10月より,グループに
M1に 周之毅さん
研究生に 周 陆佳さん
が加わりました.残念ながら二人とも中国にいて,日本に来れていません.早くコロナウイルスが収まることを祈念しています.
北海道大学 工学研究院 応用物理学部門 関川グループ
高次高調波による、極端紫外・軟X線光の発生およびその分光応用の研究を行っています。
X線自由電子レーザー「SACLA」が稼働し始めました.その特徴の一つは波長が短いことです.短波長光源は光リソグラフィーの光源として用いられ,産業上も重要となっています.我々の研究室では,超短パルスレーザーの高次高調波を使って発生しています.X線自由電子レーザーやシンクロトロン放射光などと比較した場合,その特徴は,時間幅がアト秒にも達する超短パルス性です.我々の研究室では,高次高調波発生を通じて,レーザー技術,短波長光源の性質,それを使った分子科学や固体物性の勉強・研究をすることができます.
Journal of Physics B: Atomic, Molecular and Optical Physics誌に"Switching the relaxation pathway by steric effects in conjugated dienes"が掲載されました.理学研究院の武次教授グループとの共同研究の成果です.
https://doi.org/10.1088/1361-6455/ac274c
ブタジエンに置換基をつけることにより,置換基による立体障害により励起状態での分子の形状を変えて,複数ある基底状態への緩和径路をスイッチした,という研究です.
我々のグループでは天宅建春さん(2016年度修士修了),跡部龍之介さん(2017年度修士修了)が貢献してくれました.
Switching the relaxation pathway by steric effects in conjugated dienes - IOPscience Tateharu Tentaku1, Ryunosuke Atobe1, Takuro Tsutsumi2, Sota Satoh3, Yu Harabuchi2,4, Tetsuya Taketsugu2,4 and Taro Sekikawa5,1
15/09/2021
カナダの on line 科学ニュースにJournal of the Optical Society of America Bで公表された “Dynamic interference of the high harmonics from photoisomerizing 1,3-cyclohexadiene”が紹介されました。
Observing electronic relaxation pathways towards isomerization - Advances in Engineering Significance Reference Keisuke Kaneshima, Yuki Ninota, Taro Sekikawa. Dynamic interference of the h
03/02/2021
北大のホームページのトップページに載っています。いつまで掲載されるかわかりませんが。
Hokkaido University Hokkaido University
22/01/2021
日刊工業新聞 1月20日(水)30面に研究成果「PM2.5 から亜硝酸生成:北大など、メカニズム解明」が報道されました。
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/585660?isReadConfirmed=true
PM2.5から亜硝酸生成 北大など、メカニズム解明 北海道大学とデンマーク・コペンハーゲン大学の研究チームは、大気中の粒子状物質(PM)2・5から光化学スモッグ原因物質の亜硝酸が発生するメカニズムを解明した。独自に開発した先端レーザー光源を用いて、光照...
18/01/2021
元特任助教の金島さんが中心になって行った環状有機分子の光開環反応のダイナミクスを高次高調波発生により解明した論文がJournal of the optical society of America 誌に出版されました。
Dynamic interference of the high harmonics from photoisomerizing 1,3-cyclohexadiene The ionization potential difference between photoexcited and ground-state molecules results in a phase difference between their high harmonics, which causes high harmonic interference. The interference enables us to reveal how ionization potential of the photoexcited molecules evolves along the elec...
12/01/2021
北大のホームページに研究内容の紹介を掲載しました。
https://www.hokudai.ac.jp/news/2021/01/pm25.html
12/01/2021
久々の投稿です。
2020年3月修士修了の新田君、理学研究院の武次グループ、コペンハーゲン大のSchalk博士との共同研究の成果がJournal of Physical Chemistry Letters に公表されました。
Real-Time Probing of an Atmospheric Photochemical Reaction by Ultrashort Extreme Ultraviolet Pulses: Nitrous Acid Release from o-Nitrophenol Photolysis of o-nitrophenol, contained in brown carbon, is considered to be a major process for the generation of nitrous acid (HONO) in the atmosphere. In this Letter, we used time-resolved photoelectron spectroscopy with 29.5 eV probe pulses and ab initio calculations to disentangle all reaction s...
【2019年度メンバー】
准教授 関川太郎
特任助教 金島圭佑(10月から横浜国立大学に異動)
D2 原口英介(社会人、2020年3月博士号取得)
M2 新田優輝
M1 伊東健吾
B4 安藤拓人 栗本悠太朗
04/04/2019
新M1の伊東君が北大のSTSIスタディツアーに参加し、インドに行ってきました。インドでの体験記を書いてくれたので掲載します。
3月10日から3月16日までの間,STSIというプログラムのスタディツアーに参加しインド南部の都市チェンナイに行ってきました。チェンナイではインド工科大学マドラス校(IITM)の研究室の見学や学生との交流,現地企業への訪問,市内の観光などをしました。IITMのキャンパスは国立公園の中にあり,とても自然豊かで猿や鹿などの動物をいたるところで見かけて驚きました。学生はみな英語が堪能で,また話し好きな人が多い印象を受けましたが,自分の英語力が不十分なため会話が続かなくなることが多かったのが少し残念でした。
これまで海外に言った経験がほとんどなかったため,最初は怖いなと感じていました。実際に行ってみると,日本ではできないような貴重な体験をすることができ,参加してよかったと思います。今回は1週間という短い間だったので雰囲気を味わう程度でしたが,機会があればもっと長期間滞在してインドの人々や文化について深く知りたいと感じました。
10/11/2018
Optics Express誌に"Time-resolved high-harmonic spectroscopy of ultrafast photoisomerization dynamics"が掲載されました(https://doi.org/10.1364/OE.26.031039)。シクロヘキサジエンという環状分子は光を吸収すると直鎖状の分子に異性化すると言われています。本論文では、高次高調波分光により、400nm光による二光子励起後の開環反応をリアルタイムに観測しました。開環のタイミングは励起後400 fsで、以前、我々が光電子分光で観測したタイミングと同じでした。異なる原理に基づく測定法で同じ結果が得られており、光励起後、遅れて開環することが確定的になりました。266nm光による1光子励起の場合概ね200fs以内に開環すると言われており、それとは異なる新しい発見です。1光子吸収による励起状態と,2光子吸収による励起状態からの緩和経路に大きな違いがあることが示唆されます。
Time-resolved high-harmonic spectroscopy of ultrafast photoisomerization dynamics We report the first time-resolved high-harmonic spectroscopy (TR-HHS) study of a chemical bond rearrangement. We investigate the transient change of the high-harmonic signal from 1,3-cyclohexadiene (CHD), which undergoes ring-opening and isomerizes to 1,3,5-hexatriene (HT) upon photoexcitation. We a...
23/10/2018
10月16日,17日に,北大の鈴木章ホールにおいてThe 9th Asian Workshop on Generation and Application of Coherent XUV and X-ray Radiation (9th AWCXR) を開催しました.80名(うち外国人29名)が参加しました.地震があったにもかかわらず,外国人のキャンセルはほとんどありませんでした.活発な議論が行われ,良い会議になりました.
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