Jewel Cafe

Jewel Cafe ジュエリーや宝石をより深く、より楽しく学びたいという人たちのための?

2ヶ月に1回(A)プロ用の講座と(B)アマチュア用の講座で、ジュエリーや宝石に関して、さまざまな観点から学んでいくサークルです。宝石の正しい知識や失敗しないお買い物のヒント、いつ迄も美しく輝くためのコーディネートなど、身近なテーマですから、どなたでもお気軽に参加できます。

『AZClubジュエリーの歴史研究』は歴史(西洋美術史)というレンズを通してジュエリーの変遷を一緒に考えていく少人数によるonlineゼミですが別途個別の『Private Lesson』を行なっています。⚫︎『ジュエリーの歴史研究“Priv...
24/08/2026

『AZClubジュエリーの歴史研究』は
歴史(西洋美術史)というレンズを通して
ジュエリーの変遷を一緒に考えていく
少人数によるonlineゼミですが
別途個別の『Private Lesson』を行なっています。
⚫︎
『ジュエリーの歴史研究“Private Lesson”のご案内』
⚫︎
1992年にジュエリーバブルが弾けて以降、34年が経過しました。
しかしジュエリー業界はいまだに景気回復の出口が見えてきません。
それどころか今年になって
個人事業主のジュエリー作家や宝石店は
厳しいビジネス競争に悲鳴をあげているのが現状です。
何故急激にジュエリー業界が冷え込んでしまったのか。
そしてこの状況をいかにして打開するかが大きな課題。

こんな時代だからこそ
ジュエリーの歴史を一つのヒントにして
あなた自身のビジネスやオリジナルジュエリー制作の
目的に合った課題解決を見つけては如何でしょうか。

お問合せ・お申込みは
[email protected] 
までお気軽に!!!

ますぶちStyle・ジュエリーの迷宮と不思議vol.46『このジュエリーに使われている真珠は??』 このジュエリーは有名なラリック作のブローチなのですが主題は葡萄だと思います。葉のエナメル技法はバスタイユでしょうか。そしてここに使われている...
24/08/2026

ますぶちStyle・
ジュエリーの迷宮と不思議vol.46

『このジュエリーに使われている真珠は??』

このジュエリーは有名なラリック作のブローチなのですが
主題は葡萄だと思います。
葉のエナメル技法はバスタイユでしょうか。
そしてここに使われている象徴的な葡萄の実である真珠の種類は、
恐らくセンターの真珠は黒蝶真珠、
下に垂れ下がっているのは白蝶真珠だと想像します。
では小さい葡萄の実は黒蝶真珠でしょうか・・・・。
作られたのは1900年で、
アール・ヌーヴォーに別れを告げて、
ガラスを主力とした食器や工芸品に力を注ぐ時期に入った頃です。
ラリックはジュエリーデザイナー・ディレクターで
ロシアのファベルジェと同じく、制作には直接関わってはいません。
しかし彼のアイデアのバラエティの豊かさは、
膨大な作品群を見れば一目瞭然でしょう。
彼は若い頃にオーコックの元で鍛えられ、
宝石商に自作のデザインを売り込みながら
その後イギリスのウィリアム・モリスにジュエリーの思想など教えられます。
何故アール・ヌーヴォーに傾倒したのかは定かではありませんが、
かなり早い時期にガラス工芸に魅了され、
アール・デコの世界に入っていったようです。
私が想像するに、
アール・ヌーヴォーの一品制作と装飾過剰に限界を感じていた、と。
一人の作家がその長い制作期間において、
時代の流れを敏感に感じ取っていれば一つの様式に留まる事はなく
ラリックのように
アール・ヌーヴォーからアール・デコの作品を作るのは当然でしょう。
兎角私たちは一つの枠に当て嵌めがちですが・・・。

AZCジュエリーの歴史研究『古代ギリシアとGOLDの世紀-02』 ⚫︎ジュエリーの歴史は或る意味GOLDの歴史といっても良いかも知れません。現在GOLDは24000円台を行ったり来たりしていますが、GOLDの価格は間違いなく上がっていきます...
24/08/2026

