26/03/2026
3月16日~25日に来日していたパーツ大学の共同研究者3名が無事帰国しました。
科研費(海外連携研究)「小児低栄養の社会的要因の解明:ポジティブな逸脱者の探索と地域データベースの構築」での招聘でした。プロジェクトが半分とちょっと過ぎたところで、収集済みデータの分析計画と今後の進め方についてのディスカッションが主目的でしたが、学会発表と交流講義も行いました。
桜の開花が早まるという予期せぬ事態?のため花見もできました。大学院生のご家族2組も協力してもらって、お宅に招かれたり、学会場まで送ってもらったり。学会懇親会も参加して他大学の研究者と交流したり、昨年東ティモールへの海外研修に参加した学部生たちと旧交を深めり、メインアジェンダ以外にも充実した滞在になったようです。
街案内がいちばん下手だったのは私(樋口)ですね。メーグルバスの使い方を失敗しました。学んだので、次はうまく使えるでしょうか、、、
あと2年間、プロジェクトを進めて行きます。
16/03/2026
教員の樋口です。今日は今年度最後のゼミで、今週末(3月21日)に名古屋大学で開催予定の「第44回日本国際保健医療学会西日本地方会」の予演会を行いました。
予定の演題は以下。
「看護学部生を対象とした多文化健康支援実習の効果検証:異文化対応能力の前後比較」(吉野先生)
「日本語学校におけるやさしい日本語と動画を⽤いた参加型健康教育の健康知識に及ぼす効果の検討」(竹村さん)
「Age at exposure to the 1999 Timor-Leste conflict and adult nutritional status among women in Dili, Timor-Leste」(高井さん)
今日来日したパーツ大学の共同研究メンバーも、活動報告の予定です。
ゼミ後は、博士後期課程を無事修了した竹村さんの修了お祝いを兼ねた「お疲れ様ランチ会」(今名付けました)。
敢えて仕出し弁当にして、会議室でやってみました。
修士から5年間がんばった竹村さんへ、みんなからの質問攻めをしながら、春らしいお弁当を堪能しました。
それぞれ、来年度もがんばりましょう!!
16/03/2026
科研費の共同研究メンバーが名古屋に到着しました。深夜便でちょっと疲れ気味?
世帯調査データの分析を進めつつ、学会参加や学部生との交流会にも参加してもらう予定です。
思いがけず、桜の開花と重なりそうで、再来日メンバーも前回は桜シーズンではなかったのでよかったです!
13/03/2026
東ティモール・パーツ大学の共同研究者3名が来週来学します。
それに先立ち、学長に報告して激励をいただいた様子。
まずは、無事到着して下さい!
05/02/2026
【“海外ルーツの人びとの保健医療”関連のお知らせ2つ】
研究室主催のフォーラムと、研究室メンバーが企画に関わっている公開シンポジウムのお知らせです。
いずれもハイブリッドです。多くのみなさまにご参加いただき、議論を深めることで、外国人の保健医療アクセス向上につなげていきたいと思います。
いずれのチラシも、複製・拡散歓迎です!!(こちらの添付チラシは写真になっていますが、いずれもリンク先からpdfがダウンロードできます。)
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第7回「愛知県で生活する外国人の保健医療アクセスを考える」フォーラム
日時:3月8日(日)14時~
会場:名古屋国際センター/Zoom(ハイブリッド開催)
詳細:以下のURLおよび添付チラシをご覧ください。
https://www.nic-nagoya.or.jp/japanese/nicnews/event/2026/03081600.html
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「在留外国人の母と子に寄り添う―妊娠から子育てまでの仕組みづくり―」
日時:3月21日(土)14時~
会場:名古屋大学 大幸キャンパス/Zoom(ハイブリッド開催)
詳細:以下のURLおよび添付チラシをご覧ください。
https://square.umin.ac.jp/jagh-w44/generalinformation/opensymposium/
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03/02/2026
教員の樋口です。
JICA青年研修「保健医療(生活習慣病予防)A」に参加するために来日した中南米の保健医療官9名の方々にJICA中部でお話しする機会をいただきました。
参加者は、地方または中央で行政や病院に勤務されている保健医療分野の実務者のみなさんです。
私は、専門家による講義や現場視察が始まる前となる研修プログラム2日目の1月23日午後に「日本の保健医療システムと日本の健康課題」を担当しました。
日本の保健医療制度は国際的に見るとかなりユニークで、海外の方と仕事をしていると「話がかみ合わない」と感じる場面が少なくありません。例えば、どの医療機関でも受診できること、公立・私立で医療費が同じであること、保健所や保健センターでは診療を行わないこと、行政医師は一般的に診療を兼業しないこと、また「国民皆保険」といっても保険者が約3,000あることなどです。
中南米の方々とご一緒するのは今回が初めてでしたが、これまでの経験を踏まえてお話ししたことで、関心を持って理解していただけたように感じました。翌日からの講義や現場視察を理解するための予備知識として役立っていれば嬉しいです。
21/12/2025
SPRING年次報告会が終了しました!
