Accademia dei vini -Sommelier ソムリエ-

Accademia dei vini -Sommelier ソムリエ- AIS(Associazione italiaina Sommelier)とパートナーシップを結び、AIS公式プログラム

ワイン大国イタリアで、イタリアの国家資格でもある「AIS認定ソムリエ養成コース」を運営しています。
参加資格はワインが好きな事が第一条件。ワインを全く勉強した事がない方から、プロとしてすでに活躍中の方まで、様々な分野の方々がAccademia dei viniのコースに参加をしてAIS認定ソムリエ資格を取得しています。
「資格」という目標をもち、ワインを基本から正しく勉強する事によって、更に楽しくワインの世界に入ることができます。
ワインを学ぶのであれば本場イタリアで学ぶのが一番。ワインを通じて世界観が変わるはず!!

カラブリア初のDOCG、Cirò Classico。業界では数年前から昇格に向けた動きが知られていたため、日本のワイン関係者の中にも、すでにご存じだった方が多いかもしれません。2025年7月、Cirò ClassicoはEUの地理的表示登録...
11/09/2026

カラブリア初のDOCG、Cirò Classico。

業界では数年前から昇格に向けた動きが知られていたため、日本のワイン関係者の中にも、すでにご存じだった方が多いかもしれません。

2025年7月、Cirò ClassicoはEUの地理的表示登録簿にDOPとして正式に登録され、イタリア国内ではDOCGとして認められました。

ただ、認定されたからといって、DOCGのボトルがすぐ店頭に並ぶわけではありません。

新しい生産規定では、

・ガリオッポ90%以上
・最大収量は1ヘクタール8トン
・最低36か月の熟成
・そのうち6か月以上は木製容器で熟成

と定められています。

熟成期間は、収穫翌年の1月1日から計算されます。2025年に収穫されたワインであれば、36か月を終えるのは2028年末。市場に出せるのは最短でも2029年からです。

現在市場にある「Cirò Rosso Classico DOC」や「Cirò Rosso Classico Superiore Riserva DOC」は、これまでのCirò DOCに属するワインです。「Classico」と書かれていても、新しいCirò Classico DOCGではありません。私たちが実際に手に取ることができるようになるまでには、もう少し待つ必要があります。

業界関係者は今か今かと待っているカラブリアのDOCGワイン
8月のCirò Wine Festivalでは
「Le prime bottiglie di Cirò Classico DOCG arriveranno nel 2029」
——最初のCirò Classico DOCGは2029年に登場する、
と伝えられて、地域全体の歓迎ムードが手に取るように伝わってきます♫

#イタリアワイン
#カラブリアワイン
#チロクラッシコ
#ワインニュース
#イタリアワインを学ぶ
#ソムリエ勉強 #ソムリエ勉強中

イタリアのワイナリーに前年より多いワインが残っています。2026年の新しい収穫期を迎える直前、イタリアのワインセラーには前年よりも多くのワインが残っていました。7月末時点の国内在庫は、約4,260万ヘクトリットル。前年同日と比べても【6.9...
02/09/2026

イタリアのワイナリーに前年より多いワインが残っています。

2026年の新しい収穫期を迎える直前、
イタリアのワインセラーには前年よりも多くのワインが残っていました。

7月末時点の国内在庫は、約4,260万ヘクトリットル。
前年同日と比べても【6.9%多い】状態です。

なぜ、これほど在庫が減らないのか。
直接的な理由は、国内販売と輸出の伸び悩み。
(1〜5月の国内販売はマイナス2%、第1四半期の輸出も金額でマイナス8.3%)

しかし、その背景にはもっと根本的な「ワインの飲み方の変化」があります。

1. 「日常の酒」から「特別な日の酒」へ
かつてイタリアでは毎日の食事にワインを合わせるのが日常でした。
しかし現在は「週末や外食、特別な機会に楽しむもの」へとシフトしています。

2. 選択肢の増加と健康志向
価格の上昇に加え、若い世代を中心にビール、カクテル、ノンアルコールなど多くの選択肢が選ばれるように。「飲む人が消えた」のではなく、「1人の飲む回数と量」が減っています。

