一般社団法人日本キャビアソムリエ協会

一般社団法人日本キャビアソムリエ協会 一般社団法人キャビアソムリエ協会(JCSA)は、日本における輸入キャビア、国産キャビアの普及、及びキャビアに関するリテラシー、知識の普及を通じて、食文化の向上、および食文化発展に貢献します。

【ボルドー、アキテーヌ~キャビア視察~】ワイントレイル、佐々木ソムリエ帯同の元、一般社団法人日本キャビアソムリエ代表理事出口が、フランスを代表するキャビアブランド 「ストゥーリア(Sturia)」 を訪問しました。ストゥーリアは、フランス南...
27/07/2026

【ボルドー、アキテーヌ~キャビア視察~】
ワイントレイル、佐々木ソムリエ帯同の元、
一般社団法人日本キャビアソムリエ代表理事出口が、
フランスを代表するキャビアブランド
「ストゥーリア(Sturia)」 を訪問しました。

ストゥーリアは、
フランス南西部・アキテーヌ地方
ジロンド県を中心に、
1980年代初頭から養殖キャビアの
生産を開始したフランスを代表する
キャビアメーカーであり、
同社の手がける
「Caviar d'Aquitaine(アキテーヌ・キャビア)」 は
EUで初となるIGP認識を得た作り手です。

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IGP認証とは
IGP(Indication Géographique Protégée
:保護地理的表示)
「その土地だからこそ生まれる品質や伝統」
を保護するEUの品質認証制度で、
ワイン・チーズ・ハム・オリーブオイル
などにも採用されています。
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ストゥーリアが認証された主な
理由は次の4つです。
① アキテーヌ地方の自然環境
・清らかな湧水
・大西洋性気候
・豊富な水資源
これらがチョウザメの養殖に最適な
環境を生み出しています。

② 一貫生産
チョウザメの養殖
採卵
塩漬け
熟成
缶詰
すべてを地域内で管理し、
高い品質とトレーサビリティを実現しています。

③ 長年培われた技術
採卵のタイミング、塩分濃度、
熟成期間などを独自に研究し、
高品質なキャビアを安定して生産しています。

④ 地域ブランドとしての評価
自然環境・生産技術・歴史が評価され、
約10年に及ぶ申請期間を経て
IGP認証を取得しました。

・ジロンド川沿いの養殖場へ
水は少し濁っていますが、
これは水質が悪いという意味ではありません。
むしろチョウザメにとっては
大きなメリットがあります。

■ 適度な濁りがもたらす効果
① ストレス軽減
チョウザメは河川や河口など、
もともと透明ではない水域に生息しています。

適度な濁りによって
・光が和らぐ
・周囲が見えすぎない
・驚いて暴れることが減る
ため、ストレス軽減につながります。

② 水温が安定する
直射日光を遮ることで
・急激な水温上昇を防ぐ
・夏場の温度変化を緩やかにする
効果があります。

③ ケガの防止
興奮して壁へぶつかることが減るため、
擦り傷なども少なくなります。

ただし重要なのは、
「濁り」と「汚れ」は全く別物ということ。

天然由来の微粒子やプランクトンによる濁り
であり、水質は厳しく管理されています。

見学した養殖池には
シベリアチョウザメ(バエリ)
ロシアチョウザメ(オシェトラ)
オオチョウザメ(ベルーガ)
が悠々と泳いでいました。

・養殖場を後にし本社へ
本社ではストゥーリア社代表のローラン氏が
出迎えてくれました。

テイスティングは3種類。
■ オシェトラ
ロシアチョウザメのキャビア。
上品な旨味とやや力強い塩味。
ナッツを思わせる香ばしさが印象的。

■ キャビアドアキテーヌ(バエリ)
シベリアチョウザメのキャビア。
クリーミーな口当たり。
磯の余韻が美しく続く、非常にエレガントな味わい。

■ ヴィンテージ・バエリ
シベリアチョウザメのキャビア。
熟成による凝縮感。
まろやかな塩味と深いコクが印象的。

今回は特別にシャンパーニュもご用意いただきました。
中でも、白ブドウであるシャルドネ100%の
ブラン・ド・ブランを合わせます。
キャビアの繊細さによって、
シャンパーニュが甘く感じられる絶妙なマリアージュでした。

