北海道高教組

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 わたしたち北海道高等学校教職員組合連合会(北海道高教組)は、1949年に結成された北海道の高校、障害児学校などで働く教職員の組合です。とりくみの様子などを発信していきます。

学習権宣言
学習権を承認するか否かは、人類にとって、これまでにもまして重要な課題となっている。
学習権とは、   
読み書きの権利であり、   
問い続け、深く考える権利であり、   
想像し、創造する権利であり、   
自分自身の世界を読みとり、歴史をつづる権利であり、   
あらゆる教育の手だてを得る権利であり、   
個人的・集団的力量を発達させる権利である。  
   成人教育パリ会議は、この権利の重要性を再確認する。  
学習権は未来のためにとっておかれる文化的ぜいたく品ではない。  それは、生き残るという問題が解決されてから生じる権利ではない。
それは、基礎的な欲求が満たされたあとに行使されるようなものではない。  
  学習権は、人間の生存にとって不可欠な手段である。  
もし、世界の人々が、食料の生産やその他の基本的な人間の欲求が満たされることを望むならば、世界の人々は学

12/11/2025

『オンラインでも感じる、合研にある人間のぬくもり』

 11月1日、2日、8日、9日と2週間にわたる全道合研が終了しました。全道合研は コロナ禍を契機に様々な議論を経て、多忙化でも参加しやすい形態、会場の確保や(予算を含む)運営の持続性から多くの分科会がオンライン開催になっています。
 例えばある分科会はレポートが8本も出され、宗谷、留萌、名寄、旭川、岩見沢、虻田など全道各地、そして大学生などの参加もあり、「オンラインだから参加ができた」「複数の分科会に出られた」など新しいメリットの声もあるのですが、そうとはいえ「全道合研らしさ」は維持できているのか、気にしています。「オンラインだと参加する気にならない」「やっぱり顔を合わせてこそ全道合研」という声も聞こえてくるからです。
 教育現場が過度に多忙な現状の中、部活の大会や見学旅行前の準備などをかいくぐって参加するだけでもエネルギーがいります。「休みは休んでいたい」という気持ちも働きます。そういう中、分科会が22もあると、司会者・共同研究者と言った運営側の人だけでもかなりの人数になり、何とか日程を空けて運営を続けている方々がいます。
 さて、参加された方からはどんな声が聞こえているのでしょうか。
ところがどっこい、8日、9日のオンライン分科会の感想を見てみると、参加してよかったという声にあふれていました。

・ とても刺激的で勉強になりました。参加してよかったです。(分科会3 社会科教育)
・特に若い先生が頑張っている様子がわかり嬉しくなりました。若い先生が自由に実践できる環境と合研のような学習、交流の場を作ることが大切だと思います。(分科会3 社会科教育)
・ 参加してよかった!レポートも出そうか迷いましたが、出してよかった!(分科会5 理科・環境教育)
・子どもたちの成長を願う思いとその中で音楽の果たす役割を参加された皆さんで共有することができたように感じています。…大切なことの芯を学ばせていただいた分科会でした。(分科会8 音楽教育)
・明日からまた新たな気持ちで生徒たちと関わっていきたいと思います。運営にかかわった方、参加されたみなさんに感謝します。(分科会15 教育条件確立の運動)
・ いい学びの時間になりました。ありがとうございました。(分科会16 教育課程・学校づくり)
・明日からの実践を考えることができた。参加して良かった。(分科会17 地域づくりと子育て・教育・文化・スポーツ)
・少々無理をしても参加してよかったですし、レポート発表もできてよかったです。(分科会22 平和・憲法と教育)

では、全道合研のどこがほかの学習会とは違うところなのでしょうか。ここが全道合研らしさと言ってもいいかもしれません。もちろん参加者が、小中高の先生、大学の研究者、そして、教育に関心のある学生や市民など多様であるというのが全道合研らしさなのですが、教員だけが参加している分科会もあるわけです。驚くことにそういう分科会でもいくつかの共通点があります。

