桑沢デザイン専門学校 基礎造形専攻 2016

桑沢デザイン専門学校 基礎造形専攻 2016

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専門学校桑沢デザイン研究所基礎造形専攻2016年度修了展の告知ページです。
開催日:2017年3月10日(金)〜12日(日)

↓こちらでも近況を更新しています
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Photos from 桑沢デザイン専門学校 基礎造形専攻 2016's post 10/03/2017

おはようございます
修了展は本日11:00〜です!!

Photos from 桑沢デザイン専門学校 基礎造形専攻 2016's post 09/03/2017

今回で最後の課題紹介。
授業でもラスボスとして君臨するゲームです。
グループ単位でゲームを制作するという至ってシンプルな課題ですが、全部を自分たちで作るのがミソ。
企画立案から始まり、ルール、本体、パッケージ、説明書、果てはプレゼンに至るまで全部です。年をまたぐ長い戦いでした。

実際の仕事を体験するかのようなゲーム制作ですが、課題の意図も正にそこにあります。
仕事をする上では、グループで緊密にコミュニケーションを取り、スケジュールを管理し、それぞれの役割を分担して、一つのプロジェクトを完成させなければなりません。
ゲームの課題には、学校を卒業(修了)していきなり社会に出る学生が困らないように、こうしたスキルを身に着けてほしいとの先生方の思いが込められているとかいないとか。

Photos from 桑沢デザイン専門学校 基礎造形専攻 2016's post 08/03/2017

今日はルミノグラムの紹介をします。
授業ではDrawing in the Darkとも言い、暗闇で光の軌跡を写真に残し、形に変換させます。
みんなそれぞれで光るものを持ってきて思い思いの動きで光の形を表現しました。
ただ光るものを持ってくるだけでなく、合体させて新たな光る道具を作ると、より面白い形になるかもしれません。
ゆっくりと移動させたり、落としたり蹴ったり投げてみたり…
上下左右だけでなく、前後の動きで奥行きをだしたりするといいですね。
同じ道具を使っていても、動きを変えると全く違う形になるので無限の楽しさがありました。

Photos from 桑沢デザイン専門学校 基礎造形専攻 2016's post 07/03/2017

今回は「布」による造形表現について。
布の端に針金をいくつか刺し、うち数箇所を四角く囲った金網に固定したら、他の布端を布の弛みが無くなるように色々な方向に強く引っ張り網に括りつけていきます。
布の持つ抵抗力が形成する曲線や曲面は、まさに物理法則の表れ。自然な美しさを感じます。

布に針金を追加して極限までピンと張ったり、ハサミで切れ込みを入れて形を変えてみたり…。
さらに手を加えることで新しく生まれる弛み、それを引っ張ることで現れる新たな曲面。トライと発見の繰り返しです。
意外にも必要なパワーと根気、布の摩擦や指に刺さる針金……何とも痛みの多い作業ですが、
布という加工の限界がある素材を使って、立体のキャンバスに奥行きや画的バランスをとって配置していくと、みるみる美しい造形が出来上がっていきます。
目前の素材の性質(ある種の制約)から生まれる表現力に身を委ねることで、造形美の最適解が見出せることもある、と気づくことができました。

ちなみに、2017年度基礎造形専攻募集要項のパンフレットの表紙は、この布の造形表現がモチーフになっています。 

Photos from 桑沢デザイン専門学校 基礎造形専攻 2016's post 06/03/2017

今回はフロッタージュの紹介です。
100円玉の上に紙を当て鉛筆でこすると模様が浮かび上がるアレです。
教室から出て、床や壁、什器など様々な場所の模様をクレヨンで写し取ってきます。
素材がある程度集まったら取捨選択をし、予め決めておいた題材で1枚のイラストを作っていきます。

出来上がった作品はポストカードにしてみんなで交換します。
この課題、実は、素材を集める→集めてきた素材を選択する→選択した素材で創作する、というデザインの仕事の基本的な流れを体験できるようになっています。
また、切り取った素材をどのように配置するかを考えることも求められ、構成の勉強にもなります。
素材集めは例年、夜の渋谷・原宿へ繰り出して屋外で行うそうですが、今年はあいにくの雨だったので学校の中で素材を集めることになりました。
桑沢の創始者、「桑沢洋子先生像」から模様を取ってくる人も・・・ちなみに上手く写し取るコツはクレヨンを寝かせて使うことです。