さらに代表のローラン氏が
日本酒との相性を高く評価していることから、
日本から持参した大阪、浪花正宗との
ペアリングも特別に実施させていただきました。

ローラン氏のお気に入りは
バエリ × シャンパーニュ
オシェトラ × 大吟醸
という組み合わせだと感想をいただきました。

私自身も好みの方向性は同じでしたが、
オシェトラには大吟醸よりも
純米吟醸の方がアルコール感が穏やかで、
より自然に寄り添う印象を受けました。

シャンパーニュとの組み合わせはもちろんながら、
国や文化を超えて「キャビアと日本酒」
という可能性を改めて実感する
時間となりました。

今回のフランス視察では、
現地の空気を吸い、
生産者の想いを聞くことで、
本や資料、映像だけでは得られない
多くの学びを得ることができました。

ワイントレイル佐々木様
ストゥーリア ローラン氏
ストゥーリア正規代理店アルカン石田様
ありがとうございました。

また再訪できることを楽しみにしています。

出口

#ストゥーリア
#キャビアソムリエ
#キャビアエキスパート
#ボルドー
#アキテーヌ

【ボルドーとキャビアの聖地を巡るフランス視察】~世界最高峰の生産者から学ぶ、美食と美酒の原点~一般社団法人日本キャビアソムリエ協会代表理事の出口です。このたび、ホームワインのソムリエ佐々木氏とともにフランスを訪問し、ボルドーの名門ワイナリー...
11/06/2026

【ボルドーとキャビアの聖地を巡るフランス視察】

~世界最高峰の生産者から学ぶ、美食と美酒の原点~

一般社団法人日本キャビアソムリエ協会
代表理事の出口です。

このたび、ホームワインのソムリエ佐々木氏
とともにフランスを訪問し、
ボルドーの名門ワイナリーやキャビア生産者、
コニャックの生産地を巡る視察を行います。

ワインやキャビアは、
単なる嗜好品ではありません。

そこには土地の個性があり、
生産者の哲学があり、
長い年月をかけて築かれてきた文化があります。

今回の視察では、
その背景にある価値を現地で学び、
日本に伝えることを目的としています。

訪問予定地には、 
ボルドーを代表する名門シャトーが名を連ねます。

ペサック・レオニャン地区では、
オー・ブリオン、
ラ・ミッション・オー・ブリオン、
スミス・オー・ラフィット、
ドメーヌ・ド・シュヴァリエ。

ソーテルヌ地区では、
世界最高峰の貴腐ワインとして知られる
シャトー・ディケムと
シャトー・クーテ。

メドック地区では、
ムートン・ロートシルト、
デュアール・ミロン・ロートシルト
ラトゥール、
マルゴー、
ランシュ・ムーサ。

さらにサンテミリオンでは、
シュヴァル・ブラン、
ラロック、
カンテュス、
トロロン・モンドなどを訪問予定です。

それぞれのシャトーが持つ歴史や哲学、
テロワールへの向き合い方は、
世界中の生産者に影響を与え続けています。

今回の視察では、
アキテーヌ地方を代表するキャビアメーカー
「ストゥーリア」も訪問します。

フランスは現在、
世界有数のキャビア生産国として知られています。

特にアキテーヌ地方では、
持続可能な養殖技術と品質管理によって、
世界中のガストロノミーから高い評価を受ける
キャビアが生産されています。

日本キャビアソムリエ協会としても、
生産現場でしか得られない知見を学び、
日本におけるキャビア文化の発展に
つなげたいと考えています。

また、ボルドーワインだけでなく、
コニャック地方も訪問予定です。

ワインとキャビア、
日本酒とキャビア…
私たちが日々取り組んでいる
ペアリングの可能性を考える上でも、
多くの学びが得られることでしょう。

日本キャビアソムリエ協会では、 
生産者と消費者をつなぐ架け橋となることを
大切にしています。

そのためには、
現地を訪れ、
生産者の声を聞き、
その土地の風土や文化を知ることが欠かせません。

今回のフランス視察を通じて得た学びや気づきは、
今後の講座やイベント、
情報発信を通じて皆さまにもお届けしてまいります。

世界最高峰のワイン産地とキャビア生産地から、
どのような発見が生まれるのか。

フランスからのレポートをぜひお楽しみに。

一般社団法人 日本キャビアソムリエ協会
代表理事 出口 彰
株式会社 ワイントレイル
ソムリエ 佐々木氏同行

#キャビア
#キャビアソムリエ
#キャビアエキスパート
#ボルドー
#ボルドーワイン

【国産キャビアの可能性】先日放送されたテレビ朝日の朝の情報番組「モーニングショー」にて、国産キャビアをテーマにした特集が放送されました。日本キャビアソムリエ協会も取材に協力し、国内キャビア市場の現状や、全国各地で進むチョウザメ養殖の取り組み...
09/06/2026

