14/01/2026
日本動物学会関東支部第78回大会のお知らせ(第1報)
主催:日本動物学会関東支部会
●日時・会場等
日時:2026年3月14日(土)9:30 ~16:00
会場:埼玉大学・全学講義棟1号館・3階
(〒338-8570埼玉県さいたま市桜区下大久保255)
会場アクセス:
・JR京浜東北線「北浦和駅」西口下車→バス「埼玉大学」ゆき(終点)
・JR埼京線「南与野駅」下車→北入口バス停から「埼玉大学」ゆき(終点)
・JR埼京線「南与野駅」下車→西口バス停から全ての便が埼玉大学を経由します
・東武東上線「志木駅」東口下車→バス「南与野駅西口」ゆき(「埼玉大学」下車)
https://www.saitama-u.ac.jp/access/accessmap/bus_access/
参加費:無料
●参加申込先・締切
以下の申し込みサイトから登録ください(発表者の登録締切:2026年2月20日(金))
一般: https://forms.gle/SGD1mPNMfLdHPoea8
高校生:https://forms.gle/4dYFGsSEHt1JTyMfA
※一般演題の場合には、発表者に日本動物学会 関東支部会員が1名以上含まれている必要があります。高校生の発表の場合はこの限りではありません。
※参加者は当日受付も可能ですが、できる限り事前登録をお願いします。
※公開シンポジウムのみに参加される場合も必ず参加申込をお願いします。
※申込サイトでは、ポスター発表に関して、「発表あり」か「発表なし」を選べます。「発表あり」を選んだ方は発表タイトル、発表者氏名・所属、発表要旨(250字以内)、発表区分の入力が必要です。事前のご準備をお願いします。
●発表者の方へ
※一般発表、高校生発表とも、すべてポスター発表となります。パネル(縦180cm×横90cm)に貼れるサイズで作成してください。
※学部生、大学院生、ポスドクを第一著者とする一般演題は「ポスター賞」の審査対象とします。
●大会プログラム
9:00- 受付開始
9:30- 開会の挨拶
第一部(9:30-11:30)
公開シンポジウム:魚類研究から迫る生命機能と進化の戦略
阿部耕太(大阪大学) 「生殖細胞からひも解く寿命・老化の性差メカニズム」
飯田敦夫(名古屋大学) 「デンキウナギの科学:発電器官とは何か?我々も手に入れられるのか?」
河野菜摘子(明治大学) 「ナマズ目コリドラスが行う不思議な繁殖様式Sperm drinking」
宮本知英(東北大学) 「発生メカニズムから明らかにする魚類鰭骨格の進化過程」
(敬称略)
総会(11:30-12:00)
※日本動物学会・関東支部会員のみに参加資格があります。非会員の方は、総会には出席できません。
昼休み(12:00-13:00)
※大学内にコンビニ(ローソン)があります。参加登録のFormsでお弁当+茶(1000円の予定、当日受付で支払い)を予約することも可能です。
第二部(13:00-16:00)
ポスターセッション(一般会員、高校生)
※13:00までに発表者はポスターを掲示してください。
13:00-14:30 前半ポスターセッション (奇数番)
14:30-16:00 後半ポスターセッション (偶数番)
16:00-16:15 ポスター優秀発表賞表彰式(予定)および閉会の挨拶
本大会の最新情報は、日本動物学会のウェブサイト(https://www.zoology.or.jp)およびFacebook(https://www.facebook.com/zsjkanto)を通じてお知らせします。
●大会実行委員
川村哲規〇、坂田一郎、日比野拓、塚原伸治、津田佐知子、古舘宏之、金谷萌子、西宏起、今井裕紀子
(埼玉大学、〇は委員長)
●問い合わせ先:川村 哲規(埼玉大学) [email protected]
08/06/2025
2025年度 日本動物学会関東支部公開講演会「動物をまねて作った驚きの新技術 -バイオミメティクスの世界-」のご案内
日本動物学会関東支部主催の公開講演会を以下の要領で開催しますので、ご案内申し上げます。
参加費は無料です。人数の把握のため、HPより事前申込みをお願いしております。
当日参加も可能ですが、満席 (定員約200名)の場合は、事前にお申し込み頂いた方を優先にご案内させていただきます。
お誘い合わせの上、ふるってご参加くださいますようお願い申し上げます。
ご案内のPDFファイルを貼付いたしましたのでこちらもご参照ください。
2025年 日本動物学会関東支部 公開講演会
「動物をまねて作った驚きの新技術 -バイオミメティクスの世界-」
日時:2025年7月19日(土)13:30−16:00
会場:東大理学部2号館講堂(対面のみ)
会場へのアクセスは以下をご覧ください。
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_06_02_j.html
事前申込み、及び詳細は以下のURLをご覧ください。
https://forms.gle/YFvbZdb24AFDsMpE8
プログラム (時間は目安です)
13:30-13:35 ご挨拶
13:35-14:15 荒川 和晴 先生 (慶應義塾大学) 「1000種のクモの解析に基づく高機能バイオマテリアル設計」
14:20-15:00 菊池 デイル 万次郎 先生 (東京農業大学) 「飛行をめぐる冒険:鳥と流体力学の世界」
15:05-15:45 桑折 道済 先生 (千葉大学) 「クジャクの発色に倣うメラニン系構造色材料の開発」
15:50-16:00 総合討論、閉会
以上
謹白
日本動物学会関東支部企画委員
二階堂 雅人 ([email protected])
長谷 部孝
大杉 美穂
鈴木 郁夫
05/02/2025
日本動物学会関東支部第77回大会のお知らせ(第2報)
主催:日本動物学会関東支部会
共催:ERATO深津共生進化機構プロジェクト 学術変革領域(A)共進化表現型創発
●日時・会場等
日時:2025年3月15日(土)9:30 ~16:00
会場:産業技術総合研究所共用講堂
(産業技術総合研究所つくばセンター:〒305-8561茨城県つくば市東1-1-1)
https://www.aist.go.jp/aist_j/guidemap/tsukuba/center/tsukuba_map_c.html
会場アクセス:
つくばエクスプレスつくば駅または常磐線荒川沖から路線バスで「並木二丁目」下車、徒歩5分
東京駅八重洲南口から「筑波大学/つくばセンター行」高速バスで「並木二丁目」下車、徒歩5分
参加費:無料
●参加申込先・締切
