10/03/2023
<イメージをつけて覚え易く!>
発達障害のお子さんの中には、漢字や記号などを覚えることに
苦手を持っているお子さんもいます。
こういったお子さんの多くは、何度も書いたり見たりするだけでは覚えられないので、
それぞれの意味や、使い方、絵などの他の情報を結び付けるなどして、
イメージをつけてあげると覚え易くなります。
今回はそんなイメージ付けで不等号の使い方を覚えることに成功した
Bくんの指導の様子をご紹介します。
<ポイント>
不等号とは、算数や数学でも用いる記号の一つで、
右と左の量に違いがある時に、どちらの方が大きいかを示す時に使う記号です。
Bくんは、はじめは不等号という記号が何を表しているのかが理解できておらず、
不等号の問題が出てきた時には、向きを気にせずに適当に答えてしまっていました。
まずは不等号という記号がが大きさの違いを表していることや、使い方について説明を行いました。
説明を聞いて、不等号の表している意味については理解してもらえた様子でしたが、
今度は不等号をどの向きで書くべきかが分からなくなってしまい、手が止まってしまいました。
そこで、今度は不等号の意味と使い方が一緒に覚えられるよう、
印象に残りやすいような絵を描いて説明をしました。
絵から視覚的に不等号の意味やイメージを得たことで、
記憶に残り易くなり、不等号を使いこなせるようになりました。
コーチング1では、お子様一人一人の特性に合わせた指導を行なっています。
あなたのお子様にあった指導が気になった方はこちらから!
https://www.juku-coaching01.com/
24/02/2023
<文字の名前と発音が違う?英語学習の難点>
2020年より小学3年生から英語学習が必修となり、
小学生のうちから多くの英単語、表現に触れることが多くなりました。
授業は会話中心で行われるものの、ペーパーテストを実施
する学校もあり、戸惑っている生徒さんも少なくないはずです😓
特に発達障害のお子さんの中には、文字と音を結びつけることに苦手があることがあり、
日本語とは違い文字の名前と発音が異なる英語は更に難しく感じてしまいます💦
今回は英語に苦手意識のあるCくん小学6生のお子さんへの英語の指導をご紹介します。
<ポイント☝️>
Cくんは、アルファベット26文字の名前と、発音との結び付けができておらず、
綴りを見ても、発音のイメージをすることができていませんでした。
そこで、授業の最初にアルファベット26文字の名前と音を確認し、
一緒に発音練習を行いました。
また、それだけではなかなか覚え辛いので、それぞれのアルファベットを、
既に知っている英単語に結び付けた表を作成しました。
万が一発音を忘れた場合でも、自分のよく知っている単語を思い出すことで、
アルファベットの発音を思い出すことができ、アルファベットだけで
練習していた時よりも格段に覚えるスピードが速くなり、
アルファベットの発音は全て覚えることができていました😊
また、アルファベットの発音を覚えたことで、
英単語の発音を聞いて、どのアルファベットから始まる単語なのかを
予想することができるようになりました✨
この力は今後の英語学習に必ず生きてくると思うので、
今後も練習を続けていきたいと思います♪♪♪
コーチング1ではお子様の特性にあった指導を行なっております。
あなたのお子様に指導はこちらから!!
