27/12/2020
もうすぐ、心肺蘇生術ガイドライン更新を反映した、新しい教材を目にする日が訪れます。2018年にアメリカ心臓協会(AHA)が心肺蘇生術科学教育への提言(以下、AHA提言)を医学雑誌Circulationに発表していますので、その内容が新しい教材、インストラクション、コースのありかたなどに反映されていることが予想されます。
インストラクターの皆さんは、新しいインストラクターマニュアルを読み、適切に理解して、自身のインストラクションを改善する役割があります。ガイドラインの変更は主には、これまでに蓄積された蘇生科学での知見を反映させた結果ではありますが、蘇生術実施に関する知見だけでなく、インストラクションに関する知見にも発展があることを見逃してはいけません。
このAHA提言でいくつかの内容について、深掘りしてみてはいかがでしょうか?例えば、忠実さ(fidelity, フィデリティー)に関する箇所を改めて読んでみることをお勧めします。蘇生シミュレータが実際の人間の状態に近いことだけを、「忠実さが高いシミュレーション」と捉えていませんか?以下の資料の11ページをご参照ください。