3. 畑と市場のタイムラグ
需要が減っても、ブドウ畑の生産力はすぐには止められません。この時間のズレが、そのまま在庫として蓄積されてしまいます。

もちろん、熟成中のワインや通常の営業在庫も含まれており、すべてが「売れ残り」というわけではありません。
それでも、多くの在庫を抱えたまま新しい収穫を迎えることは、ワイナリーにとっては
頭の痛い問題です。
できた新しいワインをストックするタンクや樽にまだワインが残っているんです。

この高在庫と需給ギャップに対して、イタリアでは原産地呼称保護協会(Consorzio)や地域ごとに厳密な収量制限や管理措置が積極的に導入されています。

2026年のイタリアワインにいま問われているのは、
「生産量の多さ」ではなく「消費者に選ばれる理由をどう作るか」。

2026年の収穫と市場の動きを、今後も現地情報とともに追っていきます

(出典:ICQRF「Cantina Italia」2026年7月31日、Unione Italiana Vini、ISTAT)

----------------------------------
#イタリアワイン #ワインビジネス #ヴィンテージ2026 #ワイン好きとつながりたい #気候変動とワイン #イタリア現地情報

「夜間収穫(ナイト・ハーベスト)」といえば、シチリアやパンテッレリア島など南の熱い地域の話だと思っていませんか?実は今、北イタリアの最高峰スパークリング産地「フランチャコルタ」で、深夜4時からヘッドライトを点けてブドウを刈る姿が見られていま...
25/08/2026

「夜間収穫(ナイト・ハーベスト)」といえば、シチリアやパンテッレリア島など南の熱い地域の話だと思っていませんか?

実は今、北イタリアの最高峰スパークリング産地「フランチャコルタ」で、深夜4時からヘッドライトを点けてブドウを刈る姿が見られています。

7月30日という史上初の「7月中の収穫スタート」を切ったフランチャコルタ。
目的は、スパークリングの命である酸とフレッシュ感を死守するため。そして、収穫に従事するスタッフの健康を守るためでもあります。

【2026年 収穫速報:各地の現在地】

収穫開始から約1か月。この前倒しの波はイタリア全土へ広がっています。

ロンバルディア(フランチャコルタ): 局所的な雹害を越え、酸を保つ夜間収穫などにより史上最速ペースで収穫が進行。

トレンティーノ=アルト・アディジェ: 酷暑による停滞を標高の高さと寒暖差で克服し、抜群の酸度と健全性を維持。

ピエモンテ: 春までの豊富な蓄水量で夏の酷暑を乗り切り、病害のない完璧なブドウをやや前倒しで収穫。

リグーリア: 海風と山風による良好な風通しが酷暑の影響を和らげ、例年より早く過去最高レベルの品質へ。

フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア: 土壌の保水性と最新のデジタル技術が奏功し、例年通りの時期に高品質なブドウを結実。

ヴェネト: 酷暑により病害が抑えられ高品質だが、州全体で8〜10日の前倒しとわずかな減収傾向。

トスカーナ: エリアごとの気候差と水分ストレスに対し、日焼け対策や収穫前倒しなど緻密な栽培管理で対応。

ウンブリア: 酷暑と乾燥で5〜10%の減収となるものの、果汁が凝縮し高品質なワインを期待。

プーリア: 春の豊富な降雨による蓄水が奏功し、病害のない糖・酸・アロマの調和したブドウをやや前倒しで収穫。

全国的に共通しているのは「病害が少なく、ブドウが非常に健全」だということ。
一方で、猛暑による酸の低下を防ぐため、かつてないスピード感で収穫が進められています。

---

【今年のヴィンテージはどうなる?】
現時点での2026年の予測は、
「量は控えめ(減産傾向)、質は高水準。ただし評価の確定はこれから」。

今年は全国的に生産量の抑制調整が行われていることもあり、無理な収穫量を追わず「高品質なブドウをいかにベストなタイミングで仕込むか」に注力されています。

※例年9月中旬には、各団体から収穫量についての予測が発表されていましたが、2026年は、不確かな予測値を発表せず、収穫終了後に、生産量・ブドウの品質・ヴィンテージの特徴を実績として公表する方針になっています。

---
#2026ヴィンテージ #フランチャコルタ #ナイトハーベスト #イタリアワイン #ヴェンデミア #収穫速報 #ワイン好きと繋がりたい #ソムリエ

【速報】シチリア沖で古代ローマ沈没船を発見!2000年前の「ワインコンテナ」が蘇る 🌊🍷シチリア島マザラ・デル・ヴァッロ沖(水深46m)で、紀元前2〜1世紀の沈没船と数百本のアンフォラが手つかずで見つかりました。市民の通報を受け、シチリア州...
18/08/2026

