から息を吐いた時にも、別の気嚢から肺に新鮮な空気が送られています。
 もちろん息を吸った時にも新鮮な空気が肺に入ります。この気嚢は、鳥類だけの特徴ですが、鳥類の祖先ともいわれる獣脚類(恐竜)も気嚢を持っていたと考えられています。

★東武動物公園の出張から戻りました 去る4月5日(日)まで東武動物公園で開催されていた博物館登録特別展示「どうぶつのカラダ×しごとのヒミツ」が終了し、出張していた当館の標本たちが無事に帰ってきました。展示時の様子の写真を動物園の学芸員さんか...
15/04/2026

★東武動物公園の出張から戻りました
 去る4月5日(日)まで東武動物公園で開催されていた博物館登録特別展示「どうぶつのカラダ×しごとのヒミツ」が終了し、出張していた当館の標本たちが無事に帰ってきました。
展示時の様子の写真を動物園の学芸員さんからいただくことができました。

当館から参加したホワイトタイガー,シロテテナガザル,オウサマペンギンの剥製の他、数点の頭蓋骨標本(カバとシロサイ各1点が当館から出張)が並んだ会場の通路は、来館者で埋めつくされていました。
 
 学芸員さんのお話では、彼らの生時を知る来園者の方や飼育員さんらが、懐かしがっておられた様です。
多くの方に楽しんでいただけて、本当に良かったです。

★東武動物公園へ里帰り博物館の大型動物標本の多くは、動物園で亡くなられた動物の遺体を大学に寄贈していただいたものに由来しています。当館のホワイトタイガー,シロテテナガザル,オウサマペンギンも、埼玉県宮代町にある東武動物公園からいただいたもの...
18/03/2026

★東武動物公園へ里帰り

博物館の大型動物標本の多くは、動物園で亡くなられた動物の遺体を大学に寄贈していただいたものに由来しています。当館のホワイトタイガー,シロテテナガザル,オウサマペンギンも、埼玉県宮代町にある東武動物公園からいただいたものです。東武動物公園では今年開園45周年を迎え、同時に登録博物館となりました。これを記念し「どうぶつのカラダ×しごとのヒミツ」と題した特別展示が行われます。このため当館常設展示室にいたホワイトタイガー,シロテテナガザル,オウサマペンギンと収蔵庫にいたシロサイとカバの計5種が、里帰りしました。
動物園にいた当時の彼らを知る方々にとっても、きっとうれしいことではないかと思います。楽しみですね。

★江の島で休むカツオドリ江の島の東南端の堤防から見える岩礁に、波が静かな日には大抵ウミウが群れで休んでいます。先日、このウミウ群の中にカツオドリの若鳥1羽を見つけました。カツオドリは南方の沿岸に生息する海鳥で、神奈川県では生息域の北限付近に...
25/02/2026

★江の島で休むカツオドリ
江の島の東南端の堤防から見える岩礁に、波が静かな日には大抵ウミウが群れで休んでいます。先日、このウミウ群の中にカツオドリの若鳥1羽を見つけました。カツオドリは南方の沿岸に生息する海鳥で、神奈川県では生息域の北限付近にあたるため、やや稀です。江の島では2017年7月と2019年9月に江の島沖にある定置網でも観察しており、今回で3回目です。
カツオドリ(カツオドリ科)とウミウ(ウ科)は近縁でカツオドリ目に属し、どちらも魚を捕食する海鳥ですが体形が異なり、両種の魚の捕り方を反映しています。カツオドリは上空から急降下して水中に飛び込み、長い嘴で魚やイカを捕るのに対し、ウミウは潜水して魚を追います。
江の島の岩礁でカツオドリはずっと羽繕いをしていましたが、一瞬、細長くて格好良い翼を広げてくれました。
https://youtu.be/mJJEoUzkDak
https://youtu.be/NW5U3LfxH_E

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★片脚をしまうカンムリカイツブリ三浦半島西岸、相模湾に面した長者ヶ崎付近の海上には、日中いつもカンムリカイツブリが集まって休んでいます。ここではどの個体も、羽繕いなどをしながらのんびりと過ごしています。 水が澄んでいたので、高台から水中の足...
18/02/2026