1つは、「ぬくもり」があるということ。 だと感じています。次のような感想がありました。
・初めてレポートを発表された若い先生に対しても、参加者全員でアドバイスや励ましの言葉をかけるなど、いつもながら非常に温かい雰囲気の分科会だと感じました。(分科会1 国語教育)
・初めて参加しました。とても温かく、大切なことを共有できる分科会でした。学生さんがとても頼もしく素敵でした。(分科会13 道徳教育)
・私たちの人間性を回復する温かい会であり、大切なことの芯を学ばせていただいた分科会でした。(分科会8 音楽教育)

2つ目に「学びの本質」や「教育の原点」に触れることができるということだと思います。

・実践発表やレポートを交流することがとてもありがたいです。中学、高校で共通している課題として…改めて共有することができました。(分科会5 理科・環境教育)
・技術や知識がなくても食べることにそう困らない今日ですが、先人の知恵や工夫を知り、科学的な視点をもたせることなど普遍的な学びを大切にしたいと感じました。(分科会10 家庭科教育)
・ミクロの授業実践とマクロの世界情勢を繋げて考察できたことが、非常に有意義でした。(分科会12 総合学習・生活科)
・大学の制度が学生にとって無意味なものになっている一因だと思います…進路指導で「偏差値の高い学校を進める」ことに固執せずに、柔軟に指導していけたらと思います。(分科会19 国民のための大学づくり)
・学校が子ども中心でありたいのだけれど、様々な関係からそれができていないもどかしさ、それでもそこを目指し続けないといけないという思いが湧きました。(分科会14 学校と家庭の生活指導)
・平和憲法の本質をとらえることが大切と考えました。(分科会22 平和・憲法と教育)
・個人個人分類できないことをその場その場で悩み、実践していく。そんな様子が見られる実践発表でした。(分科会23 子ども・青年の発達と教育)

 この運営形態にして3年。教育を取り巻く現状は厳しいものがあり、学びの場を作るということも大きな困難を抱えています。それでも、この「灯」がまだこれからも大きく明るくなるように、これで満足せずに知恵を絞って皆さんと一緒に作っていけたらと思います。

Photos from 北海道高教組's post 11/09/2025

来週17日、全北海道教職員組合(道教組)が私達の事務所に移転してきます。北海道における全教運動の更なる発展に全力を挙げる決意です。
 迎え入れにあたって、長年の床の汚れを完全に落とし、ワックスがけをしています。

私物端末持ち込み禁止に対するアンケート.pdf 03/09/2025

8月27日の報道によれば、札幌市教育委員会は市立のすべての小中高校や幼稚園を対象に、教職員が私用のスマートフォンやタブレットなどを教室に持ち込むことを原則禁止する方針を固めたとされています。禁止対象は教室に限らず、プールや体育館など児童・生徒が活動する場にも及ぶとされ、週内にも正式に決定され各学校へ通知される予定です。また、北海道教育委員会も同様の方向で調整を進めていると報じられています。
 この件に対し、「私物端末の持ち込み禁止では教育活動が立ち行かない現状があり、一部の不祥事を理由に 教育全体を縛ってはならない」として北海道高教組は談話を発しHP上に公開しました。

 一見すると「私物端末の持ち込み禁止」は分かりやすい対応のように見えます。しかし実際には、教育現場に深刻な影響を及ぼし、道教委が推進してきたICT教育に逆行します。この方針が本当に社会の不安を解消するのか、冷静に立ち止まって考える必要があるのではないでしょうか。疑問に思われる方は、ぜひ私達に寄せられている現場の声を見てください。
https://drive.google.com/file/d/1TwilyGejutn1gjDJnOZQfckOmR6pO_HK/view?usp=drive_link

