12/08/2026
【永沢哲 夏のチベット仏教講座】
「世界平和への祈り」(チャタル・サンギェ・ドルジェ)
「世界平和への祈り」は、チャタル・サンギェ・ドルジェ・リンポチェ(1913~2015 「リンポチェ」はすぐれた師僧への尊称)が、1983年に書いた平和への祈りです。
チャタル・サンギェ・ドルジェ・リンポチェは、インド、ネパールのチベット人社会において最も尊敬されるヨーギでした。
東チベット・ニャロン地方で生まれた後、2歳で家族とともに北東チベット・ゴロク地方に移り、その後女性の行者として高名なセラ・カンドー(1842~1940)に育てられました。
セラ・カンドーの指導のもとで、初めて洞窟で孤独な隠棲修行に入ったのは、数え年でわずか8歳の時のことでした。
その後13歳から20歳までは、東チベット・カム地方の高名な学僧で、最も高度な教えであるゾクチェン(「大円満」)の成就者だったカトク・ケンポ・ンガクチュン((1879-1941)の身近な弟子として学びました。
その後の約30年間、チベット各地の洞窟で、孤独な隠棲修行を続けた後、ヒマラヤを徒歩で越えてネパールに亡命。インド、ネパールの各地に伝統的な3年3か月の隠棲道場を作り、密教の最も高度なエッセンスを弟子たちに教えました。
「隠れたヨーギ」の現代における代表であり、宗派を問わず、多くの人々の心の拠り所となりました。ニンマ派の座主で、ダライ・ラマ法王の師だったドゥジョム・リンポチェ(1904 –1987)は、「世界で最も高い覚りを得ている人物」として、讃嘆の言葉を惜しみませんでした。
1983年当時、アメリカとソ連の関係は極度に悪化し、人々は核戦争の可能性に慄いていました。人間の精神的・内面的危機と核による人類滅亡をテーマにしたタルコフスキー監督の映画『ノスタルジア』(カンヌ国際映画祭監督賞)と『サクリファイス』(同審査委員特別グランプリほか)、は、それぞれ1983年と1986年に発表されています。
今回の講義では、「世界平和への祈り」の意味、背景、関係する教え、「隠れた浄土」(sbasyul)、勤行の方法を、チャタル・サンギェ・ドルジェ・リンポチェの弟子たちの口伝とともに説明し、ご一緒に実践します。
~~~~~ 講義詳細 ~~~~~
★日時 2026年8月15日(土)
13:30~15:00(講義+質疑応答)
★参加費 ドネーション(金額自由)
★実施方法 オンライン講義
(ズームリンクは、7月18日11時までに参加者にお送りします)
★本講座は、永沢哲により本講義導入説明後、事前収録の講義動画を配信し、講義終了後に質疑応答の時間を設ける形式で開催いたします。あらかじめご了承ください。
なお、本講座のアーカイブ配信はございません。
【お申込み方法】
① 以下のお申込みフォームに必要事項をご入力のうえ、送信してください。https://forms.gle/ornrcgsABEtHiMsA7
② 講座代金を下記口座へお振込みください。
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普通預金 3016790
アティ・ゾクチェン研究所
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④ 講座当日11時までに、Zoomリンクをメールにてお送りいたします。ご不明な点がございましたら、下記までお気軽にお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
アティ・ゾクチェン研究所 事務局
担当:中野
Email:[email protected]
今年も皆さまと共に学びを深められますことを大変嬉しく思っております。
講座当日、皆さまとお会いできますことを心より楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。
アティ・ゾクチェン研究所 事務局