以下の申し込みサイトから登録ください(発表者の登録締切:2月14日)
一般: https://forms.office.com/r/NMZqvqGUjy
高校生以下: https://forms.office.com/r/i00pEq7BNY
※一般演題の場合には、発表者に日本動物学会 関東支部会員が1名以上含まれている必要があります。高校生以下の発表の場合はこの限りではありません。
※参加者は当日受付も可能ですが、できる限り事前登録をお願いします。
※公開シンポジウムのみに参加される場合も必ず参加申込をお願いします。
※申込サイトでは、ポスター発表に関して、「発表あり」か「発表なし」を選べます。「発表あり」を選んだ方は次のページで、発表区分、演題タイトル、要旨(500字以内)の入力が必要です。事前のご準備をお願いします。
●発表者の方へ
※一般発表、高校生発表とも、すべてポスター発表となります。別添の【ポスター発表の注意点】をよく読んでポスター作成・発表をお願いします。
※高校生発表とは、原則、高校生が第一著者となる発表ですが、今大会では小中学生の発表も認めることにします。
※学部生、大学院生、ポスドクを第一著者とする一般演題は「ポスター賞」の審査対象とします(演題数などの状況によっては、取り止める可能性があります)。「ポスター賞」の審査を受けることを希望される方は、申込サイトの該当欄の「希望する」にマークして下さい。「希望しない」にマークした演題は審査対象になりませんのでご注意下さい。
※高校生発表は、遠方からお越しいただく可能性を考え、前半のポスターセッションで実施します。前半のポスターセッション終了後、発表者に修了証をお渡しします。
●大会プログラム
9:00- 受付開始
9:30- 開会の挨拶[日本動物学会関東支部会長:田中 幹子(東京科学大学)]
第一部(9:30-11:30)
公開シンポジウム:動物の行動、生殖、発生にみる延長された表現型
S-1. 佐藤拓哉(京都大)
寄生虫ハリガネムシによる行動操作の仕組みと自然生態系での役割
S-2. 春本敏之(京都大/産総研)
昆虫の性を操る微生物たち
S-3. 丹羽隆介(筑波大)
寄生蜂の寄生戦略の分子メカニズムと進化
S-4. 森山実(産総研)
カメムシの保護色形成を支える腸内共生細菌
総会(11:30-12:00)
※日本動物学会・関東支部会員のみに参加資格があります。非会員の方は、総会中は会場から退出いただきます。
昼休み(12:00-13:00)
※会場近くにレストランやコンビニはありません。参加登録のFormsでお弁当を予約するか(1000円の予定、当日受付で支払い)、ご自身で昼食を持参ください。
第二部(13:00-16:00)
ポスターセッション(一般会員、高校生以下)
※13:00までに発表者はポスターを掲示してください。
13:00-14:15 前半ポスターセッション
14:15-14:30 高校生演題「修了証」手渡し
14:30-15:45 後半ポスターセッション
15: 45-16:00 ポスター優秀発表賞表彰式(予定)および閉会の挨拶[日本動物学会関東支部会長:田中 幹子(東京科学大学)]
本大会の最新情報は、日本動物学会のウェブサイト(https://www.zoology.or.jp/news/kanto-branch-77)およびFacebook(https://www.facebook.com/zsjkanto)を通じてお知らせします。
●大会実行委員(○は委員長)
○深津 武馬(産総研・生物プロセス)
沓掛 磨也子(産総研・細胞分子工学)
二橋 亮(産総研・生物プロセス)
●問い合わせ先:
日本動物学会関東支部第77回大会事務局
●公開シンポジウム「動物の行動、生殖、発生にみる延長された表現型」要旨
S-1. 佐藤拓哉(京都大)
「寄生虫ハリガネムシによる行動操作の仕組みと自然生態系での役割」
今日地球上に生息する生物種の約40%は寄生生物であり、すべての野生動物は少なくとも一種の寄生生物に寄生されていると言われている。それら寄生生物の中には、自らの利益(感染率向上)のために、宿主個体の行動を改変―行動操作―する種がいる。行動操作は、どのような仕組みで達成され、自然生態系においてどのような意味をもつのだろうか?
ハリガネムシ類は、森林や草原で暮らす宿主(カマキリや直翅類等)の体内で成虫になると、自らが繁殖をする水辺に戻るために、宿主を操って入水させてしまう。この行動操作については、100年以上も前から知られていたが、その仕組みは謎に包まれていた。我々は近年、ハリガネムシに感染したカマキリでは、水面からの反射光に多く含まれる水平偏光への正の走性が高まり、入水行動に至ることを発見した。また、ハリガネムシが進化の過程で、宿主からの大規模な遺伝子水平伝播を受けており、それが行動改変に関与している可能性が明らかになってきた。本発表では、こうした行動操作の機構とその背景にあるゲノム進化について紹介し、さらに自然生態系のエネルギー流改変という知られざる役割について説明する。
S-2. 春本敏之(京都大/産総研)
「昆虫の性を操る微生物たち」
地球上に生息する昆虫のおよそ半数には、何らかの微生物が共生しているといわれています。これらの共生微生物は、宿主である昆虫の生存に必須な栄養素を供給したり、天敵に対する抵抗性を付与したりすることで、地球における昆虫の繁栄を下支えしてきました。一方で、共生微生物のなかには、宿主昆虫の生殖を勝手に操ることで、自身の感染拡大を図る利己的なものも存在します。ボルバキアやスピロプラズマといった共生細菌がその例です。
このような生殖操作現象のひとつに、オス殺しがあります。これは読んで字のごとく、共生微生物に感染したメス親が生む子のうち、オスだけが殺されてしまう現象です。私はこれまで、オス殺しがどうやって起きるのか、その仕組みを分子のレベルで追究してきました。本講演では、まず、共生細菌スピロプラズマによるショウジョウバエのオス殺しに着目し、その分子機構を概説します。次に、近年発見された、共生ウイルスによるオス殺しに話題を移し、私が現在取り組んでいる研究の一端をご紹介します。これらを通して、微生物が昆虫に引き起こす不思議な現象と、その背景にある壮大な分子の世界をお楽しみいただければと思います。
S-3. 丹羽隆介(筑波大)
「寄生蜂の寄生戦略の分子メカニズムと進化」
ハチ目昆虫である寄生蜂は、175万種とされる現生生物の種数の中でも20〜30万種を占めるとも推計され、多様性において地球上で最も繁栄した生物群の一つである。寄生蜂の繁栄を支える基盤は、宿主の発生や免疫、さらには行動をも巧みに操作する毒であるが、その作用の分子メカニズムの研究は未だ立ち後れている。