★片脚をしまうカンムリカイツブリ
三浦半島西岸、相模湾に面した長者ヶ崎付近の海上には、日中いつもカンムリカイツブリが集まって休んでいます。ここではどの個体も、羽繕いなどをしながらのんびりと過ごしています。
 水が澄んでいたので、高台から水中の足の様子も観察できました。カイツブリ科の鳥は胴体の後端に足がついており、ひれのついた足(弁足)を動かして移動します。
観察していると片足しかついていないように見える個体に気付きました。気になってよく観ると足を胴体の上、空中で脚をパタパタ振っている個体がおり、その後翼を持ち上げて片脚を格納している様に見えました。ツルやサギ、シギなど多くの鳥が、保温のため片脚で立って休みますが、同じ目的の行動だと思います。
 カンムリカイツブリの属名(Podiceps)は、podicis(尻)+pes(足)の造語で、尻に脚がついている、後方に脚がついていることを表しています。
 博物館には、同属のアカエリカイツブリの剥製標本があります。この標本個体は、右脚が欠損しています。

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★ウミアイサの面白い行動 ウミアイサは、冬の海岸でみられる海鳥です。頭部の羽毛が不規則に立った特徴的な外観で、水中で魚を捕食する少し変わったカモの仲間です。 カモの仲間は、冬に渡ってきたばかりの時期では雌雄同色ですが、越冬中にオスは繁殖のた...
05/02/2026

★ウミアイサの面白い行動

 ウミアイサは、冬の海岸でみられる海鳥です。
頭部の羽毛が不規則に立った特徴的な外観で、水中で魚を捕食する少し変わったカモの仲間です。

 カモの仲間は、冬に渡ってきたばかりの時期では雌雄同色ですが、越冬中にオスは繁殖のため羽根に換羽して派手になります。

 葉山町の芝崎海岸では、30羽前後の群れをつくっていることがありますが、そのうちの雄の数羽が奇妙な行動をしていました。求愛ディスプレイと呼ばれる、雌の気を引くための行動です。

https://youtu.be/hPEVs9Yfimo

 博物館には、ウミアイサの骨格標本があります。
嘴は細長く縁が細かく尖り、歯のような形状になっています。

参考文献 原色日本野鳥生態図鑑〈水鳥編〉(中村・中村,1995)保育社

★茅ヶ崎市博物館企画展へ鳥類標本の出展大学がある藤沢市の西隣、茅ヶ崎市にある博物館(茅ヶ崎市博物館)では、1月21日(水)より6月28日(日)まで、「えぼし岩調査隊!」展が開催されています。茅ヶ崎市博物館の公式サイトはこちらhttps://...
30/01/2026

★茅ヶ崎市博物館企画展へ鳥類標本の出展
大学がある藤沢市の西隣、茅ヶ崎市にある博物館(茅ヶ崎市博物館)では、1月21日(水)より6月28日(日)まで、「えぼし岩調査隊!」展が開催されています。
茅ヶ崎市博物館の公式サイトはこちら
https://chigamu.jp/
企画展「えぼし岩調査隊!〜どんな生きものがすんでいるの?〜」|茅ヶ崎市博物館

この鳥コーナーに当館所蔵の剥製たちを参加させて戴いています。内訳は、オオセグロカモメ,オオミズナギドリ,ハシボソミズナギドリ,フルマカモメ,ウミウ,カワウ,トビの7点です。これらの内、トビ以外はすべて烏帽子岩のある相模湾沿岸域で収集したもので、主に当館の博物館実習生などが作製した仮剥製標本(研究用標本)です。真新しい立派な展示室に置いて戴いています。是非、ご覧ください。

★江の島周辺の新たなウミウのねぐら ウミウは日中、ヒトや動物が近づけない岩礁やテトラポッドなどで休息をします。そして夜間、さらに安全な場所(ねぐら)で眠ります。 南風で海上がしけたある朝、鎌倉市腰越海岸に面した崖にウミウがとまっているのを発...
21/01/2026

★江の島周辺の新たなウミウのねぐら

 ウミウは日中、ヒトや動物が近づけない岩礁やテトラポッドなどで休息をします。そして夜間、さらに安全な場所(ねぐら)で眠ります。

 南風で海上がしけたある朝、鎌倉市腰越海岸に面した崖にウミウがとまっているのを発見しました。ここは、ウミウのねぐらのある城ヶ島や稲村ヶ崎のように、海に面した絶壁です。

