04/05/2013
第一回 "Movie Night!!!!" を終えて。
☆上映作品
『イエローケーキ』(2010年 ドイツ)監督:ヨアヒム・チルナー
予告 (Trailer):http://www.youtube.com/watch?v=rWMYyb4IL9w
☆映画概要
1950年頃から現在に至るまでの原発産業のあり方がドイツ、ナミビア、オーストラリア、カナダの作業現場や実際に働く人の声、企業の人、住民の声を通じて描き出されている。私たちの知らなかった原子力発電や原子力爆弾の燃料と、その裏側を克明に記録しているドキュメンタリーである。
☆4/19 (金) 19:30~ 参加者 7人(管理人さん含む) 担当:元山仁士郎
流れ
1. 導入(ウランの写真や使われ方をまとめたプレゼンを見せる。出て来る国の簡単な紹介。)
2. 上映 (50分までは全て。それ以降は要点のみ。計70分程)
3. 感想のシェア
4. 自分には何ができるか。(ウラン採掘から私たちが使う電気までをつなげる。デモの話。)
・感想(元山仁士郎)
人の前でしゃべることは、自分の理解が試されるので良い勉強になる。今回のMovie Night!!の目的は原発の燃料であるウランの採掘現場やそこで働く人、企業の人をまずはみんなに知ってもらうことだった。参加者は7人しかいなかったけど、この企画を告知、実行できたことは寮に住む多くの人に「イエローケーキ」という言葉を広める良い機会になったと思う。次回のMovie NIght!!!はぜひ違う人に企画してもらい、私が今までに考えたことのなかった問題、しらなかったことを取り上げて欲しい。
☆4/20 (土) 20:00~ 参加者 6人→5人 担当:萩野実央
流れ
1. 導入(ウランの写真や使われ方の説明・原発がなぜ使用されるかを少し
話す)
2. 上映(全編上映。ナミビアの前で一旦止めて国について説明)
3. 感想のシェア及びディスカッション
4. デモについて紹介・今後の映画上映会について(それぞれに観たい映画を紹介してもらう)
・感想(萩野実央)
前日に比べて人数が少なく不安を感じたが、充実したディスカッションや質疑応答ができ、一人一人の理解を深めることができた。今回は、『イエローケーキ』を上映することでウラン鉱山の実態を知ってもらうことが目的だったが、そこから一歩進んで何か提案や解決策を踏まえたディスカッションが出来れば、さらに深い上映会になったのではないかと感じている。Movie Night!!!を企画する立場になったのは初めてで戸惑いもあったが、準備の段階から原発やウラン鉱山について考えることができ、他の人の意見を聞くこともできたので企画して良かったと思う。今後もMovie Night!!!の企画を積極的にしていきたい。また、他の人にも積極的な参加及び企画提案をしてもらえたら良いと感じている。
☆感想(参加者)
・原発の燃料であるイエローケーキのことを全く知らなかったので、良い機会になった。
・原発による放射能汚染の問題もあるが、CO2による地球温暖化の問題も忘れてはいけない。
・もし原発を使わないとなると、ウラン採掘現場で働く人の仕事はどうなるのか。
・ウラン採掘現場で働く人が被曝に関して何も知らされていないのには唖然とした。
・あの日以来原発への意識がだんだん薄れていっていたが、この映画を観て改めて考えなければいけないと思った。
・オープニングの炭坑をトロッコがゆっくりと進む映像は、ウラン処理の工程が行き先の見えないものであることを暗示しているように思えた。
・ナミビアの鉱山で山を爆破していた時のキノコ雲が原爆と同じような光景で印象的だった。日本が二度と起こさないようにしていることが、日常的におこなわれているという事実を知らなかった。
・知識があっても、経済的にウラン採掘を優先せざるを得ない状況がある。
・ウラン鉱山からの採掘という産業がなくなることで、貧困に苦しむ人がでるのではないか。
・日本にもウラン鉱山(人形峠)が存在していることを知らなかった。
・ウラン鉱山に関わる人たちが健康に被害を受けながら採掘している責任の一端は日本にもあるし、ウランを使って発電した電気を使っている私たちにも同様にあると思う。
・ The documentary was difficult to understand but one thing I was interesting was an interview with a man from Canada. He brought to attention that most people do not know much about Nuclear power and have negative opinions of the idea. For instance, when I hear the words Nuclear power I often refer it to negative connotations like Nuclear weapons and radiation. However, I do not know much about Nuclear power so I found it interesting how the man brought up the fact that lots of people have little knowledge of Nuclear power.
☆振り返って(企画者)
・現在日本に原発が何基あって、どれだけ稼働しているのかみんなわからなかった。
・ドキュメンタリーが長かったと言われたので、もう少し要点だけをかいつまんで見せたら観客側も集中を切らさずに最後まで見られたと思う。
・もう少しストーリー性のある映画を次回は上映して欲しい。
・出席率があまりよくはなかったけど、みんなからの意見がしっかり聞けてよかった。
・みんなで見て感想をそshareするのは新たな視点が加わってよかった。
・プレゼンターとして、人数によって言うことが変わる。また、あとで来る人や抜ける人がいた時は特にどうしていいのかわからなかった。
・参加者の見たい映画を聞けたのは、次につながる感じがしてよかった。
☆伝えたかったけど、伝えられなかったこと
・ヒロシマ・長崎における被爆者の写真を見せて、被爆に対する具体的なイメージを見せること。
・チェルノブイリ原発事故のこと。
・原発におけるドイツと日本の比較。
・情報へのアクセスの姿勢。企業や特定の団体から原発に関する情報は得られる。それに対して私たちは何をするのか、なにをしたいのか?
・2008年にプラハで行われたオバマ大統領の演説、「核のない世界」の内容。
・現在の北朝鮮の核開発、ムスダンのこと。
以上
放射性廃棄物の処理はもちろん、資源獲得については、新聞の経済面の枠内だけで知った気にならないことが重要だな。