【速報】シチリア沖で古代ローマ沈没船を発見!
2000年前の「ワインコンテナ」が蘇る 🌊🍷

シチリア島マザラ・デル・ヴァッロ沖(水深46m)で、紀元前2〜1世紀の沈没船と数百本のアンフォラが手つかずで見つかりました。

市民の通報を受け、シチリア州文化財監督局と軍警察が緊急潜水調査。文化省も「近年の水中考古学で最も重要な発見の一つ」と述べています。

出土したのは「Anfora Dressel 1A」
古代のワイン専用コンテナ。船倉の砂に突き刺してぎっしり固定できるよう、底が尖った独特の形状をしています。

内側に塗られたピッチ(松脂)
漏れを防ぎ保存性を高めるための処理で、当時のワインに独特のスモーキーな風味を与えていました。

今後は、現場の3Dマッピング調査と安全確保を進めつつ、いくつかのアンフォラを引き揚げて内面の成分分析を実施予定。当時のワイン残渣(ピッチやブドウの種)から、当時の醸造・流通の解明が進められます。

「輸送用」から「現代の醸造ツール」へ
古代の物流容器だったアンフォラは今、醸造容器(テラコッタ)として復活。樽香をつけずに果実味とまろやかな口当たりを引き出すツールとして、現代のワイン界でも再評価されています。

2000年前の地中海を巡ったワインのロマン。今日飲む1グラスも、そんな長い歴史と繋がっています🍷✨

#ソムリエ #ソムリエ勉強 #ワインニュース #イタリアワイン #アンフォラ #シチリア #古代ローマ #ナチュラルワイン #ワイン好きと繋がりたい

ヨーロッパの熱波は、日本でもたびたびニュースになっていますね。私たちスタッフのところにも、日本の家族や友人から、「イタリア、大丈夫?」「ニュースを見たけれど、暑さはどう?」と、心配する連絡がよく届きます。笑実際、今年のイタリアは暑い日が続い...
14/08/2026

ヨーロッパの熱波は、日本でもたびたびニュースになっていますね。

私たちスタッフのところにも、日本の家族や友人から、

「イタリア、大丈夫?」
「ニュースを見たけれど、暑さはどう?」

と、心配する連絡がよく届きます。笑

実際、今年のイタリアは暑い日が続いています。

先日の投稿では、例年より早く収穫が始まったことをお伝えしました。現在は、白ワインやスパークリングワインに使われる早生品種を中心に、イタリア各地で収穫が進み始めています。

では、赤ワイン用のブドウはどうなのでしょうか。

今日は、暑い夏が赤ブドウの成熟と、最終的なワインの味わいにどのような影響を与えるのかを見ていきます。

「暑い年=よく熟したブドウができる」

そう思われがちですが、ブドウの成熟はそれほど単純ではありません。

気温が高いと、糖の蓄積が早まり、リンゴ酸は減りやすくなります。そのため、収穫時には糖度が高く、酸が低い状態になりやすくなります。

ところが、糖度が十分だからといって、ブドウ全体が理想的に熟しているとは限りません。

果皮の色をつくるアントシアニン、タンニン、種子、香りの成熟は、糖と同じ速さで進まないことがあるからです。

つまり、

糖度は高い。
酸はすでに低い。

それなのに、色や香りが十分に発達していなかったり、タンニンに青さや粗さが残ったりすることがあります。

これが、暑い年に起こり得る「成熟のずれ」です。

さらに気温が上がりすぎると、葉の光合成が低下し、糖の蓄積そのものが鈍る場合もあります。

「暑ければ暑いほど、よく熟す」というわけでもないのです。

その年のワインを考えるときは、単に「暑い年だった」という情報だけでは判断できません。

見るべきなのは、

・暑さが、どの時期にどのくらい続いたのか
・昼と夜の温度差
・雨量と水分ストレス
・収穫のタイミング
・品種と畑の条件

同じ暑い年でも、品種や畑の立地、生産者の判断によって、出来上がるワインは大きく変わります。

今年の赤ブドウが、この先どのように成熟していくのか。私たちも畑や収穫のニュースを追いながら、引き続きお伝えしていきます。

次に暑い年のワインを飲むときは、アルコール度数や酸だけでなく、色、香り、タンニンの質にも注目してみてください。

#イタリアワイン
#ワインの勉強
#ワイン好きな人と繋がりたい
#ソムリエ
#ソムリエ勉強中
#ブドウ栽培
#ワインの知識
#ワインテイスティング
#ヴィンテージ
#気候変動とワイン
#イタリアワイン留学
#アカデミアデイヴィーニ