 もしかしたらと思い、別の日の夕方に観察すると約70羽のウミウが同じ崖にとまっていました。暗くなるまでいたので、このまま眠るのでしょう。新ねぐらの発見です。

 この崖の観察は、陸では江の島からでしかできません。しかも距離が遠いため高倍率の望遠鏡などが必要です。

★博物館の木曽馬来年の干支は馬です。博物館の2階、家畜と伴侶動物の展示室では、現在4品種のウマ標本を展示しており、この内の一つは本州唯一の在来馬「木曽馬」で、剥製と骨格標本のセットです。この馬は長野県南木曽町の五宮神社の御神馬(ごしんめ:神...
25/12/2025

★博物館の木曽馬
来年の干支は馬です。博物館の2階、家畜と伴侶動物の展示室では、現在4品種のウマ標本を展示しており、この内の一つは本州唯一の在来馬「木曽馬」で、剥製と骨格標本のセットです。この馬は長野県南木曽町の五宮神社の御神馬(ごしんめ:神様の乗る馬)「五宮(いつみや)号」です。平成24年に32歳での天寿をまっとう後、木曽馬保存会より寄贈をうけました。
日本の在来馬は、離島などを中心に8品種を残すのみとなっています。日本では明治時代に軍馬改良と称し、大型の西洋品種との雑種化がすすみ多くの地域で在来馬が消失してしまいました。木曽馬も消失の危機にあいましたが、御神馬として従来の血統を受け継いだ馬をもとに回復され、個体数も100頭を超えています。
木曽馬は、家族の一員のように飼育され、とても温厚です。海外のウマと比較して体が小さく、四肢や首も短いのですが、足腰や蹄(ひづめ)が強く、険しい日本の山道に適し、粗食にも強いといわれています。大切にしていきたいですね。

★新展示紹介 鳥類標本 「空」(鳥)コーナーに新たに、ユリカモメ,アカエリカイツブリ,コジュケイの剥製標本が仲間入りしました。作って下さったのは、千葉県我孫子市の「鳥の博物館」の鳥類標本を手掛けられている埼玉県にある東京内田科学社さんです。...
12/11/2025

★新展示紹介 鳥類標本

 「空」(鳥)コーナーに新たに、ユリカモメ,アカエリカイツブリ,コジュケイの剥製標本が仲間入りしました。
作って下さったのは、千葉県我孫子市の「鳥の博物館」の鳥類標本を手掛けられている埼玉県にある東京内田科学社さんです。

 ユリカモメは、冬期の海岸や河川でみられる足と嘴(くちばし)の赤が特徴のカモメの仲間です。

 アカエリカイツブリも通常は冬期に見られますが、この遺体を収集したのは夏、このためきれいな夏羽をしています。
他の動物に襲われたのか、右足がありません。カイツブリ科の鳥はダイビングが得意で、ひれの付いた弁足と呼ばれる各趾(あしゆび)が特徴です。

 コジュケイは、卒業生から遺体をいただいたもので、身近なキジ科の鳥です。
雄で立派な蹴爪(けづめ)があります。

 今回の3種はすべて、博物館に標本がなかったものです。剥製は、新鮮な遺体に出会えないと作れません。従って遺体は、博物館にとってとても大切です。
「空」(鳥)コーナーに是非、いらして下さい。

★博物館実習生による展示今年度の実習は、8月20日~9月3日(うち8日間)に行い、そのうち9月1日~9月3日に展示を作製しました。実習生7名が企画案を作成し、このうち2案について、3名と4名のチームで約3日間かけて展示を作製しました。タイト...
05/11/2025

★博物館実習生による展示
今年度の実習は、8月20日~9月3日(うち8日間)に行い、そのうち9月1日~9月3日に展示を作製しました。実習生7名が企画案を作成し、このうち2案について、3名と4名のチームで約3日間かけて展示を作製しました。タイトルは、「海の哺乳類 クジラの骨」と「サメはどうやってうまれるの?」で、どちらも常設展示にパネルを加える形式です。クジラは、カバに近縁な偶蹄類の一種から海で進化したと考えられているため、カバとクロミンククジラの骨の部位を比較できる様、名称を骨に付け比較しやすくしています。一方サメは、複雑な繁殖様式をパネルと標本を並べてわかりやすく紹介しています。先日の学部祭で2日間で2千人以上の来館者の方に見ていただきました。

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亀井野1866
Fujisawa-shi, Kanagawa
252-0880

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