21/09/2026
【子どもには、親や先生以外の「仲間」が必要なんだと思う】
大人として真面目であればあるほど。
教育や子育てについて、頭で一生懸命「考える」ほど。
子どもとの間に距離ができてしまうことがあります。
「将来のためには、こうした方がいい」
「それは危ないからやめなさい」
「ちゃんと考えて行動しなさい」
もちろん全部、子どものことを考えているからこその言葉。
でも子どもが欲しいのは、いつも正しいアドバイスとは限りません。
「それな!」
「分かるわ〜」
「くだらねー(笑)」
そんなことを言い合える相手が必要な時もある。
昔は、親や先生がその役割をしなくても、空き地や公園に行けば「仲間」がいました。
友達がいたり、ちょっと悪いことを知ってる年上の先輩がいたり。
くだらないことで笑って、ケンカして、ちょっと危ないこともして。
親や先生には言えないことも、そこで話せた。
そうやって少しずつ親から離れ、自分の世界をつくっていったんだと思います。
ところが今は、子どもを安全に守ろうとするほど、そんな「ちょっと怪しいつながり」まで減ってしまいました。
知らない子とは遊ばない。
危なそうな先輩とは関わらない。
放課後はそれぞれの家へ。
ネットやSNSも危ないから使わせない。
さらにコロナもありました。
もちろん、どれも子どもを守ろうとしてきた結果です。
でもその結果、
親や先生とは距離がある。
でも、親や先生以外にも本音で話せる「仲間」がいない。
そんな子も増えているんじゃないかと思います。
そのことを考えると、ボクは「トー横」に集まった子どもたちのことも思います。
もちろん、集まる理由は人それぞれです。
ただ、家庭や学校に居場所を感じられず、そこで人とのつながりを求めた子たちもいます。
だから「危ないから行くな」だけでは、解決しない。
じゃあ、その子はどこへ行けばいいの?
誰とつながればいいの?
そこまで考えないといけないんじゃないかな。
ボクは今の時代には、昔の空き地とは違う、
「現代版の空き地」
が必要なんじゃないかと思っています。
そして、その一つがネットやゲームだと思うんです。
ゲームしながら話す。
Discordでくだらない話をする。
遠くに住んでいる子とも遊ぶ。
リアルでは出会えなかった「なんか合うヤツ」と出会う。
ネットには危険もあります。
でも「使わせない」だけではなく、
安全につながる経験をどうつくるか。
大人側もそろそろ、そこを考える時期なんじゃないかな。
そして実は、ヨッシー塾長がシンスクで子どもたちとの距離がめちゃくちゃ近いのも、そのためです。
ボクは「先生」という安全な位置から見ているだけではありません。
一緒にゲームする。
一緒にふざける。
一緒に笑う。
一緒に負けて悔しがる。
くだらない話もする。
時には本気で言い合う。
かなり子どもたちの中に入って、一緒に遊びます。
もちろんボク自身が遊ぶのが好きなのもあります(笑)。
でも、それだけじゃない。
親でも先生でもないけれど、何かあった時に本音を出せる「ちょっと変な大人」になっておきたい。
何か問題が起きてから突然、
「どうしたの?話してごらん」
と言ったって、本音なんてなかなか出ません。
何でもない時から一緒に遊んで、笑って、失敗して、時には悪ノリもする。
その積み重ねがあるから、ある日ポロッと本音が出てきたりします。
ただし、ボクだけとつながればいいわけでもありません。
ボクともつながる。
同年代ともつながる。
年上や年下ともつながる。
オンラインでもつながる。
リアルでもつながる。
「自分には、ここにもあそこにも仲間がいる」
そんな状態をつくりたい。
だからシンスクは、リアルとオンラインの両方を大切にしています。
そして今度のシンスクキャンプも同じ。
キャンプの技術を学ぶこと以上に、
一緒に火を囲んで、
魚を焼いて、
ゲームして、
くだらないことで爆笑して、
温泉に入って、
夜中までしゃべって、
「あ、コイツとはなんか合うな」
そんな出会いが生まれたら嬉しい。
子どもに必要なのは、いつも正しいことを教えてくれる大人だけじゃない。
一緒に笑える仲間。
失敗してもまた遊べる仲間。
本音を出せる誰か。
そして、ちょっと変な大人。
子どもを危ないものから守るだけじゃなく、
その子が安心して誰かとつながれる場所を増やす。
シンスクは、そんな「現代版の空き地」にもなれたらと思っています。
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