21/04/2026
「右の手のしていることを左の手に知らせるな」とは、聖書のマタイによる福音書(6章3節)の言葉。私は音楽に向き合うことを仕事にしている人間の一人として,この聖句を「自分を誇らず,ただ誠実に音楽と向き合う」ことと捉えている。
それでも合唱団の指導をしていると「どうしよう?」と歩みを止めることがある。自分自身の老いや五感の衰えを感じて「そろそろ潮時か?」と考えることもある。現在関わっているすべての合唱団において,そのような思いを抱いたことは確かにある。
ところが!
関わっているすべての合唱団において,悲観的になっている私を奮い立たせるようなことが起きてきた。それは突然の驚きであったり,静かで緩やかな変化であったり。そのいずれもが「あなたは,ここで力を発揮して生きていくのです」と背中を押して,次の光へと私の歩みを導いているようだ。
私はそれを神様の導きのように感じる。いつまで出来るかはわからないけれど,もうしばらくこの道を歩いて行こう。