07/04/2026
【2026年度第1回論文中間報告会が開催されました】
4月4日(土)に博士前期課程2年を対象とした論文中間報告会が開催されました。当日は3名(高木研究室2名、香川研究室1名)の新M2の院生が修士論文に向けた研究計画を報告しました。
ヒューマンイノベーションコースでは、修士論文・特定課題研究の提出に向けて3回の報告会での研究報告が義務づけられています。最初はM1の7月に開催される「テーマ交流会」です。ここでは入学後に授業や研究指導を通して整理・明確化した研究関心を報告・共有し、これから具体的な研究計画を立案するための出発点とします。
2回目が先日開催された第1回論文中間報告会です。毎年4月初旬に開催されます。この報告会ではテーマ交流会以降の取り組みを踏まえて修士論文・特定課題研究に向けた具体的な研究計画(研究目的の設定、先行研究の調査、リサーチクエスチョンの設定、研究方法の設定、具体的な研究実施スケジュールなど)を報告します。多くの場合、ここで報告された研究計画をふまえて学内の倫理審査申請を行います(院生によってはもっと早く申請をして、データの収集を開始していることもあります)。
そして最後となるのが例年9月下旬から10月上旬に開催される第2回論文中間報告会です。この報告会では研究計画に基づいて進められた研究の現段階での成果を報告し、論文執筆に向けた細かなポイントが検討されます。
このようにヒューマンイノベーションコースでは、3回の報告会を修士論文・特定課題研究提出までの節目として設定し、院生が無理のないペースで研究を進められるよう配慮しています。ヒューマンイノベーションコースに入学してくる院生の多くが、大学での卒論で選んだテーマの延長線上で修論に向けた研究を進めるのではなく、新たに研究テーマを設定します。このため、あまり急いで具体的な研究計画を立て、データをとるのではなく、まずは自分が取り組む課題をじっくりと深め、また先行研究や関連する理論をしっかりと学ぶ必要があります。これを怠ると、結局、うまく研究がまとまらず後半になって苦労をすることになります。ヒューマンイノベーションコースで研究計画を報告する第1回論文中間報告会を、M1のうちではなくM2の4月と少し遅めに設定している理由はここにあります。
このようなペースで M1の期間にしっかりと研究テーマを深めたことで、今回の中間報告会で発表された3つの研究計画は、どれも大変興味深いものになっていました。ここから第2回論文中間報告会に向けて、具体的なデータ収集と分析がどのくらい進められるのかが、次の挑戦になります。M2のみなさんの健闘を期待します。
31/03/2026