2026年6月タリアワインの代名詞「キアンティ(Chianti DOCG)」の生産規定が改訂され、官報に正式掲載されました!今回の改訂の大きな目玉は、大きく2つあります。ひとつは、レオナルド・ダ・ヴィンチの生誕地として名高いヴィンチ村周辺の...
07/08/2026

2026年6月タリアワインの代名詞「キアンティ(Chianti DOCG)」の生産規定が改訂され、官報に正式掲載されました!

今回の改訂の大きな目玉は、大きく2つあります。

ひとつは、レオナルド・ダ・ヴィンチの生誕地として名高いヴィンチ村周辺の新サブゾーン「Terre di Vinci」の追加。地元の生産者たちが何年も前から愛用し、働きかけてきた名称がついにDOCGの特定小地域として法的に認められました。

そしてもうひとつが、「Chianti Rosé DOCG」の誕生です。
骨格となるサンジョヴェーゼ(70%〜100%)をベースに、短時間のマセラシオンと低温発酵で仕上げるフレッシュでエレガントなロゼ。

💡 なぜ今、キアンティがロゼを造るのか?

背景にあるのは、世界的な「軽やかでフレッシュなワイン」への需要の高まりと、深刻化する気候変動です。過熟が進みやすい時代に、伝統を守りつつ市場を生き抜くための生産者たちの戦略的な決断でもあります。

世界のワイン消費量が減少している中でも、特に、非常に骨格がしっかりとした重い赤ワインは苦戦しており、特にキアンティの販売が大幅に落ち込む夏場は厳しい。対照的に、ロゼは市場の中でも持ちこたえているセクターであり、飲みやすく、輸出にも適しているワインです。

とはいえ……ワインの専門家やオールドファンの間では「トスカーナのキャンティといえば『赤の聖地』に、ついにロゼまで」なんて、ちょっぴり皮肉の利いた声も、実は数年前から囁かれていました。
伝統を重んじるか、時代に合わせて革新をとるか——。

とはいえ、この新しいワイン、やっぱり流通したらぜひ手に取ってみたいなと
思いますよね。

ニュースの表面だけでなく、その裏にあるドラマや歴史のグラデーションを、本場イタリアの空気の中で一緒に学んでみませんか?
🍷 コースのカリキュラムや最新情報は、プロフィールのリンク()からご覧いただけます。LINEでのお問合せもお待ちしています。

#キアンティ #イタリアワイン #トスカーナ #ソムリエコース #ワインの勉強 #イタリア留学 #ワイン好きと繋がりたい #ワインの雑学 #キャンティ #キャンティロゼ

#キアンティ #イタリアワイン #トスカーナ #イタリアソムリエ協会 #ソムリエコース #ワインの勉強 #イタリア留学 #ワイン好きと繋がりたい #ワインの雑学

「ワインのテイスティングって、具体的に何をするのだろう?」そう疑問に思われる方も多いかもしれません。ワインのお仕事をしている方には身近でも、今から学びたい方にとっては、まずそこが最初のハードルですよね。「テイスティング=好みの味を評価するこ...
03/08/2026

「ワインのテイスティングって、具体的に何をするのだろう?」

そう疑問に思われる方も多いかもしれません。

ワインのお仕事をしている方には身近でも、今から学びたい方にとっては、まずそこが最初のハードルですよね。

「テイスティング=好みの味を評価すること」と思われがちですが、本来の目的は全く異なります。
何を目的にグラスと向き合い、何を基準に捉えるのか——。
それは好き嫌いといった感覚やセンスではなく、すべて明確な「理論」に基づいています。視覚・嗅覚・味覚。

3つのステップに沿って決められた専門用語を用いながら、ブドウ品種、産地、醸造法、熟成度などの情報を取り入れながら総合的に判断していく。
感覚だけに頼らない、とてもロジカルで知的なプロセスです。