我々は、遺伝学に優れたDrosophila属ショウジョウバエと、これを宿主(寄主)とするAsobara属寄生蜂を用いて、寄生に必要な毒成分の同定と機能解明を目指している。我々はこれまでに、ショウジョウバエの予定成虫組織を特異的に縮退させることで宿主発生阻害に寄与する毒タンパク質を同定し、寄生蜂毒のもたらす宿主の発生操作のまったく新しいメカニズムを報告した(Kamiyama et al. Science Adv. 2025)。さらに現在は、Asobara属寄生蜂の感染に伴う宿主免疫応答とその種特異性、そしてこれらに影響を与える毒の作用の研究を進めている。
本発表では、比較ゲノム解析、マルチオミクス解析、および分子遺伝学的手法を用いた研究から見えてきた毒が支える寄生戦略を紹介する。
S-4. 森山実(産総研)
「カメムシの保護色形成を支える腸内共生細菌」
動物の体色は環境への適応に関わる重要な形質である。とりわけ、多様な環境へ適応し、驚異の多様性を誇る昆虫類においては、様々な色素や発色機構を用いた体色形成の仕組みをもつことが知られており、昆虫の多様化を推し進める重要な要素となっている。
最近、私たちは、昆虫の生まれ持った形質だと考えられていた体色が、実は体内に生息する共生細菌に依存しているという興味深い事例を発見した。チャバネアオカメムシは、その名の通り、保護色となる緑の体色をもつ昆虫である。このカメムシは消化管の一部に特殊な構造を備え、その内部に自身の生存に必須な特定の腸内共生細菌を維持している。この共生細菌は母から子へと毎世代引き継がれ、宿主カメムシと共に進化の歴史を歩んできたと考えられる。この共生細菌を実験的に除くと、本来の緑色の体色が失われ薄茶色のカメムシになってしまうことから、共生細菌がカメムシの緑体色形成において必須機能を担っていることが明らかとなった。本発表では、どのような機構で共生細菌が宿主昆虫の体色形成を支えているかについて、また体色の進化における共生細菌の役割について、最近明らかにした知見について紹介したい。
03/12/2024
日本動物学会関東支部第77回大会のお知らせ(第1報)
主催:日本動物学会関東支部会
共催:ERATO深津共生進化機構プロジェクト、学術変革領域(A)共進化表現型創発
●日時・会場等
日時:2025年3月15日(土)9:30 ~16:00
会場:産業技術総合研究所共用講堂
(産業技術総合研究所つくばセンター:〒305-8561茨城県つくば市東1-1-1)
https://www.aist.go.jp/aist_j/guidemap/tsukuba/center/tsukuba_map_c.html
会場アクセス:
つくばエクスプレスつくば駅または常磐線荒川沖から路線バスで「並木二丁目」下車、徒歩5分
東京駅八重洲南口から「筑波大学/つくばセンター行」高速バスで「並木二丁目」下車、徒歩5分
参加費:無料
●参加申込先・締切
以下の申し込みサイトから登録ください(発表者の登録締切:2月14日)
一般: https://forms.office.com/r/NMZqvqGUjy
高校生以下: https://forms.office.com/r/i00pEq7BNY
※一般演題の場合には、発表者に日本動物学会 関東支部会員が1名以上含まれている必要があります。高校生以下の発表の場合はこの限りではありません。
※参加者は当日受付も可能ですが、できる限り事前登録をお願いします。
※公開シンポジウムのみに参加される場合も必ず参加申込をお願いします。
※申込サイトでは、ポスター発表に関して、「発表あり」か「発表なし」を選べます。「発表あり」を選んだ方は次のページで、発表区分、演題タイトル、要旨(500字以内)の入力が必要です。事前のご準備をお願いします。
●発表者の方へ
※一般発表、高校生発表とも、すべてポスター発表となります。別添の【ポスター発表の注意点】をよく読んでポスター作成・発表をお願いします。
※高校生発表とは、原則、高校生が第一著者となる発表ですが、今大会では小中学生の発表も認めることにします。
※学部生、大学院生、ポスドクを第一著者とする一般演題は「ポスター賞」の審査対象とします(演題数などの状況によっては、取り止める可能性があります)。「ポスター賞」の審査を受けることを希望される方は、申込サイトの該当欄の「希望する」にマークして下さい。「希望しない」にマークした演題は審査対象になりませんのでご注意下さい。
※高校生発表は、遠方からお越しいただく可能性を考え、前半のポスターセッションで実施します。前半のポスターセッション終了後、発表者に修了証をお渡しします。
●大会プログラム
9:00- 受付開始
9:30- 開会の挨拶[日本動物学会関東支部会長:田中 幹子(東京科学大学)]
第一部(9:30-11:30)
公開シンポジウム:動物の行動、生殖、発生にみる延長された表現型
S-1. 佐藤拓哉(京都大)
寄生虫ハリガネムシによる行動操作の仕組みと自然生態系での役割
S-2. 春本敏之(京都大/産総研)
昆虫の性を操る微生物たち
S-3. 丹羽隆介(筑波大)
寄生蜂の寄生戦略の分子メカニズムと進化
S-4. 森山実(産総研)
カメムシの保護色形成を支える腸内共生細菌
総会(11:30-12:00)
※日本動物学会・関東支部会員のみに参加資格があります。非会員の方は、総会中は会場から退出いただきます。
昼休み(12:00-13:00)
※会場近くにレストランやコンビニはありません。参加登録のFormsでお弁当を予約するか(1000円の予定、当日受付で支払い)、ご自身で昼食を持参ください。
第二部(13:00-16:00)
ポスターセッション(一般会員、高校生以下)
※13:00までに発表者はポスターを掲示してください。
13:00-14:15 前半ポスターセッション
14:15-14:30 高校生演題「修了証」手渡し
14:30-15:45 後半ポスターセッション
15: 45-16:00 ポスター優秀発表賞表彰式(予定)および閉会の挨拶[日本動物学会関東支部会長:田中 幹子(東京科学大学)]
本大会の最新情報は、日本動物学会のウェブサイト(https://www.zoology.or.jp)およびFacebook(https://www.facebook.com/zsjkanto)を通じてお知らせします。
●大会実行委員(○は委員長)
○深津 武馬(産総研・生物プロセス)
沓掛 磨也子(産総研・細胞分子工学)