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11/02/2023
発達障害のお子さんの中には抽象的な概念の
理解が苦手なお子さんがいます
特に、算数に出てくる「=」の意味を理解できていないお子さんが多く、
このことが中学校に入ってからの数学の理解に影響してしまいます
今回は抽象的な概念の理解が苦手なBくん(中1)への数学の授業の様子をご紹介します。
ポイント
Bくんは、小学校の頃から算数に苦手意識がありましたが、
計算問題だけは問題なくこなすことができていました。
しかし、中学校に入り方程式の理解ができず、
そこから授業についていくことができなくなってしまいました
実際に一緒に方程式の問題に取り組んでみると、
Bくんの中に=の左辺と右辺を同じ値にしなければならないという意識がなく、
そのせいで方程式の仕組み自体が理解しきれていないということが分かりました
Bくんには=の意味を説明しましたが、「右辺と左辺の値が同じになるようにする」
ということのイメージがし辛いようで、なかなか理解してもらえませんでした
そこで、こんどは「=」を天秤に例えて、常に水平を保ったまま
xの値を求めるためにはどうすればよいのかを考えてもらいました
天秤に例えることで、左右の値が同じである必要性が理解しやすくなり、
また、難しい方程式からパズルのような問題に変わったことで、
それまでよりも楽しく取り組むことが出来ました
また、天秤で答えを求めることが出来るようになってからは、
普通の方程式でも問題なく取り組むことが出来、
今まで納得できなかった移項の意味も理解することが出来ました
27/01/2023
<かけ算はこう教える!計算の意味がわかる指導>
発達障害のお子さんの中には、計算の意味の理解が苦手なお子さんがいます。
そういったお子さんは、計算問題は解くことができても、
文章問題になると、何算を使うのかということの判断ができず解くことができません。
今回は、計算の意味の理解に苦手のあるお子さんへの
掛け算の指導のご様子をご紹介します。
Aくん(2年生)は、計算式を解くときに頭の中で行う作業と、
文章問題の内容とを結びつけることができず
文章問題を理解するまでにかなり苦労しました。
2年生になり、今度は新しく掛け算を習うことになりますが、
このままでは掛け算の意味の理解ができるかどうか不安だったため、
コーチング1で学校の授業よりも少し早めに掛け算の学習を始めることにしました。
通常、かけ算の指導は九九の暗記から入ることが多いですが、
今回は意味をしっかりと理解してもらうため、九九の暗記は後回しにして、
まずは足し算で式を作ってもらい、その式を掛け算の表記に直すという
練習をおこないました。
また、掛け算の式を作ってもらう際には、毎回必ず「○個の塊が×□個あるよ」
と意味を確認しながら式を書いてもらうようにし、
問題の内容と式の意味が正しく結びついているかどうか確認を行いました。
この方法をとることで、Aくんには掛け算の意味を
しっかりと理解してもらうことができました。
それだけでなく、問題文の内容に合わせてかける数とかけられる数を正しく選び、
問題文の内容に合った式を立てることができるようになりました。
コーチング1ではこのようにお子さんお一人お一人の特性に合わせた指導を行っています。
27/12/2022
いつもお世話になっております、コーチング1です。
早いもので今年も年末のご挨拶をさせていただく時期となりました。
本年は当ブログをご愛読いただきありがとうございました。
少しでも参考になっておりましたら幸いでございます。
来年は1月5日より指導を再開させていただきます。
またお子様の学習面でお悩みがございましたら、ぜひご相談ください。
よろしくお願いいたします。
21/12/2022
発達障害のお子さんは、
話を聞いてその内容を頭の中で描くことが
苦手であることがあります。
今回はそんな特性を持ったAさんへの
指導の様子をご紹介します。
今回の授業ではもうすぐ学校でテストがあるため、
テスト範囲である2次関数の復習を行いました。
Aくんは忘れやすい傾向があり、
2次関数は最後に指導してから少し時間がたっていたため、
改めて「式の作り方」や「グラフの描き方」などの
基本的なルールから確認を行いました。
その後少しずつ問題のレベルを上げながら演習を行いました。
Aくんは聞き取った内容をイメージすることが苦手なので、
解説の際は数学用語などのイメージし辛い言葉は
できるだけ具体的な表現に置き換えて説明しました。
また、説明した内容は必ずホワイトボードに細かく図で表し、
耳だけでなく、目で見てイメージすることができるように工夫しました😊
今回の授業を通して、忘れかけていた2次関数をしっかりと確認し、
1人で問題が解けるようになるまで感覚を取り戻してもらいました。
最後には応用問題にも挑戦する事が出来、テストに向けて少し自信をつけてもらう事が出来ました😉
06/10/2022
今回は、英検3級の取得を目標としている高校2年生の英語の授業の様子をご紹介いたします。
MくんはADHDの傾向があり、長い文章が理解できないのが特徴です。
爆笑ポイント爆笑
今回は、英検3級の過去問を実際に解いていきました。
はじめに宿題として書いてもらった英作文を添削し、前回読解を扱ったため、その後は語句問題に挑戦していきました。
指導上工夫した点・注意した点
4択の選択問題のため、勘や思い込みで解いてしまうことが多いです。
そのため、消去法で考えていく解き方や、他の選択肢もしっかり考えることを指導しました。
また、普段の授業から英文和訳が苦手なので一問ずつ訳も確認しながら進めていきました。
語句問題に挑戦したのは2回目でしたが、前回よりは正答率が上がりました!
