17/12/2025
タコでも弾ける!
I taught an octopus piano (it took 6 months)
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01/10/2025
好きかと聞かれてもわからない。
それが普通。
楽器を好きだと思えなくてもよい、嫌いでもよいということ。
ラグビーが大嫌いだった 華々しい「勝ち組」人生も「楽しいことなんか何もなかった」 話の肖像画 ラグビー元日本代表・松尾雄治<1>
ラグビーが大嫌いでした。嫌で嫌でしょうがなかったです。
13/02/2025
いちごちゃんはしばらく旅の準備をしていたのだが、この2月、いよいよ調ったようだ。
受験の準備は、先生も覚悟していた。きっと6年生の春だろうと思っていた。それが5年生で始まることになったとき、実を言えば先生は慌てた。6年生までピアノを弾ければ、いちごちゃんはソナチネからもっともシンプルなソナタへと進めるはずだったからだ。ソナタとは、ピアノを習得した道標となる重要な形式のひとつだ。2歳からゆっくりとバッハ、モーツァルト、シューマン、バルトークに取り組んできたいちごちゃんに、持たせてやりたい桐箪笥だった。
ママは賢い人で、そういうことも重々承知だったと思う。だからこそ数ヶ月前に先生に相談してくれた。娘のいちごちゃんはその時点で、丁寧に準備期間をとる必要があると考えたからこその前倒しだ。
先生はいちごちゃんと話すうちに、今はママの判断が最優先だと直観した。桐箪笥はすばらしいが、嵩ばる。身軽であること。それは旅と旅の準備では最も大事だ。体力を温存し、いざというとききわきわすれすれで命を守れる。ことに勝負事では、転向の決断は早い方がよい。決意があるなら、今すぐ身軽になるのがよいと先生は思った。桐箪笥は、こちらで預かろう。
指導者にとって生徒を手放すというのは、いつも身を切るような痛みを伴うものだ。そのせいか、いちごちゃんが旅の準備を始めてレッスンルームを離れてからというもの、先生は愛犬と向き合う時間が増えていった。
そのいちごちゃんが来週挨拶に来てくれるという。先生は預かっている桐箪笥をそのまま贈るんじゃなくて、もう少し軽やかな何かにするやりかたを調べて、それを贈ろうと思っていた。そうしたら、もうやっている人がいた。かてぃんだ。
https://www.youtube.com/live/tw-JVWN5pTg?si=vfBy7ioFD_HUcfzM&t=2622
いちごちゃん、ちょっと早いけど、小学校卒業と中学進学おめでとう。かてぃんのきらきら星変奏曲を贈ります。きらきら星変奏曲は、モーツァルトのソナタの一部で、先生がいちごちゃんといつかやろうと思っていた楽章です。かてぃんはその曲を、ジャズにしたりショパンにしたりキーボードで弾いたり好きなようにしちゃったよ。
かてぃんは新しいピアニストです。小さなころからピアノやコンクールは続けていたけど多分結構早いうちに飽きていて、開成中学高校で音楽部の伴奏をしたりバンドをしたり好きなことをして過ごし、東大と大学院にいきながらyoutubeでピアノを弾き、今とりあえずピアニストをやっている人です。
かてぃんは芸術家や奏者というより「関数」だね。関数というのは、いちごちゃんも中学になったら数学の授業でやる。かてぃんは、自分がこれまで見聞きした「古のもの」を、ばーっと入力して「かてぃん関数」という箱に入れる。そうすると箱の中で「今のもの」に変換して出せるわけ。かてぃんは、伝統工芸品である楽曲を自分という箱に入れ、刻んで積み木にしちゃって適当にどんどん積み上げることにも、そのまますごい精度で磨き上げてショパンコンクールの本選に出場することへも、ぜんぜん怖気付かない。
ただ伝統をぶっ壊しているのではなさそうです。その理由は、ひとつにはかてぃんには技術があるから。技術とは、いろんなものをイメージや設計図に近づけて、丁寧に形づくるということ。練習で身につきます。もうひとつは、かてぃんは文化に親しんだから。子どものころ、お母さんや師匠からもらった音楽も勉強も、そんなに嫌いなわけじゃなかったから、コンクールも大学も、やめずにとりあえず続けた。文化に親しむというのは、身近にあったいろんなものを心のどこかに取っておき、時々やっておくくらいのことでいい。
たとえば先生には、このYoutube動画から、かてぃんがお母さんや師匠と子どものころ学んできたはずの楽曲や奏法が手に取るようにわかるんです。かてぃんはスターだから、音の数や速さやエモさなどの情報処理能力は世の人に比べて高すぎるけど、いちごちゃんもママも先生も、かてぃんもかてぃんのお母さんも師匠も、モーツァルトもショパンも、実は同じものに触れて親しんできたと思っていい。それがピアノという文化なんですよ。
だからいちごちゃん、あなたの桐箪笥はいつ取りに来てもいいし、もう取りにこなくてもいい。いちごちゃんは伝統を知り、親しんだ。旅先でしばらくぶらぶらし、親しんだものや出会った人を大事にして、いつか大人になり、新しい何かを作り出してほしいです。
いつか久しぶりに道であったとき犬を撫でて「また先生のうちに行っていい?」と言ったね。あの時「いつでもきていいよ」と答えました。その時わかりました。きてもいいし、こなくてもいいんだと。レッスンルームとピアノが、また行ってもいい場所として心に留まったなら、本当によかったと。
Cateen's Piano Live - Human Universe Release Party! (Hayato Sumino)
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06/06/2023
世界がピンクだけの薔薇色の時代が5歳児にはある。
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岩下食品から発売されているロングセラー「岩下の新生姜」が、こちらもロングセラーの「クーピーペンシル」とコラボレーションし、『岩下の新生姜×クーピーペンシル』を発売します。本商品は、「岩下の新生姜」を象....