【国産キャビアの可能性】

先日放送されたテレビ朝日の朝の情報番組「モーニングショー」にて、国産キャビアをテーマにした特集が放送されました。

日本キャビアソムリエ協会も取材に協力し、国内キャビア市場の現状や、全国各地で進むチョウザメ養殖の取り組みについてご紹介させていただきました。

「なぜ今、キャビアなのか?」

キャビアは世界三大珍味の一つとして世界中で高い知名度を誇る食材です。

そのため、新たな地域産業や特産品開発においても強いブランド力を持ち、地域の魅力発信や高付加価値化につながる可能性を秘めています。

一方で、チョウザメ養殖は決して容易な事業ではありません。

採卵までに長い年月を要し、設備投資や飼育管理にも大きなコストがかかります。そのため、志を持って参入したものの、事業継続が難しくなるケースも少なくありません。

だからこそ重要なのは、

「キャビアを生産すること」ではなく、地域全体で価値を創造すること」

です。

キャビアを核として、観光・飲食・教育・交流人口創出などへ波及させることで、持続可能な地域産業へと発展していく可能性があります。

「東京都・神津島村の新たな挑戦」

番組内で紹介されたのが、東京都神津島村で進められている「東京産キャビア」のプロジェクトです。

イセエビ漁獲量の減少という課題に直面する中、既存の水槽施設をチョウザメ養殖へ転用し、新たな地域産業づくりが進められています。

また、養殖には神津島の豊かな自然が育む「多幸湧水」が活用されており、離島ならではの資源を活かした取り組みとして注目を集めています。

2030年度末の出荷開始を目指し、地域漁業者の新たな収入源として期待されています。

「拡大する日本のキャビア市場」

日本国内のキャビア市場は近年着実に成長を続けています。

その背景には、

* 国産キャビアの品質向上
* インバウンド需要の拡大
* 高級レストランでの採用増加
* 地方創生事業との親和性
* 海外市場への輸出可能性

などがあります。

かつては海外産が中心だったキャビア市場ですが、現在では各地域の特色を活かした国産キャビアが数多く誕生しています。

日本ならではの繊細な品質管理や生産技術は、世界的にも高く評価され始めています。

「豊根村が示す地域活性化モデル」

日本キャビアソムリエ協会が注目している事例の一つが、愛知県豊根村です。

豊根村ではキャビアの生産だけでなく、

* キャビア
* チョウザメの身肉
* 地域飲食店との連携
* 観光コンテンツ化

を組み合わせた地域ブランドづくりが進められています。

生産者、行政、地域住民が一体となり、

「チョウザメを地域資源として最大限活用する」

という視点で取り組んできました。

キャビアだけに依存せず、魚体を余すことなく活用することで、持続可能な地域産業モデルを構築している好例といえます。

「キャビアの未来は地方創生の未来」

全国各地で広がるチョウザメ養殖。

日本キャビアソムリエ協会は、キャビアを単なる高級食材としてではなく、地域の未来を支える可能性を持つ産業資源として捉えています。

人口減少や一次産業の担い手不足といった課題を抱える日本において、

* 地域資源の活用
* 雇用創出
* 観光振興
* 食文化の継承と発信

を実現する一つの手段になり得ると考えています。

もちろん、簡単な道のりではありません。

しかし、生産者、行政、事業者、地域住民が連携し、それぞれの地域ならではの価値を創出することで、キャビアは地方創生の新たな可能性を切り拓く存在になるでしょう。

今回の「モーニングショー」を通じて、国産キャビアやチョウザメ養殖の現状、そしてその可能性について多くの方に知っていただけたことを大変嬉しく思います。

日本キャビアソムリエ協会は今後も、生産者の皆様とともに国産キャビアの価値向上と普及活動を通じて、日本の食文化と地域産業の発展に貢献してまいります。

一般社団法人 日本キャビアソムリエ協会

【愛知県豊根村で見た、チョウザメ受精の瞬間】愛知県の最北端、標高の高い山々に囲まれた“愛知のてっぺん”とも呼ばれる豊根村。清らかな水と豊かな自然に恵まれたこの地で、今、日本の新たな地域産業として注目されているのがチョウザメ養殖です。豊根村は...
06/06/2026

【愛知県豊根村で見た、チョウザメ受精の瞬間】

愛知県の最北端、標高の高い山々に囲まれた“愛知のてっぺん”とも呼ばれる豊根村。
清らかな水と豊かな自然に恵まれたこの地で、今、日本の新たな地域産業として注目されているのがチョウザメ養殖です。豊根村は愛知県で一番人口の少ない小さな自治体でもあります。
今回、一般社団法人日本キャビアソムリエ代表理事の出口が再訪問し、普段なかなか見ることのできない「チョウザメの受精」の現場を見学させていただきました。

