08/05/2026
ガネーシャコラム
【世界基準】
バスケットボール選手のひとつの頂点として「NBA選手になる」というのがあるとして。身長やウィングスパン、走力やジャンプ力などの身体能力が当然求められます。敏捷性、バランス、それに持久力など自分の身体を思い通りに操作し続けるには、ごく一部の例外を除いてはトレーニングが必要になります。
技術においても同等です。ボールを自在に操るハンドリング、ドリブリング。何より重要なシュート。そのシュートも求められる(であろう)役割に応じて必要なスキルが異なってきますし、その重要性も様々です。
戦術やいわゆる「バスケットボールIQ」とかいわれる部分も学ぶことが必要ですが、これもまた古今東西玉石混交であったり、コーチによってゲームの組み立ての根幹が異なっていたりと、最後の最後で「チームに必要とされる」モノは必ずしもひとつではありません。(逆に言うと、自分が持ってるモノを最大限活かせるチームを探しましょう、ということになるでしょうか)
コーチになるとさらに「学び」が必要になると言われます。ヒトの身体の仕組み、トレーニング方法、コーチングに際しての心理学的なアプローチなんかも。戦術とそれを支える技術群。選手のスカウティング…。
はっきり言って、1日24時間では足りませんし、1シーズン12カ月では時間が短すぎます。「やらなければいけないこと」「やるべきこと」とされるものにかかる時間が、実際の時間を超えてしまっていることもしばしばです。よく「選手生命は短い」と言われますが、コーチの時間も同様だったりします。選手の時間も、コーチの時間も有限です。しかも大切な家族や友人と過ごすプライベートな時間だって確保しなければいけません。
そこで選手は、またはコーチは「選択」をする必要に迫られます。あまたある「必ずやっとけ」な中から「やらないこと」を選ばなければいけません。選ぶ指針としては結局「自分がやってみたいこと」になるでしょう。他人が勧めてくれる道や方法もたくさんあるとは思いますが、自分が「やりたい」と思った方法以外は長続きさせるのに余分な負荷がかかりますし、思った結果が得られなかった時に選択の主体が自分以外だと、他責に「逃げて」しまうことがほとんどだからです。
場合によっては「やらない方がいいこと」「やってはいけないこと」の中にどうしても自分がやりたいことがある!なんてこともあるかもしれません。打ち明けていうと、それでもいいんだと思います。自分の目で見て自分の頭で考えて判断したものであれば。
最初に戻って。NBA選手になるには(たとえば)ケンタッキー大に行けばいい!と言われてそこを目指すとします。けど、ケンタッキー大でバスケ部に所属する15人~20人に入ったとして、NBAから指名されるのは年によって違いますがゼロ~2名くらい。残りの20人近くの多くは一般企業に就職します。彼ら(彼女たち)は「努力が足りなかった」のでしょうか。実際には彼らであれば、仮にプロバスケットボールの選手という道を選ばなかったにしても、ケンタッキー大の○○年のメンバーだったという実績の輝きには何の曇りもありません。
ただ、バスケットボールが存在しない国や地域(そんなんあるんかw)、あるいはバスケの社会的地位の低いところへ行けば、その選手が経てきたプロセスの「評価」は「それなり」ってことになります。たとえNBA選手であっても「誰よ」になっちゃうような世界だと。
道はひとつはないです。
いまこうしてバスケットボールのスキルトレーニングに取り組んでいる時間、ある人は学校の勉強に一生懸命取り組んでいて、ある人はダンスに、ある人は音楽に、ある人は芸術の分野にその貴重な時間を割いています。
数ある時間の使い道のうち、自分が選んだ道だからこそ、一生懸命になることができ、あらゆる結果を「自分ごと」として受け入れられる。そういうことなんだろうなと。
だからこそ。
せっかく縁あってガネーシャで出会った仲間であるみなさんには、もっともっとバスケットボールを楽しんで欲しいと思います。思いっきり楽しんでさえいれば、技術なんてどうでもいいし(怒られますなw)、幸せなご縁も引き寄せられてくるんじゃないでしょうか。
ガネーシャではバスケットボールを通じてそれを学びますが…
自分よりもスゲぇやつを想定して、
それに打ち克つためのプロセスを楽しむ。
これ、最高のライフスキルですよ。
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