間違えた問題も正解を含めた2択まで絞ること等が出来ています。
この調子で取り組んでいきましょう。
選択問題の単語の意味がわからないことがまだ多いので「語彙力アップ」を次の課題とし、一緒に頑張っていきたいと思います。
01/10/2022
今回は中学受験のお子さんの国語と英語の授業を
ご紹介いたします。
今回の授業は、説明的文章題と中学入試の英語の面接練習を行いました。
ウインクポイントウインク
小学6年生のHさんは、一般的な理解力は高い生徒さんですが、どうしても集中力が続きません。
なので文章題を解くにあたっても、
文章を読む→大問一を解く→大問ニ→、、、と細かく区切って指導しています。
答え合わせの際は、必ずなぜその答えを選んだのかを聞くようにしています。
また、この生徒さんは、授業時間が1時間30分〜と比較的長く、集中力が途切れそうになるので、授業の後半に得意な英語をもってくることで、モチベーションを維持しています。
英語に関しては、基礎力が非常に高いのでサポートするのみで基本的には大丈夫です。
このように、細かく区切りながら文章題を行うことで、集中力が持続でき、正答率が上がりました。
また、特殊な中学入試の英語面接の対策では、本人が言ったものをブラッシュアップさせ、練習を繰り返すことで定着につなげることができました。
20/09/2022
今回は、中学2年生の発達障害の傾向があるお子さんの算数の授業をご紹介します。
ポイント
Iくんは、素直でとてもまじめな子で授業中は先生から言われたことをやってくれて、わからないところはわからないと言ってくれます。
Iくんはワーキングメモリーの特性上、集中力が持続せず、口頭で指示したことを忘れることがあります。
今回は、小学校で習うデータの整理をやっていきました。
データを整理するときは、まず平均値、最頻値、中央値を求めます。
そして度数分布表に整理し、ヒストグラムに表します。
最後にいちばん度数が多い階級を求め、その割合
の全体に占める%を求めます。
このデータの整理は、実際の数字(例、6年1組の20人の通学時間)のデータを調べることができます。
はじめは最頻値と中央値の言葉の意味がわからなくて手が止まっていましたが、語句の説明の際に言葉のイメージを絵で表現してみたり、数直線上に実際にデータをプロットしてみたりしました。
すると、どれが最頻値か、どれが中央値か、自分の目で確かめて答えを求めることができました!
また、度数分布表とヒストグラムを使って整理したデータを説明することができました!
次回は、場合の数をやっていきたいと思います!
24/06/2022
<見えない躓きを見つけ出せ!!>
発達障害の特性の一つに「言葉の意味やニュアンスを理解し辛い」
というものがあります。こうした苦手がある場合、
目で見えるような明確な違いであれば理解しやすいのですが、
目で見えない抽象的な物を表現した言葉や、
ちょっとしたニュアンスの違いなどを理解することに非常に苦労します。
今回はそんな言葉の理解に苦手のあるAくん(小2)の授業の様子をご紹介します😃
Aくんは言葉の意味をつかむことにも苦手があるため、
問題文の書き方によっては問題の内容を理解できないことがあります。
今回は最近学校で始まった時刻と時間についての問題の指導を行いました⏰
Aくんは、時計を読むことは比較的すぐにできるようになり、正しく読むこともできています。
しかし、「映画が午前11時にはじまり、午後2時に終わりました。
映画が始まってから終わるまでは何時間ですか」という問題にはいつも2時と答えて間違えてしまい、
正しい答えを聞いても納得できていない様子でした。
間違いの原因を探る為、問題文の表現などを細かく確認してみたところ、
Aくんは時計を読むことはできるものの、「時刻」と「時間」の違いを理解できておらず、
その為に問題文で問われていることの意味を十分に理解できていなかったことが分かりました。
そこで、時刻と時間の違いについて、絵などをまじえてより易しい言葉に置き換えて説明しました。
また、授業内でも「16:30〜16:35まで休憩したら休憩時間は何分?」などと、
その場の状況に合わせて時刻や時間という言葉をできるだけ使うようにし、
その際にはAくんにも真似をして実際に時刻や時間という言葉を使うことに挑戦してもらいました。
これらを繰り返すことで、時刻と時間の違いを理解できるようになり、
時刻と時間の問題も一人で解くことができるようになりました😊
言葉の微妙な意味の違いを理解できているかどうかは、
本人はもちろん、指導する側も気付きにくく、見逃してしまいがちです。
そうした目に見えない躓きを見逃さないよう、コーチング1では
一つ一つの問題を深掘りして指導者側から積極的に躓きを見つけていきます!