■ 命が育まれるまで

静かな養殖場の一角。
生産者の方々が慎重にチョウザメから卵を取り出し、一粒一粒を丁寧に扱う姿がありました。
キャビアとして口にする時には完成された姿しか見ることはありませんが、その背景には、このような地道で繊細な作業があります。
チョウザメは、卵を持つまでに約10年という長い年月が必要になります。
さらに、受精・孵化・育成の各工程には高度な技術と経験が求められ、水温や水質のわずかな変化も大きな影響を与えます。
今回実際に受精の工程を見せていただき、改めて感じたのは、

「キャビアは、ただの高級食材ではない」

ということでした。

そこには、生産者の想い、技術、覚悟、そして命への向き合い方があります。

■ 豊根村だからこその強み

豊根村の強みは、何よりも“水”です。

山々から流れる清流は透明度が高く、水温も安定しており、チョウザメ養殖に適した環境が整っています。
さらに印象的だったのは、生産者・役場・地域住民が一体となってチョウザメ事業を支えていることでした。
キャビアだけではなく、豊根村の道の駅ではチョウザメの身肉を活用した料理が展開されており、地域資源として価値を高める取り組みが進められています。
今回いただいたのはチョウザメ重。そのほか、チョウザメ御膳やチョウザメカツ重があります。

“世界三大珍味”であるキャビアを、山間の小さな村から発信していく。
その挑戦は、単なる養殖事業ではなく、地方創生そのものだと感じました。

■ キャビアの価値は「背景」に宿る

実際に受精の現場を見ることで、キャビア一粒の見え方が大きく変わりました。

なぜ高価なのか。

なぜ希少なのか。

それは単にブランドや流通の問題ではなく、「育つまでに必要な時間と手間」に理由があります。
長い歳月をかけ、豊かな水で育ち、ようやく採卵に辿り着く。その積み重ねが、キャビアという食材の価値を形作っています。

■ 日本キャビアの未来へ

近年、日本各地でチョウザメ養殖が広がり、国産キャビアは世界的にも高く評価されるようになってきました。
その中でも豊根村のように、地域全体で取り組む事例は非常に大きな可能性を感じます。
キャビアは単なる贅沢品ではなく、地域文化や産業を支える存在へと変わり始めています。
日本キャビアソムリエ協会としても、こうした産地の想いや背景を伝えながら、日本キャビア文化の発展に貢献していきたいと思います。

急な訪問にもかかわらず暖かく受け入れていただきました、

トヨネフィッシュファーマーズ代表熊谷様
豊根村役場産業課農林商工係塚本様

ありがとうございました。

#キャビア
#キャビアソムリエ協会
#キャビアソムリエ
#キャビアエキスパート
#豊根村

【〜SHINKAで出会った、日本酒の未来〜】群馬県・川場村にある永井酒造 「SHINKA」へ一般社団法人日本キャビアソムリエ協会代表理事出口と、専務理事大西が伺いました。ここは単なる酒蔵見学ではなく、“日本酒の未来”を体験する場所でした。利...
13/05/2026

【〜SHINKAで出会った、日本酒の未来〜】

群馬県・川場村にある
永井酒造 「SHINKA」へ
一般社団法人日本キャビアソムリエ協会
代表理事出口と、
専務理事大西が伺いました。

ここは単なる酒蔵見学ではなく、
“日本酒の未来”を体験する場所でした。

利根川源流の雪解け水。
幻の米「雪ほたか」。
土地・水・米・人が織りなす
日本酒の“テロワール”。

まるでナパのワイナリーのような空間で、AWA SAKEやラボSAKEを体験。

発酵をテーマにしたアミューズブッシュとのペアリングは、
「日本酒は和食だけ」という固定概念を美しく壊してくれました。

今回は特別に国産キャビアとのペアリングも実施。

愛媛、宮崎、香川、岐阜、島根、そしてシンガポール。

産地ごとの“水”の違いが、
キャビアの味わいにも個性を与えていることを改めて実感しました。

日本酒もキャビアも、
本質は「水と土地の物語」。

この分野は、もっと深掘りしていきたいと思います。

則吉様
松美様
貴重な機会をありがとうございました。


#永井酒造
#水芭蕉

#日本酒

【埼玉から発信する、新たなキャビア文化】■ 小江戸・川越で育つキャビア埼玉県川越市にて、「小江戸キャビア」の生産現場を訪問いたしました。大野農場・大野社長が手がける小江戸キャビアは、ベステル種のチョウザメから生まれる、 大粒で存在感のあるキ...
13/04/2026