テイスティングというと、テレビや漫画で見るように「特別な鼻を持つ天才だけができること」のように見えますが、決してそうではありません。
独学で楽しまれてきた方も、全くの初心者の方も、共通のフレームワーク(理論)を学ぶことで、ワインを体系的に理解できるようになります。

最初からすべての香りを見抜く必要はありません。

日々のレッスンで講師と共に何度もグラスを重ねるうちに、着実に「見極める力」が身につき、そのワインが持つストーリーを自身の言葉で紐解けるようになっていきます。

デジタルやAIが発達した現代においても、香りや味わい、そしてその場の空気感を共有する体験だけは、画面越しに体得することはできません。

確かな説得力は、自分の五感を使って試行錯誤し、経験を重ねた時間にしか宿らないからです。

同じ志を持つ仲間とともに、本場イタリアの環境で五感を研ぎ澄ます時間。
書籍や画面の中だけでは得られない本物の知識と技術を、ここで自分のものにしてみませんか。

🍷 コースのカリキュラムや詳細はプロフィール@accademiadeiviniのリンクへ
公式LINEでもご案内・無料カウンセリング・お問合せを受け付けています。

#イタリアワイン #ソムリエコース #ワインの勉強 #テイスティング #ワインのある暮らし #ソムリエ #ワインの資格 #イタリア留学

🇮🇹速報🇮🇹2026年のブドウ収穫(Vendemmia)が、いよいよ本格スタートしました!7月21/22日のシチリアがすでにスタート。今シーズンは全国的に「例年より早い前倒しの収穫」となっています。シチリア:全国に先駆けてスタートトラーパニ...
27/07/2026

🇮🇹速報🇮🇹
2026年のブドウ収穫(Vendemmia)が、いよいよ本格スタートしました!

7月21/22日のシチリアがすでにスタート。
今シーズンは全国的に「例年より早い前倒しの収穫」となっています。

シチリア:全国に先駆けてスタート
トラーパニ等の西シチリアから、ピノ・グリージョなどの早熟品種の摘み取りが開始。春先の十分な雨と初夏の気候に恵まれ、病気のない非常に健全で質の高いブドウがワイナリーへ運ばれています。

ピエモンテ&トスカーナ:ブドウの出来は高水準
7月〜8月の連日の猛暑により成熟スピードが加速。
糖度の上がりやすさに対し、いかに「フレッシュな酸と美しい香り」を保ったまま収穫できるか、生産者たちの職人技と緻密なタイミングの見極めが行われています。

ヴェネト:品種ごとの二極化
白の国際品種や赤ブドウが前倒しになる一方、プロセッコの原木「グレーラ種」は猛暑による一時のストレスで熟成が停滞し、逆に「例年より収穫が遅れる」という興味深い現象が起きています。

2026年ヴィンテージの期待感
今年の共通キーワードは「ブドウの健全さと品質の高さ」、そして「気候に合わせた収穫時期の見極め」です。
猛暑という自然の試練に対し、ナイト・ハーベスト(夜間収穫)や丁寧な畑の管理で挑む生産者たち。ここからの天候(昼夜の寒暖差)次第では、非常に凝縮感のある素晴らしいヴィンテージになる可能性を秘めています!

今後の仕上がりも楽しみに追いかけていきましょう

------------------------
🍷【一歩先の、本質的なイタリアワインを学ぶ】

知識をただ丸暗記するだけのソムリエ資格は、もう終わり。
世界のワイン市場がいまどこに向かっているのか、現地イタリアのリアルなトレンドと「本質」を学ぶソムリエコース。

イタリアで学ぶソムリエコースは、年3回開催。2026年11月、2027年1月、5月の受講生を現在募集中です。詳細パンフレットは、プロフィールのリンク(または公式LINE)から無料で受け取れます。お気軽にメッセージを送ってくださいね👇

------------------------------------------------

#イタリアワイン #ワイン速報 #ヴェンデミア #2026ヴィンテージ #シチリアワイン #ピエモンテワイン #トスカーナワイン #プロセッコ #ワイン好きと繋がりたい #ソムリエ

【PIWI(ピヴィ)】を知っていますか?🍷これまでPIWIは「農薬を減らせるエコなワイン」として語られることが多くありました。しかし、現場の生産者たちが直面しているのは、そんな綺麗事ではありません。いまイタリアでPIWIへのシフトが急速に進...
21/07/2026