Photos from 桑沢デザイン専門学校 基礎造形専攻 2016's post 05/03/2017

今日は二種類の牛頭骨を紹介します
基礎造形で牛頭骨を扱った授業は二つ。
デッサンとブラインド・コンター・ドローイングです。

デッサンは基礎的な立方体や球体などから入り、徐々に難しい課題へと挑戦していきますが、牛頭骨はそのほぼ終盤の課題になります。
牛頭骨の難しいところは今までの課題よりも形が複雑だということ。
全体的に白っぽい色なので画用紙に書き込む際は書き込み具合にも気を付けて、細かい質感や重みなどで牛頭骨らしさも出さなければならずひとつの対象物に対する課題が山積みでした。

次にブラインド・コンター・ドローイングですが、これはデッサンとは全く違った方法で描いていきます。
出来るだけ画面を見ずに、対象物のみをみて一本の線で描いていこう、という課題でした。
対象物を正確になぞっていくことによって、その形をより鮮明に知ることが出来ますが、これは辛く感じる人と楽しいと感じる人が分かれる課題でもありました。
いざ完成した絵を見てみると、なんとなく元の形がわかる程度の出来に…
でもそれがなんだか可愛く見えますね

Photos from 桑沢デザイン専門学校 基礎造形専攻 2016's post 04/03/2017

今回の課題紹介は、桑沢名物、ハンドスカルプチャーです。
この彫刻を作るにあたっては、設計図も、「視覚」も必要ありません。「触覚」だけを頼りに、手で触って(持って)心地良いカタチを目指します。
作っていく過程でどうしても見た目に気を取られてしまいそうになりますが、この課題において「見る」ことと「考える」ことはあくまで結果に付随してくるものでしかありません。触ることで得る感覚が、全てのスタート地点です。
ノコギリやナイフで削っては触り、触っては削りを納得のいく形状になるまで繰り返し、最後に何種類もの紙ヤスリとワックスで表面をつるつるに整えたら完成。
名状し難い不思議なカタチ、流線型を纏ったカタチ、なにかの器具のようにも見えるカタチ……最終的に出来上がったカタチは千差万別。
しかしどれをとっても間違いはなく、その人にとって「気持ちの良い」、世界で一つの素敵な彫刻が出来上がります。
中の人は、自分の感覚だけが生み出せるモノに自然と愛着が湧いてきて、完成後には触るというより撫でて愛でているような感覚になりました。

触覚という身体感覚だけを研ぎ澄ませて造形する経験は、視覚情報や思考に頼りがちな私たちにとって、デザインというものの考え方や観念にとても刺激を与えてくれました。

Photos from 桑沢デザイン専門学校 基礎造形専攻 2016's post 03/03/2017

今回は少し趣が違います。彫塑(ちょうそ)という授業を紹介します。
一言でいうと、粘土を使って自分の手を作る課題です。これがやってみるとなかなか難しいです。
デッサンに慣れていると、正面から見ると上手く行っていても、横から見ると全然ダメだったりしてなかなかもどかしいです。
でも実は、立体から立体を作る彫塑より、立体から平面に描くデッサンの方が高度なことをしているんですよね。
 手の後は二人一組になってお互いの顔を作りました。手よりももっと難しく、そして勉強になります。目や鼻や口などの細かいパーツにどうしても意識が行ってしまいますが、頭の形やパーツの付き方など全体を意識することが大事だということが分かります。
彫塑は同じ組になった人が遅刻をしたり、休んだりするとやることがなくなるのもいい思い出です。
粘土で作ったみんなの顔がずらりと並んでいるさまは圧巻です。

Photos from 桑沢デザイン専門学校 基礎造形専攻 2016's post 02/03/2017

第3回課題紹介は棒材による造形です。

この課題の前にまず点・線・面で指定された形を出来るだけたくさん作ろう!という演習プリントをやります。
まだ基礎造形を始めたばかりの私たちにはなかなか大変な課題でした。
ここでのポイントはとにかく描いてみる!
違うと思っても描いてみることでした。
そうすると、案外間違ってなかったりしたんです。