【埼玉から発信する、新たなキャビア文化】

■ 小江戸・川越で育つキャビア

埼玉県川越市にて、
「小江戸キャビア」の生産現場を
訪問いたしました。

大野農場・大野社長が手がける小江戸キャビアは、
ベステル種のチョウザメから生まれる、 大粒で存在感のあるキャビアが特徴です。

口に含むと、クリーミーでなめらかな質感が広がり、
舌の上でほどけるような繊細な余韻が印象的でした。

■ 生産者の挑戦と背景

チョウザメ養殖を開始された当初の苦労や、
現在に至るまでの歩みを伺う中で、
キャビアという食材の背景にある
“時間”と“覚悟”を改めて感じる機会となりました。

また、チョウザメの燻製や小江戸黒豚生ハム、
オリーブオイルに至るまで、
一貫して自社で手がけられている点にも
強いこだわりを感じます。

それは養殖場に至る、
設備面での施工までもが手作りでした。

ひとつひとつに宿る丁寧な仕事と情熱が、
品質として確かに表現されていました。

■ 日本酒との新たな可能性

訪問日は、埼玉県蓮田市の酒蔵を訪問し、
キャビアとのペアリングについての検証も行いました。

テーマは、「燗酒 × キャビア」。
熟成によって丸みを帯びた日本酒と、
穏やかな塩味と旨味を持つキャビアとの組み合わせは、
これまでにない新たな可能性を感じさせるものでした。

■ 固定概念を超えるペアリング
キャビア=シャンパンというイメージが一般的ですが、
日本酒、特に燗酒との相性を探ることで、
日本ならではのキャビア文化の広がりを実感しています。

当日はキャビアソムリエ有資格者、ワインソムリエも交え、
多角的な視点からのテイスティングと意見交換が行われ、
非常に有意義な時間となりました。

■ 地方から世界へ

キャビアは単なる高級食材ではなく、
地域の文化・生産者の想い・技術が結びついた存在です。

「小江戸キャビア」の取り組みは、
まさに日本の地方から新たな価値を発信する象徴的な事例といえるでしょう。

今後も日本キャビアソムリエ協会は、
こうした産地の魅力と可能性を発信してまいります。

大野農場大野様
神亀酒造小川原様

ありがとうございました。

協力:
大野農場

神亀酒造株式会社
小川原代表
1848年(嘉永元年)に創業。神亀の名は、蔵の裏手にある天神池に住むという「神の使いの亀」に由来。戦後の米不足の中、純米酒造りにこだわり、戦後初の全量純米蔵として知られる。 戦後で初めて全量純米蔵に転換し、業界内で純米酒造りの技術を広め、また高品質酒米の共同購入制の先鞭をつけた。現在は、「全量純米蔵を目指す会」、「燗酒Japan」に参加する他、純米燗酒体験セミナー「かめ塾」を主宰し、純米燗酒の魅力を啓蒙している。

【岐阜から世界へ!幻のキャビア誕生】中津川で生まれる黄金のキャビア日本各地でキャビア生産が広がる中、岐阜県中津川市で“幻のキャビア”と呼ばれる養殖の現場を視察する機会をいただきました。世界でも極めて希少とされる「ゴールデンキャビア」。これは...
13/03/2026

【岐阜から世界へ!幻のキャビア誕生】

中津川で生まれる黄金のキャビア

日本各地でキャビア生産が広がる中、
岐阜県中津川市で“幻のキャビア”
と呼ばれる養殖の現場を視察する
機会をいただきました。

世界でも極めて希少とされる
「ゴールデンキャビア」。
これはアルビノと呼ばれる
先天性の色素欠乏症の
チョウザメから採卵されたキャビアです。

今回はそのゴールデンキャビアの
生産現場を実際に訪れ、
作り手の想いと技術に触れることができました。

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黄金に輝くキャビア「アルマス」

ゴールデンキャビアは
「アルマス(Almas)」とも呼ばれます。
アルマスとはイラン語で
「ダイヤモンド」を意味する言葉です。

その名の通り、
このキャビアは世界でも極めて希少であり、
世界で最も高価なキャビアの一つとして知られています。

キャビアの黒い色は
メラニン色素によるものといわれています。
しかしアルビノのチョウザメは
色素を持たないため、
卵は黄色味を帯びた白い卵を産み、
塩をあてる事で黄金色のキャビアとなります。