AZCジュエリーの歴史研究
『古代ギリシアとGOLDの世紀-02』

⚫︎
ジュエリーの歴史は
或る意味GOLDの歴史といっても良いかも知れません。
現在GOLDは24000円台を行ったり来たりしていますが、
GOLDの価格は間違いなく上がっていきます。
ジュエリー作家や販売する側にとっては
ビジネスに支障をきたす大問題です。
これからどうするか、どうなっていくかはなかなか予想しにくいのですが、
そんな時だからこそ、
ジュエリーの歴史に目を向けることも不可欠なのではないでしょうか。
TJSの対面ゼミではGOLDとジュエリーの魅力についてお話する予定です。

ご興味のある方は
TJS(東京ジュエラーズ・スタジオ)
ジュエリーの歴史講義『古代ギリシアとGOLDの世紀』というテーマで
8月30日(日)17:00〜19:30 対面ゼミを行いますので
下記アドレスまでお気軽に!!!
https://tol-app.jp/s/tjs2025/nu1rfm

AZCジュエリーの歴史研究古代ギリシアとGOLDの世紀 ⚫︎『紀元6世紀頃の古代ギリシア、フェニキアそしてアケメス朝ペルシアのこと』-001⚫︎紀元前1200年頃にミケーネ文明が崩壊(19世紀にシュリーマンが発掘)したあと、紀元前800年頃...
20/08/2026

AZCジュエリーの歴史研究
古代ギリシアとGOLDの世紀


⚫︎
『紀元6世紀頃の古代ギリシア、フェニキア
そしてアケメス朝ペルシアのこと』-001
⚫︎

紀元前1200年頃に
ミケーネ文明が崩壊(19世紀にシュリーマンが発掘)したあと、
紀元前800年頃までの約400年間は
「ギリシア暗黒時代(初期鉄器時代)」と呼ばれ詳細は不明なのですが、
王宮の消滅、人口の減少、文字(線文字B)の喪失などにより
社会水準が一時的に大きく低下したようです。
やがて紀元前800年頃に古代ギリシアが都市国家として復活すると、
植民政策により黒海沿岸のトラキアに侵入し
トラキア(現ブルガリア)から出土するGOLDを用いて
古代ギリシアが有する高度な加工技術で
素晴らしい工芸品や宝飾品を作り出していきます。
またイタリア半島のエトルリア(紀元前8〜5世紀)では
同じくGOLDを用いた精度の高い粒金(グラニュレーション)や
キャスト技法で装身具が作られるようになります。
エトルリア人については
どこからイタリア半島に侵入してきたか不明なのですが、
紀元前9世紀頃から紀元前5世紀頃にかけて
現在のトスカーナ地方を中心とする地域において
独自の高度な文明を築いた先住民族です。
(このエトルリアが14世紀から始まる
メディチ家を主体にしたルネサンスに繋がると考えています)
エトルリアは統一国家は作らず、都市国家の連合体を形成し、
一時は王政ローマと共存していたのですが
紀元前5世紀頃に、王政ローマに吸収されてしまいます。
またグラニュレーションや
チェイシング(金属を表からタガネを用いて装飾模様を表現する)、
レポシ又はルプセ(reposee)などの技法については
古代ギリシアの影響を受けて発展したという説もありますが、
中でもグラニュレーションの加工品はぬきんでいました。
やがて紀元前6世紀頃になると
アケメス朝ペルシア(現在のイランが拠点)が勢力を延ばし、
紀元前525年ペルシウムの戦いでエジプトを撃破。
これによりペルシアはオリエントを統一します(ヘロドトス「歴史」参照)。
そしてこの勢いに乗って
紀元前492〜449年に古代ギリシアと3度戦います(ペルシア戦争)が
ギリシア側の勝利に終わります。
こういった歴史的な背景も交えながら、
TJSのゼミではGOLDとジュエリーについてお話する予定です。

TJS(東京ジュエラーズ・スタジオ)
ジュエリーの歴史講義『古代ギリシアとGOLDの世紀』というテーマで
8月30日(日)17:00〜19:30 対面ゼミを行います。
ご興味のある方はこちらからお申し込み下さい
https://tol-app.jp/s/tjs2025/nu1rfm

⚫︎『AZClubジュエリーの歴史研究』は歴史(西洋美術史)というレンズを通してジュエリーの変遷を一緒に考えていく少人数によるonlineゼミですが特に別途個別の『Private Lesson』を行なっています。⚫︎『ジュエリーの歴史研究“...
11/08/2026