二橋 亮(産総研・生物プロセス)
●問い合わせ先:
日本動物学会関東支部第77回大会事務局
14/05/2024
※7月18日現在、席に空きがあり当日参加は可能です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
令和6年「動物のさまざまなコミュニケーション –細胞から個体レベルまで–」
本年も日本動物学会関東支部では、公開講演会を開催しますので、ご案内申し上げます。5年ぶりに対面での実施になります。
今回は、「動物のさまざまなコミュニケーション –細胞から個体レベルまで–」と題して、3名の演者の方から、私たちに身近な音を使ったコミュニケーションや、分子による動物の個体や細胞にはたらきかけるコミュニケーションなど、動物たちが交わす様々なやりとりをご紹介いただきます。わかりやすい平易な言葉でお話いただきますので、一般の方を始め、中学生・高校生の方にも十分に楽しんでいただけるのではないかと思います。また、講演の中では質疑応答の時間を設けております。研究の第一線にいらっしゃる先生方に質問できるチャンスですので、是非積極的にご参加いただけますと幸いです。
日時:2024年7月20日(土)13:30−16:30
会場:東京大学理学部2号館 講堂(対面のみ)
会場へのアクセスは以下をご覧ください。
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_06_02_j.html
参加費無料です。以下のフォームより事前申込みをお願いしています。当日参加も可能ですが、満席 (定員約200名)の場合は事前申込み者を優先します。
事前申込締め切り: 7/17 (水)
申込みフォーム: https://forms.gle/THJ35cqcKXHZxr4V9
*プログラム* (時間は目安です)
13:30-13:35 ご挨拶
13:35-14:20 新村 毅 先生 (東京農工大学)
「鳥類の個体間・母子間コミュニケーション」
14:30-15:15 古藤 日子 先生
(産業技術総合研究所) 「アリから学ぶ社会的なコミュニケーションと健康の関わり」
15:25-16:10 島田 裕子 先生
(筑波大学) 「寄生蜂ニホンアソバラコマユバチの生存戦略の解明に向けたマルチオミクス解析」
16:10- 16:30 総合討論、閉会
問い合わせ先: 守野孔明(筑波大学) [email protected]
23/11/2023
※ポスター発表・懇親会参加の申込締切を2月22日に延長しました。
日本動物学会関東支部第76回大会のおしらせ
主催:日本動物学会関東支部会
共催:東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻・地球惑星科学専攻
●日時・会場など
日時:2024年3月16日(土)9:20 ~17:45
会場:東京大学伊藤国際学術研究センター
(東京大学本郷キャンパス:〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1)
https://www.u-tokyo.ac.jp/adm/iirc/ja/access.html
最寄駅:地下鉄丸ノ内線 本郷三丁目駅(徒歩8分)
都営地下鉄大江戸線 本郷三丁目駅(徒歩6分)
参加費:無料
●参加申込先・締切
以下の申し込みサイトからご登録ください(発表者および懇親会参加者の登録締切:2月22日)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdWfZlej7haKic7mSVzosTbElUjPDhryt_FzO1UUOc_bLyxxg/viewform?usp=sf_link
※一般演題の場合には、発表者に日本動物学会・関東支部会員が1名以上含まれている必要があります。高校生演題の場合には、この限りではありません。
※参加者は当日受付も可能ですが、できる限り事前登録をお願いします。
※公開シンポジウムのみに参加される場合も必ず参加申込をお願いします。
※申込サイトでは、ポスター発表に関して、「発表あり(登壇者)」か「発表あり(登壇のない共同発表者)」、「発表なし」を選べます。「発表あり(登壇者)」を選んだ方には次のページで、カテゴリー、演題タイトル(30字以内)と要旨(600字以内)を入力していただきますので、事前のご準備をお願い致します。
●発表者の方へ
※一般演題、高校生演題とも、すべてポスター発表となります。
※高校生演題とは、高校生が第一著者となる発表です。
※学部生、大学院生を第一著者とする一般演題には、「優秀発表賞」を設けることを検討中です(演題数などの状況によっては、取り止める可能性があります)。学部生、大学院生の発表者の方で「優秀発表賞」の審査を受けることを希望される方は、申込サイトの該当欄の「希望する」にマークして下さい。「希望しない」にマークした演題は審査対象になりませんのでご注意下さい。
※高校生演題は、遠方からお越しいただく可能性を考え、前半のポスターセッションで発表していただきます。前半のポスターセッション終了後、15:00-15:15の貼り替え時間に、発表者にはすべて、修了証をお渡しします。
以下のWeb上の注意点をよく読んでポスター作成・発表をお願いします。
https://docs.google.com/document/d/1vaojQOFdeTZY-bKgNZpx3-_arV_qqx6z/edit?usp=sharing&ouid=107239402595670383687&rtpof=true&sd=true
●大会プログラム
於:伊藤国際学術研究センター、伊藤謝恩ホール(地下2階)
9:00- 受付開始
9:20- 開会の挨拶[日本動物学会関東支部会長:和田 洋(筑波大学)]
第一部(9:30-11:30)
公開シンポジウム:現代進化学が解き明かす、動物の「カタチ」の進化 (各演者の要旨は末尾に掲載しています)
S-1. 二橋亮 (産総研・生物プロセス)
地味なヤゴが色鮮やかなトンボになるメカニズム
S-2. 守野孔明(筑波大・生命環境)
らせん卵割動物の初期発生から探る発生パターンの進化と新規転写因子の役割
S-3. 田中幹子(東工大・生命理工)
酸素による体の形作り
S-4. 平沢達矢(東大・院理・地惑)
脊椎動物の形態進化に残されている謎
総会(11:30-12:00)
※日本動物学会・関東支部会員のみに参加資格があります。非会員の方には、シンポジウム終了後、ホールからご退出いただきます。
昼休み(12:00-13:00)