教職員の方でご意見をいただける方は以下のフォームに書き込みをお願いします。

https://forms.gle/J5XuvTxVGSnywPbr8

私物端末持ち込み禁止に対するアンケート.pdf

あなたの声がチカラになります 10/04/2025

〔北海道高教組組合員及び道高教組に関わる方々へ緊急のお願い〕
本日、4月10日13:00~16:00の本会議で教育職員給特法等改正案【重要広範議案】の趣旨説明が行われます。
この改正案は私達の長時間労働や教員不足の改善にほとんど寄与しないどころか、職場に分断を生む主務教諭の創設が打ち出されています。
皆さんに協力をいただきました「新たな職と級」を創設しないことを求める職場団体決議」は全教が1,532筆提出致しました。どうもありがとうございます。
改正案に対し、立憲が修正案提出予定との報道もあり、情勢は揺れ動いています。本日〔全教〕は廃案を目指す談話を発しました。この法案の廃案を目指すためにも、4月に発送した有志による緊急署名の取り組みを全職場・教員・SNSで進めて下さるようお願いします。

あなたの声がチカラになります 教員の「働かせ放題」「やりがい搾取」を解決しない、政府案の給特法“改正”案に私たちは反対します!

28/03/2025

物価高で組合費は出てこない。そんな若いあなた(教職員)にお手紙です。

家族がある方は家族会議をして、パートナーさんにも知ってもらって、もし、このお金は取っておくよと言っていただけたら、組合に加入してください。
 まず、金銭的な面ですが、組合費は給与の1.5~2%未満です。消費税よりもはるかに少ないです。この1月の遡及分を見ていただければ分かると思いますが、これも組合の勝ち取ったもので、組合費分は十分吸収できたのではないでしょうか。
 直接のメリットで言うと、生活のためにはべらぼうに安い全教共済を全国の仲間と一緒に運営しています。北海道高教組は組合員ではなくても全教共済に加入できます。また、組合は学べば学ぶほど自分が成長し、生徒にも還元できます。イイ授業づくり、クラス作り、生徒会活動、行事作りなどの学びが豊富に提供されています。そのためのお金もみんなで出し合っています。だからがんばる人ほど組合費は吸収できます。
 しかし、がんばれるときばかりではありません。部活や学校業務、子育て等で組合に集うどころではないときもあります。
 そうなると、自身の短期間でのメリットだけを考えると、組合費支出は無くても良いのではないかと思えるかもしれません。組合は助け合いですので、そのお金で今も誰かが本当に辛い状態から解放されたり、退職を食いとどまっている方もいます。直接対応しているボクからは、それは崇高な助け合いだと思います。そして、多くの組合員が、自分のためだけじゃなく、民主的な職場づくりを意識しています。働きやすい職場とまではいかないまでも、多くの職場で働きにくい職場になることを防いでいます。それもお金に換えられない側面もあります。
 食事であろうが、子育てであろうが、収入に使途が決められているわけではありませんので、その大切さはわかりにくいかもしれませんが、働く権利を守ると言うことにはお金がかかると言うことも理解してもらいたいのです。それにはどうしても人手があった方が良くて、例えば組合員は専従のボク一人に500円くらいは毎月払っていることになります。他にも本部には専従の人や書記さんもいます。全教・道労連にも専従がいますからそこにもお金が必要なのです。
  また、ものすごく大きな事では、「戦争ができる国作り」や「社会の分断」はどんどん進んでいます。今後20年平和な社会でいるためには、本気で反対する人が必要だし、自分の頭で考え、戦争や分断に反対できる人を教育することがどうしても必要です。今でもそうなりつつありますが、税金はどんどん、軍事関係費に流れていて、教育や福祉・医療が衰退しています。そのこと自体は額に直せば組合費よりもはるかに深刻です。そして教育が戦争を防ぐ一番の砦です。子どもの幸せな未来を維持するためにも、これまた目の前の事に必死になるだけではいけないと思います。
あ なたは、平和な世が続けば北海道の教育を支える立場になる人かもしれません。ひょっとすればそれは校長かもしれませんし、道教委かもしれませんね。でも、きっとボクらの世代が現役引退したあとは、俯瞰的に自分の頭で考えられる人が極めて少なくなり、しかも社会はより複雑化して困難が出てくることが予想できます。特に思考停止している今の北海道の教育行政にこれが打開できるとは思えません。今後10年間に壮絶な教員不足が起こり、収集がつかなくなる予兆もあります。
 反して、今、北海道高教組は若い力を持った人がたくさん出てきました。一度水をかけられて鎮火仕掛けた火がまたつき始めているようにも見えます。
 自分事ですが、ボクは受け持った授業の生徒たちを笑顔にする自信があります。そして自分が一番楽しんでいました。生徒は喜んでくれましたが、実は自分のためにやっていた。そんな人間です。ボクはものすごいけちな人間なので、人生で損をしたくないのです。だから、どうせなら満足な人生を送りたいし、お得なお仕事に巡り会えて良かったと思っています。しかし人生、何があるか分からないもので、今、自分の喜びはちょっと横に置いて、初めて他人のために全力を出しています。自分だけ楽しめればそれでもイイと思っていた自分が、生徒の笑顔を犠牲にしてるかもしれないけれど、一緒にがんばった仲間達と踏ん張って、若い人が希望を持てる組織への基盤ができはじめました。きっとそこではボクが作るはずだった子ども達の笑顔も増えてきているはずです。
 ただ、その人達が力をつけて行くには、もうちょっと人数が必要だし、ボクらの世代が踏ん張るだけでは無理です。あなたには遠い未来に感じるかもしれませんが、ボクくらいの年になるのは意外にすぐです。あなたが一緒に希望ある高教組の若い青年達と一緒に北海道の教育を明るいものに作っていって欲しいなというのがボクの思いです。
  2025.3.28 北海道高教組書記長 道端剛樹