【PIWI(ピヴィ)】を知っていますか?🍷

これまでPIWIは「農薬を減らせるエコなワイン」として語られることが多くありました。しかし、現場の生産者たちが直面しているのは、そんな綺麗事ではありません。

いまイタリアでPIWIへのシフトが急速に進んでいる最大の理由は、「気候変動による現実的な生存戦略」です。

---

🌡 1. 「オーガニックの理想」から「気候変動という現実」へ

近年の地球温暖化により、ヨーロッパでは猛暑や酷暑、極端な豪雨が日常化しています。特に雨が増える時期の高温多湿は、ブドウにとって致命的なカビ病(ベト病など)を爆発的に発生させます。

どれだけ丁寧に育てても、従来の伝統品種(サンジョヴェーゼやピノ・ノワールなど)だけでは病気を防ぎきれず、収穫量が激減するリスクに直面しているのです。

「環境のために農薬を減らしたい」という思想以上に、「この過酷な気候下で、どうやってブドウ畑とワイン造りを存続させるか」という切実な問題こそが、PIWI導入の本当の動機です。

ここで登場するのが【PIWI(ピヴィ=カビ病耐性品種)】。

19世紀の病害パンデミック以降、ドイツやスイスなどの研究機関を中心に、100年以上かけて「病気に強い野生種」と「味わいに優れた欧州種」を自然交配し続けてきました(※遺伝子組み換えではありません)。

何世代もの交配を経て、「気候変動による病気に圧倒的に強く、かつ従来の高級品種と変わらないエレガントな味」を持つ新世代のブドウが誕生したのです。

栽培面積や品種開発の本家はドイツやスイスです。
しかし、地理的に湿気が多くカビ病リスクの高い北イタリアでも、行政(州)と生産者が一体となって急速に導入が進んでいます。

◎ヴェネト州
ワイナリー数・生産量ともに国内トップ。プロセッコの周辺地域などを筆頭に、持続可能な農業への切り札として大規模な植樹が進んでいます。

◎トレンティーノ=アルト・アディジェ州
山岳地帯の過酷な環境を守るため、早くからPIWIを導入。世界的な研究機関「エドムント・マッハ財団」が新品種の開発を牽引しています。

◎フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州
ウーディネ大学が独自のPIWI品種を開発するなど、学術と現場がタッグを組んで高品質な白ワインを生み出しています。

◎ロンバルディア州
アルプスに近い高地やガルダ湖周辺などで導入が加速。早くから州の公式品種として認可を進めてきました。

さらに最近では、エミリア=ロマーニャ、マルケ、アブルッツォ、ラツィオといった「中部〜南部」へも実験・導入の波が広がっています!

「とは言っても、一部のテーブルワイン(IGT)だけの話でしょ?」と思われがちですが、いまや格付けの根幹である「DOC(原産地呼称)」のルールすら動いています。

イタリアワインの原産地呼称制度(DOC/DOCG)は、本来「その土地の伝統品種を守る」ための厳格で保守的な法律です。

しかし、気候変動によって伝統品種が立ち行かなくなる中、「伝統を守って産地ごと全滅するくらいなら、法律を変えてでもブドウ畑を残す」という苦渋かつ前向きな決断が下されました。

2021年のEU法・イタリア国家法の改正を皮切りに、今や北イタリアを中心に認可・導入が本格的に進んでいます。

ワインを選ぶとき、これまでは「伝統的な品種や有名産地」だけが価値の基準でした。聞き馴染みのない品種はスルーしがちでした。でも、今は積極的にPIWI品種の導入に取り組んで素晴らしいワインを作り出している生産者もたくさん。

ワインショップで聞き馴染みのない名前を見かけたら、それは気候変動に立ち向かう生産者たちの挑戦の証。

グラスの中の美味しさの向こう側にある「ワインの未来」を、ぜひ味わってみてください。

------------------------
🍷【一歩先の、本質的なイタリアワインを学ぶ】

知識をただ丸暗記するだけのソムリエ資格は、もう終わり。
世界のワイン市場がいまどこに向かっているのか、現地イタリアのリアルなトレンドと「本質」を学ぶソムリエコース。