⚫︎
『AZClubジュエリーの歴史研究』は
歴史(西洋美術史)というレンズを通して
ジュエリーの変遷を一緒に考えていく
少人数によるonlineゼミですが
特に別途個別の『Private Lesson』を行なっています。
⚫︎
『ジュエリーの歴史研究“Private Lesson”のご案内』
⚫︎
1992年にジュエリーバブルが弾けて以降、34年が経過しました。
しかしジュエリー業界はいまだに景気回復の出口が見えてきません。
それにもまして個人事業主のジュエリー作家や宝石店は
厳しいビジネス競争に喘いでいるのが現状で
この状況をいかにして打開するかが、
大きな課題ではないでしょうか。
こんな時代だからこそジュエリーの歴史を一つのヒントにして
あなた自身のビジネスやオリジナルジュエリー制作の
目的に合った課題を見つけては如何でしょうか。

詳しいお問合せ・お申込みは
[email protected] までお気軽に!!!

New Essay:アンティークジュエリーの様式と技法基礎講座[ジュエリーを読む]⚫️第1回『ハーフパール』 ジュエリーが大きく華開いたのは18世紀の後半から19世紀、イギリスではジョージアンからヴィクトリアン時代、フランスではルイ15世の...
07/08/2026

New Essay:
アンティークジュエリーの様式と技法
基礎講座[ジュエリーを読む]
⚫️
第1回
『ハーフパール』

ジュエリーが大きく華開いたのは18世紀の後半から19世紀、
イギリスではジョージアンからヴィクトリアン時代、
フランスではルイ15世のロココ時代から
1898年のフランス革命を挟んでナポレオン1世の時代(1989-1915)にあたります。
そしてジュエリーと密接な関係にある美術工芸の大きな流れは、
新古典主義、ネオルネサンス、ネオバロック、
ロココリバイバル、考古学洋式(歴史主義)など、
ルネサンス以降、絶えず古代への憧れが表現の柱になってくるのです。
こうした潮流を背景にして、
ジュエリーは意匠的にも技術的にも最高のレベルに達します。
その中でも真珠はひときわ注目され、非常に特異な表現が生まれるのです。
それが「ハーフパール」。
このハーフパール、養殖真珠がマーケットに登場し流行する1920年以降、
全く作られなくなり、ジュエリーの表舞台から姿を消すのです。
恐らく真珠を半分にすることは、
技術的に高度なものが要求され、
コスト的にも会わなくなったのではないかと考えられます。
それはともかく、
小粒の真珠を半分にカット或いはすり落とした半球状の真珠を用いて、
実にさまざまなジュエリーが作られました。
真珠がごちゃごちゃ集まり、
しかも真珠が球形なのであっちこっち真珠が飛び出している
現代のジュエリーは、
ハーフパールに比べると異質な感じがしてしまいます。
ここに掲載のジュエリーはロケットタイプのペンダントトップです。
大小の真珠が、ボンベと呼ばれる中高の円板の上に、
透き間なくびっしりと敷き詰められており、
僅かに真珠を留める小さな爪が表面に見えるだけです。
でも一体どのようにしてこれだけの真珠を留めたのでしょう。
恐らく現代の技術では再現することは不可能かも知れません。
ハーフパールがダイヤのパヴェセッティングのように
整然と埋め込まれているので、
全体にしっくりと落ち着いた雰囲気が醸し出され、
デリケートで繊細なジュエリーになっていて、
いつまで眺めていても飽きのこない魅力を秘めています。
誰もが美しいと認めるハーフパールは、
主にペルシャ湾やスリランカのマナール湾などで採集された真珠を、
インドのボンベイに送って加工していたようです。
しかしどのようにして半分にしたか、
何故半分にしたのか、
いまに至るまでその具体的な目的と技術はわかっていません。


このコラムについてのご感想ご意見・ご質問等ありましたら
[email protected] までお気軽にお寄せください

New Essay:アンティークジュエリーの様式と技法基礎講座[ジュエリーを読む]⚫️これから暫くの間、アンティークジュエリーについてのエッセイを書いていきます。例によって気が向けば書くし向かなければそのまま音沙汰なしという何とも気まぐれな...
07/08/2026

New Essay:
アンティークジュエリーの様式と技法
基礎講座[ジュエリーを読む]

⚫️

これから暫くの間、
アンティークジュエリーについてのエッセイを書いていきます。
例によって
気が向けば書くし向かなければそのまま音沙汰なしという
何とも気まぐれなコラムになります。
このコラムは随分前になりますが、繊研新聞に寄稿したもので、
今読み返してみると勉強不足のため
気恥ずかしい箇所が何箇所も散見されます。
なので、このシリーズをSNSで掲載していく上で
大幅に加筆修正を加えました。
相変わらずの拙文なのですが、もしお目に留まりましたら
ご一読頂ければ幸いです。