※当日は、東京大学生協中央食堂が営業しています(https://www.utcoop.or.jp/shop/hongo/)。本郷三丁目駅近辺にも多くのレストラン、飲食店がありますので、適宜、ご利用下さい。なお、会場内は飲食禁止です。
於:伊藤国際学術研究センター、多目的スペース(地下2階)
第二部(13:00-17:45)
ポスターセッション(一般会員、高校生)
12:45-13:00 前半ポスター貼り付け
13:00-15:00 前半ポスターセッション
15:00-15:15 ポスター貼り替え・高校生演題「修了証」手渡し
15:15-17:15 後半ポスターセッション
17: 15-17:30 後半ポスター回収
※
17:30-17:45
ポスター優秀発表賞 表彰式(予定)
閉会の挨拶[日本動物学会関東支部会長:和田 洋(筑波大学)]
※閉会後に懇親会を行います(本郷三丁目駅周辺の飲食店を予定しています)
本大会の最新情報は、日本動物学会関東支部のウェブサイト(https://www.zoology.or.jp/kantou/index.asp)およびFacebook(https://www.facebook.com/zsjkanto)を通じてお知らせいたします。
●大会実行委員(○は共同委員長)
○林 悠(東大・院理・生物科学)
○久保 健雄(東大・院理・生物科学)
飯野 雄一(東大・院理・生物科学)
榎本 和生(東大・院理・生物科学
遠藤 一佳(東大・院理・地球惑星科学)
遠藤 秀紀(東大・総合研究博物館)
國枝 武和(東大・院理・生物科学)
小島 大輔(東大・院理・生物科学)
鈴木 郁夫(東大・院理・生物科学)
平沢 達矢(東大・院理・地球惑星科学)
●問い合わせ先:
日本動物学会関東支部第76回大会 事務局 [email protected]
●公開シンポジウム『現代進化学が解き明かす、動物のかたちの進化』要旨集
S-1. 二橋亮(産業技術総合研究所・生物プロセス研究部門・生物共生進化機構研究グループ)
「地味なヤゴが色鮮やかなトンボになるメカニズム」
【要旨】
トンボは大きな複眼を持ちますが、私たちはトンボが他の動物と比べて色覚に関わるオプシン遺伝子を極端に多く持っていることを発見しました。トンボの成虫は、基本的に「見た目」で相手を判断するため、雌雄や種間で色や模様が大きく異なる種が見られます。一方で、トンボの幼虫(ヤゴ)は、基本的に茶色系の地味な色をしています。ヤゴは脱皮を繰り返して大きくなりますが、ヤゴが色鮮やかな成虫に運命づけられるのは、いつ頃でしょうか。また、成虫の雌雄差は、いつ頃決定するのでしょうか。興味深いことに、多くのトンボの種類が、成虫になった後に体色を大きく変化させます。この体色変化は主にオスで見られますが、アカトンボの仲間のように黄色から赤色へと変わる種や、シオカラトンボのように麦わら色から水色へと変わる種など様々です。私たちの研究から、トンボの体色変化は可視光だけでなく、紫外線の反射も大きく変わることが分かってきました。また、体色変化には色素の酸化還元反応や、特殊な成分からなるワックスの分泌といった、非常にユニークなメカニズムが関わっていることが明らかになりました。トンボは、飼育が難しい点などから遺伝子レベルでの研究が困難でしたが、私たちは特定の遺伝子を局所的に阻害する実験系を確立して、ヤゴからトンボになるときに重要な遺伝子、オスとメスの見た目の違いを産みだすのに重要な遺伝子、紫外線反射を行うために重要な遺伝子をつきとめることに成功しました。本シンポジウムでは、地味なヤゴが色鮮やかなトンボになるメカニズムについて、最新の研究成果を紹介します。
S-2. 守野孔明(筑波大学・生命環境系)
「らせん卵割動物の初期発生から探る発生パターンの進化と新規転写因子の役割」
【要旨】
動物の形を作り上げる発生パターンの多様性はどのように創出されたのだろうか?これまでの進化発生学研究の進展は、Hox遺伝子群に代表されるように、動物の発生を制御する転写因子やシグナル分子の意外ともいえる共通性を明らかにしてきた。また、発生の進化には、それら共通の遺伝子群の使い方の変更・使い回しこそが重要であるという考え方が主流であった。一方で、多数の動物種のゲノム解析により、特定の系統にしか存在しない転写因子が少なからず存在することが近年明らかになりつつある。しかし、このような新規転写因子群の、発生や進化における役割についての理解は進んでいなかった。
らせん卵割動物は貝 (軟体動物)やゴカイ(環形動物)などを含む左右相称動物の一群であり、”らせん卵割型発生”と呼ばれるユニークな初期発生を示す。具体的な特徴としては、らせん卵割(初期卵割に見られるらせん状の卵割パターン)を示すことや、卵割の結果生じる割球が、それぞれどのような発生運命 (将来体のどの部分になるのか)をもつかということが、らせん卵割動物内で保存されていることが挙げられる。また、割球の発生運命の決定が発生のごく初期に起こるということも分かっている。しかし、これらの特徴的な発生パターンを制御する遺伝的機構や、その進化シナリオはほぼ不明だった。以上の背景を踏まえ、本発表ではらせん卵割動物の系統で獲得された転写因子群が多数存在すること、更にそれらの転写因子の多くが、らせん卵割型発生を示す軟体動物において、割球の発生運命の特異化に機能するであろうことを紹介する。あわせて、発生パターンの進化において新規転写因子が果たす役割についても議論したい。
S-3. 田中幹子(東京工業大学・生命理工学院)
「酸素による体の形作り」
【要旨】
生物は様々な環境に応じて、発生プログラムを変化させることで体の形を進化させてきました。生物の体の形づくりを担う発生プログラムは、DNA に書かれた情報だけでなく、温度の変化、酸素の濃度、乾燥、重力などの要因によっても書き換えられます。四肢動物の手足は、どこに生息し、どういう行動をとるかによって、様々に形を進化させてきました。近年の私たちの研究から、生物の手足の形がDNA 配列とは関係のない要因、具体的には、大気中の酸素によって変化していることがわかってきました。本シンポジウムでは、酸素によって作られる手足の形づくりの例をはじめ、様々な生物の手足を題材に体の形はどうやって作られているのかについて、ご紹介します。
S-4. 平沢達矢(東京大学・大学院理学系研究科・地球惑星科学専攻)
「脊椎動物の形態進化に残されている謎」
【要旨】