14/03/2025

調子に乗ってまだ行きます。高教組第127回定期大会発言・感想 第3弾です。
次の発言は高教組のベテラン実践家のRさん。前のYさんが「小さい学校だからできるんです」と開き直っていると言っていたことを、大きな学校でも平気でやってのける。どうだ見たかといわんばかりのベテランの元気あふれる発言です。

私はとにかく「学校って最高!超楽しい!」と生徒が思える取り組みが大好きです。今年やったのは、生徒と一緒に高さ5メートルのトドマツをのこぎりで切ってきて、クリスマスツリーを作りました。そして、また、今年も12月には開運餅つきをしました。600人の生徒全員に餅をふるまうイベントです。きなこorお雑煮のチケットを作って提供しています。今年、転勤してきた家庭科の先生の「協力が難しい」となったときも、生徒は「うちらで作ればいいよ」と「餅つき隊」を募集したら30人以上が集まり、前日に準備。3学年一緒に食べることができました。去年は大きくちぎりすぎて途中で餅がなくなって餅屋さんに急遽頼んだのですが、今年はばっちり。卒業式恒例の雪像づくりは、雪が少なくて無理だったのが残念。でも、体育館への廊下の装飾、メッセージボード作り。こうした事も過去の高教組の実践をお手本にしてやっています。
「クリスマスツリー作り」も「餅つき」も「やめたら」とよく言われますけど、それは教員の負担になるからという発想じゃないですか。それをいったら教員の負担になることはまだまだたくさんあるはずです。
学校には生徒が「たのしい!最高!」と言える行事、生徒が自分たちで考えて実行する事、何か問題があったらそれを生徒が乗り越える事が大事だと思っています。
生徒総会、E高校はよく意見が出ます。これも準備をしっかりするからです。生徒会役員が、各クラスに交代で説明に言って意見を出してもらいます。そんなことをしていると、数年前、「冬の体育大会を復活せよ」という声がありました。生徒が校長に要求書を持って行ったのですが、その時も復活しませんでした。その生徒はあきらめずに学年レクをやりました。その生徒ががんばったおかげでその次の年に冬季体育大会が復活してから復活して恒例行事になっています。そのあきらめなかった生徒は3年生で卒業するときに「自分たちはできないけど1年2年に楽しい思いさせたくないのか」と発言したんです。これには感動しました。自分たちのためではなく後輩のためにって考えられる生徒に育ったんです。すごいと思います。
そんな、生徒が楽しい!最高と言って成長していく取組をこれからもがんばります。