その誕生確率は、
およそ2万匹に1匹とも言われており、
アルビノの個体は先天的に体が弱く、
卵を持つまで育てること自体が
非常に難しいとされています。

そのためゴールデンキャビアは
通常のキャビアと比べて
生産量が極めて少なく、
まさに“幻のキャビア”と呼ばれる存在です。

光を受けると、その粒はまるで
宝石のように美しく輝きます。

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山と清流に囲まれた養殖環境

このキャビアが生まれているのが、
岐阜県中津川市。
木曽川水系の豊かな水に恵まれた地域です。

山々に囲まれた静かな環境の中、
休耕田を利用した約2ヘクタールの養殖場で
チョウザメはゆっくりと育てられています。

キャビアというと、
多くの人がロシアやイランなど
海外産を思い浮かべるかもしれません。
しかし近年、
日本の養殖技術は世界的にも
高く評価されており、
日本各地で個性豊かなキャビアが生まれています。

中津川のキャビアもその一つであり、
特に注目されているのが黄金色に輝く
「ゴールデンキャビア」です。

⸻

繊細で上品な味わい

完成したゴールデンキャビアは、
まず上品な香りが広がります。

口に含むと粒がやさしくほどけ、
バターのようなコクと旨味が広がります。
塩味は控えめで、余韻は非常にクリーン。

日本の食文化にも寄り添う、
繊細で上質なキャビアだと感じました。

⸻

作り手の想い

このキャビアを生み出しているのが
S Caviar Labo(エスキャビアラボ)の
大山晋也さんです。

大山さんはこう語ります。

「単に高級食材を作るという発想ではなく、
地域の自然と日本の技術を活かした
“世界に誇れるキャビア”を生み出したい」

チョウザメの養殖は、
卵を得るまでに長い年月が必要です。
水質管理や飼育環境など、多くの課題もあります。

それでも大山さんは、
豊かな水に恵まれた中津川の環境なら
世界に通用するキャビアを
作ることができると信じ、
挑戦を続けてきました。

その中で誕生したのが、
黄金色に輝く希少なキャビア
「ゴールデンキャビア」です。

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地方から世界へ

大山さんにとって重要なのは、
キャビアの希少性だけではありません。

彼が目指しているのは
キャビアを通して日本の地方から
世界へ価値を発信することです。

山間の小さな町でも、
世界が驚く食材を生み出すことができる。
その可能性を証明したいという想いが、
中津川でのキャビアづくりの原動力となっています。

大山さんは、
キャビアを単なる高級食材としてではなく
地域の未来を切り開く新しい産業として
育てていきたいと考えています。

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黄金のキャビアが示す未来

岐阜県中津川のゴールデンキャビア。

その一粒一粒には
豊かな自然、生産者の情熱、
そして日本の食文化の未来が詰まっています。

中津川で見た黄金のキャビアは
単なる珍しい食材ではなく、

地方から世界へ挑戦する、
日本の食文化の象徴のように感じられました。

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【茨城県産「霞ヶ浦キャビア」試食会 開催報告】2月17日(火)、一般社団法人キャビアソムリエ協会事務所(東京都港区)にて、茨城県農林水産部水産振興課からお声かけいただき、茨城県産「霞ヶ浦キャビア」のテイスティング並びに味わいについての意見交...
22/02/2026

【茨城県産「霞ヶ浦キャビア」試食会 開催報告】

2月17日(火)、
一般社団法人キャビアソムリエ協会事務所(東京都港区)にて、
茨城県農林水産部水産振興課からお声かけいただき、
茨城県産「霞ヶ浦キャビア」のテイスティング並びに
味わいについての意見交換をさせていただきました。

当日は、茨城県農林水産部水産振興課
副参事・服部卓巳氏、
株式会社日庄マーケティング・ソリューション
代表取締役・杉山章氏、
をお迎えし、
官民連携によるブランド育成の取り組みや、
今後の展望についてご説明いただきました。

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■ 霞ヶ浦キャビアについて

霞ヶ浦キャビアは、茨城県内で養殖されたチョウザメの卵のみを使用して製造される国産キャビアブランドです。

県内に立地する養殖用種苗生産企業を基盤とし、
長年培われてきた養殖技術を背景に誕生しました。
茨城県を国内有数のキャビア産地へと発展させることを目指し、技術開発と市場創出の両面から行政主体の取り組みが進められています。

昨年度には、
フランス料理シェフ・古賀純二氏監修のもと
品質向上が図られ、一般的なキャビアよりも
低塩分(2.5%以下)という
繊細な味わいを特徴とするブランドとして
確立されました。