5億年以上前に出現した脊椎動物系統は、どのような進化を経て現在見られる体の基本構造を成立させてきたのか、2010年代以降、古生物学と進化発生学の発展により飛躍的に解明が進んだ。古生物学では、化石の発見に加えて、シンクロトロン放射光X線マイクロCT(SRXµCT)を用いた高分解能の観察手法といった技術的進歩により、従来わかっていなかった進化過程が続々と解き明かされている。たとえば、私たちの研究グループは、130年以上、正体が不明であった中期デボン紀の化石脊椎動物パレオスポンディルスについて、SRXµCTを駆使して頭骨の全貌を精密に観察することに初めて成功し、この化石種がステム四肢動物であることを明らかにした。一方、進化発生学では、非モデル生物における胚発生の研究も進み、形態進化の背景にある発生機構や形態的相同性についての理解が進んだ。このような状況で、最近は、古生物学と進化発生学の連携もこれまで以上に強いものとなってきており、これからさらに解明が進んでいくと期待される。本講演では、私自身の研究を軸に、これから解明していくべき脊椎動物形態進化の謎についても紹介したい。
27/06/2023
2023(令和5)年度 日本動物学会関東支部公開講演会「動物の色にまつわる色々」のご案内
本年も日本動物学会関東支部では、公開講演会を開催しますので、ご案内申し上げます。
日時:2023(令和5)年 7月22日(土)13:30–16:00
会場:オンライン開催
今回は、「動物の色にまつわる色々」と題して、3名の演者の方から、学問対象として重要な動物たちとそれらが織りなす不思議な色の世界を紹介していただきます。わかりやすい平易な言葉でお話いただきますので、一般の方を始め、中学生・高校生の方にも十分に楽しんでいただけるのではないかと思います。また、講演の中では質疑応答時間を設けております。研究の第一線にいらっしゃる先生方に質問できるチャンスですので、是非積極的にご参加いただけますと幸いです。 より多くの皆さまにご参加いただけるよう、今年度もリアルタイムオンライン形式での開催です。参加には事前登録が必要です。下記の登録リンクからのご登録をお待ちしております。
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/webinar/register/WN_DC4XLRuzRnCq18A9mTo__w
*十分な参加枠の確保に努めておりますが、申し込み者多数の場合は先着順となる可能性があることをご了承ください。
(お問い合わせ先)
日本動物学会関東支部 企画委員
馬谷 千恵 (東京農工大学)
e-mail: chie[at]go.tuat.ac.jp
(都合により再投稿しました。)
19/01/2023
日本動物学会関東支部第75回大会のおしらせ(2023年1月19日)
●日時・会場など
日時:2023年3月18日(土)9:30 ~
会場:明治大学・農学部(生田キャンパス:神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1)
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/ikuta/access.html
参加費:無料
●参加申込先・締切
以下の申し込みサイトから登録ください(発表者の登録締切:2月18日)
https://forms.gle/y2T25pMRoFb8iA346
※一般発表の場合には、発表者に日本動物学会・関東支部会員が1名以上含まれている必要があります。ただし、高校生の研究発表の場合には、この限りではありません。
※参加者は当日受付も可能ですが、コロナ対応もありますので、できる限り事前登録をお願いします。
●発表者の方へ
一般演題はすべて口頭発表、高校生の演題はすべてポスター発表となります。
口頭発表:各自のパソコンをZoomでつないで、画面共有で発表いただきます。
注意点
最新のZoomへ更新をしておいてください。
ポスター発表:Web上の注意点をよく読んで作成をお願いします。
注意点:https://tinyurl.com/2fd9qowf
●大会プログラム
9:00- 受付開始
9:30- 口頭発表1、ポスター掲示
11:30- 総会(オンライン)
12:30- お昼休憩
13:00- 口頭発表2
ポスター発表・審査・表彰
15:30- 公開シンポジウム
18:00 終了
●公開シンポジウム (末尾の発表要旨もご覧ください)
「ゲノム編集10年目の動物学」
3月18日(土)15:30-18:00 明治大学生田キャンパスメディアホール
S-1. 水野聖哉 (筑波大学)
「包括的な技術開発で挑む自由で信頼性のあるゲノム編集マウスの作出」
S-2. 東島眞一(基礎生物学研究所)
「ゲノム編集によるノックイン魚類の作成」
S-3. 渡邊将人(明治大学)
「ゲノム編集ブタの医学研究への応用」
S-4. 渡邉崇人(徳島大学)
「コオロギ研究の可能性〜大学での基礎研究から起業による社会実装まで〜」
本大会の最新情報は、日本動物学会関東支部のウェブサイト(https://www.zoology.or.jp/kantou/index.asp)およびFacebook(https://www.facebook.com/zsjkanto)を通じてお知らせいたします。
大会準備委員
戸村秀明(明治大学)
乾雅史(明治大学)
河野菜摘子(明治大学)
吉田学(東京大学)
日比野拓(埼玉大学)
吉田薫(桐蔭横浜大学)
連絡先:[email protected]
シンポジウム要旨
S-1. 水野聖哉 (筑波大学医学医療系トランスボーダー医学研究センター生命科学動物資源センター)
「包括的な技術開発で挑む自由で信頼性のあるゲノム編集マウスの作出」
筑波大学生命科学動物資源センターでは、「研究基盤としての遺伝子改変マウス受託作製事業」を実施しており、国内外の大学・研究所・民間製薬企業からの依頼を受けてゲノム編集マウスを作製・供給しています。単純なKnock-out(KO)マウスだけではなく、1 kb以上のLong-Knock-inや点変異やFloxなどの複雑な変異を有するマウスも作出しています。年間100系統から150系統を作出しており、その多くでマウス受精卵ゲノム編集を活用しています。我々のマウス作出体制の最大の特徴は、受精卵へのゲノム編集ツールの導入だけではなく、ゲノム編集デザインやファウンダーマウスの遺伝型解析までの遺伝子改変マウス作製に関する全プロセスを実施することです。自由で信頼性のあるゲノム編集マウスを迅速に作製することを目指し、新規のゲノム編集ツール開発はもとより、ゲノム編集デザインやファウンダーマウスの遺伝型解析法についても包括的に開発しています。本講演では、実際の作製現場を紹介しながら、自動ゲノム編集デザインツールであるKOnezumiや複雑な変異を一網打尽に検出できる遺伝型解析ツールDAJINについて説明します。