感想から
K2さん(in the 30s ’)

普段は定通部、たまに札幌支部の集まりにしかほとんど参加しないため、他支部や、他専門部の話は新鮮なものであり、参考になることが多かったです。組合の仲でも、狭い世界だけでなく広い世界での交流や見聞という視点が大切であると認識しました。本部の方々や役員の方々は準備や運営等大変だったかと思います。様々な資料も大変参考になるものですので、再度時間の許すときに読もうと思います。

K3さん(in the 50s ’)
青年部の発言が多く、活気のあった大会と感じました。組織の在り方が、本部と直接、組合員がつながる、スタイルが浸透してきたという事でしょうか。
資料集良かったです。学習指導要領に関する位置づけについての資料や、感想は、議案書の初めを、旭川学テから書き出している点に呼応した、内容で、とても勉強になりました。再確認できたので、ありがたかったです。

14/03/2025

北海道高教組第127回 定期大会発言・感想第2弾です。

次は20代の青年組合員の発言です。彼は着任当初から違和感を表現し、実践を発表してきました。今、3年間受け持ったクラスの卒業担任として卒業式を終え、一つの到達点として素敵な発言をしてくれました。

ボクは初任五年目になります。先日、人生初担任として18人の生徒を卒業させました。(会場拍手)充実した3年間でした。
生徒と一緒に校則を変えたことについて発言します。赴任時はコロナ真っただ中で生徒総会が行われました。生徒は総会で校則に関するいくつかの要望を上げましたが、その理由の不十分さもありましたし、まず教員に話し合う風土がなく、生徒の要望は通りませんでした。
それが、3年生の生徒総会では生徒も感情的な理由ではなく、論理だっていて、いくつかの校則が変更になりました。
一例として、休み時間の「お菓子」がOKになったことについて紹介します。もともと、休み時間は補食は許されていました。では、お菓子は補食ではないのか?これは線引きがとても難しいです。そこを生徒たちは指摘し、教員は「補食の範囲内でOK」ということで指導するということになりました。ボクも生徒にきちんと指導しました。教室に入ってきた先生に「なんでおかし食べてるんだ」と言われたときの練習です。生徒は即座に「補食です!」と言えるようになりました。一人一台端末のBYODにより、カバンも重たくなったので、「置き弁」もOKになりました。
卒業式のあと「この高校で良かった」と言った生徒が「自分たちで校則を変えられたこと」を理由にしていました。ちゃんと根拠を生徒自身が語れるようになり、校則を変えたことが「歴史に名を残した感じがある」との事でした。
ベテランの先生にはそれぞれの職場でチャレンジする若い先生を支えてほしい。生徒の不満を聞くのは若い先生がプロフェッショナル(特権)です。1年目2年目の先生には生徒も意見言いやすいからです。
校則改正の話も、適正規模と絡めて考えていきたい。この取り組みを紹介すると「大規模校に勤めたらどうする?」とよく聞かれます。ボクは「小さい学校だからできたんです!」と開き直っていますが、教育にとって「良い学校規模・学級規模」を考える機会にもなるのかなと思っています。そして「大人(教員)の民主化」をもっと議論したいと思います。
今回の取組を通して一回変わるといろんな物事は変わっていくんだなという実感があります。先生方も生徒を信じてやらせてみるようになりました。
先日、3年生が卒業前に音楽室で2時間くらい発表会をしているんですが、今年の3年生は「体育館でやりたい!」と言ったら、先生方はやらせてみることになったんです。
今までのことを当たり前にしないで教育実践をしていきたいです。

感想から
Sさん(in the 30s ’)
代議員として2度目の参加でした。「1人分会」ですので、分会活動をすることがなかなかできていないですが、支部や全道にはたくさんの仲間がいることを実感できる2日間でした。どの高校・特別支援学校にも「困っている児童生徒」・「困っている教職員」がたくさんいることを感じました。助け合える・支え合える・認め合える仲間でいたいと感じました。今後ともよろしくお願いいたします。

