31/08/2026
8月31日(月)
「明日から学校だから、ちゃんとしよう」が苦しくなる子もいます。
夏休み最後の日。
宿題は終わった?
明日の準備した?
早く寝ないと起きられないよ。
明日から学校なんだからね。
親としては、当たり前の声かけですよね。
忘れ物をしないように。
朝、困らないように。
少しでもスムーズに新学期を迎えられるように。
心配だからこそ、つい確認したくなります。
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でも、この時期になると急に、
機嫌が悪くなる。
何もしたがらない。
ゲームばかりする。
お腹が痛いと言う。
寝る時間になっても眠れない。
そんな子もいます。
そんな姿を見ると、
「学校が嫌だから逃げているのかな」
「いつまでも夏休み気分じゃ困る」
と思ってしまうこともあるかもしれません。
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でも私は、こんなときこそ、
「この子の身体は、明日をどう感じているんだろう?」
と見てみます。
私たちは、不安をいつも言葉で感じているわけではありません。
大事な予定の前の日に眠れない。
緊張するとお腹が痛くなる。
嫌な場所へ行こうとすると身体が重くなる。
大人にもありますよね。
子どもも同じです。
しかも子どもは、自分の中で起きていることを大人ほど上手に言葉にできません。
「明日が不安」
「教室のざわざわがしんどい」
「みんなに会うのが緊張する」
「また頑張らなくちゃと思うと苦しい」
そんな複雑な気持ちが、
「学校行きたくない」
ではなく、
イライラする。
動かない。
眠れない。
お腹が痛い。
という身体の反応になって現れることがあります。
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にじ工房では、子どもの様子を見るとき、思考や気持ちだけではなく、五感や身体も含めて見ていくことを大切にしています。
身体と心は、別々に育っているわけではないからです。
だから今夜は、
「明日、大丈夫?」
と何度も確認するより、
いつものご飯を食べる。
少し照明を落とす。
お風呂に入る。
好きな話をする。
背中をゆっくりさする。
そんな時間を大切にしてみてください。
そして、子どもが
「明日、行きたくないな」
と言ったら、
すぐに、
「大丈夫だよ」
「行けば楽しいよ」
「そんなこと言わないの」
と気持ちを変えようとしなくても大丈夫。
「そっか。明日のこと考えると嫌な感じがするんだね」
まず、それだけでもいいんです。
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気持ちを受け止めることと、何でも子どもの要求どおりにすることは違います。
明日の準備をする。
生活のリズムを整える。
ゲームを終える時間を決める。
必要な生活の枠は、大人がつくっていい。
そのうえで、
「不安でも大丈夫」
「嫌だと思っても大丈夫」
「ここでは安心していいよ」
と伝えてあげる。
心には寄り添う。
暮らしは大人が支える。
その両方があっていいんです。
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そして、その安心の先に、
「ちょっと行ってみようかな」
「少しやってみようかな」
という気持ちが、子どもの中から出てくることがあります。
大人が外から「やる気」を入れるのではなく、
安心できたから、自分から一歩を出してみる。
にじ工房が大切にしたいのは、そんな「やってみよう」の芽です。
新学期の前日に必要なのは、
「明日からちゃんとできる子」にすることではありません。
まず今日という一日を、安心して終えること。
明日のことは、明日になってから一緒に考えても大丈夫です。
夏休み最後の夜。
できなかったことを数えるより、
「この夏、楽しいことたくさんあったね」
そんな言葉で一日を閉じてみませんか?
楽しかった記憶と安心の中で今日を終えることが、明日への小さな「やってみようかな」につながっていきます🌈
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