S-2. 東島眞一(自然科学研究機構・生命創成探究センター・基礎生物学研究所)
「ゲノム編集によるノックイン魚類の作成」
特定の遺伝子座へのノックイン手法はさまざまな目的に用いられるが、そのうちもっとも代表的なものは、レポーター遺伝子系統の作成である。ゼブラフィッシュを含む魚類では胚幹性細胞が樹立されておらず、胚幹性細胞内での相同組換えを用いたノックイン技術が利用できなかったため、レポーター系統魚をノックイン手法により作成することは、従来はほぼ不可能であった。この状況を一変させたのがCRISPR/Cas9によるゲノム編集技術である。細胞の持つ複数のゲノム修復機構のどれを利用するかという観点からいくつかの手法が開発されてきたが、レポーター系統魚の作成という点では、演者らが開発した、相同配列を用いない非相同末端結合(non-homologous end joining ; NHEJ)修復を用いた手法が、標準手法としての地位を確立している。この手法では、以下の4つのコンポーネントを含んだカクテルを1細胞胚へインジェクションする。1) ゲノムの狙った位置を切断するためのsgRNA;2) 環状ドナープラスミドの狙った位置(挿入目的のDNA配列の5’直上流)を切断するためのsgRNA;3) ドナープラスミド;4) Cas9 mRNA。これまでに100系統以上のノックイン系統を同手法により作成しており、系統確立のために育てた魚を分母としたときの各系統の作成効率は、ほとんどの場合30%を超える。すなわち、我々が開発した手法はきわめて効率のよい手法といえる。本手法はゼブラフィッシュだけでなく他の魚類にも適用可能である。実際、演者らはノックインメダカの確立にも成功しており、また、ヤツメウナギにも同手法が適応できることを示している(ヤツメウナギは世代期間が長いため、F0世代での解析)。本公演では、ゼブラフィッシュを中心に、CRISPR/Cas9を用いたノックイン魚類作成のエッセンスをお示ししたい。
S-3. ○渡邊將人、長嶋比呂志(明治大学バイオリソース研究国際インスティテュート)
「ゲノム編集ブタの医学研究への応用」
ブタは我々の食を支える重要な役割を担っていますが、その食用家畜としての重要性に加え、実験動物として様々な医学研究に利用されています。実際、基礎研究から臨床研究への橋渡しをする研究 (トランスレーショナルリサーチ)、そしてiPS細胞等の多能性幹細胞を用いた再生医療研究の急速な発展を背景として、ブタはヒトへの外挿性に優れた知見が得られる実験動物としてその付加価値が高まっています。
最近、新聞あるいはテレビ等で「ゲノム編集」という言葉を見聞きする機会も多くなってきたかと思います。ゲノム編集とは、文字通りゲノムを自在に編集できる技術であり、ゲノム中のDNA配列を任意に改変することができます。ゲノム編集は、基礎研究のみならず医療や農・水産物などの品種改良といった幅広い分野に利用することが可能であり、ゲノム編集技術に対する社会の注目も高く、世界的にも種々の研究が進行中です。
本講演では、ブタへゲノム編集技術を適用し、ヒトの病気を再現する疾患モデルブタの開発やブタをプラットフォームとする臓器再生システムを中心として、我々が取り組んでいるゲノム編集ブタの医学研究への応用について紹介したいと思います。
S-4. 渡邉崇人(徳島大学)
「コオロギ研究の可能性〜大学での基礎研究から起業による社会実装まで〜」
皆さんは「コオロギ」と聞いて何を思い浮かべますか?秋の夜長に鳴く昆虫という方が多いかもしれませんが、最近では食用としての応用が進んできているので、そのような印象をお持ちの方もいるかもしれません。一方、研究という観点から見ると、コオロギは古くから実験動物として活用されてきました。その範囲は、行動や記憶、体内時計のメカニズムから発生や再生過程のメカニズム、そして遺伝子やゲノムに至るまで様々です。徳島大学では、これまで発生生物学の分野で、フタホシコオロギ(Gryllus bimaculatus)をモデル生物として基礎研究を進めてきました。2016年からは、その成果や培ってきた飼育ノウハウを食用資源としての利用推進と産業化に生かすべく、応用研究も進めています。さらに、市場形成や一般市民への啓蒙活動の一環として、徳島大学発スタートアップである株式会社グリラスを2019年5月に設立し、社会実装に向けた事業化も進めております。最近の研究成果として、食品残渣のみで効率的にコオロギを生産する技術を確立できており、資源循環型の食品としての活用に道筋が見えてきました。また、食用コオロギ産業を大きく発展させる可能性を持つ、ゲノム編集技術を活用したフタホシコオロギの品種改良の研究も進めています。本講演では、大学におけるコオロギの研究開発状況、そして食用コオロギの社会実装の状況やその際の様々な課題について紹介します。
日本動物学会 関東支部サイト
20/12/2022
日本動物学会関東支部第75回大会のおしらせ(2022年12月20日)
●日時・会場など
日時:2023年3月18日(土)9:30 ~
会場:明治大学・農学部(生田キャンパス:神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1)
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/ikuta/access.html
参加費:無料
●参加申込先・締切
以下の申し込みサイトから登録ください(発表者の登録締切:2月18日)
https://forms.gle/y2T25pMRoFb8iA346
※一般発表の場合には、発表者に日本動物学会・関東支部会員が1名以上含まれている必要があります。ただし、高校生の研究発表の場合には、この限りではありません。
※参加者は当日受付も可能ですが、コロナ対応もありますので、できる限り事前登録をお願いします。
●発表者の方へ
一般演題はすべて口頭発表、高校生の演題はすべてポスター発表となります。
口頭発表:各自のパソコンをZoomでつないで、画面共有で発表いただきます。
注意点
最新のZoomへ更新をしておいてください。
ポスター発表:Web上の注意点をよく読んで作成をお願いします。
注意点:https://tinyurl.com/2fd9qowf
●大会プログラム
9:00- 受付開始
9:30- 口頭発表1、ポスター掲示
11:30- 総会(オンライン)