Yさん(in the 50s ’)
いい大会だったですね。この場所が好きだなぁと心から再確認しました。何が好きって、北海道高教組の「しぶとさ」ですかね。それと「視野の広さ」。足下の花を踏まないように気をつけながら、雲の上の光もちゃんと見てる、みたいな。この人たちと一緒にがんばろうって思わせてくれる、そんな大会でした。がんばります。

13/03/2025

今、定期大会はいくつも素敵な発言がありました。大会の感想と共にいくつか紹介します。
まずはKさん。Kさんは北海道高教組青年部の通信「HARAKARA」の執筆者です。おっとりしている彼から出てくる言葉は味わいがあります。組合でしかできない体験で感じたことを話してくれました。

『覚醒』は『体験』から  Kさん(in the 20s)
 昨年網走支部の秋の学習会に参加し、その際、学習会が終わった後に初めて署名活動に参加しました。署名活動って、「いかにも組合っぽくて苦手だ」と思っていましたけど、驚いたのは、思ったより署名してくれる人がたくさんいたんです。そして、ほとんどが高齢の方だったことに、またおどろきました。ちょっとずれますが、ボクは祖父祖母が亡くなってから、高齢者と接点がない生活をしています。「老人」は、SNSでも「老害」と言われたり、「敬老パス」の問題とか、いいイメージが持てなくなっていました。でも、署名をして「自分のおじいちゃんおばあちゃんは優しかったな」と急に思いだしたりしました(泣く)。この体験で突如老人に対するイメージがひっくり返り、(体験して)知る、わかることって大事だなと思いました。
また、秋にあった青年部教研では職場じゃない人とのかかわりが出来たりして、これも、知るとか参加するって大事だなと感じた訳です。
組合の活動を知ってもらうのって大事だし、知る・分かるだけじゃだめで「体験してみることが大事」だなとも思っています。
ボクは阪神淡路大震災の次の年に生まれました。兵庫で育ったので、怖い話をたくさん勉強したからか、今でも地震がくると泣いてしまいます。勉強したから生きるすべはあるけど、地震がくると「怖い」としか思えなくて、学んできたことが活かせない自分がいると思います。 先日、来年の青年部沖縄学習「ゆいま~る」のために沖縄まで下見にいきました。とても楽しかった。平和学習というのも、いくら勉強しても怖いっていう感情しか出てこなくって、どうしようかなって思っているところです。
話はまたずれますが、赤ちゃんってなんで泣くか知ってますか?赤ちゃんは限界を知らないから泣くんだそうです。だから怖いと泣く。ボクもよくてんぱったり、泣くのは(体験不足で)限界が分かっていないんだと思います。
だから「怖い」は入り口なんだと思います。去年よりも(体験しながら)たくさん知ることを大切にして「怖い」から変化する自分を感じたいです。

Nさんは、長年心にとめていた「子どもの権利条約」を大事にした取組や、「子どもの権利条約」の理解を広める活動に踏み出しました。それも高教組での体験がきっかけに「やってみる」力が出てきたという発言です。

