29/06/2017
今日の午前中のクライアントは、極度の疲労感、腹部膨満、やる気の低下を訴える精神科医でした。症状が現れてから独学で栄養療法を多少学び、食事内容を中心に見直しを図ってきたそうです。もちろん自らが処方した向精神薬も飲んでいますが、できれば断薬したいとのこと。また、ここへ来る前に栄養療法のクリニックを受診し。お決まりの高たんぱく食、炭水化物切りを勧められ、非でんぷん質の炭水化物である野菜以外には、肉を中心のケトンダイエットを継続してきたようです。その食事療法を実行しても一向に疲労感は取れず、塩分の濃い食材、夕方以降終身まで塩分の高い梅干しを10個ほど毎日食べる。米を切ってから疲労感は一段と強くなったようです。
この時点で副腎の疲弊が相当疑われたため、唾液でのコルチゾール検査を勧め、胃酸のチェックを自宅で行ってもらうことに。ビタミンCをのんでもらおうとお話ししたら、副腎疲労にビタミンCがいいといわれたので毎日朝昼晩にトータル8gほどのビタミンCをのんでいるという、
ヒアリングで、塩分と疲労感の症状から、副腎の疲弊はかなり可能性が高いので、現在飲んでいるビタミンCを日中は飲まないで、夕食後だけ下痢をしない範囲で3-5g飲んでもらうことにした。
ビタミンCにはコルチゾールを抑える作用があるため、副腎が活動期にある日中から午後4時くらいまではコルチゾールを高いレベルで維持していいが、午後6時以降は翌朝5時くらいまでは副腎の休息期にはいるため、コルチゾールを積極的に抑えるほうが副腎には都合がいい。
エネルギ生産のための3大栄養素傾向タイプを調べると、日本人に最も多い炭水化物でエネルギーを作ることが得意なタイプである可能性が高いので、今まで続けてきた肉オンリーのケトン食はこの先生には不向きで、エネルギーの枯渇を招いてきたことがうかがえる。
つまり、この先生は燃焼しやすい炭水化物を燃やすことができるカセットコンロを持ち合わせているのに、中華料理店で使われるようなハイカロリーバーナーで燃やさないとならない肉(タンパク質)を中心にたべているために、カセットコンロではカロリーが決定的に不足しており、エネルギー源の糖分が不足しいるということ。