12:30- お昼休憩
13:00- 口頭発表2
ポスター発表・審査・表彰
15:30- 公開シンポジウム
18:00 終了
●公開シンポジウム
「ゲノム編集10年目の動物学」
3月18日(土)15:30-18:00 明治大学生田キャンパスメディアホール
S-1. 水野聖哉 (筑波大学)
「包括的な技術開発で挑む自由で信頼性のあるゲノム編集マウスの作出」
S-2. 東島眞一(基礎生物学研究所)
「ゲノム編集によるノックイン魚類の作成」
S-3. 渡邊将人(明治大学)
「ゲノム編集ブタの医学研究への応用」
S-4. 渡邉崇人(徳島大学)
「コオロギ研究の可能性〜大学での基礎研究から起業による社会実装まで〜」
本大会の最新情報は、日本動物学会関東支部のウェブサイト(https://www.zoology.or.jp/kantou/index.asp)およびFacebook(https://www.facebook.com/zsjkanto)を通じてお知らせいたします。
大会準備委員
戸村秀明(明治大学)
乾雅史(明治大学)
河野菜摘子(明治大学)
吉田学(東京大学)
日比野拓(埼玉大学)
吉田薫(桐蔭横浜大学)
連絡先:[email protected]
(社)日本動物学会関東支部会
社団法人日本動物学会 関東支部の広報サイトです。
02/08/2022
2022(令和4)年度 「寄生・共生の動物学」
日時:2022(令和4)年 8月20日(土)13:30-16:00
会場:オンライン開催
本年も日本動物学会関東支部では、公開講演会を開催しますので、ご案内申し上げます。
今回は、「寄生・共生の動物学」と題して、3名の演者から、学問対象として重要な動物たちとそれらが示す不思議な寄生・共生の世界を紹介していただきます。一般の方を始め、中学生・高校生の方にも十分ご理解いただける平易な言葉でお話いただきます。また、講演の中で質疑応答時間を設けておりますので、専門家と直接お話いただくことで、皆様に生物学に関するより深い関心をお持ちいただけるものと期待しております。
今年度も新型コロナウイルスの影響により、リアルタイムオンライン形式での開催です。参加には事前登録が必要です。下記の登録リンクからのご登録をお待ちしております。
https://zoom.us/webinar/register/WN_e8rR9SnDTF-Yoh2xNvXfig
*十分な参加枠の確保に努めておりますが、申し込み者多数の場合は先着順となる可能性があることをご了承ください。
(お問い合わせ先)
日本動物学会関東支部 企画委員
谷口 俊介(筑波大学下田臨海実験センター)
e-mail: [email protected]
09/03/2022
公益社団法人日本動物学会第93回は、早稲田大学の早稲田キャンパス(東京都新宿区)にて,2022年9月8日(木)から10日(土)までの3日間にわたり開催します。一般発表,各賞授賞式,受賞講演,総会,高校生発表,動物学ひろばに加えて,公開講演会「環境と教育の未来:動物学からのメッセージ」,そして東工大栄誉教授の大隅良典先生をお招きする本部企画を実施いたします。
今後の登録日程の概要をご案内申し上げます。
【シンポジウム・関連集会】
2月15日(火)~3月22日(火)12:00まで
公募を開始しております。企画をお持ちの方は応募を進めてください。
【一般発表】
4月12日(火)~5月24日(火)12:00まで
全件,口頭発表です。特に若い学生会員の皆様,大歓迎です。
尚,発表演者は,学生を含めて動物学会の会員に限りますので,非会員の方は早めに学会への入会手続きをお願いいたします。
【高校生発表】
5月17日(火)~6月21日(火)12:00まで
5月からポスター発表の要項を公開して受付を開始します。
【参加登録,懇親会参加申し込み】
4月12日(火)から開始します。
5月31日(火)までの申し込みは早期割引になります。
大学院生を含め学生の参加登録費は無料です。
そのほか動物学ひろば,企業展示、託児室利用等の募集は例年通り行います。
詳細あるいは変更は逐一下記の大会HPでご案内します。
第93回早稲田大会ウェブサイト:http://www.zoology.or.jp/annual-meeting/2/
ご質問・ご要望等は次のメールアドレスまでご連絡ください。
[email protected]
世界では,人々の交流と理解が課題になるいろいろなことが続きますが,9月には東京に集合して,動物学の世界を満喫しましょう。
2022年3月
早稲田大会 実行委員会
委員長 加藤
日本動物学会 第93回 早稲田大会 2022|公益社団法人日本動物学会の年次大会のサイトです。
公益社団法人日本動物学会の年次大会のサイトです。
28/02/2022
日本動物学会関東支部 第74回大会のお知らせ(第五報)
日本動物学会会員の皆様
本年度の関東支部大会は、2022年3月5日(土)にオンラインにて開催されます(参加費無料)。参加登録の締め切りが、3月3日(木)17時(厳守)と迫ってまいりましたので、お知らせ致します。参加をご予定の方は、お急ぎご登録ください。
第一部公開シンポジウムにお申し込みの皆様には、大会前日(3月4日)にZoom URL の登録情報のご案内メールが届く予定です。
第二部に参加登録をされた皆様には、大会前日に、LINC Biz の大会サイトへ招待メールが届く予定です。LINC Biz の大会サイトは、大会前日に準備が整い次第、公開する予定です。また、ポスターの掲示は、大会当日(3月5日)10時までに完了することとなっております。大会サイトは、3月12日まで公開する予定です。
ポスター賞の投票権のある方には、大会前日に、投票サイトの URL のご案内メールが届く予定です。
※総会や懇親会(授賞式を含む)の Zoom URL は、大会前日から LINC Biz の大会サイト内でご案内致します。
【参加申し込み方法】
3月3日(木)17時までに、以下のURLより参加登録を行ってください。
参加申込みフォーム
https://forms.gle/Uk7My7SmozwgWhzG6
※第二部の参加者は、「動物学会会員」か「発表者リストに名前がある方」のみに制限します。
大会準備委員
猪早 敬二(東京工業大学)
加藤 明(東京工業大学)
川上 厚志(東京工業大学)
立花 和則(東京工業大学)
田中 幹子(東京工業大学)
田守 正樹(東京工業大学)
二階堂 雅人(東京工業大学)
若林 憲一(東京工業大学)
問い合わせ先 045-924-5722(田中幹子)
facebook.com