20/05/2023
プログレッシブロックの代表的バンドYESのキーボード・リックウェイクマンのピアノ。
Rick Wakeman - Close to the edge (on piano)
La tecnica "acustica" di Rick Wakeman effettua una rilettura di uno dei pezzi forti firmati dagli Yes nell'oro dell'esperienza progressive del gruppo.Un'esec...
14/01/2023
いちごちゃんは、バルトークのあと、ソナチネを全楽章弾き、2曲目に挑戦している。ABCがまもなく終わりそうだ。
暮れのレッスンでは、アーティキュレーションの重要課題に取り組んだ。2音にかかるスラーでは、始まりの音に重みをかけ、ふもとの直後の音を抜く、というクラシック独自の作法がある。「ティーヤッティーヤッ」と偉大な恩師が歌った時、不覚にも笑ってしまったが、いわゆるそれだ。強拍に抜く音が来ると、意外性や切迫感が出るが、強拍に重みがかかることの多い西洋音楽の常識をいったん逆転させねばならない。しかも両手で重音にスラーがある。レッスンでいちど解決しても自宅で先祖返りしてしまいがちな課題だった。
いちごちゃんは先生のことばを聞き入れ、意図して自分の表現を変え、2週間後まで定着させた。この年末年始の大きな成長だ。
こんなにうまくいっているのに、6時間目のあとのせいか、いちごちゃんは疲れていた。
先生は会った瞬間にすぐそれに気づき、やはり曜日時間を変える時は入念にやらなければいけなかったと、唇を噛んだのだが、時すでに遅し。涙がころがりでた。
ひさしぶりにいちごちゃんがピアノ椅子から降りたり、涙する姿を見たなあ。それは椅子か降りない日や泣かない日に比べると、いささか赤ちゃんぽく見える。しかし、と先生はいちごちゃんと自分に言い聞かせる。それは表層だ。本質ではない。
実際にいちごちゃんは赤ちゃんではなく、いろいろなことをよくわかっている。帰り際、こんな話をした。
「犬界の品評会では、新しい子犬を出陳するので、賞を取りにくいこれまでの犬を手放したい、というオーナーがいるらしいの」
かなり複雑な話だ。するといちごちゃんはずっと聞いていて
「動物はさいごまで飼わなくちゃ」
と言った。自宅で老猫を看取ったいちごちゃんのことばには説得力がある。これはコミュニケーションとしてもこの話題においても、極めて共感できる応答なのだ。
そよかぜが吹き、枯れ葉が舞うだけで涙する。先生にもそんな年頃があった。いちごちゃんは環境要因に感受性がある。寒いとか暑いとか塾とか学校とかおなかすいたとか通行人とか、どうも要因が特定できないが、揺れるときは、いちばん表層の行動に表れる。
表層の行動とは、内実のゆっくりとした成長に比べ、社会的なインパクトが強大だ。気にしない熟達者もあろうが、周囲のいちばん近くにいる大人は、その行動に咄嗟に引っ張られる。昨日できたことが今日できなくなっている、その予想のつかなさに引っ張られる。先生なんか「あーーしまった、長い付き合いで、こうなることはわかっていたのに! いろいろなことは全部キャンセルして、せめて今月までは、同じ時間帯のスケジュールを空けるべきだった」と翌日までくよくよするほどだ。
しかしよくよく振り返ると、いちごちゃんはできなくなったのは椅子の話で、ピアノは泣きながらできるまでやったし、音楽も考え方も、できていることの内容は真っ当なのである。みえないところに、内実の成長や持ち味がある。もし感受性の理由が「おやつ食べたい」「おなかすいた」であったならこれは本当に喜ばしいことだ。なぜならいちごちゃんは長らく甘いものは敬遠して食べなかったのに、今はもう一箱ぺろりと食べられるようになり、昨日の身長測定で背も伸びていたからだ。
ゆっくりできる曜日にしたかったがそこは申し訳なかった。とりあえず今後はもう、学校は6時間目ばかりで、塾にもたくさんいく。ゆっくりする時間がとりにくいのはたしかだ。そのことは気にしていたので、レッスンでは、おやつの時間を5分か10分ほど取って一息ついてから始めてみようかと話した。リクエストはチョコチップクッキーと牛乳だ。確かにおいしい。家で食べると45分かかる。6時間目の後45分では、冬場帰りが暗くならないかが心配だった。おいおい相談で。
こころとは、内実がしっかりし始めても、表面はイオン的にやわらかでほどけやすい組成の化学物質なのかもしれない。ママやおやつや先生の愛犬など、馴染むものを投入し、生理食塩水のような、安定する環境を作れるといい。
そうまでしなくても、という意見もあるかもしれない。習い事なんかやめちゃえばストレスごとなくなるじゃんか、という考えもあるかもしれない。だが、投入しているものはみんないちごちゃんと先生が好きなものばかりなので、5分10分くらいべつにいいだろ(なぜか開き直り)!
そして先生はママから暮れにすんごいおいしい上品なクッキーをいただいたので、イトウのチョコチップクッキー1年分くらいはクッキーの借りがある。クッキーは天下の回りものであり、善の環境要因である。
20/12/2022
アルゼンチン!
Maestro Barenboim with the shirt of the Argentine national team, world champion in Qatar 2022
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