「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」は、博士後期課程学生による挑戦的・融合的研究を支援する国の事業で、名古屋市立大学でも実施しています。ゼミ生ではこれまで修了生の吉野先生が開始年度の在学生として1年間のみ対象となり、D3の竹村さん、D2の新井さんは入学時からのSPRING生です。
https://www.jst.go.jp/jisedai/spring/
https://ncu-spring.com/spring/
研究費や奨学金の支給により、博士論文研究に集中できる上に、様々なコンテンツに参加する機会が得られる、たいへんありがたいプログラムです。12月19日はその年次報告会でした。学外のホールの貸し切りで、特別講演も豪華。
SPRING生全員のポスター発表に加えて、修了予定の竹村さんは英語ショートトークがあり、D2の新井さんは報告会実行委員の1人として、運営にも参加していました。
看護学研究科からは現在うちのゼミの2名しかSPRING生がいない中、しっかりプレゼンスを示してくれてホッとした次第です。
指導教員の方が緊張してもしょうがないのですが、緊張してしまい、また発表写真を取り忘れてしまったのですが、終了後にポスター前で2人の記念写真。
竹村さんはラストスパート、新井さんはあと1年がんばって下さい!
ご指導いただいた運営委員の先生方、担当事務のみなさま、ありがとうございました。
余談ですが、業務の都合で前半の特別講演は最後の方しか参加できなかったのですが、NHKの歴史バラエティ(「歴史探偵」や「英雄たちの選択」など)のヘビーウォッチャーである私としては、千田先生のお話を全部聞きたかったですね、、、講演の終盤と質疑応答だけでも、すごく興味深かったです。
09/12/2025
日本国際保健医療学会第44回日本地方会は名古屋大学で開催されます。(大会長:入山茂美先生)
ゼミメンバーも、大会企画、シンポジウム企画、発表で参加します。
参加登録、演題登録始まっています。3月21日(土)、名古屋でお会いできるのを楽しみにしています!
24/11/2025
教員の樋口です。11月8日にタイ出張から戻ってもう2週間が経ってしまいました。遅ればせながら報告を。
今回の出張目的は2つ。前半はPrince of Songkhla大学との共同研究の打ち合わせで南部のハートヤイに、後半はAPACPH学術総会参加のために北部のチェンライに行きました。そう言えば、どちらも国境のある県でした。
Prince of Songkhla大学は、名古屋市立大学の国際交流拠点校の1つ。研究者マッチングの結果、吉野先生が中心となって看護学部地域看護の先生方と共同研究を進めています。1つめのプロジェクトは冷凍シーフード工場のミャンマー人移民労働者の健康についてで、この一部をチェンライの学会で発表したのですが、今回は、国境の町の移動するセックスワーカーの健康についてのプロジェクトの打ち合わせでした。
大学から車で1時間ほどのタンボン(地区)保健センターで行なった打ち合わせには、共同研究者のみならず、ヘルスセンタースタッフ、保健ボランティア、当事者も参加して下さって、非常に盛り上がりました。
25年とちょっと前に、タイに留学してプライマリヘルスケア(PHC)マネジメントを学び、タイPHCの底力(+政策力)に敬意を持ち続けている私ですが、久々のタンボン保健センター(最近はhealth promotion hospitalと呼ぶそうです。常勤医師は今もいないようですが)訪問でPHCの健在ぶりを実感ました。(研究の具体的内容は進捗に応じて報告します。)
後半はAPACPH学術総会参加。Asia-Pacific Academic Consortium for Public Health(アジア・太平洋地区公衆衛生学校連合体)の略称で、学術誌発行や学術総会開催をしています。今回の総会は第56回。タイ北部チェンライ県にある公立大学Mae Fah Luang大学での開催でした。
APACPHには、毎年ゼミメンバーの誰かが演題を出しています。今回は吉野先生が筆頭演者の口演「Factors associated with self-rated health among Myanmar migrant workers in frozen seafood factories in Hat Yai, Thailand」だけでしたが、共同演者の樋口、次世代研究者挑戦的研究プログラムの一環として博士後期課程の新井さんも参加しました。