「子どもの権利条約は『拠り所』」 Nさん(in the 40s)
子どもの権利条約に取り組んできてよかったこと、これからについて発言します。
2年前、私は女子がたくさんいる学校のメイク指導にモヤモヤしながら生徒指導していました。困ったときには学習する事、そしてモヤモヤをみんなの中で出すことだと思っていたので「全道合研」のレポートに出しました。「全国教育のつどい」にも参加し、そこで生徒指導に迷った時、『困ったときはこどもの権利条約に立ち戻って』と助言をいただき腑に落ちました。高校生が小学生に子どもの権利条約を伝える十勝支部のとりくみを思い出し、私も小中の生徒に高校生が授業する「交流授業」が2月に企画、実施しました。良かったと思うのは、中学生に伝えるとき、身近な事例にした方が良いと生徒が気付き、条例のどの部分に抵触するのかを調べて話したこと。そして自分自身の変化としては、学校的に無理だなと聞く耳を閉じてしまうとき、「子どもの権利に照らしたら自分のこの態度おかしいな」と思えるようになったことです。自分の学校や小・中学校だけに留めるのもったいない。これまで、全市の取り組みにしたいと思っていたけど、なかなかできませんでした。やり始めると大変なことが想像できて二の足踏む。そんな時に全教定期大会に誘われていきました。そこは、まさにパワースポットで生徒への思いにあふれていました。私は壇上で思わず、「権利条約やります」と宣言してしまいました。去年は書記長が「組合は助け合い」だと投げかけてくれ心に残りました。女性部も、権利条約も、すべて「組合は助け合いだ」と言う思いで、いいと思ったことはやってみようと思って、困ったときは助けてもらいました。私は人と人を繋ぐ役割は少しできそうです。できるかできないかじゃなく、「やってみよう」の気持ちでやっていきたい。蛇足ですが、被団協、被爆ピアノのコンサートが3月28日~31日まで行われます。娘も参加しているので宣伝します。そんな娘のいる寮に行ったら「忙しくてお母さんに合う暇がない、お願いがある。来年は自分で平和のプロジェクトやりたいので協力して」とメモが残されていました(会場 笑)。ぜひご参加下さい。

感想より
Hさん(in the 50s’)
青年部層からベテラン層まで、そしてほぼすべての専門部から発言があり、とてもいい大会でした。障害児学校からの視点で物事を捉えることが多いのですが、各学校、各立場からの発言を受け、違う視点で捉えることができました。
ゆいまーる、矢臼別の話では「平和」が根底にあることの大切さを感じました。
今回の議案では、インクルーシブについて触れて下さりありがとうございました。普通高校の先生たちとともに、障害に有無にかかわらず一人一人の願いをかなえる学びの場について考えていきたいと思っています。
ありがとうございました!

13/03/2025

定期大会を終えて
3月8-9日、第127回定期大会が無事に終了しました。全道各地から、そしてオンラインでも多くの代議員や退職者の皆さんにご参加いただき、本当にありがとうございました。皆さんの熱意と真剣な議論のおかげで、充実した大会となりました。参加者からは「とても良い大会だった」との声を多くいただき、嬉しく思っています。
今回の大会が有意義なものとなったのは、皆さんの発言が「子ども中心」の視点に立ち、現場に根ざした生き生きとしたものだったからにほかなりません。
私自身、皆さんの発言の一つひとつが心に残りましたが、とりわけ印象的だったのは、若い組合員の皆さんが高教組の中で力強く成長している姿でした。それを見守るベテランの皆さんが「どうだ、見たか?」と言わんばかりに素晴らしい取組を紹介していたことも、未来への希望を感じさせてくれるものでした。また、退職者の方々本当にお疲れ様です。挨拶をしていただいた、Eさんの言葉も身に染みました。しっかりその思いを受け継いでいきたいと思います。
これから新歓期を迎えます。職場が殺伐とした雰囲気にならないよう、高教組が温もりある職場の「灯台」であり、「温泉」のような存在であり続けられるように、皆さんとともに歩んでいきたいと思います。
また、これからの教育を左右する大事な局面として、現在、国会では非常に厳しい内容の「給特法案」が審議されています。私たち当事者が声を上げることが、今ほど重要な時はありません。4月16日頃には全教によるアクションも予定されていますので、忙しい時期ではありますが、ぜひ心づもりをお願いいたします。

今年度の感謝を込めて。

北海道高教組書記長 道端 剛樹
2025年3月11日

感想から
Nさん 
とてもいい大会でした。
定期大会に出席するのは12年ぶりです。
学校への締め付けはさらに厳しくなりましたが、今回の大会では若い人の地に足をつけた発言が多く、希望が見える大会になりました。職場つくり・学校つくりから繋がりを広げ、文科・道教委に対峙しようとする路線は間違っていなかったのだと思います。
懐かしい顔にも会えました。みんな歳をとったね。でも、いい歳のとり方でよかった。
ウトゥラノ アリキキアン ロー!(ともに頑張りましょう!)
スイ ウヌカラアン ロー!(また、どこかで会いましょう!)