現在は、
トキタ(河内町)
および
つくばチョウザメ産業(桜川市)
の2社が製造を担い、
県内外へと販路を拡大しています。

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■ 試食内容
当日は、以下2種類の霞ヶ浦キャビアを比較試食いたしました。

・つくばスタージョン「霞ヶ浦キャビア」
 20g/10,800円(税込)
 製造販売:つくばチョウザメ産業

・「霞ヶ浦キャビア」Voeu-Pense
 20g/10,800円(税込)
 製造販売:トキタ

同じブランドでありながら、
それぞれに個性が際立ち、
一方は繊細でなめらかな口溶け、
もう一方は粒立ちと凝縮感ある旨味が印象的でした。

霞ヶ浦キャビアの特徴である
「乳製品を思わせる甘味となめらかさ」は、
低塩分設計と丁寧な熟成管理によって実現されており、
国産キャビアの新たな可能性を示す味わいとなっています。

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■ 日本酒との可能性

近年、キャビアと日本酒のペアリングは国内外で注目を集めています。
特に、
純米酒などのお米の旨味が感じられるもの、
発泡性日本酒、
など、新たな提案も広がりつつあります。

魚卵消費量が世界トップクラスである日本において、
キャビアと日本酒の融合は
「日本ならではの食文化」
として発展する大きな可能性を秘めています。

当協会としても、
国産キャビアの価値向上と市場拡大を目指し、
引き続き生産者・行政・飲食業界との連携を深めてまいります。

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国産キャビアをより身近に、そして世界水準へ。
霞ヶ浦キャビアのさらなる発展を期待するとともに、
当協会もその発信と価値創造に寄与してまいります。

一般社団法人 キャビアソムリエ協会

#キャビア
#キャビアソムリエ
#キャビアエキスパート
#日本キャビアソムリエ協会
#茨城グルメ

【日南発キャビアレポート】(一社)日本キャビアソムリエ協会出口です。「日南発キャビア」は、宮崎県日南市・南郷町にある井上酒造が手掛ける国産キャビアです。名水「榎原湧水」を養殖の水源に活用し、チョウザメを長い年月かけて育て、その卵を使用して製...
24/11/2025

【日南発キャビアレポート】

(一社)日本キャビアソムリエ協会出口です。

「日南発キャビア」は、
宮崎県日南市・南郷町にある
井上酒造が手掛ける国産キャビアです。

名水「榎原湧水」を養殖の水源に活用し、
チョウザメを長い年月かけて育て、
その卵を使用して製造されています。
原材料には「チョウザメの卵(国産)、
岩塩(フランス産)」が使われており、
20 g化粧箱付きで販売されています。

仕上げは「減塩仕上げ」で、
キャビア本来の濃厚な味わいを活かす
スタイルとしています。

宮崎県では1983年に
チョウザメ養殖プロジェクトがスタートし、
2004年に日本国内で初となる
“完全養殖”の成功に至っています。

井上酒造では、
自社蔵で湧く榎原湧水を
活用した養殖に参画。
蔵人たちが酒造りの合間に、
隣接する養殖池でチョウザメ
約1,500匹〜2,000匹を育てており、
雌雄判別に約3年、
その後さらに3〜5年
(場合により6年〜8年)をかけて
採卵可能な大きさまで成長させています。

このような長期スパンでの
養殖・加工体制が用意されており、
地域振興・新事業という位置付けで
運営されてきました。

キャビアの味わいとしては、
海藻に似たコクを感じる
旨味成分を多く含み、
減塩仕上げによって
“濃厚さ”と“上品さ”のバランスをとった
仕上がりです。

また、同蔵の焼酎造りと
養殖の両方に「榎原湧水」が
使われており、
食材(キャビア)と酒(焼酎)が
同じ水源を共有するという
付加価値も訴求されています。

ペアリング例としては、
蔵元の焼酎はもちろん、
(ロシアのウォッカも
芋原料のものがありますね)
白ワイン・シャンパン・
日本酒とも相性がよく、
特別な日や記念日、ギフト用途にも
適したアイテムです。

所在地は宮崎県日南市南郷町榎原甲にあり、
ブランド名「日南発(ひなた)キャビア」には
「宮崎・日南から全国へ」
「日向(ひなた)の地で育った」
という想いが込められており、
地域振興、新ブランド創出という
展開がなされています。

「酒蔵がキャビアを作る」という
異分野融合の取り組みも、
ストーリーとしての魅力が高いと言えます。

飲食店・ギフトとして

・記念日利用・贈答用途

・キャビアを前菜に使用し、
蔵元焼酎や日本酒との「魚卵×地酒」組み合わせ

等の活用はいかがでしょうか。

国産キャビアの魅力、
皆様も是非味わってみてください!