そうした課題の次に勉強したのが棒材による造形。
好きな長さにカットした3㎜×3㎜の木の棒材を出来るだけたくさん用意し、それを重ねたり移動させたり軸を決めて回転させたり拡大させたり…
出来上がった部材を量産して更に重ねてみたり…
一定の法則を決めて連続・集積させることによってリズムが生まれ、想像つかなかった面白くて美しい造形が出来上がります。

棒材による造形は置き方や見る角度によって全く違った形に見えたりします。
ぜひ、修了展にも足を運んでどの角度から見るのが好きな形か、探してみて下さいね。

Photos from 桑沢デザイン専門学校 基礎造形専攻 2016's post 01/03/2017

課題紹介、第2回は紙材表現研究です。
様々な種類の紙の素材を、様々な道具で加工し、そこから思いがけず現れる手触りや見た目を楽しみます。
どんな方法があるのか、どうすれば同じ紙から異なる表情を引き出せるか、このやり方を異なる紙でするとどうなるのか…等、試行錯誤を繰り返しました。

コピー用紙やダンボール、半紙、厚紙、etc…。多種多様な紙を手でグシャグシャにしたり、切ったり貼ったり、折ったり破いたり、尖った物で何度も刺したり、やすったり焦がしたり、十人十色の方法で加工します(このとき、完成形を思い浮かべずできるだけ無意識につくることを大切にしました)。
するとプツプツ、ガサガサ、ジョリジョリ、デコボコ…色々な手触りや見た目の紙材が産まれます。そうして1人30種以上を作り、そこからベスト5を選びました。
四角くトリミングしたそれらを、次はそっくりそのまま「ドローイング」です。
この文を書いている中の人は非常に描きにくいものを選んでしまったため、呻きながらドローイング作業をしていました(泣)。
また紙材の写真を撮り実物と同じサイズに印刷したものも用意し、これらすべてをイラストボードにまとめました。

日常で何ともなしに扱っている素材や道具から、思わぬ形で表現幅を見出し、それを「描いて」表現してみたり、画像に落とし込むとどう映るのかを見てみたり。
デザインの基礎となる表現方法や手法を様々に感じ取りながら楽しめる課題でした。

Photos from 桑沢デザイン専門学校 基礎造形専攻 2016's post 28/02/2017

今回から授業で制作した課題を載せていきます。
初回は色材表現研究です。
実際の授業でも初めての課題でした。
身の回りにある色を付けられるもの、筆の代わりになるものを探して、何かを作ります。
絵を描いちゃダメ、模様を描いちゃダメと言われ、みんな戸惑いながら、楽しみながら作りました。

マニキュアやブラシ、マスキングテープから始まって、霧吹き、シャボン玉、木材などなど。食べ物以外なら何でもあり。ちなみに私は粉薬を使いました。
ある程度の数が揃ったら、自分の中のベスト6を選んでイラストボードに貼っていきます。
その中でも一番のお気に入りを決めて、キャッチコピーを作成して完成。
何気ない作業ですが、実はトリミングの仕方や文字の置き方など、デザインの大切な勉強になっています。
普段、私たちが「画材」として認識していないものに目を向けると、思いがけずキレイなものが出来上がったり、面白い質感が出てきたり、表現の幅が広がったことを実感できる授業でした。

Photos 27/02/2017

今年の基礎造形修了展のタイトルは『感感感、 感覚と感性のイチ年感 』です。‬
‪このタイトルはクラスでコンセプトを募集し、後日集まったコンセプトの中から投票をして最終的なタイトルを決定しました。‬
タイトルの「感感感」は「感覚と感性のイチ年感」の「感」を凝縮させています。
私たちは一年間、授業の中で年齢も背景も全く異なる仲間たちと切磋琢磨しながら色んなことを感じて色んな感覚や感性を身につけて来ました。
その「一年間」を「イチ年感」とすることで、一、位置、ひとり、など様々な意味も持たせています。

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