Tさん
丁寧な資料、大会の議事録をもらってお土産たくさんの定期大会、本部の皆様に感謝しています。明るい取り組みも、苦しいことを吐き出して次に繋げることも全て受け止めてくれる組合の仲間がいることをいつも心強く思っていますし、その仲間の声がたくさん聞けた定期大会でした。
今回の大会では、封筒に書かれた
ほしい未来は私たちが作る の想いに共感しました。特に英訳のtogetherは、共にであり、発言の全てに、共に連帯することで何かが変わるんだと実感できるものばかりでした。広い北海道だからできる取り組み、遠いけれど繋がりは強い北海道でありたい。まずは近くの仲間と共にを作ります。本部のみなさんお疲れ様でした。ありがとうございました。

27/11/2024

================ 
#1127定時アクション
================
今日は、1127全国一斉定時アクション当日です。
全教は17時から文科省前、財務省前行動をおこないます。
全国連帯で、私たちの声をあげていきましょう。

https://www.zenkyo.jp/news/11171/

#せんせいふやそう
#このままでは学校がもたない
#1127定時アクション

02/11/2024

明日から全道合研です。
先生と研究者と市民が共に学べる場です。
明日の講演は「記者がたどる戦争」を企画した北海道新聞のデスク井上さんと、工藤記者です。ぜひ13:00 教育文化センターへお越し下さい。goken-hokkai

22/08/2024

『18354件のパブコメのほとんどは手当の増を求めてはいない!』

毎日新聞によると、文科省は公立学校教員給与に残業代の代わりに教員給与上乗せしている「教職調整額」について、現在の4%から13%にする案をまとめたとしている。
1年前以上から中教審特別部会にて審議をし、その案では「10%以上」とされていたが、その案に対し18354件ものパブコメが寄せられた。多くが反対意見だ。前代未聞の数の批判を受けて、文科省は13%とし、財務省と闘うかの様なポーズをしている様にしか見えない。「手当が3倍以上!」というメディアの声がちらほらするが、この50年で私たちの残業時間は8時間から96時間(全教調査)の12倍になっているのだ。
そもそもパブコメのほとんどの声は手当の増額を望むものではなかった。『「審議のまとめ」を撤回し、抜本的な再検討を求める。①大幅な教職員増、②担当授業時間の上限設定、③教育内容の精選、④少人数学級の実現、⑤残業代の支給による教職員を取り巻く環境の劇的な改善を求める。』という声に代表されるように、抜本的な改善を求める声がほとんどだ。
残業時間にすると25時間程度の13%という調整額の多寡をいいたくはないが、全教調査では月96時間もの残業を強いられている。必要なのは1.6倍の人手だ。
手当を増額するということでは、教育に魅力を感じ教育の世界に飛び込む若者は増えないどころか、教員不足はますます悪化するだろう。先生が笑顔でいられない状況である以上、教育を受ける子どもの不登校や自殺の数も改善されないことだろう。
そもそも日本はOECD諸国の中で圧倒的に教育財政支出が低い。先進諸国では20~30人学級が当たり前の中、日本は35~40人の中で画一的な教育、競争的な教育がすすめられている。道徳教育を押しつける一方、主権者教育を切り捨ててきた国の姿勢がよく見える。一方で軍事費はうなぎ登りだ。
私たちは手当の増額ではなく、人員増を含む抜本的な改善を求める。

ノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイさんは「本とペンを持ちましょう。これこそ、最も強力な武器です。」と語った。戦争でゆらぐ世界の中で、憲法9条を持ち、戦争を放棄した国でなぜ教育にお金をかけるという発想にならないないのか。「経済」「経済」という政治家が蔓延しているが、それで行くと最終的には軍需産業ほどお金を儲かるものはなく、戦争に協力・荷担することになる。
私たちに必要なのは「経済」ではなく、人への「敬愛」だ。

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