⭐️あなたのお子さんの躓きを見つけたい方はこちら⭐
https://www.juku-coaching01.com/guide/asd.html
27/04/2022
〈目で見て理解する! 文章題の考え方〉
特性を持ったお子様の中には、口頭だけで説明したり、説明が長文になったりすると、内容を理解できなくなる方が見られます。
そのため、そのようなお子様を指導するためには、説明の仕方を色々と工夫する必要があります。
小学校6年生のYくんも、学校先生の話を理解できず、授業についていくのにつまづいていました。
今回はYくんの勉強の様子をご紹介します。
◇ポイント◇
今回は小学校6年生算数の比の文章題を実施しました。
Yくんは、口頭の説明だけではうまく理解できないため、
授業ではホワイトボードに図を描き、文章の内容を目で見て理解できるようにしました。
また、授業では「なぜそうなるのかな?」と聞くことにより、
1つ1つの過程をきちんと理解できるよう努めました。
特性を持ったお子様はよく、「分かったかな?」ときくと「うん、分かった」と答えますが、あまり理解出来ていないことがよくあります。
そこで、授業では説明をした後、類題を出すようにします。
「6:7のときだとこうなるけど、8:5のときはどうなるかな?」と、数字を変えるとできるかどうか確かめました。
類題を繰り返し考えることにより、Yくんは比の文章題を解くことができ、解答の手順も自分できちんと説明できました。
この調子で、他の文章題にも一緒にチャレンジしていきたいと思います。
お子様の学習相談はこちら
https://www.juku-coaching01.com/guide/asd.html
19/04/2022
〈自分だったらどうする? 登場人物の気持ちを考えてみよう!〉
発達障がいのお子様は、長い文章を読む際に集中力が続かず、最後まで読み切れないことがあります。
そのため、文章の内容や登場人物の気持ちを理解することに躓いてしまいます。
今回はそんな小学校4年生のFくんとの勉強の様子をご紹介します。
◇ポイント◇
今回は小学校4年生の国語の教科書の文章を一緒に読みました。
授業ではFくんに音読してもらったのですが、その際文章が長くなると集中力が続かなくなるため、段落ごとに区切って読んでもらいました。
また、授業では以下の2点に気を付けました。
1つ目は、言葉の意味をしっかりと掘り下げることです。
「ほろほろと雪がふり始めました」という文章から、
「『ほろほろと』ってどんな様子だろうね?」と質問をします。
Fくんは、最初はうまく説明ができませんでしたが、
「はげしくふっているかな?」と聞くと、
Fくんは「はげしくない」と答えてくれました。
このように、普段は何気なく読んでいる文章についても、一つ一つの言葉の意味を考えることにより、物語の情景をイメージできるようにします。
2つ目は、自分だったらどう思うかを考えてみることです。
「大きな犬が歯をむきだしてほえました。それでも、女の子は進んでゆきました」
という文章では、「もしFくんがほえられたらどんな気分になるかな?」と聞いたところ、Fくんは「こわい」と答えてくれました。
次に、「じゃあ、Fくんはこわい時にそのまま進んでいける?」と聞くと、「無理だと思う」と答えてくれたので、
続けて「では、女の子は犬を怖がっているかな?」と聞くと、
「多分こわいと思っていない」と女の子が怖がっていないということを理解することができました。
このように「自分だったらどう思うか」を考えてもらうことにより、登場人物の気持ちをより想像しやすくなります。
次回以降もこの方法を用いて、文章の理解を深められるよう
一緒に勉強していきたいと思います!!
お子様の学習相談はこちらから
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