16/08/2026
健康診断は正常。それでも、あなたは本当に「元気」ですか?
痩せる必要のない人にこそ知ってほしい、運動する本当の理由
「運動したほうがいいですよ」
そう言われても、
別に太ってないし。
健康診断も問題ないし。
そう思う人は少なくないと思います。
実際、体重も見た目もほとんど変わらない。
血圧や血液検査など、健康診断の数字にも大きな問題はない。
だから、
「私は運動しなくても大丈夫なタイプ」
と思ってしまう。
でも、カラダの専門家として人の身体を長く見ていると、私はここに少し違う視点を持っています。
健康診断の数字が正常であることと、
「元気に動ける身体であること」は、必ずしも同じではありません。
「異常なし」なのに、なんとなく元気じゃない
こんなことはありませんか?
朝起きても、すっきりしない。
寝たはずなのに疲れている。
仕事が終わったら、もう何もしたくない。
休日はソファから動きたくない。
以前なら楽しめた外出が、少し面倒になった。
肩や腰がいつも重い。
気持ちの切り替えに時間がかかる。
でも病院に行くほどではない。
健康診断を受けても、大きな異常はない。
だから、
「年齢かな」
「仕事が忙しいからかな」
「最近ちょっと疲れているだけ」
と、そのままにしてしまう。
もちろん、こうした状態にはさまざまな原因があります。
心身の不調が長く続く場合や強い症状がある場合には、運動だけで解決しようとせず、
医療機関など専門家に相談することも大切です。
そのうえで、一つ確認してほしいことがあります。
最近、身体を動かしていますか?
運動=ダイエット、になっていませんか?
運動というと、
「痩せる」
「体脂肪を落とす」
「筋肉をつける」
「健康診断の数値を改善する」
そんな目的を思い浮かべる人が多いと思います。
もちろん、それも運動の役割です。
でも、それだけではありません。
身体を動かすことは、筋肉だけの話ではないからです。
日常的な身体活動は、体力や身体機能を保つことに加えて、睡眠や気分、生活の質などとも関係しています。
つまり、
体型を維持できているから、運動しなくていい。
とは限らないのです。
体重計に出ないもの。
鏡だけでは見えないもの。
健康診断の数字だけでは捉えきれないもの。
そこにも、私たちの「元気」はあります。
「健康」と「元気」は少し違う
私は健康を、単に「病気がない状態」だけでは考えていません。
朝、起きられる。
歩ける。
階段を上がれる。
仕事をしても、翌日にある程度回復できる。
休日に出かけようと思える。
行きたい場所へ、自分の身体で行ける。
やってみたいことに対して、
身体が「無理」と先に答えない。
私は、そんな状態も大切な「元気」だと思っています。
運動は、そのための準備でもあります。
痩せるためだけじゃない。
身体を酷使するためでもない。
これからも自分の身体を使って、自分の人生を動かしていくために動く。
そんな運動があっていいと思うのです。
ここで一度、自分に聞いてみてください
最後に運動したのはいつですか?
では、
最後に「身体を動かして気持ちよかった」と感じたのはいつでしょう。
学生時代の部活動まで遡る人もいるかもしれません。
運動が苦手だった人なら、
「そんな記憶ないよ」
でも構いません。
これから作ればいいのです。
必要なのは、いきなりジムに入会することでも、ランニングシューズを買うことでもありません。
まずは、
「私は痩せる必要がないから運動しなくていい」
という考えを、一度横に置いてみること。
ここまでが、最初の一歩です。
では、運動していない人は何から始めればいい?
ここからは、
「運動したほうがいいのは分かった。でも、何をすればいいの?」
という人のための実践編です。
最初にお伝えしたいのは、
頑張らなくていい。
ということ。
むしろ、長い間運動していなかった人が、突然頑張り始める必要はありません。
いきなり30分走る。
毎日1万歩を目指す。
週3回ジムへ行く。
腹筋を100回する。
最初からそんな目標を立てると、「運動=つらいもの」になってしまいます。
最初の目的は、
運動する人になることではありません。
まず、
身体を動かす時間を生活の中へ戻すこと。
ここから始めます。
まず7日間。「運動」ではなく「身体を使う」
最初の7日間は、身体を変えようとしなくて大丈夫です。
体重も測らなくていい。
消費カロリーも気にしなくていい。
まずは身体を動かしたとき、自分がどう感じるのかを観察してみてください。
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