寺田代表
ご案内いただきありがとうございました。

一般社団法人日本キャビアソムリエ協会

https://jcsa.or.jp/
[email protected]
03−6824−6375

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#キャビア
#キャビアソムリエ
#キャビアエキスパート
#世界三大珍味
#日南発キャビア
#井上酒造

【文化交流の架け橋】2025年11月8日、東京銀座にて「キャビアフォーラム2025」を開催しました。国内外のキャビア生産者、酒蔵、シャンパンインポーター、酒販店、料理人、ワインのプロフェッショナル、キャビアのプロフェッショナル、そしてキャビ...
14/11/2025

【文化交流の架け橋】

2025年11月8日、東京銀座にて
「キャビアフォーラム2025」を
開催しました。

国内外のキャビア生産者、
酒蔵、
シャンパンインポーター、
酒販店、
料理人、
ワインのプロフェッショナル、
キャビアのプロフェッショナル、
そしてキャビアを愛する多くの来場者が
一堂に会し、“キャビアの新たな可能性”を
共有する一日となりました。

当社団として、
「キャビアを通じて日本の食文化を世界へ、そして未来へ」という協会理念のもと、
生産者・流通・飲食・消費者を結ぶ“
文化交流の場”として本
フォーラムを企画しました。

会場では、

・世界各地から集まった
25種類のキャビアテイスティング、

・日本酒やシャンパンとのペアリング、

・生産者トークセッション、

・生キャビアライブショー、

など五感で楽しめる多彩なコンテンツを展開。

会を通して
参加者同士の活発な交流が生まれ、
「キャビアと地酒」
「キャビアと地域文化」
をテーマにした新たなコラボレーションの
芽も見られるなど、
日本キャビア文化の未来を感じさせる
場面が数多くありました。

終始温かく華やかな雰囲気に包まれ、
キャビアが単なる高級食材にとどまらず、
“食と地域をつなぐ象徴”としての
存在感を放った一日となりました。

ご来場くださった皆さま、
そして開催にご協力いただいた
すべての関係者の皆さまに、
心より御礼申し上げます。

今後も日本キャビアソムリエ協会は、
キャビアを通じた新しい食文化の創造と、
生産者支援・教育・普及活動に
努めてまいります。

一般社団法人日本キャビアソムリエ協会

【文化交流の架け橋】

2025年11月8日、東京銀座にて
「キャビアフォーラム2025」を
開催しました。

国内外のキャビア生産者、
酒蔵、
シャンパンインポーター、
酒販店、
料理人、
ワインのプロフェッショナル、
キャビアのプロフェッショナル、
そしてキャビアを愛する多くの来場者が
一堂に会し、“キャビアの新たな可能性”を
共有する一日となりました。

当社団として、
「キャビアを通じて日本の食文化を世界へ、そして未来へ」という協会理念のもと、
生産者・流通・飲食・消費者を結ぶ“
文化交流の場”として本
フォーラムを企画しました。

会場では、

・世界各地から集まった
25種類のキャビアテイスティング、

・日本酒やシャンパンとのペアリング、

・生産者トークセッション、

・生キャビアライブショー、

など五感で楽しめる多彩なコンテンツを展開。

会を通して
参加者同士の活発な交流が生まれ、
「キャビアと地酒」
「キャビアと地域文化」
をテーマにした新たなコラボレーションの
芽も見られるなど、
日本キャビア文化の未来を感じさせる
場面が数多くありました。

終始温かく華やかな雰囲気に包まれ、
キャビアが単なる高級食材にとどまらず、
“食と地域をつなぐ象徴”としての
存在感を放った一日となりました。

ご来場くださった皆さま、
そして開催にご協力いただいた
すべての関係者の皆さまに、
心より御礼申し上げます。

今後も日本キャビアソムリエ協会は、
キャビアを通じた新しい食文化の創造と、
生産者支援・教育・普及活動に
努めてまいります。

一般社団法人日本キャビアソムリエ協会

https://jcsa.or.jp/
[email protected]
03−6824−6375

#日本キャビアソムリエ協会
#キャビア
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#世界三大珍味
#キャビアフォーラム

住所

赤坂3-8-17 パンジャパンビル4F
Minato-ku, Tokyo
107-0052

電話番号

0368246375

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