またこのコラムについてのご感想ご意見・ご質問等ありましたら
[email protected] までお気軽にお寄せください

『AZClubジュエリーの歴史研究』は歴史(西洋美術史)というレンズを通して貴方のジュエリービジネスやクリエイティブの将来を一緒に考えていく少人数によるonlineゼミですが特に別途個別の『Private Lesson』を行なっています。⚫...
06/08/2026

『AZClubジュエリーの歴史研究』は
歴史(西洋美術史)というレンズを通して
貴方のジュエリービジネスやクリエイティブの将来を
一緒に考えていく少人数によるonlineゼミですが
特に別途個別の『Private Lesson』を行なっています。
⚫︎
『ジュエリーの歴史研究“Private Lesson”のご案内』
⚫︎
1992年にジュエリーバブルが弾けて以降、34年が経過しました。
しかしジュエリー業界はいまだに景気回復の出口が見えてきません。
それにもまして個人事業主のジュエリー作家や宝石店は
厳しいビジネス競争に喘いでいるのが現状で
この状況をいかにして打開するかが、大きな課題ではないでしょうか。
こんな時代だからこそジュエリーの歴史を一つのヒントに
オリジナルジュエリー制作やビジネスの目的に合った課題を
見つけては如何でしょうか

お問合せ・お申込みは
[email protected]

ジュエリーが歴史から得る事が多いのはラリックやヴェヴェール、オルファース、フーケなど一流のジュエリー作家たちが真剣に歴史を学んだ事からも納得できるそれを実践してきたからこそ今日がある⚫︎⚫︎『ジュエリーの歴史研究“Private Lesso...
04/08/2026

ジュエリーが歴史から得る事が多いのは
ラリックやヴェヴェール、オルファース、
フーケなど一流のジュエリー作家たちが
真剣に歴史を学んだ事からも納得できる
それを実践してきたからこそ今日がある
⚫︎⚫︎

『ジュエリーの歴史研究“Private Lesson”のご案内』
1992年にジュエリーバブルが弾けて以降、34年が経過しました。
しかしジュエリー業界はいまだに景気回復の出口が見えてきません。
それにもまして個人事業主のジュエリー作家や宝石店は
厳しいビジネス競争に喘いでいるのが現状で
この状況をいかにして打開するかが、大きな課題ではないでしょうか。
こんな時代だからこそジュエリーの歴史を一つのヒントに
オリジナルジュエリー制作やビジネスの目的に合った課題を
見つけては如何でしょうか
⚫︎
『AZClubジュエリーの歴史研究』は
歴史(西洋美術史)というレンズを通して
貴方のジュエリーの将来を一緒に考えていく少人数のゼミですが
特に『Private Lesson』を行なっています。

お問合せ・お申込みは
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ますぶちStyle・ジュエリーの迷宮と不思議vol.45『ジランドールというジュエリー』 一般的にはあまり使われませんが、ジランドールというジュエリーがあります。これは近山晶の「宝石宝飾大事典」によれば「枝付き燭台あるいは祭りなどのイルミネ...
01/08/2026

ますぶちStyle・
ジュエリーの迷宮と不思議vol.45

『ジランドールというジュエリー』


一般的にはあまり使われませんが、
ジランドールというジュエリーがあります。
これは近山晶の「宝石宝飾大事典」によれば
「枝付き燭台あるいは祭りなどのイルミネーション飾りを指すが、
宝飾品ではイヤリングやブローチで小カット石を吊り下げるか、
中石を取り巻いた小粒石のデザインのものを言う」とあります。
このダングリングタイプのジュエリーが登場するのは
18世紀の後半、ルイ16世のロココリバイバルの時代でしょうか。
それ以来、
現代にまで続いている息の長いジュエリーアイテムです。
この画像はイタリア王国の第4代にして最後の国王
ウンベルト二世の所有していたものです。
ジュエリーの様式としてはロココリバイバルで
作られたのは恐らく19世紀末から20世紀初頭か、と。
この画像を見ていて感じるのは
ジュエリーがドレッシーでエレガントな時代は
もう戻ってこないかも知れないなぁ、という感傷的な想いです。

住所

百人町3-1/3
東京都新宿区
167-0073

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