イタリアで学ぶソムリエコースは、年3回開催。2026年11月、2027年1月、5月の受講生を現在募集中です。詳細パンフレットは、プロフィールのリンク(または公式LINE)から無料で受け取れます。お気軽にメッセージを送ってくださいね👇

------------------------

#イタリアワイン好き #サステナブルワイン #オレンジワイン #ペットナット #ヴェネト #トレンティーノ #ソムリエ #ワイン好きとつながりたい

自然派ワインはもう古い?【ポスト・ナチュラル】の時代へ。「ポスト・ナチュラルワイン(Vini Post-Naturali)」という言葉を、耳にしたことはありますか?ワイン好きの皆さん、ぶっちゃけ最近こう思ったことありませんか?「自然派ワイン...
10/07/2026

自然派ワインはもう古い?【ポスト・ナチュラル】の時代へ。

「ポスト・ナチュラルワイン(Vini Post-Naturali)」という言葉を、耳にしたことはありますか?

ワイン好きの皆さん、ぶっちゃけ最近こう思ったことありませんか?

「自然派ワインは大好物だけど……馬小屋みたいな臭いがしたり、真夏の車のトランクに放置したシードルみたいに炭酸が暴発しているグラスを出されて、『これがワインが生きてる証拠です!』って言われるの、ちょっと疲れてきたかも……(笑)」

大量生産の工業製品的なワインに対抗して、世界中で一大ブームを巻き起こしたナチュラルワイン。お洒落なエチケット(ラベル)も、お店の棚でパッと目を引きますよね。

ワインにハマりたてのご友人へのギフトを選んだり、「ジャケ買い」で可愛いラベルを選ぶ楽しさ、そして「体に優しいナチュラル」という響きに惹かれる気持ちは、私も本当によく分かります。

でも、いつの間にか、
「欠陥(オフフレーバー)があっても自然だから正義!これが分からないやつはクラシックでダサい」というような、ちょっと極端で排他的な空気感ができているのも事実。

お洒落なファッションやトレンドとして楽しむ時期を通り過ぎたとき、私たちが最後にワインに求めるのは、やっぱりシンプルに「あぁ、美味しいな」と心から感動できることではないでしょうか。

実は、この「ナチュラルという記号」に少し疲れを感じ始めている人が、ヨーロッパでもいま、急増しているんです。

そこで今、世界のトレンドは次のフェーズへ。
それが【ポスト・ナチュラル】です。

上部だけのナチュラルは終わり。
「環境をリスペクトし、介入を最小限にする」という自然派の素晴らしい根っこ(哲学)は100%守りながらも、

現代の醸造技術(徹底した衛生管理や適切な温度管理など)をスマートに使い、「シンプルに、めちゃくちゃ美味しいワイン」をクリーンに造る生産者が、いま圧倒的な支持を集めています。

トレンドとしての免罪符ではなく、技術に裏打ちされた真のクリーン・ナチュラルの時代へ。

インポーターさんや飲食店の皆さん、あるいはワインラヴァーの皆さん。
最近のワイン市場のこの空気感、現場ではどう感じていますか?
ぜひコメントで教えてください!

------------------------
🍷【一歩先の、本質的なイタリアワインを学ぶ】

知識をただ丸暗記するだけのソムリエ資格は、もう終わり。
世界のワイン市場がいまどこに向かっているのか、現地イタリアのリアルなトレンドと「本質」を学ぶソムリエコース。

イタリアで学ぶソムリエコースは、年3回開催。2026年10月、2027年1月、5月のの受講生を現在募集中です。詳細パンフレットは、プロフィールのリンク(または公式LINE)から無料で受け取れます。お気軽にメッセージを送ってくださいね👇

------------------------

#ナチュラルワイン #自然派ワイン #ポストナチュラル #ヴァンナチュール #ワインスタグラム #ソムリエ #ワイン好きな人と繋がりたい #イタリアワイン #ワインの勉強 #ジャケ買い

Indirizzo

Via Dell'oleandro, 8 Montecatini Terme
Montecatini Terme
51016

Notifiche

Lasciando la tua email puoi essere il primo a sapere quando Accademia dei vini -Sommelier ソムリエ- pubblica notizie e promozioni. Il tuo indirizzo email non verrà utilizzato per nessun altro scopo e potrai annullare l'iscrizione in qualsiasi momento.

Scelte rapide

Condividi

Digitare