31/03/2025
こんにちは!宮園です。
ここ最近バタバタしてしまっていましたが、年明けに書店で手に取った「ぎょらん」という小説をやっと読み終えました。
「ぎょらん」とは、亡くなられた方が(魚卵のような)赤い玉をまれに持っていて、それを生きている人が口にすると、亡くなった方の最後の思いを知ることが出来るというものです。
ただ、口にする人が持っている、「亡くなられた方はきっとこう思っていただろう」という考えによって見えるものが決まるという説を唱える人もいて、実際のところ誰にも「ぎょらん」が何なのかは分からないということで本は終わります。
小説では、友人の「ぎょらん」を口にして、10年という長い歳月苦しんで引きこもり状態になった主人公が描かれています。
しかし、他にそれを口にしたことで救われた人もいれば、口にしないという選択をする人もいました。
私がもし誰か身近な人の「ぎょらん」をたまたま見つけた場合、それを口にして最後の思いを知ろうとするか。
とても難しい選択だと思います。
これも難しいことですが、もし時間が残されているのであれば、そういった「ぎょらん」を口にしなくても良い日々を過ごすことが、理想的なのかとは思います。
久しぶりにこういった小説を読みましたが、あまり深く考え過ぎずに読めるのは良いですね。
近々本屋さんに行って、おすすめに小説を一冊選んでみたいと思います。