ミャンマーとの国境の県での開催の影響か、そもそも各国の公衆衛生課題として「移民の健康」が重要になってきているのか、「移民の健康」関連の演題やパネルディスカッションが多いのが印象的でした。今回のテーマが「Public Health Challenges in a Disruptive World」だったことも影響があるかもしれません。(Disruptiveをどう解釈するかにもよりますが。)アジアの研究者のみならず、日本の研究者とも意見交換や情報収集ができて、充実した参加でした。
ちなみにPrince of Songkhlaは前国王の父君(Mahidol王子としても知られています)、Mae Fah Luangは母君のお名前で、医師と看護師のご夫妻です。アメリカ留学中に知り合ったとか。今回は前国王のご両親のお名前を冠した南北の2大学に行ったことになりますね。
03/11/2025
教員の樋口です。メンバーで、11月1日~2日の日本国際保健医療学会学術大会@帝京大学に参加してきました。
今回出した演題は2題。
「看護学生を対象とした「多文化健康支援実習」の実施:外国人住⺠支援関連部分の第一報」(吉野先生)
「病院の看護職者におけるやさしい日本語の認知とその関連要因」(博士後期課程:新井さん)
それ以外に、私は、シンポジウム「現場で役立つ「やさしい日本語」ワークショップ -在住外国人のよりよい保健医療サービス
アクセスのために」の企画と「貧困、ヒトの安全保障」の口演座長もさせていただきました。
Bridges in Public Health(BiPH)の書籍販売ブースで書籍の行商(押し売り?)もしていましたw
学会では、移民の健康関連のセッションがますます増えている印象でした。これまでの「現場でこんなことに困っている」「こんな工夫をしてみた」という情報共有のステージは既に超え、メソレベル、マクロレベルの演題が多くなってきました。現場での対応の話題も、質やしくみといった「もう一歩先へ」という内容になっていると感じました。
私たちは、ミクロレベルでローカルな調査研究を続けていて、この努力が少しでも社会に役に立てるのだろうか??と思ってしまったりもするのですが、政策レベルで研究していた発表者から「ミクロの知見があってこその政策研究」と言っていただき、励まされました。
確かに、ミクロレベルの状況が広く共有されているかというと、そうでもない部分もあるようです。
日本における移民の健康研究は、欧米に比べて歴史は浅く、急速に拡がってきた分野です。そういう意味ではかつての高齢化と健康の研究と似ているかもしれません。ミクロ、メソ、マクロの研究が影響しあって、よりよい社会の実現を目指していく必要があるのでしょう。
私たちは、私たちに(だからこそ)できる部分で、これからもコツコツやって行きたいと思います。
いつも通り、発表写真を忘れてしまい、発表者の吉野先生が一足先に帰ってから、他のメンバーで吉野先生のポスター前で記念写真。
27/09/2025
教員の樋口です。9月21日に神戸大学保健学研究科の「国際保健支援論特講」集中講義でお話しする機会をいただきました。
この科目は主にオンラインで行っているとのことですが、今回は「移民の健康」に関連した4人の非常勤講師のコマを1日の対面講義に集中させたとのことで、研究打合せも兼ねて他の講師の講義も含めて1日参加しました。
他の講師のみなさんの講義は、在留ベトナム人のメンタルヘルス、外国人産褥婦支援、現行の制度と目指すべき移民統合政策など、幅広くディープな話ばかりでした。ちなみに私は、日本語に制限のある人びととのコミュニケーションのことをお話ししました。
大阪のある周産期センターなど、日本人の出産は半数くらいだとか。もう、そういう時代なんだ、ということを改めて実感。「移民政策は取らない」なんて言っている場合ではまったくありません。
一方、今回の集中講義に参加した大学院生たちは現場経験豊富な面々。みなさん、それぞれの経験から、具体的かつ分析的な非常に活発なディスカッションになりました。オブザーバー参加の学部1年生もとても積極的に参加してくれました。
状況に対策が追い付いていない分野ですが、関心を持つ人は少しずつ増えています。今回のような機会を大切にして、議論を広げていきたいと思います。